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Life in San Francisco

Welcome!
サンフランシスコ在住のフローラルデザイナーです。
www.pbase.com/gatolisto

In the memory of Matthew (日本語)

2008-10-24 05:05:15 | MISCELLANEOUS
English follows Japanese
ケビン、デイルからの書込みです。
悲報について皆さんに真摯にお伝えします。




友人、家族、そして”Life in San Francisco”を大切に思ってくださる皆さんへ。
私たちは花と愛がある、この世界でつながっています。マシュウの言葉と写真と彼の語ったストーリーを胸に。

かつてない悲しい書込みをします。計り知れない悲しみとやりきれない思いですが、伝えなければなりません。去る2008年7月5日、マシュウがこの世を去りました。
彼は亡くなりました。

これを読むすべての皆さん、このブログやここでの繋り、語り合った言葉や皆さんの愛こそマシュウの人生にとってかけがえのないものだったということを覚えていてください。
目を閉じれば、写真や手紙、花など心のこもったメッセージを受け取って幸せに笑うマシュウが見えます。ソファーに座って、チッピーと家で、ベランダで、食卓で、すべてのメッセージを嬉しそうに読んでいました。皆さんの言葉はいつも励ましと理解に溢れていました。

マシュウがここに綴った言葉、掲載されている写真、花、他作品、思いやりや繋りに皆さんからのコメント、その返事。”Life in San Francisco”という完ぺきな集大成には比べようもなく、私からマシュウに捧げる言葉も見つかりません。ひとつひとつの書き込みに、マシュウは人生を注いでいました。

しかし、このブログでは語られなかったマシュウの希望や夢、人生について語ろうと思います。知る人はいないかもしれませんが、繊細かつ類まれな才能を持つ“フラワーボーイ”マシュウは43年前、東京のある芸術一家に生まれました。

かつてマシュウが話してくれたことがあります。自分がどのようにして自然の美やその言葉を理解するようになったか。どれだけ新しい蕾がその密やかな美しさで世界にぬくもりをもたらすかということを。

1960年代後半のこと、マシュウはまだ子どもです。東京で彼の祖父は戦前から開業医をしていました。海外留学をしていた彼は幼い孫を開眼させ、その心を異文化へと導きます。また、ただひとりの美しい自分として生まれたことに感謝しなさいと教えます。

大人になると、マシュウはその愛する祖父の手入れの行き届いた庭を思い出します。そこには、幼いころから心を捕らえて止まないもみじの木がありました。

日本のもみじは実に遅々として成長します。マシュウはいつも、もみじの木は年に1~2インチ(約2.5~5cm)も育たないのだと話していました。そのわずかな成長は余程の観察眼がなければほとんど誰も気が付きません。2人の熱心な観察者、マシュウと彼の祖父がそうです。

日本中がまばゆいような赤、燃えるオレンジ色で秋の到来を祝う間、マシュウと彼の祖父とは1本の木に思いを巡らせ、希望とともに、その中の新芽は緑になってそのうちしっかりとした赤ワイン色の樹木へ茂ると感じ取ります。

マシュウにとっては大人になっても祖父の教えはいつも共にあるものです。人間が非情なまでに美しい木を切り落として、嘆くときも。その繊細でいたわりに満ちた両手に猫を抱くときも、トケイソウのつぼみ、そしてボロボロのポップコーンを手にするときも、彼と共にあって微笑みかけます。

フラワーデザイナーとしてのマシュウは、アレンジしてから数日後に全盛を迎えるよう花を選びます。芸術家としてマシュウは、花瓶の中その茎がずっと長い間伸びていけるよう配慮します。人として、アレンジの中で花がまだ咲いていないという幸せを有難く感じます。徐々に変わっていく花のようすを皆に味わってもらえるだろうことに感謝して。ほんの一瞬見る人ですら、まだ見ぬ成長を秘めたその愛と希望のメッセージを感じ取ることでしょう。

少し前、オークランド市のハリソン通りにあるビルの警備員と少し前にかわした会話が思い出されます。マシュウは毎週ロビーの花をアレンジしていました。その警備員は過剰なコンクリートに囲まれて美しい自然がほとんどないような都市部で生まれ育ったといいます。彼は毎週、私の来訪をいつも快く迎えてくれました。そして、新しい蕾や曲がった茎、そして完璧なかたちに垂れている葉を指差して、「誓って言うけど、こういうの昨日までは無かったんだ。」と、笑いながら主張するのです。

「月曜から金曜まで毎日この作品を見てるのに、まだなんだよ、金曜が来てサヨナラって時が来てるのに、まだ最後まで、見られるはずのものを見てない。いったい彼はどうやってるんだ?」

いったい彼はどうやっているのか。90年代半ばのこと、マシュウと長年のパートナーであるデイルは東京からサンフランシスコへ転居しようとしていました。ファッションとビジネスで華やかな経歴を得た後で、マシュウは何か新しいことをする時期だと感じます。もしかすると、あの庭で祖父から学んだことにあやかろうと考えたのかもしれません。

気持の上で、新たな人生が何かは決まっていました。花です。

マシュウが花を手にすると、それは真っ直ぐ彼の心に語りかけます。“花の言葉”で。

花と話す魔法。聴こえてくるのです。花がこの世界に咲き誇ろうとしている囁きが。何を望んでいるか、どう育てられたいか、何を言わんとしているかを信じることです。

このブログはマシュウの花に溢れています。王や王妃のためにアレンジした花。歌手のため、企業に、教会や学校の子供たちへ、教師へ、看護婦の方へ、近所の人々へ、そして私のため。結婚式はじめユダヤ教の成人祝福式バルミツヴァ、卒業舞踏会プロム、その他数々のお披露目パーティーに赤ちゃん誕生を祝うベビーシャワーから法事まで。マシュウが自身で数えてみると、自分のアレンジした花で喜んでもらった人数は100万人を越えていました。

マシュウが人生を捧げたほとんど誰も気が付くことのない儚い人類の樹の新芽に、若枝に、喜びの調べに共に希望を抱いてください。この儚い若枝がしっかりとした樹木の愛すべき枝となって、皆で登ったり、立ったり、ぶら下がったりできるようになると祈ってください。世界の重さに耐えられるほど大きな枝に。世界中の愛。

そしてマシュウは生涯、人として愛を全うしました。彼が花の水彩画を描く新しい’boy’に出会った証人でいてください。共に花と語らい、その言葉に耳を傾ける。花は確かに答え、幸せなふたりに、無限に花開くことのできる大地を与えてくれました。

’boy’は私です。多くの花の前や庭、通りや彼の働いたフラワーショップに、そして水彩具の色の中にマシュウとケビンは心をつなぐ言葉を見つけたのです。

ドロレスパークやノエ通り、オーシャンビーチやブラックサンズビーチで、花の声なき歌声に心を合わせます。私たちは通り過ぎる全ての花に心慎ましやかに成らざるを得ません。ハワイで出会ったヘリコニア、カストロ地区のプロテア、メリット湖のプラムの咲き初めのようす全ての神秘な姿に立ち止まりました。

花の詩は歌となり、その歌は私たちふたりの心と愛を込めて、世界の希望と光とともに紡がれます。

しかし、庭の外では花々は風に飛ばされ、車に轢かれます。木々は切り落とされます。地面は人と人、国と国を分けるため、柵を設けるために掘り起こされます。

私には皆さんの悲しみや怒り、そして戸惑いなど壮大で尊い嘆きを静めるために何もできません。何故こんなことが起きたのか。なぜこんな美しいことが誤るのか。どんな怪物が美しい花や庭を脅かし、私たちの愛する”フラワーボーイ”を苦しめたのか。誰が必要な時間をゆがめてしまったのか。いったい何故、こんな幸せが死へと変わったのか。

私の願いは、きっとマシュウも、皆さんが楽しく、幸せで、愛情豊かに、平穏に、そしてここで分かち合った素晴らしい繋がりを保っていくことです。
マシュウの教えてくれたこと、熱い思い、そしてマシュウの花は私たちみんなの心の中で生きています。
マシュウの夢は、私たちみんなのキッチンで、庭で、窓際で成長しながら、永遠に世界中に愛を生み出し、その記憶を大切にしながら何度も花開きます。

どうか私と共にマシュウの小さな若芽が丈夫な枝葉になると願い、祈り、そして希望を持ってください。


-ケビン・ウッドソン





PLEASE WRITE YOUR OWN THOUGHTS:
想いを、考えたことを記してください。

是非、ここにあなたのコメントや思い出、花にまつわる話、希望、怒り、悲しみ、嘆きも書き込んでください。互いに意見し合って、花瓶には好きな花を飾り、新しい友達にはおいしい料理を振る舞い、皆さんのブログにリンクを貼ってください。どうか、この悲しくてたまらない書き込みを知らせ合って、約4年間マシュウが私たちに与えてくれた無償の愛も届けてください。

このブログは当分の間、ここにあけておきます。愛すべきマシュウがいた記憶の証として。Life In San Franciscoは皆さんや、花や愛する人のものであり、そして私たちの一番幸せな思い出の場所です。



AN OFFER:
申し出

みなさんご存知のように私は何百枚もの花の絵をマシュウのために描きました。ご存知のように、私がマシュウに送ったラブレターの「絵葉書き」です。ここにも多くを載せましたが、私はほぼ毎日、マシュウのため描き続けました。

マシュウのことを覚えていたいと願うどんな方にも何か出来ればと思います。
この花の絵葉書をこのブログを読んでくれた方やLife In San Franciscoにいらした方々に贈ることができれば幸いです。

