思い出をあける鍵 Ⅱ

晴れた日はオートバイで、雨の日はサックスを。

モーターサイクリスト

2018年01月21日 | 思い出













1973年1月号、初めて買ったモーターサイクリスト。
当時は毎月1日発売でしたが、1月号だけは年末の12月27日発売でした。


KAWASAKI 900 SUPER FOUR
当時、「Z1」という呼称は知りませんでしたね、
大きいポスター、部屋に貼って「カッコええ!」と喜んだものです。


このモーターサイクリストを買った1972年12月、
僕は中学1年生でした。
目を皿のようにして読んだことだけは、憶えています。


マイティDAX、「50」や「70」のイメージが強すぎて、
「カッコわるいやん・・・」なんてね、
でも、今は乗ってみたい1台ですね、
おもしろそう。


この頃はまだ「ミニトレ」とか言われてなかったような気がします。


「グラマーでご免あそばせ」
セクシーなおねぇさんの写真に代わるのは、この後でした。


1973年、ほんまに魅力的なオートバイがいっぱいでしたね。


「RZ201」と「GT750 」
Wディスクやで!!


フェンダーステーが4点止めです、
やっぱりこっちの方が時代を感じる、カッコええね。


「H2-R」
当時、最速のロードレーサーでした。
ベースエンジンは空冷の750SS。




アメリカ市場を意識して発売されたという、
トライアンフの3気筒です。
中学1年生の僕はどう見ても、「カッコわる」としか思えませんでした。
「CB500 FOURの方が、全然カッコええやん」なんてね。

でもねぇ、今思うと3気筒の3本マフラーを片側に寄せるなんて、
斬新なデザインで「カッコええ」ね。
4サイクル空冷3気筒、どんな「味」か乗ってみたい!
この3気筒エンジン、レースでは速かったそうです、後から聞いた話ですけどね。




築波サーキットを貸し切りにして、
最新の国産ナナハンをテスト、楽しい仕事やったやろねぇ。


KAWASAKI 900 SUPER FOUR
SUZUKI GT750 DISK
YAMAHA TX750
NORTON コマンド 750
HONDA CB750 FOUR
KAWASAKI 750 SS


サーキットでテストの後、
翌日は一般道でツーリングテスト。
MVアグスタも走らせたようです。
仕事・・・か。
楽しそうやねぇ~。




Z1とGT750


TX750とノートンコマンド


CB750とH2
ほんまに夢のような・・・お仕事で。


この頃はまだ、「GT750に乗りたい」なんて露ほどにも思っていませんでした、
中学2年生になって、初めて「よしかずくん」のGT750を見るまではね。


こんな投稿記事もありました、
読者からのツーリングレポート。


読者売買欄
「売りたし・買いたし」
1万円以下からはじまり、
10万以上と、値段別で載っています。

インターネットも、レッドバロンも無かった時代、
いい時代でしたね。


読者の投稿
「マンガコーナー」


見事な「ハング・オン」ですこと。
(レースどころやないね・・・)


「初のダブル・ディスク・ブレーキ」です。


これから後、
モーターサイクリストの発売日が、ほんまに待ち遠しくなりました。
毎月1日の学校の帰り道、ダッシュで本屋さんに行ったもんだ。
100円玉3枚を握ってね。
社会人になって、別冊モーターサイクリストが刊行されるまでの数年間、
毎月買ってました。
まるで習慣のようにね。


まだ「女の子」よりも「オートバイ」の方が気になってた、
中学1年生の思い出。




































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