イエナさん、お疲れ様・・・（涙）

【明石のプラネタリウム　半世紀の歴史に幕　機種変更へ】


　明石市立天文科学館（同市人丸町）は開館五十周年を迎える二〇一〇年度までに、国内で使われている中で最も古いプラネタリウムの投影機を新しい機種に変える。開館以来、延べ約七百五十万人の来館者にきらめく星空を紹介してきたが、老朽化で部品交換などが難しくなり、半世紀近い現役生活を終える。


　世界で初めて、プラネタリウムを発明したカール・ツァイス・イエナ社製（旧東ドイツ）で、一九六〇年六月の開館時に設置された。九千個の星を映し出し、自然な星空を描写する歴史的名機としてファンが多い。

　同社の大型投影機は、かつて国内で四台が使われていたが、現在も使われているのは二台。同館の投影機が最も古く、機械の特性を熟知した職員が大切に扱ってきた。しかし、部品が調達できないなど維持管理が困難になり、現役を引退することになった。

　同市は〇七年度、新たな投影機の機種を選定し、〇九年度末までに一時休館して投影機の更新工事をする予定。同館は「天文科学館の歴史とともに歩んできた投影機。職員にも思い入れや愛着は強いが、新たな段階に踏み出す一歩で、やむを得ない。新しい投影機も、みなさんに愛される存在になってほしい」と話す。

　明石市は〇七年度当初予算案に、展示設備の更新も含めた工事設計費三千万円を計上。投影機を保存展示することも検討する。（坂本　勝）


　【明石市立天文科学館のプラネタリウム投影機】
　阪神・淡路大震災で主塔の大時計が止まる中、同館で唯一、被害を免れた。数百枚のレンズや約２００枚の歯車などを組み込み、光学技術などの粋を結集し、９０００個の恒星と太陽、月、５つの惑星、天の川などを映し出す。重さ約２トン。高さ最大約５メートル。当時の購入額は約５０００万円。


（神戸新聞　2007/02/24 より）




がーーーーーーーーん
イエナさんが退役だって
なんてこった・・・まだまだ現役で頑張って欲しかったのに・・・
本当に残念です。
写真付きの元記事はこちら。



この情報を頂いたのは少し以前なんですが、いまだにショックですね。
メンテナンスが難しくなってるようだから・・・仕方ないのかな・・・
『planetarian　～ちいさなほしのゆめ～』では、退役するはずだったイエナさんを花菱デパートが引き取り、屋上にプラネタリウム館がオープンするのですが・・・
現実は厳しいなぁ・・・ゆめみさんも居ないしね。



去年の夏、わざわざ明石まで行ってイエナさんに会って来て良かった。
まだ退役まで間があるけど、多分、もう1度行くのは難しいでしょうから・・・
いや、最後に1度くらいは会いに行くべきかな？







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