遠慮やためらったりしないでください。
マシュウは自分のための絵がみなさんの家や教会、神社かもしれませんが、庭などに、またはあなたが大切に思う誰かにあげたりして生かされるのをきっと喜んだと思います。

花の絵葉書を欲しいと思ってくださる方々へ

● 封筒に自分の宛先を記入した返信用封筒をご同封の上、ケビンまで送ってください
 
送り先)
Kevin Woodson
484 Lakepark #73
Oakland, CA
94610
USA

● ご自分の宛先を書いた返信用の封筒は絵葉書が十分に入るサイズ(最小 1辺が約11cm×13cm以上)をご用意ください
● 絵葉書は原画ですので、適した丈夫な封筒でお願いします
● 郵便為替などで送料を支払ってくださることは有難いですが、もちろん無くても構いません
● ご質問があれば私までご連絡ください。 kwoodson@kevinwoodson.com
 

困ってしまいますので、この住所に贈り物など送ったりしないでください。個人的な思い出の品もやめてください。マシュウの思い出は私たちみんなのために是非ここで語ってください。



WHAT TO EXPECT
これからのこと

デイル、チッピー、マシュウの家族、サンフランシスコの友人、そして私は恐ろしく過ぎていく毎日に悲しみを重ねつらく苦しんでいます。しかし、私たちは大丈夫です。マシュウを想い、またマシュウは私たちを想っているのだと信じることに、安らぎを見出しました。

マシュウのEメール matthewsfca@goo.jp は、常時チェックされていませんので、
ここからの返事はいたしません。

私たちはここに書き込みが集まるのを楽しみにしています。そして同様にお互い安らぎが見出せれば幸いです。みなさんのブログへと繋がり、その書き込みを、哀惜の念なら殊更、読むことができるのを心待ちにしています。

マシュウの愛するもの、このコミュニティ、そして世界中にある花が私たちの心をひとつに束ね、いつでもそういられる世界なのだと教えてくれるでしょう。
幸せ、思いやり、そしてあの何よりも静かな囁きに感動と喜びを持って耳を傾ける世界なのだと。




A NOTE FROM DALE:
デイルの言葉

マシュウの家族やケビンと共に彼の死を悼むということは、人生最大の悲劇です。

何と言えば良いのか。腰を落ち着け、そのことを考えるだけで、マシュウの人生を綴った何冊もの本が書けるほどです。どうやって彼と知り合ったかや共に歩んだ人生がどんなだったか、彼が私やみんなにどれだけの喜びや素晴らしいことをもたらしてくれたか、そしてどれだけの無償の支えと愛を私に注いでくれたか。

出会ったときのことを今でも覚えています。どんな部屋で私はどこに座り、どこから彼が私の方へ近付いてきたかを鮮明に思い起こすことができます。
私もマシュウも出会ったその場所に行く予定はありませんでした。私はちょうど退院して間もない頃でした。彼は友人にも始めそこへいく予定じゃなかったと言っていました。けれども、彼も私もちょうどその場所へ出かけたのです。
この空間と時間で織り成す布のほんのひとつの皺の中で、私たちの道は交わり、マシュウと私の人生は絡まったのです。

マシュウは私の初恋の人です。かつて私たちは若く無知でした。世界は自分たちを待ち望み、自分たちはその世界へ漕ぎ出だすのだと思っていました。世界が開けたとき、私たちは同じものを同じときに見て、経験しました。芯の感性の部分で私たちは互いの人生を共有していました。

私たちは一緒にグアムや韓国、タイへ旅行に行きました。またアフリカのモーリシャスやケニア、タンザニアへも行きました。真っ黒いアフリカの夜空の下、天の川が地平線の端から端まで、文字通り川となって流れているのを目にしました。一晩中、アフリカの野生動物の鳴き声が賑やかに、時に優しく私たちの周りで語り合っていました。ひょっとすると、このときこそ私の人生で一番崇高のときであり続けるかもしれません。そのときをマシュウと共有したことに感謝の気持ちが溢れます。

私たちは渡米の際、サンフランシスコに落ち着くことは妥協案でした。
私はアメリカに帰りたかった。マシュウはサンフランシスコに住むならと同意しました。そして移ってみると、この街には絶対的な魔力がありました。サンフランシスコにはきっと、他の町で感じる圧迫感からは自由な、「自分」が本当に「自分」でいられるよう勇気を与える何かがあります。私たち両方ともがその魔力を感じました。
この場所を教えてくれた彼に感謝しています。彼がいなければ、私はこんな場所だとは想像しなかったでしょう。

マシュウほど心から信頼できた人は世の中にいません。私が分かっているのは、彼は何があろうと私を愛す位本当に惜しみなく無償の愛と援助を与える人だということです。そういう心の美しい人でした。

LiSFを通し、皆さんもマシュウの人間性と愛を知るようになってくださればと思います。そして心のどこかに彼の精神も抱いていこうと思ってくだされば幸いです。
私には彼が私のところに訪れたことが分かります。
私にはその彼の美しい人間性と愛を感じることができます。
もし、皆さんも心を開いたなら、きっと同じように感じることができると信じています。


-デイル・バーンズ

In the memory of Matthew( English) - From Kevin

2008-10-24 04:59:36 | MISCELLANEOUS
(Original Message in English 1 of 3)

Friends, family, and everyone who cherishes Life in San Francisco. We are all connected in this World of flowers and love. We all hold Matthew’s words, images, and stories here as sacred.

I write this, the saddest entry of any I have ever typed. It is with immeasurable sorrow and regret that I have to tell you that, on July 5, 2008, Matthew passed from this world. Matthew is dead.

For all of you reading this, please know that this blog, this community, your comments, and your love have been one of the most important parts of Matthew’s life. I close my eyes and see him smile to receive so much love in each message you send him, in words, pictures, letters, and flowers. I see the joy with which he reads every one of your comments, sitting in the couch, with Chippy at home, on the balcony, or at the kitchen table. Your comments are always full of encouragement and understanding.

I can write no eulogy for Matthew that would compare to this complete online collection of writings, photos, flowers, art, love, caring, connections, comments, responses to Life in San Francisco. Entry after entry, Matthew gave his whole life to each one of us.

But that is not to say that the pages of this blog can begin to describe Mathew’s hopes, dreams and life. I think no single person can ever know the complex, magnificent, Flower Boy, born into a family of artists in Tokyo, 43 years ago.

I hear Matthew telling the story of how he learned to understand the beauty of nature and speak its language. How the whispering beauty of a new bud could bring such comfort to the world.

It is the late 1960s, and Matthew is a child in Tokyo. His grandfather has practiced medicine in this city since before the War. Trained overseas, he opens his young grandson’s eyes and heart to new cultures. He teaches Matthew an appreciation for the simple beauty of humanity.

As an adult, Matthew remembers his beloved grandfather’s beautiful garden. In that garden, the thing that most fascinates young Matthew is his grandfather’s Japanese maple tree.

The Japanese maple grows very slowly. Matthew loves to tell me how it does not grow more than an inch or two a year. Its subtle changes are hardly noticeable to any but the most observant. Two dedicated observers are Matthew and his grandfather.

While all of Japan celebrates the dramatic and spectacular reds and fiery oranges that herald the coming of autumn, Matthew and his grandfather meditate on a single tree and find hope and meaning contained in a single new shoot that transforms the green of possibility to the burgundy woodiness of stability.

For Matthew, this lesson in Shinto stays with him as an adult. It is with him when he cries in sympathy for the beautiful trees humans so carelessly cut down. Hold a kitten, a passionflower’s bud, or a fragile peppercorn, in his delicate and deliberate hands, and be with him and smile.

As a floral designer, Matthew selects flowers that unfold and burst into life for days and days after an arrangement has left his hands. As an artist, he considers the stems that will grow and elongate in the vase over time. As a human, he is thankful for the happiness yet to bloom in a new creation. He is thankful for the happiness these subtle changes in his flowers will bring to everyone who experiences them. Even those people who only experience his arrangements in brief glimpses will be touched by the unseen, evolving, hidden message of love and hope.

I recall a recent conversation with a guard at 1999 Harrison in Oakland, the site of one of Matthew’s weekly displays. The guard is probably not a high school graduate. He has grown up in an urban environment, surrounded by excessive concrete and precious little nature. Yet, on my weekly trips, the guard always greets me. He points out new buds, a new bend in a stem, a perfectly-drooping leaf. “I swear this wasn’t here yesterday,” he exclaims, pointing, smiling.

“I sit with this arrangement every day, from Monday through Friday, and still, when Friday comes and I say goodbye to it, I haven’t seen all there is to see. How does he do it?”

How does he do it? It is the mid-nineties, and Matthew and his long-term partner, Dale, are relocating from Tokyo to San Francisco. After a successful career in fashion and business, Matthew senses that it is time for something new. Maybe, he thinks, there is something new he can learn that will respect his grandfather’s lessons in the garden.

In his heart, he knows what his new life is. It is flowers.

He picks up a flower, and it speaks directly to his heart. The language of flowers.

The magic of talking to flowers. It is listening. Believing in their whispers, and delighting in their desire to bloom fully in this world. Believing in what the flowers want to do, how they want to grow, what they want to say.

And this blog is full of Matthew’s flowers. Flowers for kings and queens. Singers, businesses, churches, schoolchildren, schoolteachers, nurses, your neighbors and mine. Our weddings, our Bar Mitzvahs, our proms and coming out parties. Baby showers and funerals. Matthew himself calculated that, with his flowers alone, he had made well over a million people happy.

