2018年 8月
前回は Russ Ouellette さんの John Cotton シリーズの 1&2 と Smyrna
をやってみたのですが あれは 伝統的 English タイプのたばこで オリエントを強調した
Smyrna が バルカンタイプ ということでした。
私の場合は この Smyrna 押しでしたが
今回は 同じ作者の H&H から出された2012年以降のたばこの
Cerberus ということになります。
懐かしい感じの 丸缶で
ふたを開けると
ラタキアが多いようですが 見た目は そうでもないですね
オリエントや レッドバージニアも 結構見えますね
ところが これは表面だけのことで 中は真っ黒な感じで ラタキアが随分とはいってます
さらに ペリクとダークファイアードケンタッキーもその黒さを引き立てています。
H&H の マキーシリーズの中では 一番ラタキアが前面に出たタバコだそうですが・・・
さてどうなのか。
H&H というと 言わずと知れた
Blackhouse
Magnum OPUS
WhiteKnight
この3缶が有名です
この中で一番マイルドで喫いやすいのが Blackhouse でしょうか
しかしながら 後の2缶は 味は複雑で濃いのですが
この私には 少し辛すぎる感じで 途中で飽きてしまう感じがありました・・・。
なので Blackhouse 以外は どうもそれ以降は喫っていませんでしたね。
この Cerberus も 強いということで そんなイメージを持っていたのですが
実際に喫ってみると その予想は見事に覆されることになりました。
ラタキアがたくさん入っていて 味が強いということの様ですが いったい味の強さって
なんぞや? という事を思います
むしろ ラタキアの含有量の少ない 典型的なEnglish type のタバコの方がラタキアの
刺激が強く感じますし ややもすると辛く感じるようです。
そんなことで 思い出すのが
この C&D の Pirate Kake なんですね
こちらの方がラタキアがたくさん入っているようです(75%)
同じ様に Dark-fired-Kentukky もはいってますが
ペリクは 入っていません
しかしながら このタバコは 更にマイルドで さっぱりしています。
その違いについてもあとで述べますが
この辺りのタバコは English タイプなのですが 伝統的な English タバコとは
全く別のジャンルのタバコみたいな気がします。
同じくくりではまとめられないことの様です・・・。 (私的感想)
さて この Cerberus って なんぞや ということですが
ギリシャ神話にでてくる
ケルベロス(古希: Κέρβερος, Kerberos, ラテン語: Cerberus)は、ギリシア神話に登場する犬の怪物。ハーデースが支配する冥界の番犬である。その名は「底無し穴の霊」を意味する[1]。ラテン語読みはケルベルス、英語読みはサーベラス。
ということで 頭が3つで蛇の様なしっぽをした 地獄の番犬のようです。
じつは このタバコ 味の特徴をを出す
ラタキア ペリク ダークファイアードケンタッキー を 3つの頭に見立てているようです
オリエントとバージニアは 控えめ という事のようですが・・・
ここからが 感想となります
乾燥は頗るいいです 御多分に漏れず いつもの Ouellette ブレンドですが
リボンは粗くて 小さすぎません この方がいいですね 乾燥しすぎないのでね。
簡単に火が付きます ラタキアとオリエントの 清涼感のある ウッジーな香りがまず来ます
いいですねこれは しかし 思ったほどラタキアは前面に出て来ませんね。
間違いなしにラタキアなのですが マイルドに流れて行くんですね・・・。
実に穏やかに クールに燃えて行きますね。
ここからは Pirate Kake(PK) との比較で 述べて行きます。
ラタキアの落ち着きは PK の方がありますが 清涼感は こちらの方ですね。
同じ様に ケンタッキーの ナッティーな香ばしさが来ますね これが良いんですね
こちらは さらに ペリクのレーズンっぽいダークな酸味を含んだ甘みが来ます
バージニアの ややねっとりとした甘味も来ます
これは PK には無かった味でしょうか・・・。
オリエントは 清涼感と柔らかな甘みを演出しているのかもしれませんが
ラタキアも充分甘いので よく分かりません・・・。
こんな感じで 最後まで流れて行くのですが ゆっくりと静かに喫う事も
やや強く喫って 強い味を楽しむことも出来ますね。
ラタキアやカットのせいなのか クールスモーキングが続きます。
いや 良いタバコなんではないのでしょうか
H&H のタバコでは BH と肩を並べるくらい 美味いタバコですね
