羽生結弦復活!
本人が“くまのプーさん”を封印しても、客席がなんか黄色だったし、リンクがプーさんだらけ(笑)。
★★★★★
河北新報
<平昌五輪>羽生、SP首位 4ヵ月ぶりの実戦「やるべきことやる」謙虚に
2018年02月17日 土曜日
男子SPで圧巻の演技を見せ、首位に立った羽生=16日、韓国・江陵(写真部・川村公俊撮影)
絶対王者に常識は通用しないのかもしれない。羽生は4カ月ぶりの実戦で完璧な演技を見せた。決めポーズの後は、満足そうに自分に拍手を送った。
自身の持つ世界歴代最高得点にあと1.04点。「得点については何も思わない。まだフリーがある」。4年前のソチ大会はSPで史上初めて100点越えを果たした後、フリーでミスしている。取材エリアに来た時には、既に表情は引き締まっていた。
4年前と違って追われる立場だ。今季の演技の基礎点はチェンや宇野が勝っている。彼らには技の精度や表現面で上積みの余地もある。
誰よりも負けず嫌いの羽生がどう平昌に臨むのか。既にあらゆる項目が満点に近い。さらに得点を伸ばすには4回転の種類を増やし、基礎点を上げるしかない。その代償が、昨年11月の右足首の故障だった。
SPは故障の原因となったルッツだけではなく、ループも封印した。4回転はサルコーとトーループ。種類はソチと変わらない。「今のコンディションでできることをやった」。4人が100点を超えてきたが、完成度の高さで羽生が頭一つ抜けた。それこそが絶対王者の強みだった。
試合勘は鈍っていたはずだ。それでもここぞという場面で結果を残すことができる。宮城・東北高の先輩でトリノ大会金メダルの荒川静香さんは、羽生の本番の強さをこう説明する。「運を引き寄せ、普通のアスリートが逃すチャンスをつかむ力がある。鍛えて培えるものではない」
66年ぶりの2連覇にぐっと近づいた。「特にチャンピオンになりたいとか言うつもりはない。やるべきことをしっかりやりたい」。自分に言い聞かせるように、最後まで謙虚な言葉を紡いだ。(平昌=佐藤夏樹)
★★★★★
河北新報
<平昌五輪>羽生劇場開演 連覇へ好スタート
2018年02月17日 土曜日
男子SP 完璧な演技でトップに立った羽生(川村公俊撮影)
けがの影響などみじんも感じさせなかった。羽生が自身の世界歴代最高得点に迫る111.68点。リンクを降りてオーサー・コーチと抱き合う。「曲を感じ、ベストな演技をしようと思った」。ほっとした表情にも見えた。
三つのジャンプは質がライバルとまるで違った。ぶれない軸に滑らかな着氷。冒頭の4回転サルコーと、4回転-3回転の連続トーループは2点台後半、トリプルアクセルは3点満点の出来栄え点を得た。演技構成点は全5項目で9点台だった。
昨年10月のグランプリシリーズ、ロシア杯以来の試合。「何年も付き合ってくれているジャンプ。体が覚えていると思っていた」。実戦不足を経験でカバーした。
朝の公式練習ではサルコーが不調で「若干不安があった」。韓国入りしてからは、練習で跳ぶ本数を制限しながらピークを合わせてきた。リハビリ中はトレーニングの論文を読んで研究した。これまでの取り組みを信じ、本番で成功させた。
4回転ループは回避した。フリーの構成は「調子によって決める」と明言を避ける。この日のSPは1位の羽生、2位のフェルナンデスとも4回転はトーループとサルコー。フリーを含め5種類跳ぶと宣言していたチェンはジャンプに失敗し、優勝戦線から脱落した。
「(自分もフェルナンデスも)2種類をうまくまとめてスコアを出した。種類も必要だが、何が正解とかはない」。頂点に立つために、どのような戦略を選ぶのかも注目したい。
SPは100点台が4人の大激戦。8.36点差にひしめき合う。
SPが2分40秒に対し、フリーは4分30秒。実戦を離れ、スタミナが落ちていないかだけが気掛かりだ。SPのように杞憂(きゆう)に終われば、2連覇の歓喜が待っている。(平昌=佐藤夏樹
★★★★★
ハフィントンポスト
リンクに投げ込まれた大量のプーさん「全部持って帰るの?」⇒羽生結弦の答えが王子様すぎる…
「お部屋の中が全部プーさん」と明かしました
2018年02月17日 12時34分 JST | 更新 8時間前
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの男子フィギュアスケート、ショートプログラム(SP)で圧巻の演技を見せて首位に立った羽生結弦。
演技後にファンから投げ入れられ氷上を埋めつくした「くまのプーさん」が世界中の注目を集めた。
果たして、あの大量の「プーさん」は一体どこに行くのだろう...?
