鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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Cobblestone-Chess Knight

2021年06月05日 | パイプタバコ
2021年 6月

今回は 新しいブレンドの Cobblestone-Chess Knight

Cobblestone(カブルストーン)というブランド名になりますが
Affordable Pipes というところで販売しておるようです 製造元は ドイツのコールハスということでの今回の購入となりましたが Chess というシリーズの Knight というブレンドになります
こたびはこのシリーズ 3作品を買いましたが いずれもバージニアブレンドとなります
こちらのKnight はストレートバージニアの ブロウクンフレイクとなっており
ナチュラルな甘さの軽いブレンドとSPDC には書いてありました。







この様なカットと色になりますが 軽い番茶のようなテイストがあります
開缶して少しすると色が黒ずんできますのでその方が甘みも起ってくるようです


このブレンドとても喫いやすいブレンドになっておるのですが
一番最初に思い浮かべたのは
Orlik - Golden Sliced(OGS)と
Peter Heinrichs - Golden Sliced(PHGS) になります
Peter Heinrichs - Golden Slicedその後

強さもテイストも似た感じになるのですが 喫い比べると少し違うようです
どちらもすでにレビューしておるのですが 私の好みでいうと PHGS の方になるようです

その前に この OGS とPHGS 形態も使用しているバージニアも似ており 
OGS がオーリックで作られていますので この私もPHGS はオーリック製なのかと思っていたのですが
缶の裏に張ってあるのラベルをよく見ると ドイツのコールハスで作られているようです
そこのところは訂正を入れておきます
なので 味わいも似てはいますが違いを感じるのも納得がゆきます

こたびは 1年以上前に買った缶があり 2缶目ですがすでに開缶されてはいますが
ペンキ缶に入っていますので保存状態が良い PHGS と喫い比べての感想となります。
PHGS の方は色も随分と黒ずんで甘さが以前よりずっと濃くなったような気がしますのでかなりうまくなっているようです…そのように感じました。


感想

このブレンド ブロウクンフレイクになっているのですが 細かくほぐさない方が良いです
何故かというと さして乾燥しているわけでもないのですが燃焼がすすみ よく燃えます
なので少し熱くなる傾向がありますので このまま緩く詰めてやる要が良いと思いました。


点火とともに レモンテイストのシトラスの香り グラスのテイストが来るのですが
少し番茶 あるいは紅茶のような風味を感じます
甘さはいたって軽く穏やかで 明るい甘さになるのですが悪く言えば甘さがあまり来ませんね
ただ 蜂蜜が入っていると思われそういった甘さを少し感じるようです

少しパフると強いヘイのテイストも感じタバコ感も結構感じますが
過燃焼気味になりますので アルカリ焼けが起きてくるようです

強さは弱いようになっていますが そうでもなく あじはおとなしく癖もないのだけれど
意外に強いのかと思いました。


同じコールハス製の PHGS のバージニアはアメリカ南部の オールドベルトのバージニアを使用しているようですが このブレンドのバージニアは少し違うようです
悪く言えば甘さとコクがないように感じます

ただホットプレスされているのでしょうか ダークバージニアの小麦を煮込んだような
そういった味わいを少し感じるようです
PHGS にはそういった味わいは感じませんので その辺は大きな違いになるようです


決して甘くないわけではありませんが 味は穏やかで軽い味の濃さになりますので
少し頼りなさと物足りなさが残るかと思います
先にも述べたように蜂蜜の甘さも少し感じるし グラスのテイストも強すぎるわけでもありませんし
ヘイの香りもタバコ感も十分ありますし ダークバージニア系の落ち着きもあって
これと言っておかしなところもありませんが
やはり少し物足りなさを感じてしまうようです

バージニアの質と熟成の問題なのかもしれませんが
過燃焼気味になるのを防ぐ意味でも ペリクが入っているといいのかもしれません
すなわち ストレートバージニアブレンドとしてはこのブレンドには魅力を感じないようです

PHGS OGS の方がずっと美味いと思います
さして安いわけでもないこのブレンドは ストレートバージニアということで買ってみたものですが
結果はハズレと言わざるを得ませんね

まあ 話のネタにということになりました
Erik Stokkebye - Evening Flake バルク
こちらはVaPer になりますが 買うならこっちのほうですね

そんなお話となります
それでは また
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