BH とは タバコの質が全然違いますが 私にとっては 美味いタバコの様です。
しかしながら 敢えて 言わしてもらうならば
PK に比べて 味が重たいですね
バージニアのせいなのか ペリクのせいなのか おそらくラタキアと バージニアの
せいなのだとは思うのですが
味が重なりすぎて どんよりと重たい感じがします
つまり キレが悪い様な感じなんですね・・・甘いんだけどね・・・・・・
でも H&H の中では一番好きかもしれません。
PK のほうが ラタキアもマイルドで 甘さ控えめ 適度な酸味と香ばしさもアリ
いくらでも喫える飽きのこない味に思えます。
なので 同じようなテイストのヘビーラタキアタバコなのですが
この私は PK 押しですね。
蒸し返しますが
ラタキアがたくさん入っている ⇒ 強い癖のあるタバコ
という図式が一般的の様ですが ニコチンがつよいのなら バージニアですし
バーレィにも 喉を刺激する感じがあります。
タバコが辛い と感じるのは 燃焼の温度であるとか そう言った物理的な要因に帰依
するところがあるかもしれません・・・。
このような認識を持たれる人もいるようなのが残念です。
味に癖があるのは ラタキアですが ラタキアにもいろいろあるようで
驚くほどまろやかなラタキアもたくさんあります、もちろん 刺激の強いラタキアも
ありますが・・・。
それはバージニアとて同じことです。
ラタキア好きにとって ラタキアは ニコチンの少ない実にマイルドなタバコです
決して刺激の強いものではありません。
味の特徴が ラタキアを劇薬のように思わせるフシもありますが、その辺は
ラタキア嫌いの人たちとは 認識のズレがあるようです。
以前は ラタキアしか喫わなかったものですが 今はバージニアもバーレィもお構いなしに
やるようになって、それぞれの特徴や良さが少しわかるようになりました。
マクレのケチャップ臭や ケンダルのフェンネル臭も 同じようなところがあります。
そう考えると タバコはブレンドの妙があるので その愉しみは尽きません・・・。
ただ いつでも 体はいいコンディションで 感覚はニュートラルの状態で
タバコの接することが 愉しみを味わう最大の秘訣かとは思います。
そんなことを考えさせるタバコだったようです
それではまた
前回は Russ Ouellette さんの John Cotton シリーズの 1&2 と Smyrna
をやってみたのですが あれは 伝統的 English タイプのたばこで オリエントを強調した
Smyrna が バルカンタイプ ということでした。
私の場合は この Smyrna 押しでしたが
今回は 同じ作者の H&H から出された2012年以降のたばこの
Cerberus ということになります。
懐かしい感じの 丸缶で
ふたを開けると
ラタキアが多いようですが 見た目は そうでもないですね
オリエントや レッドバージニアも 結構見えますね
ところが これは表面だけのことで 中は真っ黒な感じで ラタキアが随分とはいってます
さらに ペリクとダークファイアードケンタッキーもその黒さを引き立てています。
H&H の マキーシリーズの中では 一番ラタキアが前面に出たタバコだそうですが・・・
さてどうなのか。
H&H というと 言わずと知れた
Blackhouse
Magnum OPUS
WhiteKnight
この3缶が有名です
この中で一番マイルドで喫いやすいのが Blackhouse でしょうか
しかしながら 後の2缶は 味は複雑で濃いのですが
この私には 少し辛すぎる感じで 途中で飽きてしまう感じがありました・・・。
なので Blackhouse 以外は どうもそれ以降は喫っていませんでしたね。
この Cerberus も 強いということで そんなイメージを持っていたのですが
実際に喫ってみると その予想は見事に覆されることになりました。
ラタキアがたくさん入っていて 味が強いということの様ですが いったい味の強さって
なんぞや? という事を思います
むしろ ラタキアの含有量の少ない 典型的なEnglish type のタバコの方がラタキアの
刺激が強く感じますし ややもすると辛く感じるようです。
そんなことで 思い出すのが
この C&D の Pirate Kake なんですね
こちらの方がラタキアがたくさん入っているようです(75%)
同じ様に Dark-fired-Kentukky もはいってますが
ペリクは 入っていません
しかしながら このタバコは 更にマイルドで さっぱりしています。
その違いについてもあとで述べますが
この辺りのタバコは English タイプなのですが 伝統的な English タバコとは