Join me in hoping that the chorus of joy he has brought to life is a new shoot, a subtle green twig, barely noticeable on the fragile tree of humanity. Pray with Matthew and me that this fragile twig turns into solid wood, a branch of love and beauty that we can all climb on, stand on, and swing from. A branch big enough to bear the weight of the world. The love of the world.

And Matthew experience human love fully in his life. Please be with me as he meets a new boy, one who paints flowers with water. Together they talk to the flowers, and together they listen for the answers. And the flowers do answer and give these lucky boys an endlessly blooming field of possibilities.

That boy is me. In the presence of flowers, in the garden, in the street, in Montclair Florist, in liquid color, Matthew and Kevin find a language that bridges our hearts.

We join the flower’s silent singing in Dolores Park, along Noe St., at Ocean Beach and Black Sands Beach. We never cease to be humbled by each flower we pass by. We stop to wonder at a Heliconia in Hawaii, at a Protea in the Castro, and the first plum blossoms of Lake Merritt.

The verse of the flowers is a song, and the song is sung in harmony by two hopeful souls, in love, conscious of all the hope and light in the world together.

But, outside the garden, flowers are torn apart in the wind. Run over by cars. Trees are cut down. Fields are dug up to make room for the fences that divide people, separate nations. Love, families change. The language of hurried discussions, and “you should,” and argumentative voices blots our ears and renders us incapable of hearing the flowers’ silence.

There is nothing I can give you to mitigate the enormous and awesome cry of your sorrow, anger, and confusion. How could this happen? How could something so beautiful go wrong? What kind of monster could have hijacked the flowers and haunted the garden, gnawing away at the Flower Boy we all love so much? Who we turn to in our times of need? How on Earth could so much happiness turn to death?

My hope, and possibly Matthew’s too, is that everyone here can maintain some of the joy and happiness, some of the love, some of the silence and the awe of this connection we all share. That Matthew’s lessons, Matthew’s passion, Matthew’s flowers can live on in all our hearts. That Matthew’s dreams can bloom again and again, growing in all of our kitchens, gardens, and windowsills, and forever create love in the world, and respect for Matthew’s memory.

Please, wish, pray, hope with me that this tiny shoot of Matthew’s becomes a firm and solid branch.

- Kevin Woodson

In the memory of Matthew(English) - An Offer

2008-10-24 04:57:35 | MISCELLANEOUS
( Original Message in English 2 of 3)


PLEASE WRITE YOUR OWN THOUGHTS:


And now, please join me in writing your comments; your memories, a good story about flowers, hope, anger, despair and grief. Please comment on each other’s comments, arrange your favorite flowers in a vase, cook a wonderful meal for a new friend, and post links to each other’s blogs here. Please, use this sad, sad entry to reach out to each other and give the love that Matthew gave us all so selflessly for almost four years.

This blog will stay up for the time being, and serve as our memory of where all this love was born. Life in San Francisco is yours, it is for the flowers, and for lovers, and for our happiest memories.


AN OFFER:


As many of you know, I have painted hundreds of flowers for Matthew. Many of you know these as the ‘postcards’ of ‘love letters’ I sent to him, almost on a daily basis. Many are posted here.

I would like to help everyone who wishes to remember Matthew. I would like to send a flower painting to everyone who has read this blog and been a part of Life in San Francisco.

Do not be shy. Do not hesitate. Matthew would want these personal paintings to live on in your homes, or in a church, or maybe you will place one in a shrine, in a garden, or give it to someone you hope to love yourself

INSTRUCTIONS: To everyone who wants one of these flowers:

• Please send a self-addressed envelope to:

Kevin Woodson
484 Lakepark #73
Oakland, CA
94610
USA

• The self-addressed envelope should be large enough for a flower painting (4x5 to 6x12 inches)

• Your envelope should be sturdy enough for me to ship original artwork in it

• A money order to cover postage would be appreciated, but is not necessary

• Please contact me with any questions: kwoodson@kevinwoodson.com


Please don’t send gifts; we are overwhelmed. Please don’t send personal memories; post your stories here for all of us.


WHAT TO EXPECT

Dale, Chippy, the Mathew’s family, all of his friends in San Francisco, and I suffer new sorrow from this terrible passing every day. But we will be OK. We’ve found comfort in each other’s love for Matthew, and Matthew’s love for all of us.

Matthew’s old email address, matthewsfca@goo.jp, will not be checked regularly, and emails there will no longer receive responses.

We look forward to reading your posts here, and to you all comforting each other in the same way. We look forward to following links to your own blogs and reading your own posts, especially of any tributes you create and share.

May the love of Matthew, this community, and the flowers of the world bind our hearts and always remind us of the world that is possible. A world of happiness, consideration, and listening to the slightest, most silent voices with awe and joy.


In the memory of Matthew(English)- From Dale

2008-10-24 04:55:29 | MISCELLANEOUS
( Original Message in English 3 of 3)


A NOTE FROM DALE:

It is with the greatest sadness of my life that I join both Matthew’s family and Kevin in mourning his passing.

I don’t know what to say. If I sat down and thought about it, I could write volume after volume, recording Matthew’s life, telling you how I came to know him, what our life together was like, what joy and beauty he brought to me and to others, what unconditional support and love he gave me.

I can remember when he and I met. I can recall with clarity where we were, what the room was like, where I sat, the direction he approached me from. Neither one of us had intended to go to the place we met. I had just gotten out of the hospital. He had told his friends he could not go. But he went and I went and at that moment, in that one wrinkle in the fabric of this space and time, our paths crossed and his fate and my fate were intertwined.

Matthew was my first love. We were young and innocent. A whole world awaited us and we explored it together. As the universe unfolded for us, he saw what I saw, experienced what I experienced. Likewise, I saw what he saw, experienced what he experienced. In the truest sense, we shared our lives with each other.

We traveled together to Guam, to Korea, to Thailand. To Mauritius, Kenya and Tanzania. Under the dark African night sky, he and I saw the Milky Way stretching from one horizon to the other, a literal river of light across the dark night sky, while the night sounds of the African wildlife squawked and chattered around us. This moment remains for me, perhaps, the most awe-inspiring of my life. I am grateful he was with me to share that moment.

When we moved to America, we settled in San Francisco as a compromise. I wanted to return to America. He agreed so long as we lived in San Francisco. When we moved here, the City was absolutely magical for us. There is something, maybe, about San Francisco that encourages YOU to be YOU, to be who you truly are, to break free of constraints felt in other places. We both felt that magic. I thank him for showing me someplace so magical. Without him, I would never have imagined that such a place could be.

Matthew was the one person in this world I trusted more than anyone. I understood that he was so full of unconditional love and support that he would love me no matter what. That was the kind of beautiful person he was.

I hope that through Life in San Francisco you too have come to understand the beauty and love that Matthew was, that you will continue to carry his spirit in your hearts. I know he has visited me. I can feel him, his beauty and love. If you open your heart, I know that you can too.


- Dale Burns



Happy Birthday to Me (special edition)

2008-03-07 09:30:32 | MISCELLANEOUS
ただ今、ここサンフランシスコの時刻は、3月6日、午後8時過ぎです。そして、来る3月9日は僕の誕生日。(まあ、今更祝いたいと思うような年齢でもないんですけどねぇ・・・) 当日は、僕の友人のひとりが、彼の家で僕のバースデー・パーティを開いてくれることになっています。ハイパーなゲイのおにーさんたちが一堂に会するこのパーティ、名目上は一応僕の誕生日パーティってことにはなっていますが、そんなのは口実みたいなもので、みんなで集まってドンチャン騒ぎさえできれば、つまるところなんだって良いのです、ははは。きっとこの晩は、夜遅くまで盛り上がることは目に見えているので、帰って来てからその日のうちに新しいエントリーをアップするのは絶対に無理だよなぁ・・・、と言う訳で、今日のうちにアップすることにしたのでした。前祝いですね、前祝い。



ということで、「Happy Birthday to Me (special edition)」です。僕の誕生日を記念して、今回のエントリーは、このLiSFの本来のメイン・カテゴリーである「花」「猫」「料理」の3本立てでお送りしたいと思います。




まずは、僕のフローラル・デザインのコーナーから。

今回紹介する二つのものは、前回のエントリーのコメント欄の中でもリンクを貼っておいたので、もうご覧になった方もいらっしゃるとは思いますが、一つ目のものは、女優のキャリー・フィッシャー(スター・ウォーズのレイア姫で有名)のために作ったもののひとつです。彼女は、先月から4月の中旬に掛けて、バークレーのシアターで一人芝居をしているのです。そして、彼女が滞在しているホテルの生け込みを僕が手掛けていた関係で、それを見た彼女のマネージャーが僕のデザインを気に入ってくださり、彼女のスイート・ルームと、シアターの楽屋用の花を作ってくれないか、という運びになったのでした。

この写真のものは、ヴァレンタイン・デーの直後のもの。この時のものは、「ヴァレンタインのイメージで。でも、通常のバラを1ダースではなく、もう少し手の込んだデザインで。そして、サイズはテーブルの上に置くので、コンパクトに仕上げてほしい」というリクエストが先方からありました。で、出来上がったのが、こちら。




