昨晩、みなみこうせつのコンサートへいってきた。コンサートと言うより漫談みたいな感じだったけど、楽しい人だ。来年は60歳になるから私より少し上のベビーブマー世代だ。彼が「今夜、この会場で皆様に歌を歌えるのは、そして今でも日本中でコンサートツアーを続ける事ができるのもみんなこの曲、神田川のおかげです。」と、昔は本人も言うように、「神田川」ばかり歌わされ面白くない時期もあったが、ある時から吹っ切れ、逆に恩人のような気がし,感謝を込めて歌う事にしたのだそうだ。本人が感謝を込めて歌った歌が心に響かないはずがない。なにせ、デビューしたころは南高節と書いたレコードジャケットをラジオのDJが「なんこう節って、なに?」っていってたらしいから・・・。
彼のコンサートでは「お決まり」があり、いくつかの曲で決まった動作がある。拍手したり、幼稚園児のようにキラキラ星をすることは肩こりの重い我々の年代にはもってこいだが、こぶしを上げる動作だけは私にはどうしてもできない。年代の差なんだろうか、長渕の真似なんだろうか、私より若い人たちばかりなんだろうか、私がこぶしを上げたのは「安保反対!」「消費税反対!」と叫ぶ時だけであり、怒りを表す時だけだ。これだけは最後までできなかった。
来年度財務省予算案が発表され、史上最高の金額88兆円を越えるとかいてある。税収は確実に落ちる事から歳出を減らせとでも言うのだろうか。やはり新聞は国家債務が危機的状況だと騒ぎ立てる、あんたらは工作員か、国家資産がいくらあるのかも発表するのがすじというものだ。国家が財政を出動させ国の隅々まで税金を撒き散らす以外景気をしたささえする方法がないことぐらい理解できないのか。私は内閣支持率が下がれば下がるほど安心して政治を任せる気になる。早ければ解散まで3ヶ月ぐらいの麻生さん、漢字の読み方以外はおおむね正しいですよ。
さて、昨日行われた「歴史探求委員会」ですが、予定の人数が確保できず、議長の選出ができませんでした。議長を選ぶと一般議員が一人になってしまい、議長には採決の権限がないため議決ができません。すると姫様一人の意見が委員会の総意となってしまう。それは困るので、急遽、単なる座談会に変更した。用意した議題は取り消し、「零細商店のあるべき姿。」と、「義経はジンギスカンか?」について話し合い、「名古屋弁は世界を救えるか?」は次回以降に討議する事となった。
次回の開催はまたお知らせしますが、参加希望の方は申し出てくださいね。
近いこともあって委員会には参加させてもらってます。
また、いつも美味しいコーヒーとカレーまでご馳走になり有難うございました。
昨日は難しい話ではなく、雑談ぽく過ぎましたね。
義経=ジンギス汗説を疑っている私に、鹿島氏の
「義経=ジンギス汗新証拠」という(洗脳)本まで頂いてしまいました。
私も10月にある歌手の武道館コンサートに行ってきましたが、総立ちの中時々座っていましたよ~;;
さすがに”こぶし上げ”まではなかったのですが・・・。
昨日のカレー、賞味期限見てなかったけど、大丈夫かな・・・・(うそです)。
私も近くなら座談会に参加して覚えたての土佐弁と大阪弁で対抗してみたいです。
昨日、年末年始の休みに歴史の本を読んでみようと思い図書館に行ったのですが、手芸や野菜づくりなどの本に惹かれて気がついたら歴史の本は一冊も手元にはのっていませんでした。
行基の本を見つけたのですが、あらすじを読み東大寺建立に関係した人だと分かったら本棚に戻してました。
やっぱり歴史は苦手なようです。
歴史と言うのはそのまま受け入れるか、本気で泥沼に入るか、どちらかです。
私は後者ですが、知らないほうが良かったのかも・・・・。手芸のほうが平和です。
土佐のばあさんより
さて、皆さんに教えて欲しいことがあります。実は、昨日ある歴史関係の勉強会に出席してきたのですが、そこで栗本慎一郎氏が著した『 シルクロードの経済人類学』(東京農業大学出版会 )を絶賛していました。そこで、先ほど早速同書をオンラインで発注したのですが、さらに姉妹書として『シリウスの都飛鳥 日本古代王権の経済人類学的研究』(たちばな出版)の存在にも気づいたので併せて発注しました。
