
2020年 2月
私的に定義した ダークラタキアブレンド というものがあるのですが
この定義は実に曖昧なものとなります・・・
ラタキアの含有率が 40%以上 しかしながら ラタキア自体の味わいはマイルドで
存在感は存分に在るものの他のコンポーネントの特徴も存分に引き出す
という なんとも人の良いブレンド ということになります。
さらに追加するならば リッチな甘さを持った バルカンよりも イングリッシュに傾いたブレンド と言う事になるのでしょうか。
ダークラタキアというのですから 静けさの中に 暗さと明るさを また 冷たさと暖かさを
イメージさせるようなブレンドかと思います。
冒頭のイメージ図は
一つの分類の方法として
明るさと暗さ 冷たさと暖かさ をそれぞれ横軸 縦軸にとり
その中に 描くブレンドをプロットしたものになりますが
その分類の基準となるのは 私の感じた感覚とイメージに由来しますので
なんら信憑性がある訳でもなく 人によってその感覚は変わって来るものと思うのです。
しかしながら こうして みずから 各ブレンドの特徴を 拾い出して落とし込んで見ると
常日頃漠然としたイメージの中でしか思い浮かべていなかった各タバコの印象が
少しだけ整理されまとめられたような気がします・・・。
あくまで一つの方法 と言う事になりますが
実は 冒頭の図の中のブレンドだけではなく
上記の ダークラタキアブレンド群に 当てはまりそうなブレンドがあり
それをピックアップして見ると
1 G. L. Pease - Odyssey
2 G. L. Pease - Quiet Nights
3 Dan Tobacco - Bill Bailey's Balkan Blend
4 Samuel Gawith - Commonwealth Mixture
5 Hearth & Home - Cerberus
6 HU Tobacco - Zulu
7 HU Tobacco - Port Latakia
8 Captain Earle's - Private Stock
とりあえず これらのブレンドがピックアップされました
いずれもやったことのあるブレンドなのですが
ラタキアの含有量は分かりませんが イメージ的に そういったことになるのですが
太字のブレンドは ダークラタキア ということでいいのかな・・・とおもわれるのですが
それ以外は どうなのでしょうか・・・? と考えます。
みな美味いのですが ラタキア以外の オリエントであるとか バージニアであるとか
そう言ったほかのコンポーネントが出過ぎの感があり 重厚でリッチな甘さ というには
少し違ってくるのかな・・・と思いました。
しかしながら これらのブレンドも含めて ダークラタキアブレンド群として 考えても良いかと思います。
再度のイメージ図

このイメージ図の中のブレンドをそれぞれまとめて見ると
1 Cornell & Diehl - Pirate Kake
ラタキアが 75% 含まれているにもかかわらず いたってラタキアはおとなしく ニコチンの少ないクールな喫煙が楽しめます。 バージニアは入っていませんが それに代わってキャベンディッシュタイプのバーレィとターキッシュが このブレンドの味を引っ張ります。
予想以上に ドライでナッティな甘さを愉しめる シンプルで飽きのこないブレンドです。
2 Captain Earle's - Nightwatch
ラタキアの含有率は分かりませんが 50% を越すものと思われます
バージニアの甘さはわずかで オリエントも印象が薄いのですが
ラタキアの 低く響き渡る静けさと 暗い静かなイメージが秀逸
瞑想にふけるには最適のブレンドかと思うところになります。
まさしく ダークなラタキア という感じになります。
3 Captain Earle's - Ten Russians
ラタキアも独特の甘さも味が強く ニコチンも強めで 独特の個性の美味いタバコです。
やはりラタキアは 出過ぎることはありませんが その独特の美味さが 冷たい海と暖かい酒をイメージさせる 実に美味いタバコになります。
この キャプテンエールのシリーズでは 一押しの一品かと思います。
4 Captain Earle's - Stimulus Package
Pirate Kake とよく似た感じのブレンドですが 甘さの質が少し違います
ドライで軽さのある甘さならば PK になりますが、こちらのブレンドは バージニアの甘さが
特徴のブレンドとなります。 使用しているオリエントも少し違うのか ウッジーな清涼感は
このブレンドの方が強く感じます。
5 ベンガル3兄弟
内訳として
Bengal Slices
Bengal Slices White
Fusilier's Ration
この3つが挙げられますが たっぷりのラタキアベースの味わいの中に 独特なリッチで
スパイシーな甘みがあります。 比類のない甘さであり バージニアに足すことの独特の
