鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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G. L. Pease - Chelsea Morning (Old London Series) 再喫

2019年03月12日 | パイプタバコ
2019年 3月

今回は G. L. Pease - Chelsea Morning (Old London Series) の再喫となります

かなり人気の高いタバコですが この私が喫ったのはかなり以前の事でもあるのですが
その時の評価は 私の中では結構高かったのも事実なのですが
Westminster のように 以前の評価とは 全く異なる煙草もあり ここでまた再喫して
じっくりと評価してみることにしました。

このタバコは 2009年のリリースとなりますが
English のくくりとなります。
直前に喫った Regents Flake (Old London Series)オリエンタルブレンド とおなじ
イズミル のターキッシュが使用されているので 比較が分かりやすいところです。


その前に このタバコも Old London Series ということで ロンドンにちなんだ名前が
使われているのが面白いところです。

チェルシー というと サッカーのプロチーム あるいは 明治のキャラメルを連想するのですが 明治製菓では このキャラメルの名前は その言葉の響きとイメージからつけたそうです。

チェルシー という言葉に意味はなく ロンドンは ウエストミンスターの南西部にある
高級住宅街をさす 地名のようです。

ポアロでお馴染みの アガサクリスティ 
ローリングストーンズの ミックジャガー
元首相の サッチャー 
フランシスベーコン とかの著名な有名人がすんでいたところの様です。

チェルシーの地図 を貼っておきます

ここの地区で朝に喫うタバコ という事をイメージして作られたタバコの様で
ダンヒルの EMP(アーリィ モーニング パイプタバコ)を連想します。




以前喫ったときとは デザインが変わっています ニコチンの注意書きが付きました。


ふたを開けると

鮮やかな色めの リボンカット? のタバコが現れますが




取り出すと

このようになっています

葉組は
Latakia, Oriental/Turkish, Perique, Virginia
と バーレィ 以外はなんでも入っています。


このまま喫うのもアリですが 
リボンカットと書いてあるのに
ブロウクンフレイクを 小さめに カットしたような感じで
リボン というよりも コースカット のような感じになります
そこで これをさらに良く揉んでから喫う方が 美味く感じたのは
この私の感想 となります。
理由は 以下に述べますが このタバコ色が鮮やか過ぎるので 少し熟成が必要かも
しれません。



して 再喫の感想 は如何に?

このタバコのまえに喫っていたタバコは Regents Flake なのですが
それに ラタキアを足したのが このタバコとなりますが
その違いは ラタキアだけの問題だけではない様です。

しかしながら 前者に使われているターキッシュが イズミル であることは明らかで
このタバコにも その味わいと同じターキッシュが使われているのは 
喫ってみてすぐに分かります。
しかしながら その強さ 利かせ方 あるいはその他の スパイスが入っていることは
充分考えられます。
結果として 所謂オリエントの強さで言えば 前者より こちらの方が
よりオリエントの効いたブレンド と言えそうです。


最初は カットをそのまま詰めて 喫ってみます
点火には 2~3回 着火を繰り返します。
ラタキアは控えめに効いて スモーキィ で ウッディ な味わいを醸します
このタバコのバージニアは 落ち着いた甘さがあります
RF のような 明るい甘さとは違い 派手さはないですが 
ダークフルーツ のような 深い落ち着いた甘味が感じられます
この甘みはいいですね

しかし ペリクによるものなのか オリエントによるものかはよく分かりませんが
すこしミントがかった 清涼感と伴に
問題の オリエントが 香って来ます

ここがこのタバコの問題点かと思います
この辺りの感じ方で 評価が随分別れそうです
私の評価も 以前は高かったのですが 再喫してみて かなり評価を落とすことと
なってしまいました。



このタバコのオリエントは かなりスパイシー です
イズミルの 草のようなアーシーな香りもあるのですが それ以上に スパイシー
さが感じられます。

この部分が このタバコのバランスをぶち壊しているように思えます
このスパイシーなところが バージニアの程よい甘さも ラタキアのほどよい香りも
さらにはオリエントのアーシーさも 消している・・・そう思います。

さらに説明するなら
このスパイシーさには 辛さがあります
ペッパリィと表現するのですが コショウのような あるいは クローヴ のような
あるいは日本的に言うと そう 山椒のような辛さを感じます

中盤あたりから終盤にかけ その辛みが やんわりですが効いてきます・・・

この辛みが 目を覚まさせるのにいいので Chelsea Morning という名前をつけたわけ
ではないでしょうが、
私の考えている モーニングタバコとは違いますね。
これならば Chelsea Afternoon とでも言った方がよろしいかと・・・。


熟成が必要なのかもしれません
静かに喫うと スパイシーさはおとなしくなり 甘味が引き立つようです。


このタバコ 善くもみほぐして喫ってみると
少し角が取れます
バージニアの甘さも クリーミィ になるのですが オリエントのアーシーな
懐かしい香りもより出て来ます 幾分スパイシーさは控えめになる様です。

強いタバコではありませんし バージニアの甘さも、申し分なし
ラタキアも出過ぎず 控えめに効いてるし イズミルの 草っぽいアーシーなところも
問題ないのですが このエキゾチックな スパイシーな所だけがすべてのバランスを
くずしているようです。 辛すぎるんですよ これは・・・。

私にとって 心が和むタバコではないようです。
残念ですが ランク外になってしまいそうです

そんな 辛口の評価になりました。
それでは また
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