《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

「はてなの駅弁」或いは「千両えび」

2008年08月03日 20時59分16秒 | Weblog
2泊で、新潟:村上の瀬波温泉に行ってきました。

お前は病気のわりには遊んでばかりいるなぁ、と言われてしまいそうですが、
今回の外出は家族サービス兼親孝行、と思っているのです。
病気の私が家に残ると、家族は泊まりがけの外出が出来ません。
一緒に出かけることが、サービス兼孝行といえる所以です。

瀬波温泉は有名な温泉ですから、今さらわたくしごときが何も言いますまい。
ただ、まだ日本にはこんなにもすいている海水浴場が存在しているんだなぁ、
と日本の広さを改めて実感。

今日記事にしたいのは、村上へ向かう途中、新潟駅で購入した駅弁のこと。
その名は『えび千両ちらし』。
いやぁ、おいしかったですよ。
今までに食べた駅弁の中で、文句なしのベストワンです。
デパートの駅弁大会で上位にランクされる常連駅弁がかすんじゃう。
釜めし?イカめし?牛肉弁当?ますのすし?いらん、いらん。
こっちの方が断然おいしかった。
新潟行ったら、ぜひ『えび千両ちらし』!

ところで、えび千両、なのに、1,200円なのはなぜ?
という話題はしばらくおくとしても、
画像を見て、なぜ、これが「えびちらし?」とお思いになったあなた!
するどい!
実はこれは弁当のフタを開けた瞬間の写真じゃないんですよ。
フタを開けたときには4枚の卵焼きがご飯の上を覆いつくしていたんです。
えびちらし、のはずなのに、卵焼きしかのっかっていないから私は

「はてな?」

と首をかしげました。
「ああ、卵焼きの下に他の具が隠れているんだな」
ということにはすぐ気がつきました。
で、半分の卵焼き、3枚をどかしたときの写真が、今日の画像です。

で、お分かりの通り、ウナギとこはだが出てきましたが、
えびは出てきませんでした。そこで私は2度目、

「はてな?」

と首をかしげました。
「反対側の卵焼きをどかしちゃったんだ!」
逆側の発掘すると、イカの煮付けとえびが2切れ出てきました。

「えーっ、2切れなのに“えび千両?!」私は3度目、

「はてな?」

と首をかしげました。

私もずいぶんと全国津々浦々の鉄道を乗りまくった男。
駅弁に対する目もそれなりには肥えている。
私が駅弁に1回「はてな?」と首をかしげると、
その駅弁の値が333両跳ね上がると言われているんです。

「じゃあ、この卵焼き1枚にだって50両くらいの値打ちはあるんじゃないか」
と番頭さん、卵焼きを3切れ持って、そのまま逃げ出した。


(ひょっとするとえびは4切れだったかも知れません)