スパイスによる甘さかと思われます。
この癖のある甘さと落ち着いたラタキアが特徴のブレンド達で 美味いです
甘みが強いので 暗さと冷たさは感じません。
6 HU Tobacco - Fayyum Kake
このブレンドには オリエントは入っていませんが 65%の含有率のラタキアの ウッジーな
清涼感と レッドバージニアとダークバージニアのこってりとした甘さが特徴の
ケンタッキーのナッティさも加わった傑作のブレンドとなります。
暗さはありませんが リッチな甘さが売りのブレンドです。
シアトルパイプクラブの プラムプディングや ミシシッピーリバー なども リッチな甘さが売りのブレンドですが、ラタキアの含有率が違うので こちらのシアトルのブレンドに関しては ダークラタキアブレンド群からはずしてあります。
7 Charles Fairmorn - Lancer's Slices
このタバコは バルクタバコでドイツ製です
何故にこの様に値段が安くて美味いのかは不思議ですが
50%のラタキアと 50%のバージニアの 丁度 Commonwhelth と同じようなつくりになっています。
しかし 味わいは こってりと甘く ラタキアはスモーキーであり いつ喫っても同じ味わいを愉しめます。
後者は同じようにラタキアとバージニアが 50%ずつという同じ葉組なのですが
味わいはまるで違ってきます SG の方は ラタキアというよりも バージニアの繊細な甘さを愉しむブレンドであるという認識であり もっと繊細なタバコかと思います
どっぷりと ラタキアのテイストと レッドバージニア ダークバージニアの甘さを味わいたいのなら このブレンドが良いかと思います。
値段がワンランク下なのも嬉しい誤算になります。
この様にまとめて見たのですが
図の中の 右下のスポットに ブレンドの分類が集中しているのが分かります
つまり暖かめで 明るいブレンド達になりますが
まあ リッチな甘さが強い ということの表れかと思います
この記事の中で先にあげてみた ダークラタキアブレンドらしきタバコたちが
この図の中のどのあたりに入ってくるのかは おまかせしますが
太字のブレンド達は 左下から少し右にかけて辺りに入って来るかもしれません
暗さも甘さもある と言う事になるのでしょうか。
これらのブレンド達の分類の仕方としてそんな事を考えました
それでは また
私的に定義した ダークラタキアブレンド というものがあるのですが
この定義は実に曖昧なものとなります・・・
ラタキアの含有率が 40%以上 しかしながら ラタキア自体の味わいはマイルドで
存在感は存分に在るものの他のコンポーネントの特徴も存分に引き出す
という なんとも人の良いブレンド ということになります。
さらに追加するならば リッチな甘さを持った バルカンよりも イングリッシュに傾いたブレンド と言う事になるのでしょうか。
ダークラタキアというのですから 静けさの中に 暗さと明るさを また 冷たさと暖かさを
イメージさせるようなブレンドかと思います。
冒頭のイメージ図は
一つの分類の方法として
明るさと暗さ 冷たさと暖かさ をそれぞれ横軸 縦軸にとり
その中に 描くブレンドをプロットしたものになりますが
その分類の基準となるのは 私の感じた感覚とイメージに由来しますので
なんら信憑性がある訳でもなく 人によってその感覚は変わって来るものと思うのです。
しかしながら こうして みずから 各ブレンドの特徴を 拾い出して落とし込んで見ると
常日頃漠然としたイメージの中でしか思い浮かべていなかった各タバコの印象が
少しだけ整理されまとめられたような気がします・・・。
あくまで一つの方法 と言う事になりますが
実は 冒頭の図の中のブレンドだけではなく
上記の ダークラタキアブレンド群に 当てはまりそうなブレンドがあり
それをピックアップして見ると
1 G. L. Pease - Odyssey
2 G. L. Pease - Quiet Nights
3 Dan Tobacco - Bill Bailey's Balkan Blend
4 Samuel Gawith - Commonwealth Mixture
5 Hearth & Home - Cerberus
6 HU Tobacco - Zulu
7 HU Tobacco - Port Latakia
8 Captain Earle's - Private Stock
とりあえず これらのブレンドがピックアップされました
いずれもやったことのあるブレンドなのですが
ラタキアの含有量は分かりませんが イメージ的に そういったことになるのですが
太字のブレンドは ダークラタキア ということでいいのかな・・・とおもわれるのですが
それ以外は どうなのでしょうか・・・? と考えます。
みな美味いのですが ラタキア以外の オリエントであるとか バージニアであるとか
