語学は「語楽」--英語を楽しく学びましょう

英語の学習をしていて、「おや?」と思われる点について、みんなで考えてみたいと思います。

新学習指導要領にないもの

2013-08-02 21:27:42 | 英語の学習と研究

パープリンな国民を作ることに躍起になれば、国家は「ゆとり」とは逆のことをやる、と言えば逆説的かもしれないがそうでもない。

君が代・日の丸問題を考えてみよう。この問題は前の前の学習指導要領で義務化された問題である。指導要領ごときは、思想・信条の自由を謳った日本国憲法の下位の範疇であるにもかかわらず、無茶苦茶な形で押し付けられてしまった。憲法違反であるのは誰の目から見ても明らかである。しかし、なし崩し的に押し付けられてしまい、今や生徒はなんの疑問も持たずに歌っている。私は「歌うな!」と言ったことはないが自身が歌うことはない。3月期卒業式・4月期入学式の時はマスクをつけている。

国家を監視できなくなったというか、ムードに流される風潮を認めている日本の雰囲気には危ういものを感じている。自民圧勝は選挙前から予測がついていたが、憲法改正とヒットラーを絡める発言の存在にこの政党の本質的な姿があるのではと密かに感じている。

随分と回りくどい言い方をしたが、英語教育である。文科省の言うとおりに実践すれば日本国民は必ずや愚鈍の極みに到達する。しかも近い将来である。英語教育の問題が君が代・日の丸と絡んでいるという認識は遅まきながら今日わかった。