【津波警報、避難した住民ごくわずか…網走市は1割以下】
千島列島を震源とした13日の地震で、北海道の太平洋岸などに津波警報などが発令され、25市町村が避難勧告を出した。しかし、昨年11月の千島列島沖地震による津波の人的被害がなかったこともあり、実際に避難した住民はごくわずかだった。
北海道網走市では、午後1時55分に4145世帯の約9400人を対象に避難勧告を出したが、避難所に駆け込んだのは1割以下の約900人だった。昨年11月に避難した1477人より少なく、市は、「今回は昼間の発生で外出者が多く、また、津波の高さの予想が前回より低かったことなどが影響した」とみている。鈴木雅宣助役は「市民の間で津波警報に対する警戒感が薄れていないか心配だ」と話した。
北見市では365世帯、1017人に避難勧告を発令したが、避難者数は最大時で180人。市立常呂デイサービスセンターに避難した漁業の女性(57)は、「近所の人はみんな家に戻っていた。前回も大丈夫だったので、『またか』という感じだったのでは」と話していた。
岩手県では大船渡市と田野畑村が避難勧告を出したが、避難者は13日午後7時現在、大船渡市が対象約1万1500人のうち388人(3・3%)、田野畑村が対象約1280人のうち18人(1・4%)にとどまった。昨年11月の津波でも避難者数が少なく、両自治体は講演会や広報紙を通じて避難を呼びかけていたが、効果はなかった。
山村武彦・防災システム研究所長は、「気象庁が予測する津波の高さは、実際の高さとギャップがある。予測値の精度を高めるとともに、『念のために避難が必要だ』という意識づけを徹底するべきだ」と話している。
(2007年1月13日21時54分 読売新聞)
またか。
大した事なさそうな『感じ』なのに、一々避難するの面倒だもんね。
気持ちは分かるけど・・・
まあ、良いんじゃないの?
万一何かあっても、『自己責任』の名の下に切り捨てられる覚悟があるならね。
警報が出ているのを知ってて行動しない奴らは、被害にあっても自業自得でしょ。
波かぶってから文句言うなよ?(笑)