言いにくい言葉を英語に置き換えると本質をごまかす事ができる。ワークシェアーリングとは、早い話、賃下げという意味なのだ。バブル崩壊時、賃下げを認めなかったがために多くの社員をリストラしたり、企業そのものが消滅した。その苦い経験を踏まえ、今回は新しい戦略を用意してきた。即ち、リストラか賃下げかの選択を英語で表現してきた。派遣労働者たちの惨状を見れば迷う必要はない、賃下げしか方法はない。給料を二割は減らされるだろう、ローンを抱える人、そして子供の教育費がかさむ人達はかなり生活レベルを下げる必要がでてくる。「でも、失業するよりはましだもんね。」とつぶやきながら、やたら三連休を「金はない、暇はある。」状態で過ごす人が増えるのだろう。
マヨ家のうどん工房もご多分に漏れず大苦戦で、12月以降、二割の売上減である。もちろん赤字に転落だ。パートのおばちゃんたちの勤務時間を30分単位で調整したり、水道の蛇口をこまめにしぼったりと、従来では考えられないけち臭い対応を迫られている。とりあえずできることはすべてやるしかない。結果、店長の選んだ戦略が時間延長である。従来よりも大幅に営業時間を延ばす事になった。しかし、需要のない時間の営業は惨めなものだ。基本に戻るとか、メニューの見直しなどといっておれない状況に陥ってしまった。
日本中が現在そんな状態だろう。私にとっても赤字の垂れ流しは困る。しかし、店長が自らチャレンジしたいという意欲を示してくれた事を良として、この不景気もよい教訓になるかもしれないと内心喜んでいる。日本人全体がおごりたかぶっていたというのは少々言いすぎかもしれないが、かなりの人間が自分の仕事を過大評価し、十分に幸せなのにさらに欲望を求めていたのは間違いのない事実なのだ。車など所詮運搬手段であり、軽四で十分だ。食事でも腹さえ満たせばそれ以上必要はない。少しは生活を見直し、無駄を省き、謙虚に自分の仕事と収入を考えてみるべきだ。この未曾有の不景気といわれるものを嘆いていても仕方がない。楽しく受け入れるには楽しい貧乏を体験しようではないか。
おにぎりを作って家族一緒にバスで動物園に行ってみれば、ディズニーランドで金を散財する事を思えばなんと安上がりだろうか。一流レストランで豪華なディナーを食べるより、自分でそばを打ち、粉だらけになって作ったざるそばがいかに美味しいかわかるだろう。
金を使わずに楽しむ方法はいくらでもあるのだ。
今回の不況は確かに作られたものだと思う、しかし、将来のためにはこのような試練も経験しておくほうが良いだろう。いまの若者達が将来この不況を思い出し、苦労して不況を克服した事を次世代に伝えてくれるはずだ。
鬼塚さんの「トヨタが消える日」を読みました。
私は、そんなに贅沢はして来ませんでしたが(出来なかったと言う方が正しいのですが)、確かにみんな贅沢病にかかっていましたね。
永遠に成長し続ける事は無理で、どこかでその歪が現れて来るでしょう。
それが、今なのかも知れません。
確かに、仕組まれた不況であったかもしれませんが、いつかは破局が訪れます。
これからは、地産地消を基本とする節度有る暮らしが必要でしょう。
江戸時代が見本になるかも?
はっつぁん、くまさんの生活に見習う必要が有りますね。
日本人なら出来ると思うし、やらなければなりません。
>いまの若者達が将来この不況を思い出し、苦労して不況を克服した事を次世代に伝えてくれるはずだ。
これですが、この不況の後に戦争に引き摺り込まれなければ、との但し書きが必要です。
_~山のあなたの空遠く幸い住むと人のいう~
2009/3/14
「●国策事件としての拉致問題と漆間巌」
http://blue.ap.teacup.com/97096856/2622.html
2009/3/15
「●戦前型警察国家の謀略官僚人脈」
http://blue.ap.teacup.com/97096856/2624.html
拉致問題というのは、アジア分断統治の為の仕込み事件であり、事実ではない。
本物の拉致被害者は、横田めぐみさんのみであり、他は創価学会に騙されて北に送られたものだそうです。
トヨタが消える日を読みましたが、うーん、と言う感じです。
私の周りでも車を手放した方多いですよ。
結局維持費がかかり、収入が減ったせいで車の維持が出来ないというのが理由です。
車は欲しいけど生活が、、という事なんでしょうね。
我が家はノラの通い猫といってもうちの猫みたいなチャイロちゃんが大病してしまい万札が10枚ぐらいトンで行きました。
ガリガリに痩せて、動物病院に入院していたチャイロちゃんが戻ってきて、見るたびによかったねと思う毎日です。
当分私もおやつ無しで、夕食も1品減らしとい状態です。
珈琲、紅茶がぜいたく品となってしまいました。
まっ私もダイエットになってちょうどいいか。
でも、ねこさんのように都会に住んでいるのなら車も必要ないでしょうが、愚生のように秩父山脈の麓に住んでいると車は必需品で、買い物に行くにも車がないとお手上げです…。しかし、食糧輸入がストップすれば、畑をやればいいのだから、車は必要ないか…。
車と言えば、スズキ自動車の会長、鈴木修氏が著した『俺は、中小企業のおやじ』(日本経済新聞出版社)が出ましたね。鬼塚さんの『トヨタが消える日』と併せて読んだ方がおられましたら、読後感を書いていただけると幸いです。
戦争の大きいのはないと思っています。その代わり、アフガンやロシア国境などの局地戦に借り出されるようになるんではないでしょうか。
鬼塚氏も鈴木社長を絶賛しています。あの人の謙虚さは日本の宝です。
日本の誠実さが商品に現れています。見習いたいものです。
謙虚に感想を述べられています。人が謙虚になって回りとの折り合いがつけられたとき本当の幸せがあるのだと思います。
ある一定の収入で病気にならない範囲で食べられたらそれでいいではないですかか。
ビルゲーツが何兆円持っていても一日に食べるのは玄米ニ合半に過ぎません。
それ以上食ったら身体を壊すようになっているのが人間です。
余ったらドンドン困った人に施したらいいのです。あまりにも余分なことをやりすぎて人類は滅びようとしています。
天に唾すりゃ自分自身に唾が降りかかってくるのです。
百畳敷きのきんきら金の安楽ウォターベッドに寝ても実際に寝るところは端っこの半畳そこいらに寝るのがセイゼイです。
すべてそこそこにしておれば気も平になると思うのですが・・・・
人間として一番生きがいを感じのるのは存在をみとめて頂くのが一番です。
もどれないだろうな・・・。