背の低いシリンダー状のガラスの花器の中に小石を入れ、オアシスをセット。ちなみに、オアシスを隠すためにトグサを切ってガラスの内側に縦に並べました。次に、花器の淵と水平になるように白樺の小枝をグルーを使って四方八方に広がるようにセット。枝のところどころに、グルーでペッパーベリーの実とレインディアモスを取り付けます。そして、メインの花材であるバラを1ダース、花が同じ高さになるようにオアシスに挿し、最後にチェーン・オブ・ハートをバランス良く巻いて、完成です。


次のものは、こちら。

これは、地元のホテルの生け込み作品の中からのひとつです。

ここ3週間ほど、コンテンポラリーで無機的なデザインのものが続いていたので、この週には、もうすこしオーガニックでナチュラルなテイストのものにしようと思っていたのです。とは言え、ただ単純にナチュラルな感じに仕上げたのでは、matthew styleではないっ!!ってことで、こんな感じに仕上げてみました。




ペデスタルの上に陶器の花器を置き、その花器の左手後方から右手前方に、流れるようなラインを描くように適当な長さに切り分けた白樺の枝を編んでアーマチュア(デザインの土台部分)を仕上げました。(写真だと、立体感が欠けるのでちょっと分かりづらいかな?) そのアーマチュアを花器に取り付け、ケール(花キャベツ)、オーニソガラム、アラビカム、そして、ビバーナムで生け込みました。 最後にアクセントとして、白樺の枝に、金柑、キーライム、レインディアモス、そして、マネーツリーをグルーで取り付けて完成です。(アップの画像はこちら

ナチュラルな中にも、しっかりデザインが主張しているものに仕上がったと思います。皆さんにも気に入っていただけたら嬉しいのだけれど。





そして、「ぼくんちごはん」のコーナーです。

ケヴィンと別れた後、彼の方から「またやり直したい」と言われ、結局しばらくの間はくっついたり離れたりを繰り返していたのですが、きっとこれが僕にとっては精神衛生上良くなかったのだと思います。まさにジェットコースター状態の日々。いきなり急上昇したかと思えば、次の瞬間に急降下、みたいな。ははは。もうね、思いっきりの乗り物酔い状態ですからー。そんな日々が続く中、一人で黙々と続けていたのが、ワークアウトと料理。この二つは、僕にとってのメディテーションのようなものなのです。特に料理に関しては、作っている最中は他のことを考えずにそれだけに集中できるので、落ち込んでるなぁ、と自覚している時にこそ、進んでやるようにしていました。

さてさて、前置きはその辺にして、今回紹介するのは、ここ最近凝っている「自家製コッテージ・チーズ」です。20分もあれば簡単に作れる上、超美味! いろいろな料理に応用も効きますし、皆さんも是非挑戦してみてください。

まずは用意するものですが、牛乳とプレーン・ヨーグルトのみ。牛乳(約1リットル)とヨーグルト(500~600グラム程度)を鍋に入れ、中火にかけながら撹拌します。約10分もすると、チーズ状に固まったものが表面に浮いて来ます。


約10分後の状態。

チーズ状のものと、半透明の液体に分離した段階で、鍋を火から下ろします。

次に、ボールの上にガーゼなどを敷いた網を置き、その中に鍋の中身を移します。



柔らかく水気を多く含んだものがお好きな方は、この状態のままでも良いのですが、後ほどケーキなどの焼き物に使う場合、ガーゼに包んだチーズの上に重しを置き、水気を切るようにします。


水気を切っているところ。


そして、こちらが出来上がりほやほやの自家製コッテージ・チーズです。





ちなみに、こちらが分離した液体。ホエイ(whey=乳清)です。つまりは、牛乳からタンパク質を取り除いた部分ですね。
このホエイ、栄養価が高い上に脂質が低く、捨てるのはもったいない! 我が家では、これにたっぷりの蜂蜜とレモン汁を入れた飲み物を作ったりと、いろいろと応用をしています。





今回作ったのは、このホエイに抹茶パウダーと砂糖を混ぜたもの。ホエイの酸味と抹茶の苦みが絶妙ですョ。






そ、し、て! コッテージ・チーズは果実との相性が抜群!というわけで作ったのが、こちらです。出来立てホヤホヤのコッテージ・チーズをフィーチャーしたカリフォルニア風のサラダです。



今日のサラダは、ベリー類にアボカド、葉野菜、そしてグレープフルーツという組み合わせ。食べる直前に、レイト・ハーベストと呼ばれるオリーブ・オイル、岩塩、黒胡椒、そして、ビネガーを振りかけて食します。ちなみに、今回は、イタリアからのお土産でもらった、ホワイト・バルサミコ(透明なバルサミコ)を使いました。



そして、せっかくなので、簡単デザートも2品ほど。

一つ目は、自家製コッテージ・チーズに卵、薄力粉、砂糖、塩、レモン汁、生クリームで練った生地(通常のチーズケーキの生地よりも固めのテクスチャー)の中にレーズンとドライのクランベリーを入れ、それを春巻きの皮に包み、カノーラ油で揚げました。盛りつけの際に、ブラックベリーとラズベリーを添え、最後にパウダー・シュガーをふって完成です。サクサクパリパリの春巻きの皮と、モッチリした中身との組み合わせがグッドですよ~。お試しください。





そして、もう一品。 こちらも超簡単レシピです。

上のデザートで使った生地と同じものを、スプーンで一口大に掬い、鍋の中の熱湯に落とします。ちなみに、この時、2本のスプーンを使うと便利です。



浮いてきたチーズを素早く冷水につけ、冷まして水気を切ったものをボールの中に入れます。この際に、食べやすい大きさに切ったフルーツも混ぜ、最後にダークチョコレートを小鍋で溶かしたものをかけて食します。

もちもちっとした食感が不思議なデザートです。












さあ、皆さん、お待ちかね! 最後は、久々登場のチップです。

今日撮ったばかりのチップの最新画像を2枚ほど。昼寝しているところを起こして撮ったので、ちょっとボ~っとしてますねぇ、ははは。僕の大切なパートナーです。今回の一件で落ち込んでいた時も、何度チップに助けられたことか・・・。ありがと>チッピー。




「みなさーん、ご無沙汰しています。去年の12月23日に、12歳になりましたー。」


チップも参加している「黒猫振興会」はこちらからどうぞ!





まだまだ完全復帰とは行きませんが、今回は、僕の誕生日にかこつけてのエントリーのアップでした。近いうちに、またエントリーをアップできるよう・・・、がんばっりまっす!


最後までおつきあいくださり、どうもありがとう!

ではでは!




追記 (written on the 9th of March)

ただ今、9日の午後5時です。今日の昼間は、鞄の中に食べ物と本、そして、iPodを詰め、Daleと一緒に近くのゴールデンゲート・パークへブラ~ッと行って来ました。こうしてのんびり過ごす時間も良いものですね。公園内では、楽器を演奏する人、キャッチボールやフリスビーを楽しむ人、ひなたぼっこをする人、愛犬と一緒に遊ぶ人など、みんなそれぞれ思い思いに楽しんでいます。ちなみに、僕とDaleは芝生の上にピクニックシートを敷いて、本を読みながら日焼けを楽しんできました。


今日はポカポカ陽気。太陽の下で上半身裸で寝転ぶのって、気持ちイイですよねぇ~



さあ、これからシャワーを浴びて、おめかしをして、いざパーティへ! パーティ自体はすでに5時から始まっているのですが、やっぱり主役はほら、ちょっと遅れての登場くらいの方がサマになるってもんですし。ははは。思い切り楽しんできたいと思います。

では、行って来ま~す! 


マシュウ

happy valentine's day to you... (special edition)

2008-02-11 13:51:50 | MISCELLANEOUS
みなさん、すっかり長い間、ご無沙汰してしまいました。最後にエントリーをアップしたのが、去年の9月28日。4ヶ月以上も留守にしてしまいましたが、その間にも、いろいろな方から心温まるメールやコメントをたくさんいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう。




さてさて、今日は2月10日。ヴァレンタイン・デーまで残すところあと数日です。仕事の方は、それに伴いかなり忙しくなって来ました。今年も頑張らなくては・・・。

去年や一昨年にも、このLiSF内でアメリカのヴァレンタイン・デーのことを取り上げてきましたが、ここアメリカでのヴァレンタイン・デーは、日本のように女性から男性へ愛の告白をするという習慣とは異なり、ロマンティックな間柄に限らず、大切な友人や家族へも「i love you」を伝える日でもあるのです。

という訳で、今回のエントリーはspecial edition。ヴァレンタイン・デーに因んで、いつもこのLiSFを訪れてくださる皆さんへ、ここサンフランシスコから感謝の気持ちと愛をいっぱい、いっぱい込めて、特別にエントリーをアップすることにしました。(もっとも、先々は再開するつもりではいるんですけどね・・・)



で、ですねぇ・・・、まずは、僕がこんなに落ち込んでいた訳ですが、もういいかー、言っちゃっても。>自分。

まあ、多くの方は薄々気がついていたとは思うのですが、こんなにも僕が落ち込んでしまったのは、ケヴィンと別れたことが原因でした。ここではその経緯や詳細は割愛しますが、「そりゃ、ないじゃん、ケヴィン・・・」っていうような振られ方をしてしまったのです。別れた後も、ケヴィンからやり直したいというオファーがあったりして、まるでジェットコースターのような日々を送っていたのですが、結局は別れてしまいました。ここ最近になって、ケヴィンから僕とまた会いたいと言うような、或いは、まるで自分がしたことを後悔しているかのようなニュアンスの言動があったのですが、今の段階ではちょっと難しいかなぁ。僕としても、彼への気持ちが完全に消えた訳ではないので、心がグラ~っと揺らぐのは事実なのですが、ただ逆にそういう心の状態だからこそ、あえて今は様子を見ようと思っています。こういう状態では、冷静な判断は下せないですもんね。そんな訳で、僕の心の傷が癒えないうちは、次ぎなるアクションを起こすのは待とうと思っています。

・・・と、暗い話になってしまいましたが、ここで気を取り戻して、皆さんへ、今年もヴァレンタインのデザインのプレゼントをー!!

