嗜好性の狭い酒

新製品のビールを見掛けたら、大抵試飲する事にしています。
今回は・・・
キリンの『グランドエール』です。
エールと言うからには上面発酵なんでしょうね・・・
期待して封を開けました。
・・・・・・
感想に困る風味ですね。（苦笑）
このビールが何を主張したいのか、そこの辺りが不明確に感じました。
もちろん不味いビールじゃないんだけど・・・
「ふ～ん、だから何？」という感覚です。
特に個性があるわけじゃなし、この程度の風味でよく市販する気になったなぁ～
飲んでても全然楽しくないもん。



日本のビールは、本当に没個性的な風味が多いですね。
もっと、ドイツやチェコやイギリスやベルギーのビールに学ぶべきでしょう。
その味わいの多様性や遊び心に学ぶべきです。



酒が単なる「酔うための」飲料である時代は、とうに終わりを迎えています。
日本のビールも、嗜好品としてもっと多様性を持って欲しいなぁ・・・
トップレベルの技術力を、ずれた方向に向けているとしか思えない。
ベルギービールに慣れた身としては、風味が物足りない物ばかり・・・
昨今の国産プレミアムビールだって、目覚しい物は皆無だし。
あーぁ。

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