そう言ったほかのコンポーネントが出過ぎの感があり 重厚でリッチな甘さ というには
少し違ってくるのかな・・・と思いました。
しかしながら これらのブレンドも含めて ダークラタキアブレンド群として 考えても良いかと思います。
再度のイメージ図

このイメージ図の中のブレンドをそれぞれまとめて見ると
1 Cornell & Diehl - Pirate Kake
ラタキアが 75% 含まれているにもかかわらず いたってラタキアはおとなしく ニコチンの少ないクールな喫煙が楽しめます。 バージニアは入っていませんが それに代わってキャベンディッシュタイプのバーレィとターキッシュが このブレンドの味を引っ張ります。
予想以上に ドライでナッティな甘さを愉しめる シンプルで飽きのこないブレンドです。
2 Captain Earle's - Nightwatch
ラタキアの含有率は分かりませんが 50% を越すものと思われます
バージニアの甘さはわずかで オリエントも印象が薄いのですが
ラタキアの 低く響き渡る静けさと 暗い静かなイメージが秀逸
瞑想にふけるには最適のブレンドかと思うところになります。
まさしく ダークなラタキア という感じになります。
3 Captain Earle's - Ten Russians
ラタキアも独特の甘さも味が強く ニコチンも強めで 独特の個性の美味いタバコです。
やはりラタキアは 出過ぎることはありませんが その独特の美味さが 冷たい海と暖かい酒をイメージさせる 実に美味いタバコになります。
この キャプテンエールのシリーズでは 一押しの一品かと思います。
4 Captain Earle's - Stimulus Package
Pirate Kake とよく似た感じのブレンドですが 甘さの質が少し違います
ドライで軽さのある甘さならば PK になりますが、こちらのブレンドは バージニアの甘さが
特徴のブレンドとなります。 使用しているオリエントも少し違うのか ウッジーな清涼感は
このブレンドの方が強く感じます。
5 ベンガル3兄弟
内訳として
Bengal Slices
Bengal Slices White
Fusilier's Ration
この3つが挙げられますが たっぷりのラタキアベースの味わいの中に 独特なリッチで
スパイシーな甘みがあります。 比類のない甘さであり バージニアに足すことの独特の
スパイスによる甘さかと思われます。
この癖のある甘さと落ち着いたラタキアが特徴のブレンド達で 美味いです
甘みが強いので 暗さと冷たさは感じません。
6 HU Tobacco - Fayyum Kake
このブレンドには オリエントは入っていませんが 65%の含有率のラタキアの ウッジーな
清涼感と レッドバージニアとダークバージニアのこってりとした甘さが特徴の
ケンタッキーのナッティさも加わった傑作のブレンドとなります。
暗さはありませんが リッチな甘さが売りのブレンドです。
シアトルパイプクラブの プラムプディングや ミシシッピーリバー なども リッチな甘さが売りのブレンドですが、ラタキアの含有率が違うので こちらのシアトルのブレンドに関しては ダークラタキアブレンド群からはずしてあります。
7 Charles Fairmorn - Lancer's Slices
このタバコは バルクタバコでドイツ製です
何故にこの様に値段が安くて美味いのかは不思議ですが
50%のラタキアと 50%のバージニアの 丁度 Commonwhelth と同じようなつくりになっています。
しかし 味わいは こってりと甘く ラタキアはスモーキーであり いつ喫っても同じ味わいを愉しめます。
後者は同じようにラタキアとバージニアが 50%ずつという同じ葉組なのですが
味わいはまるで違ってきます SG の方は ラタキアというよりも バージニアの繊細な甘さを愉しむブレンドであるという認識であり もっと繊細なタバコかと思います
どっぷりと ラタキアのテイストと レッドバージニア ダークバージニアの甘さを味わいたいのなら このブレンドが良いかと思います。
値段がワンランク下なのも嬉しい誤算になります。
この様にまとめて見たのですが
図の中の 右下のスポットに ブレンドの分類が集中しているのが分かります
つまり暖かめで 明るいブレンド達になりますが
まあ リッチな甘さが強い ということの表れかと思います
この記事の中で先にあげてみた ダークラタキアブレンドらしきタバコたちが
この図の中のどのあたりに入ってくるのかは おまかせしますが
太字のブレンド達は 左下から少し右にかけて辺りに入って来るかもしれません
暗さも甘さもある と言う事になるのでしょうか。
これらのブレンド達の分類の仕方としてそんな事を考えました
それでは また
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