受験生って悩ましいですよね。
今日は受験生がやって来ました。前からちょくちょくやって来る中学3年生。
後2ヶ月後には受験の日がやって来ます。
懐かしいよ。五ッ木の模擬テスト。
将来を見据え真剣に考え計画を立てられる真面目な少年です。
今度五ツ木の試験の最終、今のとこ志望校はA評価らしいです。
Aと言えば心配ない評価。ですが彼は不安がっていました。
塾へ行き、やってもやっても不安が拭えない。数字には成果が現れているのに。
学生の頃ってこんなことありましたよね。ただでさえ思春期。
周りの動向、自分のアイデンティティの形成、
複雑な心境変化の中で自分を高みへもっていかなくてはならない。
必死な自分。周りで遊んでいたり、おしゃべりしている友達がのん気に、
時にはうっとうしく感じたりもする。
勉強ができるというのは、誰もができるわけではなくすごい事だが、それが全てではない。
成績という形で上下に表されるがそれは人の価値を決める尺度にはなり得ない。
努力の尺度ではあるが人の価値はやはり総合力で評価されるべきだと僕は思う。
目に見えるものが全てではない。
その奥の本質部分にこそ人の魅力、才能が隠されている。
これは自分では自覚しにくい。でも、必ずみんな持っている。
第一印象がそれの邪魔をする。先入観がそれをよりボヤけさせ人の判断を狂わせる。
さらなる高みへ。鷹の目、こんな視野がほしい。
器の大きい人間になりたい。さらなる高みへ。今日の少年との会話の中で大人が
子供に伝えられることは何か、大人の在り方について考えさせられました。
おしまい