先週から今週へ掛けての生け込み作品の中から、まずはこちらを。





リバーケーンを編んで造った巨大のハートを赤くペイントし、それを花器にセット。ハートのところどころに小さなビーカー型のガラスの花瓶を取り付け、そこに、ハートの形をした赤いアンスリウム、ピンクのシンビジウム、そして白い胡蝶蘭を活けました。最後に、スチールグラスをハートのラインをなぞるようにセットし、完成です。



次は、オフィス用の小さめのアレンジメント。

こちらもヴァレンタインに因んで、それをイメージするデザインのものを作成しました。アラビカム、ニューサイラン、コモドール、スチールグラスのラインで抽象的な非対称のハートのラインを作成し、フォーカル・ポイントには、赤いバラとピンクのガーベラを用いました。シンプルだけど、抽象的でスタイリッシュな、僕らしい作品に仕上がったと思いますが、いかがでしょうか?




そして、こちらが、店頭で販売するために造った今年のヴァレンタイン用の小さめのアレンジメントです。$35也~。





ところで、せっかくの久々のエントリーなので、ちょこっとだけ近況報告もしちゃおうかな。

去年の秋に、ちょっとだけワイルドなことをしてしまったのでしたー。な、な、な、なんと、年甲斐もなく、タトゥーを入れたのです。まぁもっとも、数年前から入れたいな、とは思っていたのですが、自分が気に入るデザインが全くなく、延び延びになっていたのですが、何かの折に友人のひろくんから、腕の良いタトゥー・アーティストがいるという情報を得て、まずはその彼、シャドーとのコンサルテーションに行ってきました。その際に、彼に伝えた自分の望んでいるデザインやアイデアは以下の2点。


1、抽象的で無機的な感じの花のモチーフ
2、フォーマルなファッションも好きなので、洋服を着た際に必ず隠れる場所に入れる


コンサルテーションの数日後に彼からデザインが上がって来たのですが、残念ながら僕のテイストではありませんでした・・・。という訳で、急遽、自分でデザインをすることに。いろいろなモチーフを20個ほどデザインし、その中から6つを選びました。

そして、出来上がりがこちら! 上半身裸の見苦しい写真ですが、大公開!(ドン引きしないでくださいねー)



ジャジャーンッ!

 









(こちらの写真は、なぜか画像が反転したままです・・・実際に入っているのは左胸)


 

4センチ大の花をモチーフにした絵柄が、6つ、胸から背中へ掛けて、等間隔に水平に並びます。ちなみに、6つとも異なるデザイン。デザインもそうですが、入れる場所もとてもユニークだということで、シャドーもとても楽しみながらノリノリで仕事をしてくれました。thanks! shadow.


ところで、このタトゥーを入れた前日に、母から電話が掛かって来ました。

一頻り世間話をした後に突然、

マシュウ母「あ、そうそう、そう言えば、前に送ってくれたケヴィンさんの写真。彼って、腕に入れ墨を入れているのねぇ。最近は、東京なんかでも入れ墨を入れている若い人が多いんだけど、あなた、あれだけはやめてよね。温泉なんかでも拒否されることもあるそうだし。」
マシュウ「・・・・・(汗)」

結局、「明日入れるんだよね」と言い出せなかった僕・・・。あはは。許せ。>マシュウ母。


ところで今回、初めてのタトゥー体験だったわけですが、シャドー曰く、直線と曲線が一番難しいのだそうです。僕がデザインを持ち込んだ時、「これは結構時間が掛かるよ。なにせ、直線と曲線だけで構成されている細かいデザインだから神経を使うし、リンパ腺が多い脇の前と後ろ、それから背骨の部分はかなり痛い部分だし」という説明(・・・というかほとんど警告。ドキドキの僕にはそう聞こえた・・・)があり、見積もった時間は3時間半とのことでした。

そんなこんなで迎えた当日。

全然痛がらない僕に、

シャドー「あのさぁ、こんなに痛がらない人って、なかなかいないよ。いままでかなりの数の人にタトゥーを入れて来たけど、ここまで我慢強いひとって滅多にいないもん。君の友人のhiroもそういえば我慢強かったな。日本人の男の子って、みんな痛みに強いの?」
マシュウ「そんなこと聞かれても、わかんないなぁ・・・。アメリカ人はみんなもっと痛がるの?」
シャドー「まあ、もちろんひとそれぞれだけど、マシュウほど我慢強い人は本当に珍しいよ。マッチョのお兄さんや、男っぽいストレートの男の人に限って、痛さに耐えられずに気絶するってのが、この業界での定説なんだよ、ははは」

・・・ということらしいです。そんなわけで、作業はスムーズに進み、3時間半の予定は大幅に短縮して1時間半で完成した、僕のタトゥー初体験でした。




そして、最後に、こちら。

実は昨秋、僕のフローラル・デザインの本を自費出版したのですが、プロフィールのページ用に撮った自分の顔写真があるので、そちらも大公開! 

友人のミックが撮ってくれたのですが、「もっとすまして!」「ほらほら、もっとスカした感じで!」「こらこら、そうやってすぐにオチャラケないッ!」など叱られながら撮った写真がこちらです・・・。ゲイのお兄さんは、こういう時に怖いデス・・・>ミック。youのことだから。ハイ。



出来上がりは、確かにちょっとスカした感じですねぇ、ははは。でも、これが僕の最新画像ということで、みなさんへ大公開。
でも、考えてみたら、笑ってない写真は珍しいかも。貴重(?)な写真だー。(大袈裟な・・・)











最新(スカシまくり)matthew :-)




最後になりましたが、皆さんも素敵なヴァレンタイン・デーをお過ごしくださいね。

ではでは! 近いうちに、またね! チャオ!


lots of love,
matthew and chip

february 10th, 2008
from san francisco

howdy!

2007-09-28 12:03:23 | MISCELLANEOUS
みなさん、すっかり長いことご無沙汰しています。 ここ最近になって、少しずつではありますが、元気になってきました。

最後のエントリーを書いてから、すでに一ヶ月も経ってしまいました。それにも関わらず、今でも毎日、300人以上の方からのアクセスがあり、それが僕の励みにもなっています。本当にありがとう。

今現在の僕の心境を例えるなら、そうですねぇ、巨大なジグソー・パズルを手探りで作り上げている感じかな。何千ともあるピースを、ひとつひとつ集めては、それらを組み合わせて・・・。そんな感じがします。ただ、通常のジグソー・パズルって箱に完成された絵柄の見本が載っていますよね? 僕の場合は、手元に見本がなく、ただひたすら手探りでピースとピースを組み合わせているような状態です。

さて、完成した暁には、どんな絵柄が出来上がるのだろう? ちょっぴり怖い反面、楽しみでもあります。


約束は出来ませんが、きっと近いうちにまたこのLiSFを再開できるんじゃないかな、なんて思っています。そんなふうに思えるようになっただけでも、大きな前進! やっぱり、僕にはポジティブな生き方の方が似合うような気がしています。僕のチャームポイントは笑顔ですから!


あ、そうそう、先日、とても良くしてくださっているMilaというクライアントから、こんな励ましの言葉をいただきました。

彼女は裁判所で英語とスペイン語の通訳の仕事をしているのですが、かなり有能らしく、大きな裁判があると、他の街に長期で滞在することも珍しくないのです。この夏にも大きな裁判の仕事に携わり、長期のサンディエゴ滞在を終えて、今月になってここベイエリアに帰って来たのですが、早速、僕に会いに来てくれたのです。そして、その時の彼女の第一声が、「マシュウ、どうしたの、凄い痩せちゃって!!」。   ・・・そうなんですよ、情けない話だけど、ここ1ヶ月半の間に、11キロほど痩せちゃったんですよね、僕。久しぶりに見た僕の姿が、あまりにも変わり果てていたらしく、かなり驚いている様子でした。結局、店先で、僕が今置かれている状況を彼女に話したところ、こんなに素敵な喩えを僕に話してくれたのです。

「今のマシュウはね、椿の木の前に立って、枯れかかっている椿の花を見て嘆いているのよ。でもね、椿の花ってね、枯れかかった花が地面にポタって落ちる前に、思い切ってはさみを入れて摘んでしまうことが大切なの。そうすると、切り落とした枝から、来年は3つの花が咲くのよ。もし切り落とさなかったら、来年は同じ枝から花が咲くっていう保証すら無いわけ。だからね、思い切って、今見ている枯れかかった花をバサッと切っちゃいなさいよ。来年は3倍になって戻って来るから。もちろん、3つの花が咲くまでには時間が掛かるけど、あなたなら大丈夫。今さえ辛抱すれば、来年の今頃には3倍幸せになっているから。」

どうです? 素敵な喩え話でしょう。話のあとに彼女にハグされたとき、不覚にも涙が溢れちゃいました。




あ、それで、僕の体重ですが、友人のドニーのボーイフレンドがプロのインストラクターをしていて、彼が作ってくれた僕専用のエクササイズのメニューをジムでこなしています。これが効果覿面! 体重も3キロ戻ったのですが、痩せたときに一気に落ちた体脂肪はそのままに、筋肉が戻って来たのです。ここだけの話ですが、今まで生きて来た中で、今が一番の「ダイナマイト・ボディ」、あはは。皆さんにお見せ出来ないのが、残念なくらい。(って、誰も見たくないよね、僕の裸なんてー) オトコは見た目じゃない!という硬派な意見もおありでしょうが、ほら、やっぱり見た目だって良いに越したことは無いですもんね。(ですよね?)