Twitter上では、「(羽生くんは)あのプーさん、全部持ち帰りするのかな?」といった声や、「GPSが入っているのでは?」などと心配する声も上がるほど、みんなの関心が集まっていた。
羽生はSP後、リンクに数多く投げ込まれたプーさんについて「とても幸せな気持ちになれるので感謝しています」とコメント。ぬいぐるみはすべて地元ファンにプレゼントすると明かした。
「平昌と江陵(カンヌン)の住民に、すべてのぬいぐるみをプレゼントしたい。奇妙に思えるかもしれないけど、僕に与えてくれたエネルギーと善意への感謝の印をこんな形で示すことができたら」
「『もらったものを寄付するのはどうか』と思われる方もいらっしゃいますが、気持ちはたくさんいただいています」
■羽生とプーさん
羽生は、ジュニアの頃から、試合に持参するティッシュケースにプーさんをつけている。会見でも「ファンの方々が投げ込んでくれるようになって、お部屋の中が全部プーさんになったような感じです」と家の様子を明かした。
オリンピックではIOCが商標などの扱いに厳しいために封印。今大会はプーさんの代わりに、ティッシュケースはケーキをかたどったものを使用していた。
しかし実は、「実はあのケーキの上にプーさんと(豚のキャラクター)ピグレットがくっついていて、それを取って(使った)」と語った。
本人が“くまのプーさん”を封印しても、客席がなんか黄色だったし、リンクがプーさんだらけ(笑)。
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河北新報
<平昌五輪>羽生、SP首位 4ヵ月ぶりの実戦「やるべきことやる」謙虚に
2018年02月17日 土曜日
男子SPで圧巻の演技を見せ、首位に立った羽生=16日、韓国・江陵(写真部・川村公俊撮影)
絶対王者に常識は通用しないのかもしれない。羽生は4カ月ぶりの実戦で完璧な演技を見せた。決めポーズの後は、満足そうに自分に拍手を送った。
自身の持つ世界歴代最高得点にあと1.04点。「得点については何も思わない。まだフリーがある」。4年前のソチ大会はSPで史上初めて100点越えを果たした後、フリーでミスしている。取材エリアに来た時には、既に表情は引き締まっていた。
4年前と違って追われる立場だ。今季の演技の基礎点はチェンや宇野が勝っている。彼らには技の精度や表現面で上積みの余地もある。
誰よりも負けず嫌いの羽生がどう平昌に臨むのか。既にあらゆる項目が満点に近い。さらに得点を伸ばすには4回転の種類を増やし、基礎点を上げるしかない。その代償が、昨年11月の右足首の故障だった。
SPは故障の原因となったルッツだけではなく、ループも封印した。4回転はサルコーとトーループ。種類はソチと変わらない。「今のコンディションでできることをやった」。4人が100点を超えてきたが、完成度の高さで羽生が頭一つ抜けた。それこそが絶対王者の強みだった。
試合勘は鈍っていたはずだ。それでもここぞという場面で結果を残すことができる。宮城・東北高の先輩でトリノ大会金メダルの荒川静香さんは、羽生の本番の強さをこう説明する。「運を引き寄せ、普通のアスリートが逃すチャンスをつかむ力がある。鍛えて培えるものではない」
66年ぶりの2連覇にぐっと近づいた。「特にチャンピオンになりたいとか言うつもりはない。やるべきことをしっかりやりたい」。自分に言い聞かせるように、最後まで謙虚な言葉を紡いだ。(平昌=佐藤夏樹)
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河北新報
<平昌五輪>羽生劇場開演 連覇へ好スタート
2018年02月17日 土曜日
男子SP 完璧な演技でトップに立った羽生(川村公俊撮影)
