膵臓がん闘病記 ・・・いつか電池が切れるまで・・・

2008年夏、膵臓がんの手術をしました。その時のこと、その後の生活などを書いています。  
 

幸せかい?

2013-01-30 11:52:18 | 望むもの
元気か~い?
   元気だよ~

生きてるか~い?
   生きてるよ~

幸せか~い?
   ・・・・・・・・・・・・


今、この時を大事に生きたいと思ってやってる・・・
いつまでって、言えないから。 だから・・・

だから、私は、十分幸せなんだと思う。



長男は、アパートで1人暮しをして大学に通っている。

次男は、高校生だけど、寮生活をしている。

3男坊は、この春、中学にあがる・・・


それぞれに、大人になっていく・・・
彼らといつまで付き合っていけるんだろう。

だんだんと成長するにつれ、手を出すことがなくなって、
見守ることしかできなくて・・・


次男が県内の市町村対抗の駅伝に出るので帰ってきたのだけど、
私ができることは、沿道で走ってる彼に「頑張れ~」と旗を振ることくらい。

お母さんの「エール」は届いているのかな?
あなたの「チカラ」になっているのかな?


親の助けがなくても大丈夫な一人前にすることが希なのに・・・
母がいなくてもやっていけるようになっていく子供たちを見ていると、
嬉しいはずなんだけど・・・なんだか・・・


でも、「頑張れ~」の「旗」は振り続けさせて、
お母さんはそれで充分幸せだから・・・
このままずっと・・・


元気か~い?
   元気だよ~

生きてるか~い?
   生きてるよ~

幸せか~い?
   幸せだよ~


そう、ずっと、答えていきたいだけなんだ。



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告知、再び

2010-02-08 00:19:13 | 望むもの
2008年8月、退院前日、術後の病理検査の結果説明を受けた。


    「胆管癌ではなく、膵臓でした。」


その頃の私は、膵臓の場所もよくわからないくらいの知識だったので、

「癌は、癌なんだろ」くらいにしか思っていなかった。



でも、意味合いはだいぶ違うらしく、膵臓の場合、再発率がとても高いこと、術後補助療法ということで、抗がん剤の服用をした方がいい事の説明を受けた。




   ………膵臓癌


        本当の私の「闘病記」は、ここから、始まる。



ここからの私の選択や考え方は、正しくないかもしれない。 けれど、病気と向かい合って生きる一つの例だと思う。 いろいろな人間がいて、いろいろな考え方がある。 生き方も様々。 私は私なりに、何かを掴む、あるいは、理解しようとした。
 

難治癌№1の膵臓癌、転移、再発すれば、よくて1年だと思っている。



私が、欲してやまないものは、そういう状況でも、違っていても、揺るがない「覚悟」のようなものだと思う。


膵臓癌の5年生存率は、思いのほか低い。 でも、人間の「死」の確率は、
早い遅いの差こそあれ、100%なんだ。




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