clover note

徒然なる日々の覚え書き。

劣化コピー

2008-12-28 23:41:27 | 映画やTV、本などの話題
さっきまでテレビで新しい方の『犬神家の一族』を見てました。
もうず~~~~~~~と画面に突っ込みっ放しで疲れたな・・・
亡くなった監督には失礼だけど、まあ、酷い出来でしたねぇ~
作らなきゃ良かったのに・・・


9割方ミスキャストじゃないの
演技も台詞回しも目を覆いたくなる程でした。
演じてる人達や周りで見てたスタッフ達は、作ってて何とも感じなかったのでしょうか?
正直言って、見てるこっちが恥ずかしいレベルでしたが・・・
よくあれでOKが出たもんだ。
出来の悪いパロディーを見せられてるみたいで、視聴中は笑ってるか怒ってるか行ったり来たりでしたよ。(笑)
演技や台詞に深みもないし、学芸会レベルですね。
昔と同一役の石坂さんと警部役の加藤さん、神主役の大滝さんは抜きにして、今回唯一まともに見る事が出来たのは草笛光子さんだけでしたねぇ・・・
後はダメダメ。
いかに前作の完成度が高かったかを思い知りましたよ・・・
演技が出来ない「役者もどき達」じゃ、あの雰囲気は出せないよな。
松子役の高峰三枝子さん、今思い返しても、素晴らしいなぁ~



許せなかったのがラスト。
弁護士事務所から後のは・・・何であんな風な演出にしちゃったんですかね???


不意の電話に出て気を取られてる弁護士さんに、すまなそうに「見送られるのが苦手なので」と告げながら、そっと立ち去る金田一。
野々宮珠世と花を持った猿蔵とのやり取り。
昔ながらの停車場で汽笛が鳴り響くラストシーン・・・
あれが良いのに何故変えた



シーンごとにケチを付ける気分になる作品も珍しい・・・
前作に勝ってる部分が1つもないって凄いよなぁ~
後日、口直しに昔の作品のをDVDで借りてこようと思う。


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