コロナの預言者 岡田晴恵氏の著書「強毒性新型インフルエンザの脅威」

2021-04-20 | 健康

 断捨離の一環で書棚の片付けをしていました。我が家は夫を始め娘も私も

モノを捨てるのが苦手な家族なのですが今回は思い切って

沢山処分しようと頑張りました。

本を1冊づつ確認して取捨選択していましたら、岡田晴恵さん著の

パンデミックの警告書ともいえる本があり思わず内容を確認しました。

   

岡田晴恵さんといえば、昨年コロナが蔓延し始めて以来、テレ朝の

モーニングショウ始め各局のテレビで詳しく解説をなさっている女性です。

この本は15年も前の2006年7月の初版第1刷で彼女のサイン入りなのです。

夫は全く記憶がないというのですが、多分出版記念の講演会で購入したか

戴いてきたのだと思います。内容は手短に云えば、今日のコロナパンデミックへの

強烈な警告書で、近いうちに必ず起きるのでその為に政府や人々はどういう

準備をしなければならないかと対処法に至るまで科学的知識を元に預言者の様に

かなり正確に迫りくる新型パンデミックへの対処等が書いてあるのです。

私の斜め読みの記憶ですが、約100年前に世界中を襲ったスペイン風邪

での日本人の死者が約45万人位だったそうで、その後に起きた関東大震災

での死者は約10万人だったと知り意外に思いました。

関東大震災の記録や記憶は語り継がれていますが、スペイン風邪の

恐ろしさや悲惨さについてはそれほどでもなかったといえます。

目次等を拝借しました。

アメリカのブッシュ大統領(息子)は2005年に1冊のパンデミックの

本を読んで啓発されて、衝撃を受け鳥インフルエンザ、

新型インフルエンザ対策を「国家戦略」の重要施策として国を挙げて

対策に取り組むことを強く決意され指示されたそうです

(しかしそれから15年後におきたコロナ禍でアメリカの罹患者は世界一

となり、トランプ大統領のコロナ対応は失敗のように思われましたが)

アメリカが約1年で何種類ものコロナワクチンを開発出来たのは

そういう国を挙げての基本政策があったからだと納得出来ます。

ワクチン接種により新型コロナはある程度治まっていくと予想されますが

気になることが書いてあります。鳥インフルエンザや豚コレラです。

今のところ人には移らないようですが、ウイルスは変異し易いものだそうで

鳥型から人型への人獣共通感染症ということも否定出来ない様に感じました。

岡田晴恵先生が感染症研究の第一人者であることが良く分かりました。

未だ50代でお若いのでこれからも益々、国や人々の良きアドバイザー、

指導者として頑張って頂きたいと思っています。



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