そんなこんなで、あとは前進するのみ。また近いうちに皆さんに再会できることを、心の底から楽しみにしてます。


最後に、先週の土曜日にケヴィンが水彩画で描いてくれた「今」の僕をアップしておきます。僕の最新画像。







今回は、みなさんに僕の近況をちょこっとお知らせしたくて、エントリーをアップしました。

みなさんも、素敵な秋をお過ごしくださいね。


hope to see you soon...

matthew xoxo

I just wanted to say thank you for your kindness.

2007-08-26 11:15:20 | MISCELLANEOUS
温かいコメント、及び、メールをくださったみなさんへ、



僕の心に残った傷は思った以上に深く、情けない事に今もなお、辛い毎日を送っているような状態です。しかし、皆さんが僕に送ってくださったたくさんの心温まるコメントやメールが、どれだけ僕を励ましてくれたことか。本当にありがとうございます。

毎日の生活を営まなくてはならないわけですし、出来る限り辛いことは考えないように心掛けているのですが、とは言え、ふとした瞬間に多大な悲しみや痛みが襲って来るのです。そんなとき、鞄の中に忍ばせてある、皆さんからのコメント/メールをプリントアウトしたものをこっそり取り出して読むようにしています。そうすると、心が軽くなるのです。僕を思ってくださるみなさんの気持ちは、僕にとって、大切な「お守り」のようなものなのです。

悲しみや辛さといったものは永遠に続くものではありません。少しずつ薄れて来るものだと思います。今回僕に降り掛かった不幸な「出来事」は、人生においての大切で貴重なレッスンとして受け止めようと思っています。そして、これを乗り越えたとき、本当の幸せが待っているのだと信じています。

・・・なんて、理性では理解できても、感情では割り切れない。まあ、それが人間なのでしょうね。

ふとした瞬間に挫けそうになる心を労りながら、これからも出来る限りポジティブに生きて行こうと思っています。それが僕らしい生き方だと思いますので。

前回のエントリーでも書きましたように、しばらくはここへ戻って来る事は無いと思います。ただ今回に限り、皆さんへ感謝の気持ちを伝えたくて、このエントリーを書きました。本当に、本当にありがとう。心から感謝しています。

いつかきっと、またどこかでお会いしましょう。

Thank you and hope to see you again...

2007-08-15 08:24:26 | MISCELLANEOUS
ここ最近、主にプライベートで辛いことが続き、ずっと落ち込み気味でした。持ち前の楽観的な性格で乗り切ろうとは思っても、肝心の心が上手に機能してくれないって言いますか・・・。

そんなこんなでご覧の通り、そんな僕の落ち込みぶりが、ここ最近のブログの更新頻度にも見事に反映されているわけですが、今日になって、やはり、心が癒えるまでの当分の間は、ブログの持続は困難だと判断しました。なにしろ、このLiSFはハッピーな出来事しか書かないと決めてずっと取り組んで来ましたし、今のネガティブな精神状態では、本来のポリシーを貫く事は不可能だと思うのです。

先日3周年を迎え、これからも頑張って続けて行くだなんて豪語したばかりなだけに、僕も本当に残念でなりません。


もっとも、楽観的な僕のことだから、来週あたりにはケロッと立ち直っているかも知れませんし、或いは、2年くらいは立ち直れないかも知れません。(そんなことにはなって欲しくありませんが。)まさしく、神のみぞ知る、です。


またいずれどこかで皆さんと再会できることを、僕も心の底から楽しみにしています。


そして、最後になりましたが、いままでこのLiSFを楽しみにして下さったそこのあなた。本当に本当にありがとう。そして、本当に本当にごめんなさい。感謝と遺憾の気持ちでいっぱいです。


また、きっとどこかでお会いしましょうね。



Thank you so much for all the support you have given me and my blog. I hope to see you again sometime, somewhere...

With lots of love,

Matthew

結果発表!!

2007-08-03 14:23:55 | MISCELLANEOUS
お、ま、た、せ、しましたー!

みなさんもお待ちかね(で、す、よ、ね?)、「LiSF3周年プレゼント企画」の抽選結果を発表させていただきます!




まずは抽選の方法ですが、ご応募くださった57名の皆さんのお名前を同じ大きさの紙にプリントしたものを折りたたみ、KEVINにひとりずつ引いてもらうという、原始的、かつ明快な手順で行いました。当日は、CHIPにもお手伝いをしてもらうことにしていたのですが、あっさりかわされちゃいまして・・・。多分、パイパーなケヴィンに圧倒されちゃったんだと思います、あはは。ずーーーっと遠巻きから、様子を伺っていたところを見ると、関心はあったみたいです、はい。




僕の大好きな帽子の中にくじをセット。



当選者は計3名なので、結構な倍率ですよねぇ。本当は、皆さん全員に当たると良いのですが・・・。当たらなかったみなさん、本当にゴメンナサイ!(と、先に謝っちゃう気の小さなボクです・・・)




さてさて、そう言う訳で、皆さんもココロの準備は出来ましたか?



では、まずはお一人目!!



ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャ~ンッ!(ドラムロール)



こ、れ、


だ~~~~~~~~~っ!


お一人目はこの方っ!









ジャン!








そして、お二人目は・・・、





まずはよ~く混ぜて、っと。


うん、うん、これがアヤシい









ジャンッ!








そして、いよいよ、最後の三人目の方!!



最後だから、念には念を入れて、


まずは匂いから。うんうん、これなんか結構匂うな。


で、聞いてみたり(?)なんかもしちゃいます。





ついでだから、味わってもみよっかな。

うん、うん、これに決定!!







ジャジャン!










というわけで、当選者は、

Y-Moonlightさん、

mimirinさん、

K-Bunnyさん、

の3名の方に決定いたしました! おめでとうございます! パチパチ。

つきましては、僕の方へ、お名前/ご住所/ご希望の色とサイズを記したメールをお送りください。Tシャツが僕の手元に揃い次第、郵送させていただきます。(matthewsfca@hotmail.コム)


尚、今回残念にも落選してしまった54名のみなさま!! 本当に残念でした。しかし、これもすべては、くじを引いたKEVINのせいということで、ご了承の程をー。



ちなみに、今回紹介したTシャツですが、近いうちにネット販売も始まるようです。買ってでも欲しい!!というような奇特な方(いるのかな?)、こちらに問い合わせを入れてみてください。



最後になりましたが、たくさんのご応募、本当にありがとうございました!
Thanks for your entry!

matthew and kevin

徒然なるままに、近況報告。part 2

2007-05-07 14:32:24 | MISCELLANEOUS
いよいよ今週末に母の日を控え、日を追うごとに忙しさも増して来ました。どうしよう・・・。

そんなこんなで、ブログの更新もままならない毎日が続いているのですが、あと一週間の辛抱! 母の日が終わり次第、もう少しこまめにエントリーをアップしたいと思っています。みなさんのブログにもゆっくり時間を割いてお邪魔したいと思っていますので、僕のことを見捨てないでくださいね!!


というわけで、今回も前回同様、近況をドーンとまとめて一気にエントリーをアップしたいと思います。

まずはこちら!

ついについについについに、ついに買っちゃいました、一眼レフ! ここアメリカでは、基本的に、所得税の申告を個人で行うのですが、今年も昨年度収めた所得税の調整分が戻って来ました。その一部を使って、念願叶って購入!! 日頃から、chickpeaさんのんしさんのブログで美しい写真の数々を拝見していたのですが、「僕だってきっといつか!」なーんて大それた野望を密か~に胸に秘めていたのでした。そんなわけで、実際に購入するにあたり、いくつかの機種を候補にあげていたのですが、最終的に選んだのがニコンのD40。初めての一眼レフですし、初級者の僕でも使いこなせそうな、シンプルで使いやすいものにしました。


僕の最新のおもちゃ。

今後、このLiSFでももう少しはまともな写真を掲載出来るよう、腕が上がるように頑張っちゃいますので!!乞う,ご期待!

そして、僕の新しいカメラの記念すべき犠牲者、じゃなくって、記念のモデル第一号!


ひなたぼっこ中。ポワーン



そして先週の金曜日の晩。

今年も行って来ました、PETCHETECTURE。サンフランシスコに本部を置くPAWS(Pets are wonderful support)が毎年開催する、恵まれない動物への寄付金を集めるためのオークションをメインとしたパーティです。(エイミ・タンとの出会いもあった去年の模様はこちらからどうぞ!)。今年はダウンタウンにある高級ホテル(セント・フランシス)で開催されました。PAWSの代表者であるジョンはケヴィンの親友。そんなわけで、僕とケヴィンはVIP待遇!! 会場内に溢れんばかりの可愛い犬くんたちと、美味しい食事に、ふたりとも大満足。とても楽しい時間を過ごして来ました。


こちらはサイレント・オークションの模様。ペット好きなら喉から手が出そうな品物がズラ~っと並びます。

そして、会場内に並べられた、ライブ・オークションの出品用の品々。高級インテリアさながらのペット用のベッドなどがところ狭しと並べられています。


僕のイチオシ、段ボールの素材で作られたペット用のソファ。とてもスタイリッシュ! ちなみに、後方に写っているのが、ライブ・オークションの光景です。


これは、猫専用のベッド。部屋の角に設置できるように設計されているのですが、コンテンポラリーなデザインはまさに僕好み!! チップに買って上げたいけど、オークションの開始掛け金は700ドル。高っ・・・。ごめんよ、チッピー。


今年もベイエリアの著名人が多く集まり、かなりの収益があったようです。良かった良かった!



