メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ in SWISSその5 《下れピラトゥス山編》

2013年10月14日 | メガヒヨのホリデイ


トムリスホルンの景色を堪能した後は、また40分かけて駅の方向に戻るよ。


帰り途の際に見えたお向かいの峰。(多分マットホルンかな?)
ヨーロッパって山の頂上とか崖の先っぽに十字架を建てるけど、メガヒヨはつい最近までこれのことをお墓だと思い込んでいた
「ずいぶん辺鄙な場所に埋葬するなぁ。お墓参りが大変だろうに。」と本気で心配していた(笑)


ピラトゥスクルム駅が近づいてきたよ。
この後はオーバーハウプト峰や写真右手のエーゼル峰にも登ってみようっと。


その前に駅付近を散策。
これは展望台にあったピラトゥス山の伝説の解説板。
かつては竜の住む魔の山として恐れられていたんだって。


今となっては頂上にお土産屋もあるような観光スポットだものね。


山岳ホテルも2軒あるよ。素敵なダイニングもあって高級な感じ。


そのうち一軒のホテル・ピラトゥスクルムの前ではアルペンホルンの演奏がされていた。


国旗と高山植物の絵で飾られたベル部分。


素敵な演奏を堪能した後はオーバーハウプトと呼ばれる峰へ。
こちらは10分ほどで登れるよ。


ふもとから自力で登って来たような顔をして写真を撮る中の人(笑)


ここの頂上には1991年の映画『The Mountain』の撮影の記念碑があるよ。
その映画についてはよく知らないけど…。


うわっっ…。一面の落書き。
こういうのって書いた人の国籍が一目で分かっちゃうね
バカ発見器ならぬ民度測定器みたいなものか?
高いお金を出して貴重な時間を使い、自分の国をおとしめて何になるのかな。


民度といえば、細い山道で中華系の女の子たちが小競り合いをしていた。
危ないし、何より迷惑。
慣れない海外旅行で友達同士ピリピリしてしまったのかも知れないけれど、もうちょっと人の目を考えてほしいな。


それじゃあもうひとつの高台、エーゼル峰に登ってみよう。
あちらも駅から10分ほどで頂上まで行ける。
でも勾配が少々きつい。


登るのが大変だった分、眺めは上々!
ユングフラウまで見えちゃうよ。どの山がそうかは分からなかったけど


反対方向に振り向けば歩いてきた道のり。
メガヒヨ、満足げ。


こんな岩場の道を歩いてあんな尖ったところまで登っちゃったんだものね!


それじゃあまた登山電車に乗って帰ろうっと。
…と思ったのだけれど、悲しいことに改札でストップがかかる。
周遊券では行きと同じ経路は使えないのであった。


帰りは山の反対側からロープウェイで降りることになった次第。
登山電車から四森州湖で船に乗るのを楽しみにしていたのにな~。


ブッヘラーの時計。
右から2番目が東京の時間だよ。
時差はそれほどきつく感じなかったな。観劇中心のN.Y.旅行と違って気ままな行程だし。


はるか下に見えるルツェルンの街並み。
ここから下っていくよ!!


まずはこんな感じの大人数ゴンドラで途中駅まで行くよ。


楽しいなぁ。スリル満点!!


途中駅にてゴンドラは乗り換え。
でもここにはとても魅力的なアトラクションがあったので、寄り道をすることに。


正式名称が分からないけれど、ボブスレーみたいなコースをソリで滑り降りるみたい。
楽しそう!! やってみたい!!


まずは荷物を無料ロッカー(このチケット売り場に対して右手の売店の横に有り)に預けるよ。
チケット代は8.0スイスフラン。


日本語の説明書きがあって助かった!!
係の人も親切で、身振り手振りで乗り方を説明してくれたし。


ドキドキしながら順番を待つ。前の人達が結構なスピードで滑り降りていくのにビビりつつ、
「無事にゴールまで行けたらメガヒヨの勝ち。」と自分にいい聞かせる。


自分の滑っているところはさすがに撮れないので、人様の写真にて。
かなーりの急勾配である。
速度の調整は手元のハンドルで出来るけれど、あまりノロノロだと後ろに迷惑なので、ある程度のスピードは必須。


お花が咲き、牛が草を食べる横を猛スピードで滑り降りる経験はなかなか出来ない。


ふもとまで滑り終わったら、係員の人がそりをケーブルにつないでくれる。
それに乗ったまま乗り場まで戻るのだ。
後ろ向きに上がっていく訳なのだけど、景色が見られてこれも楽しいよ。


そりを返却した後は、自分が滑ったコースを眺めながら駅に戻る。
たった5分の走行時間だったけど、結構な長い距離だった。


ここからは小型のゴンドラでクリエンスという場所まで降りるよ。


貸切のゴンドラ。
贅沢だなぁ!


高度もぐっと下がり、街中に降りてきたよ。
ゴンドラからは個人宅のベランダが丸見えなので、ここに住んでいる人は大変だな~と思ったり。


クリエンスの駅に到着。
ここからしばらく歩いた場所にあるバス停からルツェルン市内に戻るよ。


バス停に向かう途中にあった楽器屋さん。
もちろんアルペンホルンも売られている。
可能ならひとつ欲しかったなぁ。
頂上で聴いたあの音色は思い出深いものになったのであった。