鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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モエレのオジロワシ 8/4 勘太郎の捕り物と キンクロ八郎との邂逅

2019年08月05日 | オジロワシ
2019/8/4 日曜日 晴れ

長らくオジロワシの観察を続けていると 思いもしないことに出会うものです
以前一度きりしか見たこともない鳥に 偶然また会うことがあります
今日も そんなことに遭遇しました。
後から写真をよく見て そう思うのですが そこがまた面白いところです。

それでは 今日のオジロワシの様子を
前日もこのモエレで見た勘太郎ですが
その時は 牧草地の奥の土の山の上で時間をつぶしていましたが
今日その山を見てみると・・・

昨日と同じに オジロワシの姿が見えます!
驚きですね おそらく 勘太郎かと思うのですが
遠いので 近づいて見ますと









やはり勘太郎の様ですね

動かないので 辺りを見ていると・・・
いつの間にか姿が見えません 何処へ行ったのでしょうか・・・?


仕方がないので 沼の上空を見ていると・・・

勘太郎が飛んでくるのが見えました








向こう岸のプレイマウンテンの稜線が見えますが


沼の水面を見ながら こちらの方へ飛んできます




ところがここで




勘太郎の左側 こちらからは右の奥の方を見ていますね・・・
何かいるのでしょうか・・・。



そしてまた




下を見て魚を捜している様ですが






左に旋回して






ぐるっと広く沼の上を回って



また戻って来た時に




急降下して行きます・・・
緊張が走りますが



水面に突っ込みそうです



が 水面を見ていますが 突っ込みませんね・・・



どうやら

魚は消えたようで


仕方がないので 勘太郎は




舞い上がって






向こう岸の灌木の中へ消えたように見えましたが・・・


よく見ると




以前もとまっていた 白い枝の上にとまっていました
ここが待機場の様ですね
後ろに 三角のモニュメントが見えますが
こちらも近づいて行きます









動きがないので 土手の上に座り込んで観察するのですが
太陽の日差しが きびしくて 暑いです・・・汗が流れ落ちて来ますね



どれくらい経った後でしょうか
オジロワシに動きがあります


突然勘太郎が飛び立ったのでしょうか?
向こう岸の林のせいで見ずらい所から オジロワシの姿が見えました


それが




こちらのオジロワシですが 尾羽の縁は黒い線がはっきり見えますが
翼下のラインがほとんどありませんね・・・
あれっ これは 勘太郎ではありませんね!

しかしそれは 後からのお話しで この時は勘太郎であると思っていました。

この幼鳥は

向こう岸の方へ 旋回して行きます


モエレ山のふもとの方に見える 石の塀で囲まれた所をバックに




右の方へ飛んで行きます


大きな公園のすぐわきにある大きな鉄塔のまえを




通り過ぎたところで


また

引き返してきます。
この時写真をよく見ると
翼下のラインはないのですが 翼上面の マダラが気になります
胴体から繋がったラインではなく 先の方に太いラインというか 大きな白いマダラが
目につきます。
もちろん 勘太郎と同じく トビ模様はありませんね。
勘太郎と違うのは 勘太郎は 胴体側にも 太いマダラの線が見えるという事です
後この幼鳥 尾羽のすぐ上に 大きな白いマダラが 2個あるのが分かります



そして こちらの方へまた一直線に近づいてきます
ここからが本番です









この幼鳥 顔が特徴的です!
まるで目のところを すっぽりと頭巾で隠しているようです
眼も鋭く見え まるで オジロワシ版の スケキヨみたいな顔をしていますね
嘴の先の黒い所は 少しだけあるようですが 勘太郎の様に黒くはないです。





目が不気味ですね・・・
こんな幼鳥は どうも思い浮かびません・・・いったい誰なのか・・・
新しい幼鳥なのでしょうか・・・?


やはり




獲物を探しながら飛んでいるようです



ここで




横を通り過ぎて行きます












胴体胸からお腹にかけて 白いマダラが見えますね
目つきはきついですね うめずかずお さんの漫画に出てくるような目ですね・・・








そして一直線に


中の橋の方へ




飛んで行ってしまいました・・・。


さて この幼鳥 新しい名前を考えていたのですが
翼上面のマダラと 翼下面のライン
そしてなによりも 独特の顔つきなので
もしや と思って 見てみたのが
オジロワシプロファイル⑥

この中のキンクロ八郎 という幼鳥なのですね
去年の夏に 一度だけ 沼の東側で見たことがあったのですが

こんな幼鳥 名前を付けたのは良いが 何かの間違いなのかと思っていたものですが
いざ見比べてみて びっくりです。
全く同じ鳥ではありませんか!

オオワシのように目の上を覆われた正面から見た顔が同じ
翼上面も 翼下面のラインもほぼ同じですし
尾羽のすぐ上にある白い大きなマダラもおなじですね。
胴体に白いマダラもありますし 胴体脇の大きな白いマダラの感じもおなじですね。

ということは やはり同一個体。
今年の春に確認した礼二 と同じように このキンクロ八郎も やはり存在した
ということのようです。

やはりプロファイルは作って置いて正解のようです。
嬉しい発見でした。




さて キンクロ八郎が消えた後 もしやと思って 勘太郎がいた木の上を見ると
そこには やはり

そのまま 勘太郎がいました。


このあと 相当時間が経過するのですが・・・
沼の上を

カルガモが飛んで行きます・・・



暑いので汗が出るのと 虫にかじられるのとで いやになりかけたころ
ついに 勘太郎が動きました。
この日はカメラの設定を少し変えたせいか どうもピントが合わないのですが
なんとかご勘弁を・・・

いきなり勘太郎が飛びました!







そして 灌木のこちら側を左へ飛んで行くのですが 木の枝がごちゃごちゃしてるので
見ずらいし ピントが合いません・・・


  
真っすぐ低く飛んだ後に 左へ旋回します



ここで






下を見ながら あっという間に



水面に飛び降りて行きます!
急な展開で 次の一コマを行きすぎてしまいますが


戻った時に
かろうじて




かなり大きな魚を 獲ってましたね
すごいね勘太郎は

上手いタイミングで 魚を引き上げますね 
水の中にどっぷりと浸かる訳ではなく サッと引き上げるタイミングはなかなかのものですね
三四郎は ヘタですが 一郎も 一二郎も そこが上手です
タイミングの問題なのでしょうね・・・。
勘太郎は なかなか才能があるようですね 感心します。



さて







魚を足に掴んだ勘太郎は


ここで




急上昇し

  
灌木の前を下から上へ






あのとまっていた高い木の枝も通り過ぎて


いっきに










魚の尾びれを横に見せながら 高い沼ノ端の林を飛び越えます



そして



 
公園の道路の上を 左に






移動しながら
道路わきにある街灯の前を 通り過ぎて行き
この写真の左の松林の中へ 消えて行きました

何処へ消えたのかは分かりませんが
落ち着いて 邪魔されずに食べることのできるところに行ったのでしょうね
そんな場所を知っているのだと思います。

暑いさなかのオジロワシ ということですが
予想に反して なかなか面白いものが見られます 暑いけどね・・・(-_-;)


それでは また
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