全く別のジャンルのタバコみたいな気がします。
同じくくりではまとめられないことの様です・・・。 (私的感想)
さて この Cerberus って なんぞや ということですが
ギリシャ神話にでてくる
ケルベロス(古希: Κέρβερος, Kerberos, ラテン語: Cerberus)は、ギリシア神話に登場する犬の怪物。ハーデースが支配する冥界の番犬である。その名は「底無し穴の霊」を意味する[1]。ラテン語読みはケルベルス、英語読みはサーベラス。
ということで 頭が3つで蛇の様なしっぽをした 地獄の番犬のようです。
じつは このタバコ 味の特徴をを出す
ラタキア ペリク ダークファイアードケンタッキー を 3つの頭に見立てているようです
オリエントとバージニアは 控えめ という事のようですが・・・
ここからが 感想となります
乾燥は頗るいいです 御多分に漏れず いつもの Ouellette ブレンドですが
リボンは粗くて 小さすぎません この方がいいですね 乾燥しすぎないのでね。
簡単に火が付きます ラタキアとオリエントの 清涼感のある ウッジーな香りがまず来ます
いいですねこれは しかし 思ったほどラタキアは前面に出て来ませんね。
間違いなしにラタキアなのですが マイルドに流れて行くんですね・・・。
実に穏やかに クールに燃えて行きますね。
ここからは Pirate Kake(PK) との比較で 述べて行きます。
ラタキアの落ち着きは PK の方がありますが 清涼感は こちらの方ですね。
同じ様に ケンタッキーの ナッティーな香ばしさが来ますね これが良いんですね
こちらは さらに ペリクのレーズンっぽいダークな酸味を含んだ甘みが来ます
バージニアの ややねっとりとした甘味も来ます
これは PK には無かった味でしょうか・・・。
オリエントは 清涼感と柔らかな甘みを演出しているのかもしれませんが
ラタキアも充分甘いので よく分かりません・・・。
こんな感じで 最後まで流れて行くのですが ゆっくりと静かに喫う事も
やや強く喫って 強い味を楽しむことも出来ますね。
ラタキアやカットのせいなのか クールスモーキングが続きます。
いや 良いタバコなんではないのでしょうか
H&H のタバコでは BH と肩を並べるくらい 美味いタバコですね
BH とは タバコの質が全然違いますが 私にとっては 美味いタバコの様です。
しかしながら 敢えて 言わしてもらうならば
PK に比べて 味が重たいですね
バージニアのせいなのか ペリクのせいなのか おそらくラタキアと バージニアの
せいなのだとは思うのですが
味が重なりすぎて どんよりと重たい感じがします
つまり キレが悪い様な感じなんですね・・・甘いんだけどね・・・・・・
でも H&H の中では一番好きかもしれません。
PK のほうが ラタキアもマイルドで 甘さ控えめ 適度な酸味と香ばしさもアリ
いくらでも喫える飽きのこない味に思えます。
なので 同じようなテイストのヘビーラタキアタバコなのですが
この私は PK 押しですね。
蒸し返しますが
ラタキアがたくさん入っている ⇒ 強い癖のあるタバコ
という図式が一般的の様ですが ニコチンがつよいのなら バージニアですし
バーレィにも 喉を刺激する感じがあります。
タバコが辛い と感じるのは 燃焼の温度であるとか そう言った物理的な要因に帰依
するところがあるかもしれません・・・。
このような認識を持たれる人もいるようなのが残念です。
味に癖があるのは ラタキアですが ラタキアにもいろいろあるようで
驚くほどまろやかなラタキアもたくさんあります、もちろん 刺激の強いラタキアも
ありますが・・・。
それはバージニアとて同じことです。
ラタキア好きにとって ラタキアは ニコチンの少ない実にマイルドなタバコです
決して刺激の強いものではありません。
味の特徴が ラタキアを劇薬のように思わせるフシもありますが、その辺は
ラタキア嫌いの人たちとは 認識のズレがあるようです。
以前は ラタキアしか喫わなかったものですが 今はバージニアもバーレィもお構いなしに
やるようになって、それぞれの特徴や良さが少しわかるようになりました。
マクレのケチャップ臭や ケンダルのフェンネル臭も 同じようなところがあります。
そう考えると タバコはブレンドの妙があるので その愉しみは尽きません・・・。
ただ いつでも 体はいいコンディションで 感覚はニュートラルの状態で
タバコの接することが 愉しみを味わう最大の秘訣かとは思います。
そんなことを考えさせるタバコだったようです
それではまた
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