この子は玄関パパの次にコーポでは権力のある強いオスツバメ。
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ヘンくんの奥さん、去年と同じ子。だってとても神経質でヒステリー。目と目が合うだけでチキーチキーと騒ぎたてる困ったママさん。彼女の写真は一枚も撮れていない。カメラ向けた途端にものすごい剣幕で騒ぎたてて頭上を低空で「パチン」とくちばしを鳴らしながら威嚇してくる怖いママ。でもヘンくんとはとても相性が良かったようでとても仲睦ましかったよね。抱卵中も雛が生まれてからもずっとずっと毎晩巣の中と淵でくっつきあって眠っていたよね
・・・玄関の入り口内側だったから、巣をあいつらに狙われることはなかった。六月半ば、一回目の子育ても順調にいき、四羽の雛たちが巣立って・・・
夕方には親子で巣に戻って・・・・子煩悩だったヘンママ。雛たちが心配だったのかヘンくんが誘っても一緒に行かずにこの日の晩、玄関横の小窓の上で雛たちを見守りながら眠りについた・・・・そして・・・・やられてしまった・・・翌朝、飛び散った血を拭いて、散乱した羽を拾い集めていた私のすぐそばにヘンくんが止まってずっと様子を見ていた
・・・ヘンくん・・・この羽根が誰のものか・・・わかっていたね・・・
四羽の子供たちも・・・すべてを見ていたよね・・・ヘンママ、ヒステリーですぐに威嚇してくる困ったママだったけれど・・・子煩悩で頑張りやだったあなたが好きだったよ
・・・ごめんね・・・同じ番いでこのコーポに戻ってきたのは・・玄関パパとウランちゃん そしてヘンくん夫婦だけだった。その二組の奥さん・・両方とも・・・故郷でお星さま
になったね・・・
メスツバメの半数があいつらにやられてしまったコーポとホテルではオス同士の新しいパートナー争奪戦が繰り広げられていたけれど六月半ばから新しいメスツバメを探すことはもう難しい。ホテルでは結局メスツバメを亡くしたオスたち六羽はこの年の子育てはあきらめ、早々にいなくなってしまった・・・
コーポでは後釜くんもがんばっていたけれど・・やっと見つけて換気扇に連れ込んでいた矢先、ヘンママを亡くしたヘンくんにあっさりと奪われてしまった。玄関パパもヘンくんも・・・やはり年季の入った立派な強いオスツバメのもとにはすぐに新しいパートナーが見つかるものなんだね・・・ヘンくん、さすがだよ・・・
ところが・・・私が取り付けた臨時の巣台・・・いつもならけして落ちることはないのに、今年は長雨 湿気 いきなりカンカン照りの繰り返しで、卵が孵化して三日目の朝、巣台ごと巣が落ちてしまう・・・これはもう完全に私のミステイクだった。ヘンくんにはヘンママのこと、そしてしっかりと巣台を設置できなかったこと・・・重ね重ねほんとうに申し訳ない思いでいっぱいだ・・・
ヘンくん・・・ほんとにごめんなさい・・・君はパパの次に私との信頼関係が強いオスツバメ。来年は絶対に・・・一緒にがんばろうね。
コーポで最終巣立ち組になったこの夫婦もどうやら新入りさんぽかったね。
あいつらに散々な目にあっていたころなので、巣が完成して卵を産んだと同時にネットをかぶせた。びっくりしたのは抱卵半ばで一度だけメスツバメが巣を空けてしまったことがあった。卵は一晩おけば冷え切ってしまうはず・・・これはヒナの誕生はむずかしいかなと思っていたけれど・・・二週間後、一個だけ孵化しきれなかった雛が下に落ちていたが、残りの三個の卵はちゃんと孵った。
ここでも新しい事実。抱卵中メスが一晩巣に戻らなくても雛は孵るということだ・・・
雛が生まれて二週間あたりからなぜか三羽の雛たちが巣の淵に立ちっぱなしでいる。夜も巣の中に入ろうとせずやたらに体を動かし続けていた。・・・・・ダニだ・・・
