マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

府知事は無理だってば!

2007-12-18 09:24:10 | マスコミ報道

平成19年12月16日付け朝日新聞によれば,約350人の市民が,橋下弁護士に対して,今回の懲戒請求扇動発言をめぐって17日にも大阪弁護士会に懲戒請求をするとのことです。

この市民と光市の弁護団とは何のかかわりもなく、市民の自主的なものといわれている。もちろん府知事に立候補した事への対抗措置としてライバルが先導したものとも言える。

はっきりしている事は、府知事に立候補する前に自分が受けている告発をきれいにしなければなるまい。懲戒請求を煽っておきながら、自分は金にならないから請求しなかったと言う無責任をまず謝罪し、懲戒請求した人たちが逆に訴えられないように自分が前に立たなければ彼の人格を問われるだろう。

たかじんの番組はバラエティーであり、へらへらと笑っていてもかまわない。しかし、懲戒請求はれっきとした政治活動である。番組を利用して、死刑廃止運動と被害者救済をすり替え、国の犯罪厳罰化への誘導を率先した罪は大きいのだ。

私もあの番組は好きだったが、あの橋下氏の発言を聞いた時、体が凍ってしまった。お笑いと高度な判断が必要な死刑判決を一緒にしてはならない。

死刑廃止を私は望んではいない。選択肢としてやはりおいておくべきだと思う。ただし、状況証拠あるいは自白だけで死刑を宣告する事は賛成できない。

光市の犯行については、被告は犯行時、未成年だった。これはやはり無期が妥当ではないだろうか。また、明確な殺意はどうしても認めがたい。許されない犯罪としても、殺すつもりがあったかといわれれば、疑問が残る。

被害者の声も確かに重い。でも、しかし、十代のころの自分を思い出せば、若気の至りと言うのも考慮すべきではないのか。被害者の無念はもちろんだ。だが、法治国家として、法律でそれを規定している。人民裁判は禁止されている。してはいけないのだ。一人の弁護士の扇動で、あたかも国民全体の声のように見せる事は絶対に許されない。

権力側から依頼され、あの番組を利用し、犯罪の厳罰化を煽った橋下弁護士は許してはならない。弁護士の個人的な感情は勝手であるが、弁護士が正義の味方だと言う事はありえない。弁護士の仕事は依頼者の利益を守ることで、死刑を望んでいる弁護士に死刑囚が弁護を頼むことはない。つまり、彼は弁護士の資格はすでにないのだ。

大阪府民の良識を待つしかないが、意外と大阪の人たちは甘くない。

自民党は、良く調べてみたけど推薦するのは止めようか、となるのじゃないか。

ついでに、彼は核武装賛成、徴兵制賛成だと宮崎さんが言っていた。議論はあってもよいが、責任のある立場になる人は言ってはならない発言だね。


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