語学は「語楽」--英語を楽しく学びましょう

英語の学習をしていて、「おや?」と思われる点について、みんなで考えてみたいと思います。

新学習指導要領

2013-06-07 23:02:49 | 英語の学習と研究

続けて書く。

文科省の定める「学習指導要領」は私が教員になりたての頃はガイドラインの意味合いしかなかたったし、それ以上の意味は持ち得なかった。英語の時間を野外遠足に充てることもOKだったのである。私の初任地はS女子高校のZ分校で音楽と英語を教えたが、専門の英語の授業がわからない、専門外の音楽のほうが楽しい、なぜなら野外での合唱があるからということで、管理職は私の英語力を相当疑問視したようである。赴任2年目にはロックバンド部の顧問になってしまった。まあ、それはそれで楽しい思い出があり、いまだに当時の教え子と温泉地で同窓会をもったりする機会があるのである。

今の教育環境は「数値目標」。さて、何を数値目標にするのか?この辺は校長と個々の教員との間での秘密事項なので詳らかにすることはできないのであるが、(今の立場でなければいつでも明らかにする準備はできておりますが)考えられるものはいくつかありますね。国公立大学に何人入れるかとかそんなくだらない目標ですね。でも、たとえば、何HZ以上の音量で音読ができるとか何分以内に1ページ分の英文が音読できるか、そんなところが現実的な目標ではないかと思うのですが。

指導要領ごときに法的拘束力を与えたのは結果的には「日の丸・君が代」問題であり、「国旗・国歌法」であり私はこれに相当深く関わりました。そのため人生が大きく変わりました。「君」とは天皇ではない、と終始言い続けてきた政府関係者はあるときから手のひらを返すがごとく、当然天皇である、靖国だそれやれ、国旗・国歌法案だ、教育基本法改正だ(ここまで完了しています)、なし崩し的に来ていますね。自民党の参議院選挙での公約が注目されます。ここで改めて見つめたいことが2つあります。
 1 大学入試から英語を外し、「TOFLE」を導入すること
 2 英検等外部試験の結果の利用
 3 CAN-Do-Listの作成

こちとらそんなに長生きできるわけではないので適当にあしらっていく覚悟。


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