かなりのダニが巣に入っていることがわかった。このままではまずいなと・・夜、脚立に登って雛たちのダニを取り除き、巣もかなりの時間をかけて掃除し、雛たちを戻した。でも三日めには巣の奥底に逃げ込んでいたダニが再び雛たちに襲いかかっていた。・・・どうしよう・・・巣自体を変えるしか方法はない。再び夜のうちに雛たちのダニを取り除き、巣を取り除き、そこに仮の巣をそのまま設置して雛たちを戻した。自分たちの作った巣とは全く異なるものがそこに突然置き換えられていてその中に雛たちがいる・・・親ツバメたちの反応が怖かった・・・が、翌朝、少しの間警戒して何度も仮の巣のそばまで近づいては様子をうかがっていたが、雛たちが巣の中で落ち着いているのを見て、気にせず給餌をはじめた。良かった・・・この夫婦、あまり神経質ではなかったみたいで・・・
七月二十日過ぎ、コーポ今年最終の巣立ちだった。三羽元気に巣立った。
ほんとうに疲れ果てたひと夏だった・・・・
悲惨な夏だった・・・・
こんな状況の中、頑張った親ツバメたち、そして巣だった子供たち・・・どうかどうか一羽も欠けることなく元気に海を渡っていってほしい・・・そして守り切れなかった、お星さまになってしまった白馬っ子たち・・・ほんとにごめんね・・・
今年のコーポツバメ
十組二十羽の親ツバメのうちお星さまになった・・・ 行方不明 オス三羽
メス一羽
モズの犠牲者 メス三羽
オス一羽
雛六羽
孵化出来なかった卵 十三個
こんなにも最悪の結果は初めてのことだ・・・
二度と・・・繰り返させまい。 やりたい放題掟破りのモズ・・・来年は・・・・覚悟しときや。
愛する我が子たちを守るためなら・・・かあちゃんはなりふりかまわず命がけで戦うよ (ちょっと大げさ?)でもそれくらいの決意。ってこと・・・
お星さまになった私の大切な子供たち。一羽一羽大切な天使たち・・・故郷のつばめコーポ目指して一生懸命海を渡ってボロボロになって帰って来てくれた。そしてがんばって子育てをしたあなたたちのこと、けして忘れないよ・・・・
「ごめんね」しか言えなくて・・・ごめんね・・・・
ヘンママ、巣の近くで・・・最後まで子供を守ろうと戦ったのでしょうね
成鳥、しかもオスまでやられてしまうなんて、カラスのときには考えられなかった事ですよね・・
新入り君夫婦はすんなり仮巣を受け入れてくれて良かったですね!それだけ親はヒナのために必死なのですね。
来年こそが正念場・・確かに今年で味をしめた「奴ら」を何とか追い払わないと・・白馬さん頑張って~
白馬さん、はじめまして!当地にもツバメやモズもその他諸々います。あの、百舌鳥はツバメを襲うんですか、、、大変驚きました( ̄○ ̄;)
上記にリンク貼りましたが、不適切でしたら、お手数おかけしますが、削除お願いします。
9月に行ったときはお世話になりました
実は、今週またソチラへ行くことになったのデス
白馬さんちの向かいのホテルに予約しちゃいました
26日に一泊でスキーしに行きます~
楽しみデス
だちょ
blogや掲示板時々覗かせてもらっていましたが
いつも読み逃げでスミマセン。
命くん、元気とのこと何よりです(^^)
男の子はそろそろ自己アピールで賑やかになる
季節なのですね。
鳴嬢は、外でオスのメジロの声がしても
我関せずでマイペースです(^^)
考えてみればずっとこんな様子で、命くんとは
違うな~と思っていたのですが女の子だとは
思っていませんでした^^;
今年で9歳になります。
卵のことが心配ですが、今から心配してもしようがないしね~
本鳥はいたってお気楽に過ごしております。
こちらの河川敷などではもうツバメさん来ているようです。
白馬さんのところにも幸せの使者がもうすぐ
やって来ますね(^^)
へんな鳥がいて手を会わせて囲んだぐらいの大きさでくちばしが黄色く足も黄色
5、6話いて
変な鳴き声していて
つばめさん殺られちゃうかと不安です