☆まゆまんのおっちょこ日記☆

先天性心疾患の二男。手術の事を備忘録としてはじめました。
私の事、思う事、回想、思い出、旦那や長男の事。のブログです!

フォンタン手術と開窓フォンタン術。

2018-11-25 16:59:26 | 病院、心疾患、二男の事
二男にとっての心臓の最終循環形態がフォンタン手術=フォンタン循環です。

単心室の心臓を持つ人や、三尖弁の閉鎖などの方々が適応となる手術です。
改めてですが、二男は"左心低形成症候群"で、生まれつき左心室が殆ど無い程に小さく、その他大動脈閉鎖、僧帽弁閉鎖などがあります。

左心低形成の子供は特にフォンタン適応の中でも肺動脈が細い傾向だといいます。(主治医の先生より)なのでフォンタン手術ではあるのですが、開窓フォンタン手術となります。(後程解説します)

二男の心臓は残念ながら完治は出来ないのであくまで姑息手術ではありますが、心臓の負担が減り、チアノーゼの消失と酸素飽和度が正常に近づくようになります。なので身体が術前より楽になると思います

具体的にフォンタン手術とは何ぞやというと...。
前回グレン手術では上大静脈を肺動脈に繋げるグレン吻合をしました。
フォンタン手術では下大静脈を人工血管を用いて肺動脈に繋げ、直接静脈血を心臓を介さずに肺動脈に流す。=心臓の負担減となる。チアノーゼの消失。酸素飽和度の上昇。

心臓内には酸素の多い動脈血のみになり、その血液をひとつしかない右心室で全身に送る事になります。

そして開窓フォンタンとは、フェネストレーションといって、人口血管に数ミリの切れ目を入れて心房への血液の逃げ道を作ります。

それにより全身の静脈圧が上がり過ぎないように調節し、肺うっ血や心不全、肝機能悪化などを予め予防する為の保険の様なものです。左心の子供達はそれだけ状態維持が難しいという事なのでしょうね...。
緑の部分に切れ目を入れます。人工血管にて上大、下大静脈を繋ぎます。(白の部分)

そのフェネストレーションは後々自然に閉じる事もあるようです。
閉じない時には、将来保険適応になると先生が仰っていましが、カテーテルにてボタンの様な器具で穴をバチっと閉じる施術をするとの事でした。

チアノーゼは少し残り、酸素飽和度は85%前後くらいで経過するようです
循環に慣れるともう少し上がってくるようです。

少し長くなってしまったので、もう少し書きたい事は後ほど。

入院まであと少しです
いつも変わらず手術前は緊張します😓
お参りにも行ったし、ダルマもあるし💪
どうか無事に終わりますように❗️
あっぷっぷ❗️





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