ところで、アマゾンドットコムで栗本氏の書籍のコメントを読みながら気づいたのは、『扶桑国王蘇我一族の真実―飛鳥ゾロアスター教伝来秘史』(新人物往来社)が取り上げられていることでした。実は同書はすでに愚生も数年前に入手しており、古代史に関心を持つ息子に預けたままでした。それで、先ほど息子に返してもらい、これから時間をみて再読してみるつもりです。
皆さんの栗本氏や渡辺氏に対する評価は如何でしょうか。教えて戴ければ幸いです。なお、以下はアマゾンドットコムに乗っていた『シリウスの都飛鳥 日本古代王権の経済人類学的研究』に対する評価です。
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縄文的価値に異質なものを加えた遊牧民系の蘇我氏, 2005/10/8
By カスタマー
まず渡辺豊和氏の二十年来の研究から、縄文時代に全国規模で存在した太陽信仰に基づく建築物と聖地の精確に篭目状に並ぶネットワークが想定され、そこに蘇我氏が持ち込んだユーラシア遊牧民のミトラ信仰に基づくシリウス崇拝による建築物の'方位の変更’としての「聖方位」が語られる。ミトラ=弥勒だとするこの研究は、単なる想定ではない事実であると、メソポタミアからユーラシア遊牧民を経て日本へと伝わる文化的対応が具体例で提起され、シルクロードから中国、朝鮮を経由する路よりも北の草原のルートが近距離で安全であり、そちらからの文化流入がより主流だと見直しを提起する。無文字文明が決して遅れた文明とはいえない等の経済人類学の諸説が敷衍され、遊牧民の文明がより高位にあったと歴史の見直しを主張する。縄文時代から存在する冬至と夏至線を交差させて出来るカゴメ状のネットワークについてとそこに変更を加えた蘇我氏の聖方位について全国的にかなり詳しい数字が語られ、興味有る読者の発見に役立つよう表がついている。
蘇我氏は遊牧民的な双分制と律令制、弥勒信仰や上天思想、星辰信仰を持ち込み、自ら双分制の運営に失敗し内部より暗殺されたが、武士団、山、金属採掘、水利事業、火を巡る民間信仰を残すことになった。
この日本文化の二重性が現代まで日本史の二重性を規定した。
ヤマトの地は縄文ネットワークにおいて重要であり、そこに乗っかって変更を加えるため蘇我氏は大陸から北日本を経てやってきた。
飛鳥とはアという尊称と蘇我の合成であり、ソガはサカ族の可能性がある。そして白鳥ルートによる日本への渡来と信仰から飛ぶ鳥となった。
遊牧民文明の世界史的再評価とその宗教について語られるが、事実の究明が主で、世界観そのものにもう少し内在的に入って行くことも読者に残された課題かも知れない。
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それにしても難しそうな本ですね。読んだら教えて欲しいですね。
栗本慎一郎氏の本は、『パンツをはいたサル』、
『パンツを脱いだサル』など色々読みましたが、
『パンツを脱いだサル』は第三章”同時多発テロと国際関係、あるいはグローバリズムというパンツ”第四章”ユダヤの起源の謎”第五章”政治陰謀としてのビートルズ”など興味ある内容もあり、また、その本の中で『シリウスの都飛鳥 日本古代王権の経済人類学的研究』(たちばな出版)を紹介されていたので購入して読んだ事があります。
昨日マヨさんに、飛鳥は”アスカ”の他に”飛ぶ鳥”とも読めるよと話したのはこの本のことがあったと思います。
渡辺豊和氏は京都造形芸術大学の建築の方の教授だと思いますが、大和三山の謎や太陽の道など古代史も書かれていて、『縄文夢通信ー縄文人は驚くべき超文明を持っていた』の本は持っています。
私はお二人とも好きで、参考にさせて頂いてますよ。