今日は、1月最後のレッスンでした。
毎月3回、火曜日の午後7時から30分間が僕のレッスン時間。
いつも、だいたい10分前くらいに行って。
楽器を組み立てて。
ストラップの長さを調整して、教室の前でスタンバイ。
去年の9月までは、午後6時30分から、7時まで中学3年生の女の子のレッスンでした、
この女の子が、びっくりするほど上手で、教科書のレッスンなんてしてませんでしたね、
先生と、曲の練習ばかりしてました、レベルの次元が全く違う子でした。
受験勉強のためにその子が来なくなって、しばらくの間はその時間は「空き」でした。
今日は、違う人が吹いていて、
「新しい人が来たんや。」程度で気にはしてへんたけど。
「こんばんは~」と普通に挨拶をして、
「若いですねぇ~」と声をかけられ、
「若くないですよぉ・・来年の2月で60です、10代の頃に戻りたいですねぇ、もう40年も前ですけど。」
「僕は、あなたの歳に戻りたいですよ。」
「・・・・60にですか?」
「若いですよ、まだまだ60歳は!。」
「失礼ですけど、おいくつですか?」
「75ですよ。」
「若い頃から、吹いておられたんですねぇ。」
「吹いてませんよ、音楽の(お)も、ドレミの(ド)も知らない、60から始めて15年になります。」
びっくりです・・・75歳でサックスが吹ける・・・。
もっとびっくりは、音楽の「お」も、ドレミの「ド」も知らない、60歳からのスタート。
僕は、音楽の「お」もドレミの「ド」も知らない57歳からのスタート。
「M」さん、僕にとって、あなたはレジェンドです。
75歳でサックスを吹いているなんて、僕には考えられませんでした。
僕も、もうちょっと、頑張れそうな気がします。
(75歳までは・・・無理かも)