鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

G. L. Pease - Stratford (Classic Collection)

2019年04月11日 | パイプタバコ
2019年 4月

今回は G. L. Pease - Stratford (Classic Collection)
ストラットフォード と読みます

GLP のバージニアタバコ (といっても ほとんどが VaPer なのであるが)
ペリク使い というか ペリクそのものに 大きな特徴があるようです
ブレンドによって そのペリクの印象が がらりと変わってくるように思います・・・。

前回の Fillmore 結構人気が高くて レッドバージニアの 落ち着いた甘さと
ペリクの ややすっぱめの 酸味を含んだ味が 実にいい味を出していました。
Haddo's Delight のあの独特の香りをぐっと抑えた いい意味でホッとするような
素晴らしい味なのですが 同時に ペリクの ペッパリィ の苦みというか 辛み さらに
強い葉っぱの存在を感じさせるような ハーシィさが気になって
その美味さをじっくり味わう気にならなかったのですね・・・。

それで 今度は この Stratford ということになりました。
この名前は やはり Greg Pease さんらしく ロンドンの 中心部からやや東に位置する
地区の名前だそうです。 
GLP タバコには ロンドン市内の名前が 多いようですね。



さて



このタバコになりますが



ふたを開けると

見事なまでに鮮やかな リボンカットの バージニアが出て来ます






黒いのは ペリクでしょうね。


葉組は Perique, Virginia
色の明るさは ブライトが多いのでしょうか・・・。


さて 感想

近いところで Fillmore の場合は レッドバージニアの落ち着きのある深い甘味中心の
味わいで 甘さもしっかり感じられたのですが、このタバコの場合は しっかりとした甘味は
感じられず どちらかというと 出汁系 の旨みを含んだ甘さが ぼんやりと来ます。
それに ペリクの酸味とスパイシーさが合わさり
いうなれば ビタースウィート の味わい というところでしょうか。
ポルノグラフィティ の歌声ではありませんが 啼きの入ったシブい甘さをかんじさせるわけです。


砂糖のような甘みも感じられず レッドではなく ブライト中心であり なおかつ
甘味は抑えられているように思えます。
これはこれで アリだと思いますが・・・
これに ペリクが合わさって味を作って行くのですが このペリクがやはり問題です・・・。

Fillmore のようなハーシーさは感じないのですが ペリクに関しては 同じようなものを
感じます。

いったい なんで こんなに このペリクは ペッパリィ なのでしょうか・・・?


SG の St.James Flake や マクレの #2015 あるいは GLP の他の VaPer でも
酸味こそ感じれど こんなに ペッパリィな刺激は なかったようです。
 

酸味と 酢い味 はいいんですが、このピリッとくる 辛みはいけません・・・。
アクセントとして 若干利かせるのは アリだと思いますが
ここまで効いてくると バージニアの甘さを味わうどころではないと感じてしまいます。
つまり バージニアタバコとしては ぶち壊しなんですね・・・

バージニアの 甘さと落ち着いたアーシーさを 味わいたいのに 
全くホッとしない せわしなさと違和感を感じてしまうのですね・・・。
どうも この辺りの感覚が Greg Pease さんとのずれを感じてしまうわけです・・・

何を偉そうなこと 言ってんだか!
と言われてしまいそうですが Gregさんの 一ファン としての 率直な感想です

Greg Pease さんのバージニアタバコは 革新的攻めのタバコも多いですが
ハズレもあるようです。
ハマればいいのですが ・・・・・・ね。


一つ気がついたことがあります
お気に入りのサシエニや ダンヒルの バージニア用のパイプで喫うと よりいっそう
この辛みを感じるのですが

甘さをあまり感じない 所謂 二軍パイプ
たとえば 口径が 22mm の マストロデパヤ のぶっといパイプなどで喫うと
この辛みはあまり感じないようです、そうすると ほんのりと遠い所で甘さの立ち上る
いわゆる 普通のバージニアタバコとなり 違和感なくいただけます。

しかしその反面 面白みもなく 敢えてこのタバコを喫う意味も分かりません・・・。

ということで 残念ながら このタバコは 私にとってはハズレの様です 
GLP のバージニアタバコ ハズレが2回続きましたが
バージニアの美味さ的には Fillmore の方が上かと思います。


この感じでは GLP のバージニアタバコは そろそろかな・・・
という気になりますが まだ旅は続きそうです。

次はいよいよ 期待の
Drucquer & Sons - Levant Mixture
このタバコは 説明を見ると マクレの スミルナ№1 を連想させますが
果たしてどうだったのでしょうか?

それでは また




パイプランキング
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2 コメント

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Unknown (shingoba)
2019-04-11 20:16:06
お久しぶりですしんです
最近はG.l.peaceが止まりませんねー(^-^)
変わらずブログよく参考にさせてもらってます!

最近影響受けてガスライトにしたんですが
細めにカットすると濃厚で美味しかったです!
返信する
しんさんおひさしぶりです (おっさん)
2019-04-12 00:54:52
好意的お便り有難うございます
ガスライトも美味いですよね 特に細目にカットすると甘みが起ちますよね。
どれが一番美味いかは別ですが 美味いタバコが沢山あるのも困ります・・・よね。
試さないわけには行かないのでね・・・(^^♪
返信する

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