地震発生確率が比較的高く、数百年周期・千年周期の地震・・・。
東日本大震災前の宮城県沖地震の発生確率が非常に高かったのと、東日本大震災の津波が数百年周期・千年周期だったのを思いだした。
★★★★★
松本市公式ホームページより
国・県の地震調査結果
更新日:2010年10月19日
地震には、地球の表面を覆う巨大な海のプレート(岩盤の板)が、陸のプレートに沈み込んで発生する東海地震などの海洋型地震と、阪神・淡路大震災のようにプレート内の急激なズレによって発生する内陸型の地震があります。
長野県内には、地震の危険度が高いとされている「糸魚川ー静岡構造線活断層帯」 があり、トレンチ調査や古文書などの結果、平成8年、国では、この活断層が過去に大地震を起こした可能性が高いと分析し、「今後、数百年以内にマグニチュード8程度の地震が発生する可能性が高い」との評価を公表しました。
さらに平成13年には、地震発生の確率を次のように計算しました。
30年以内に14%、50年以内に23%、100年以内に41%
この結果を受けて、県では、平成12年から13年に「長野県地震対策基礎調査」を実施し、「糸魚川ー静岡構造線活断層帯」を震源とする地震の具体的な被害を数値として公表しました。(死傷者、建物、ライフラインなど)
これにより、市町村では、地域防災計画の見直しなどの防災対策を進めています。
略
3 地震活動に関する評価
○平成8年9月11日
・糸魚川ー静岡構造線活断層帯(上図の赤い線)
・白馬から小淵沢までの区間で約1,200年前に活動し、地震の規模はマグニチュード8程度であった可能性が高い
・牛伏寺断層を含む区間で、約1,000年おきにマグニチュード8程度の地震が発生してきた可能性が高い
・牛伏寺断層を含む区間で、現在を含めた今後数百年以内に、マグニチュード8程度の地震が発生する可能性が高い
○平成13年5月25日
・強震動評価部会
松本地域は、震度6強から7
穂高地域は、震度6弱から6強
安曇地域は、震度5弱から5強
・全国を概観した地震動予測地図の作成に向けた強震動評価を行う一環として、その評価方法について、当該断層帯を事例として取り上げ、中間的な検討結果をまとめる。
・糸魚川ー静岡構造線活断層帯(北部、中部)全体が同時に動くものと仮定
・試算の評価地点を、安曇、松本、穂高の3地点とし、統計的グリーン関数法で計算
○平成13年6月8日
・糸魚川ー静岡構造線活断層帯の地震発生確率
30年以内に14%、50年以内に23%、100年以内に41%
・過去の地震発生経過から最適な評価手法を適用し、長期評価が公表されている活断層に適用して地震発生の確率を計算
・参考として
生涯の内、交通事故の確率が約4.0%
火災発生の確率が約0.05%
東日本大震災前の宮城県沖地震の発生確率が非常に高かったのと、東日本大震災の津波が数百年周期・千年周期だったのを思いだした。
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松本市公式ホームページより
国・県の地震調査結果
更新日:2010年10月19日
地震には、地球の表面を覆う巨大な海のプレート(岩盤の板)が、陸のプレートに沈み込んで発生する東海地震などの海洋型地震と、阪神・淡路大震災のようにプレート内の急激なズレによって発生する内陸型の地震があります。
長野県内には、地震の危険度が高いとされている「糸魚川ー静岡構造線活断層帯」 があり、トレンチ調査や古文書などの結果、平成8年、国では、この活断層が過去に大地震を起こした可能性が高いと分析し、「今後、数百年以内にマグニチュード8程度の地震が発生する可能性が高い」との評価を公表しました。
さらに平成13年には、地震発生の確率を次のように計算しました。
30年以内に14%、50年以内に23%、100年以内に41%
この結果を受けて、県では、平成12年から13年に「長野県地震対策基礎調査」を実施し、「糸魚川ー静岡構造線活断層帯」を震源とする地震の具体的な被害を数値として公表しました。(死傷者、建物、ライフラインなど)
これにより、市町村では、地域防災計画の見直しなどの防災対策を進めています。
略
3 地震活動に関する評価
○平成8年9月11日
・糸魚川ー静岡構造線活断層帯(上図の赤い線)
・白馬から小淵沢までの区間で約1,200年前に活動し、地震の規模はマグニチュード8程度であった可能性が高い
・牛伏寺断層を含む区間で、約1,000年おきにマグニチュード8程度の地震が発生してきた可能性が高い
・牛伏寺断層を含む区間で、現在を含めた今後数百年以内に、マグニチュード8程度の地震が発生する可能性が高い
○平成13年5月25日
・強震動評価部会
松本地域は、震度6強から7
穂高地域は、震度6弱から6強
安曇地域は、震度5弱から5強
・全国を概観した地震動予測地図の作成に向けた強震動評価を行う一環として、その評価方法について、当該断層帯を事例として取り上げ、中間的な検討結果をまとめる。
・糸魚川ー静岡構造線活断層帯(北部、中部)全体が同時に動くものと仮定
・試算の評価地点を、安曇、松本、穂高の3地点とし、統計的グリーン関数法で計算
○平成13年6月8日
・糸魚川ー静岡構造線活断層帯の地震発生確率
30年以内に14%、50年以内に23%、100年以内に41%
・過去の地震発生経過から最適な評価手法を適用し、長期評価が公表されている活断層に適用して地震発生の確率を計算
・参考として
生涯の内、交通事故の確率が約4.0%
火災発生の確率が約0.05%