白馬ツバメの独り言

北アルプスの麓 厳しい自然界で健気に逞しく生きている命たちとの出会いは
優しくて時に悲しい・・・

白馬ツバメたちの過去の子育て(雛誕生~10日)

2007-06-05 | ツバメ子育て編(過去)

玄関パパの雛誕生から一週間を前回紹介しましたが、今回は「白馬ツバメたち」(一部大町商店街ツバメさんも)の、過去の雛誕生から10日めまでの画像をまたまた横着にコマ送り状態のもので載せますね~
デジカメを購入してから5年分のたーくさんのツバメさんの写真は、そのつどきちんとパソコンからCDに写してこなかったので、もうわけがわからなくなっている状況なのですが・・・一枚一枚どれもちゃんと
「あぁ、これはあそこの巣で、この子達はこの後巣が壊れてしまったんだっけ」とか
「この巣は、途中で片親になってがんばって巣立って行ったっけね・・」とかとか・・
物忘れが激しくなってきたわりに、しっかりと記憶しているところが自分でもびっくり。
私は、自分の家の巣の他に、毎年大町市や中条村、安曇野市あたりまで足を運び、国道沿いや商店街などのツバメさんたちを定期的に観察しに行きます。その数といったら・・・年々「こんなところにも見っけ~」・・とどんどん増えて行き・・・100個じゃきかないでしょうね・・・
でもそうすることで、毎年のツバメさんの地域の飛来状況や、巣の増減、それぞれのツバメたちの巣の様子、巣の形、給餌場所、天敵の種類、塒、いろんなことが、参考資料などを読んで得たマニュアル知識ではない、自分自身で足を運び、調べ上げた現場の「データ」として私の頭の中に残っていくのです。これは私にとっては自己満足であってもかけがえのない「ツバメデータ」なのです。
昨日書いた お宿師匠から教わった「現場と経験」ですね。




この四年間の自分の調査を分析してみて、
今年の北信地域(私の調べている白馬村、大町市、安曇野市)は、飛来の早かった組(3月下旬~4月上旬)と後に続くはずの後発組(4月半ば~5月前半)との期間にずいぶんと開きがあったということがわかりました。
例年よりも二週間ほど後発組の飛来が遅くずれ込んでいました。
今年は少ないと心配していましたが、後発組が5月中旬あたりに一斉に飛来しているので、どこも例年並の飛来数と今はなっています。
毎年撮っていた巣作りの頃の写真の月日からもそれがわかります。
一方、中条村、長野市内では、飛来月日も飛来数もほぼ例年並でした。
この差は何だったのか・・・渡りのルートに関係しているのか・・
まだまだ謎だらけの「渡り鳥 ツバメさん」 奥が深いなぁぁぁ~



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