けがの影響などみじんも感じさせなかった。羽生が自身の世界歴代最高得点に迫る111.68点。リンクを降りてオーサー・コーチと抱き合う。「曲を感じ、ベストな演技をしようと思った」。ほっとした表情にも見えた。
三つのジャンプは質がライバルとまるで違った。ぶれない軸に滑らかな着氷。冒頭の4回転サルコーと、4回転-3回転の連続トーループは2点台後半、トリプルアクセルは3点満点の出来栄え点を得た。演技構成点は全5項目で9点台だった。
昨年10月のグランプリシリーズ、ロシア杯以来の試合。「何年も付き合ってくれているジャンプ。体が覚えていると思っていた」。実戦不足を経験でカバーした。
朝の公式練習ではサルコーが不調で「若干不安があった」。韓国入りしてからは、練習で跳ぶ本数を制限しながらピークを合わせてきた。リハビリ中はトレーニングの論文を読んで研究した。これまでの取り組みを信じ、本番で成功させた。
4回転ループは回避した。フリーの構成は「調子によって決める」と明言を避ける。この日のSPは1位の羽生、2位のフェルナンデスとも4回転はトーループとサルコー。フリーを含め5種類跳ぶと宣言していたチェンはジャンプに失敗し、優勝戦線から脱落した。
「(自分もフェルナンデスも)2種類をうまくまとめてスコアを出した。種類も必要だが、何が正解とかはない」。頂点に立つために、どのような戦略を選ぶのかも注目したい。
SPは100点台が4人の大激戦。8.36点差にひしめき合う。
SPが2分40秒に対し、フリーは4分30秒。実戦を離れ、スタミナが落ちていないかだけが気掛かりだ。SPのように杞憂(きゆう)に終われば、2連覇の歓喜が待っている。(平昌=佐藤夏樹
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ハフィントンポスト
リンクに投げ込まれた大量のプーさん「全部持って帰るの?」⇒羽生結弦の答えが王子様すぎる…
「お部屋の中が全部プーさん」と明かしました
2018年02月17日 12時34分 JST | 更新 8時間前
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの男子フィギュアスケート、ショートプログラム(SP)で圧巻の演技を見せて首位に立った羽生結弦。
演技後にファンから投げ入れられ氷上を埋めつくした「くまのプーさん」が世界中の注目を集めた。
果たして、あの大量の「プーさん」は一体どこに行くのだろう...?
Twitter上では、「(羽生くんは)あのプーさん、全部持ち帰りするのかな?」といった声や、「GPSが入っているのでは?」などと心配する声も上がるほど、みんなの関心が集まっていた。
羽生はSP後、リンクに数多く投げ込まれたプーさんについて「とても幸せな気持ちになれるので感謝しています」とコメント。ぬいぐるみはすべて地元ファンにプレゼントすると明かした。
「平昌と江陵(カンヌン)の住民に、すべてのぬいぐるみをプレゼントしたい。奇妙に思えるかもしれないけど、僕に与えてくれたエネルギーと善意への感謝の印をこんな形で示すことができたら」
「『もらったものを寄付するのはどうか』と思われる方もいらっしゃいますが、気持ちはたくさんいただいています」
■羽生とプーさん
羽生は、ジュニアの頃から、試合に持参するティッシュケースにプーさんをつけている。会見でも「ファンの方々が投げ込んでくれるようになって、お部屋の中が全部プーさんになったような感じです」と家の様子を明かした。
オリンピックではIOCが商標などの扱いに厳しいために封印。今大会はプーさんの代わりに、ティッシュケースはケーキをかたどったものを使用していた。
しかし実は、「実はあのケーキの上にプーさんと(豚のキャラクター)ピグレットがくっついていて、それを取って(使った)」と語った。