そして、本日の日曜日。気温も上がり、初夏のような爽やかな一日になり、どこかへ出掛けるにはもってこいの天気だったのですが、今週は僕たち二人にとって、かなり忙しい一週間になる予定。僕は母の日週間真っただ中ですし、ケヴィンはカナダへの出張を控えていているのです。というわけで、今日の休みはジムに出掛けるくらいで、あとは家でのんびりリラックスして過ごすことにしました。



バルコニーにテーブルを出して、メリット湖を眺めながらブランチを。

そしてこちらが今朝作ったブランチです。


ここ最近ハマっているブラック・オリーブが入ったバゲットを使った「焼き野菜たっぷりのサンドウィッチ」をメインとした献立。

メインの「焼き野菜たっぷりのサンドウィッチ」のレシピですが、

1)赤ピーマンをオーブンで焼き、細めに切り分けたものを、スタッフド・オリーブの微塵切りとオリーブオイルと塩/黒胡椒 で和える。

2)ポルトベーロ(巨大なキノコ)をオーブンで焼き、食べやすい大きさに切ったあと、軽くバルサミコをかける。

3)アスパラガスもオーブンで焼く。

4)上の焼き野菜をモッツァレッラを乗せて焼いたバゲットの上に重ね置き、最後にプロシュートの乗せて完成。

この朝は、このサンドウィッチのほかに、モッツァレッラたっぷりのスクランブル・エッグ、そしてパパイヤとバナナのフルーツ・サラダにヨーグルトを添えたもの。



そして夕食時。日が暮れると一気に寒くなるのがオークランドやサンフランンシスコの典型的な気候なのですが、今日の晩は日が暮れた後も気温が高いままで、とても気持ちの良い晩でした。

この晩に作った夕食のメニューですが、

「ズッキーニの花の素揚げ」
「グリーン・サラダ  シイタケと合わせみそのドレッシング」
「サーモンのソテー  3色のピューレ添え」

の3品。



「ズッキーニの花の素揚げ」

ファーマーズ・マーケットで見つけた、その朝採れたばかりの新鮮なスッキー二の花。季節的にまだ早いので、実付きのものではないのですが、花の部分だけでも十分に美味なのです。シンプルに粉をはたいただけの素揚げにし、塩の他に、アクセントにカレー粉を散らして食しました。



「サーモンのソテー 3色のピューレ添え」

三色のピューレですが、今回は「ホワイト・アスパラガス」「グリーン・アスパラガス」そして「バナナ・スクワッシュ」で作りました。

アスパラガスもスクワッシュも皮をむいて蒸し器で蒸すわけですが、その際に、むいた皮も一緒に蒸し器に入れて蒸すのがコツですね。むいた皮から香りが出るのです。なので、捨てずに使うのがポイントです。

蒸し上がった野菜を塩とオリーブオイルと一緒にミキサーに入れ、滑らかになるまで撹拌します。

これらを鍋に移し、焦げてしまわないように弱火で温めておきます。

その間に、ニンニクで軽く香りをつけたオリーブ・オイルを敷いた天板の上にサーモンのフィレを乗せ、オーブンで焼き上げます。

温めておいた皿の上に3色のピューレを乗せ、その上に焼き上がったサーモンを盛って完成です。


ちなみにこれらのピューレですが、今回はそれぞれの野菜の持つ風味を最大限に味わいたかったのでシンプルに使いましたが、スープに使ったり、炒め物や和え物に使ったりと、いろいろと応用が効きます。小分けにして冷凍にしておけば、使いたいときに使えますし、とても便利ですよ。お試しください。





次にウェディング関係の話題を少々。

この春から夏にかけて、面白いウェディングの仕事が多く控えているのですが、先週打ち合わせたウェディングのひとつがこちら。

打ち合わせに現れた女性ですが、70才くらいの方。新婦である娘さんが遠く離れた街に住んでいるために、「資金源」である母親のみが打ち合わせにやってくることも珍しくないのですが、以下は打ち合わせの冒頭で交わされた会話。

M「それで、娘さんはどんなウェディング用の花をご希望されているのですか?」
女性 (バシッ! ←僕の腕を叩く音)「あらやだ、新婦は私なのよ~」
M「(一瞬絶句)・・・スミマセン!!」
女性「気にしない、気にしない! 数日前にウェディングケーキの打ち合わせに行ったベーカリーなんて、私の孫が結婚するのかと勘違いしたくらいだもの。孫よ? 孫! 失礼しちゃうでしょ? 娘なんてましな方よ、全然。でね、花なんだけど、さすがに74才ともなると純白のドレスは些か抵抗があるじゃない? 今更ヴァージンじゃあるまいし。」
M「あはは、そうかもしれませんねぇ(汗)」
女性「だからドレスはセージ・グリーンにしたんだけど、実はね、花は白いのがいいのよ。花くらい、ヴァージン気取っても良いわよね? あなたはどう思う?」

ヴァージンを気取りたいと言われても、どう思うって聞かれても、やはりブライドの希望が一番大切ですからー!! 僕に異存はございません! ブライドが何才であろうと、彼女達が一番奇麗に見えるように心をこめて仕事をすることに変わりありませんもん。きっときっと、素敵なブーケを作りますので、楽しみにしていてくださいね~>74才の新婦さん。

というわけで、来月、74才のブライドのウェディングを手掛けることとなったのですが、これは個人的にもとても楽しみですねぇ。 当日、ウェディング・ドレス姿の彼女の写真が撮れたらいいな。その際にはこのLiSFでもエントリーにしますので、どうぞお楽しみに!


そして、もうひとつウェディング・ネタ。

先日、僕宛に一本の電話が。

もしもし、マシュウです。の「マ」くらいまで話したくらいのところで、

「マシュウ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!覚えているかしら~一昨年前にうちの上の娘のウェディングの花をあなたにやっていただいたのだけど今度は下の娘の番なのよついこの間までまだまだ子供だと思っていた下の娘が結婚するだなんて今ひとつ実感が湧かないんだけど本当に時の経つのは早いわよねマシュウもそう思うでしょ」

おぉ、この畳み掛けるように超早口で話す彼女を忘れるはずがありません・・・。そう、あれは2年前のこと。彼女の上の娘さんのウェディングを手掛けたのですが、母親である彼女に、結構大変な目にあわされたのでした。

「それでね下の娘が言うには新郎の母親が彼女のお気に入りの花屋を強力にプッシュしているらしいんだけどそこに私が待ったをかけたわけあらでも心配しないでよマシュウなんてったって式用の花の費用を出すのは私なんだからすべては私次第なのよっなのにうちの娘ときたら向こうのお母様に変な気を使っちゃってまあもともと優しい性格の娘なんだけど変なところに気をまわし過ぎるところがあるのよね~それで肝心の花なんだけど・・・(以下延々と続く)」

・・・と言う訳で、この秋、またまた大変な目に遭いそうな予感が・・・。頑張りまっす!


ところで、ウェディングついでに、先週末のウェディング用に作ったブーケの写真をアップしておきますね。



蘭(シンビジウム2種。デンファレ)とバラで仕上げた、クラッシーな雰囲気のブーケ。





そして、(ハイ、まだまだ続きますよ~)、今回の「フローラル・デザイン」のコーナー。

生け込み作品を一挙に三つ、まとめて公開したいと思います。3つの作品に共通しているのは、僕の好きなリバーケーンと竹をフィーチャーしていること。とは言え、それぞれに異なる雰囲気に仕上がったと思いますが、いかがでしょう?



大胆に「斜め」のラインだけで構成した作品。

柳の表皮を剥いたものと漂白されたミツマタにカラフルなペイントを施し、リバーケーンとともに「斜め」のラインの集合体を構成し、そこにアンスリウムを挿して完成です。力強い斜めのラインが作品全体に緊張感を与えていると思います。



3つの花器を使い、それらを集めて、ひとつの作品として仕上げました。

使った花材は、「胡蝶蘭」「ユリ」「クラスペディア」「オーニソガラム」など。曲線と直線が織りなすコントラストがテーマです。



最後の作品は、アンバランスな中のバランスがテーマ。

細い竹で変形した「A」の字のようなフレームを作り、そこにビーカーのような花器をいくつかセットし、ピンクッション・プロテアとアンスリウムでデコレーションを施しました。アーキテクチュアル(建築)なデザインが、僕らしい、かな。






以上、今回も長ーいエントリーになっちゃいましたが、最後までおつきあいくださりありがとう! そのお礼(?)に、ケヴィン・ファンの皆様(って、いるのか?)に、ケヴィンのおすましショットをプレゼント!







じゃじゃ~ん。

おすましケヴィンちゃん。




え、何?

「ケヴィン、すまし過ぎ~」
「スカし過ぎだぞ、ケヴィン!」(←外野の声)



で、す、よ、ね~?



やっぱりケヴィンちゃんはこうでなくっちゃ!













