連休だからと言って女房が硫黄島の映画を日米両方とも借りてきた。いやだったけど見る羽目になった。
戦争映画、特に日本人が玉砕するような映画は見たくない。
イーストウッドのこの映画、ちょっと変わっていた。普通のアメリカ映画は善玉が居て、悪玉がいて最後はめでたしめでたし・・・。なのだが、彼は両方の映画ともそれぞれの国の持つ矛盾点を指摘していた。
アメリカ側の映画でわかったことは、①アメリカも金がなくなりつつあったこと。②ゲリラ戦法は間違いなく有効である事。③国民の支持がないと戦争が継続できない事。
であった。
日本側で描かれたことは、①どこにも馬鹿な奴がいること。②やはり、陸軍と海軍は仲が悪かった事。③日本人は穴掘りが異様に上手な事。④参謀本部は無責任だった。
ぐらいかな。渡辺謙のような上官が本当にいたなら日本ももう少し上手に戦えたと思うのだが。
監督は日米を客観的に、公平に描いていた点は非常に好感が持てた。事実とフィクッションの区別がつかないので所詮はドラマだが、現実はもっと悲惨だったはずだ。
これを見てやはり私の確信は正しかった。日本のような貧乏な国は、土を掘り地下にもぐる事が重要で、自衛隊に金をつぎ込むより各家庭が武器を所持し地下で敵を待ち伏せるのが最善である。
アメリカの兵器を買ってばかりいたらアメリカには絶対勝てない。それより地下を掘ろう。
地下は地震に対しても強い。しかも涼しい。結論が出ました。
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