絶対何か取り憑いてると思う・・・(汗) 怖いよぉ(涙)




と言う訳で、マシュウ隊員、今年も地獄の母の日へ行って参ります! 無事生還を祈っていて下さいね。

さらばっ!!


ヴァレンタインまでもうすぐ、と言うことで。

2007-02-06 23:28:05 | MISCELLANEOUS
恐怖のヴァレンタイン・デーまであと一週間! 今年も忙しいんだろうなぁ・・・。アメリカの花屋にとって、ヴァレンタイン・デーは一年のうちで最も忙しい一日です。クリスマスなどのほかのホリデーの場合、ある一定の期間にオーダーがうまい具合にばらけるのですが、それと比べて、ヴァレンタイン・デーは、この「2月14日」という特定の日にオーダーがピンポイントで集中するので、もうそれはそれは、猫の手も借りたいような忙しさなのです。

そしてアメリカの場合、日本のヴァレンタインの習慣とは異なり、男性から女性へ、女性から男性へ、(僕たちの場合は、男性から男性へ、ですけどね~)、はたまた、恋人や夫婦同士というロマンティックな関係に限らず、家族のメンバーや、仲の良い友人などへ、日頃の想いを伝える日でもあります。そんな中で、男性から女性への贈り物として一番人気が高いのが紅いバラの花束。それ故に、アメリカの花屋は忙しさでてんてこ舞いな訳です。



・・・と、前置きが長くなりましたが、今回のエントリーは、もうすぐやってくるヴァレンタイン・デーを記念して、とある女性について書きたいと思います。


here we go!








死神博士からプロポーズされた女。

ヴェニスのホテルで、ベルボーイにベッドに押し倒された女。

マドリードの街角で、ナンパされまくる女。

アムステルダムのブティックで、ガラス張りのウィンドーに気がつかずに、思いっ切り顔面を打って倒れた女。

左手でイチゴを食べながら、右手で持ったタワシでシンクを洗っていて、間違って右手のタワシを食べる女。





はい、これ全部、うちの母でございます。



一応、↑のリストを細かく検分していきますと、

まずは、死神博士の件。彼女が20代前半の頃、近所に住む天本英世氏(仮面ライダーの有名キャラ、死神博士で有名な俳優)に見染められ、プロポーズされたものの、当時、父と交際中だったためにお断りをしたとのこと。なんとももったいないような話ですが、しかし、父を選んでくれたことで僕が今こうして「存在」しているわけですし、母の選択は僕にとって良い結果だったと言えますね。

そして、ヴェネチアの件。これは、僕が小学校くらいのときに、彼女(当時30代前半)が父の教え子たち数人とヴェネチアへ旅行に行ったの時のこと。その際に、何を血迷ったのか、うちの母に発情したベルボーイが、突然彼女をベッドに押し倒したのだそうです。あまりに唐突な出来事に、母が叫び声をあげて、ベルボーイが尻尾を巻いて逃げて行き一難を逃れることが出来たのですが、怒り心頭の母がこのあとフロント・デスクで抗議をし、そんなことをしていないと白を切るベルボーイはあっけなくその場でクビに。(当然の結果とは言え、そのベルボーイもあまりに見境が無さ過ぎますよねぇ)

で、マドリッドの件は、僕という証人付きのエピソード。僕が小学校の中学年のときに家族で出掛けた先のスペインでの出来事です。街角で、僕たちがちょっと母から離れて歩くものなら、母のことをひとり身だと勘違いしたスペイン男性たちが、すかさずに彼女をナンパ。もうね、大袈裟ではなく、次から次へと! きっとガイコクジンにウケる顔立ちなんですね。「ママ~」と寄って行く僕を見て、みんながっかりして退散して行くのでした。


と、ここまでは、彼女のモテモテぶりを披露したエピソードですが、子供の頃の僕にとって、父母会に来る母は自慢の種でした。その一方、性格的には、実にさっぱり、のん気でおっちょこちょいの母でもあります。

それを表しているのが、アムステルダムとタワシの件。

アムステルダムでは、きっと、自分ひとりで買い物をして上機嫌っだったのでしょうねぇ。外で待つ僕たちに向かって颯爽と歩いて来たのですが、足元から天井まである大きなガラスのウィンドウが彼女には見えていなかったようです。「あ、ガラス!」と叫ぶ僕たちの注意も空しく、時すでに遅し。次の瞬間には顔面を打ってフロアーの上にのびてました。大事に至らなかったのが不幸中の幸い、かな。今ではすっかり笑い話ですが、「その時は、本当に恥ずかしかったんだからぁ!」(母・談) そりゃ、そうでしょうとも・・・

そして、タワシの件は、そもそも、シンクを洗いながらイチゴなんて食べるな!という話でもあるわけですが、この手のおっちょこちょい、彼女、しょっちゅうなのです。まあ、そのあたりが憎めない性格たる所以でもあるわけですが・・・。でもさ、もうちょっとしっかりしようよ>my母。



実は、このLiSFを始めた当時から、いずれは母のことをエントリーにしたいと思っていたのです。そして今回、大切な人へ想いを伝えるアメリカの「ヴァレンタイン・デー」のしきたりに則り、ちょうど良い機会でもありますし、彼女のことをエントリーに取り上げることにしました。



母方の生い立ちを簡単に書き記しておきますと、彼女の父(僕の祖父ですね)は富山の薬問屋の長男でした。祖父は家業を継がずに、ドイツに渡って(当時は、南アフリカの喜望峰を越える航路で行ったのだそうです)現地の医大で勉学に励み、その後の数年に渡る病院勤めを終えて東京へ戻った後に、祖母と見合い結婚。(余談ですが、見合いの席で、祖母は祖父のことをまったく気に入らなかったそうですが、結婚後は本当に仲がよく、死ぬまで同じベッドで寝ていました。老後にもこんなに仲が良い関係でいられるのって、僕にとっては憧れです)。その後、祖父母のもとに、三姉妹の三女として母が生まれたのですが、母が幼少の頃は、祖父は現在の渋谷区内で病院を経営していていました。空襲でその病院を焼失し、その後は町医者をする傍ら、某医大の研究室で抗生物質の研究をしていました。  

母は、ユーミンも出た某女子校を卒業後、東京の某美大に進学し、そこで僕の父と恋に落ちたものの、その関係も一度は破綻。その数年後に再会し、結婚(人生、なにがあるかわからないですねぇ)。そして、僕と弟が誕生しました。


日本男児たるもの、公衆の場で自分の母のことを語ろうものなら、マザコンとでも思われそうですが、でも、きっぱりと僕は言いたい! 母にはいろいろと感謝していますし、僕にとってはとても大切な人です。今の僕のライフスタイルに関しても、子供のときに彼女から受けた影響を無くしては成り立たないと思っています。月に一回程度は電話で話をするよう心掛けているのですが、こうして海外で生活していると、日本にいたときのように、気が向いたらちょこっと会いに行く、なんてこともままならないですし、そういう意味では、とても親不孝な僕だと思います。でも、母を想う気持ちはどこにいても変わりがありません。これからも元気でいて欲しいと願っています。








最後に、なんとも古めかしい写真でなんなのですが、僕が生まれた頃に撮った彼女の写真を載せておきます。向かって右が母。左は、僕の一番年上の従姉妹です。






happy valentine, mom!

祝・開店! kevinwoodson.com。 

2006-10-13 15:44:36 | MISCELLANEOUS
今回のエントリーは、嬉しい報告です!

KEVINのオフィシャル・サイトが、このほどめでたく完成しました。もっとも、より良いサイトを目指して常に手を加えている状態なので、まだまだ進化の過程を辿っている状態なのですが。

というわけで、今回は、そのKEVINの新しいサイトをみなさんに紹介したいと思います。


これが、kevinwoodson.comの表玄関。ここに、ケヴィンのアートのすべてが詰まっていると言っても過言ではありません。今までの代表的な水彩画はもちろん、仕事関係のイラストレーションやコミック集、そして、彼のバイオグラフィやブログなどなど、ケヴィンに関するありとあらゆることが網羅されています。

開店を祝って、その中のほんの一部を大公開。


花が咲き乱れる草原を小さな舟で渡っているのは、なにを隠そう、この僕なんですよ~。






これらの拡大イメージは、ケヴィンのサイトでご覧いただけます。



そ、し、て! kevinwoodson.comの中の目玉が、kevin's bookshop。KEVINの作った絵本が購入できるのです。今回の開店に際しては、とりあえず一作品のみの取り扱いですが、順次、新作を投入していく予定ですので、ご期待ください!

開店第1弾が、この「フラワー・ボーイと折り紙の木」。去年のクリスマス前に、このLiSF内で募集した折り紙のオーナメント企画のお礼用に作ったなのですが、皆さんからご好評をいただいたので、この本を第一弾に決めました。


この本の日本語版のサイトはこちらから。

ちなみに、購入する場合ですが、インディペンデント系の出版物を取り扱うサイトでは最大手のLulu.comからの発送となります。このLulu.comで購入する場合、amazon.com同様、最初に簡単なメンバー登録をしなければならないのですが、そのプロセスは英語のほかにスペイン語、ドイツ語など、ヨーロッパ系の言語のみの扱いで、残念ながら、日本語は用意されていないのです。もっとも、少し英語がわかる方なら、特に問題はないとは思いますが、中には、「英語」と聞いただけでアレルギー体質を引き起こすという方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。そんなわけで、オーダーの方法を日本語で解りやすく解説したページを作成しました。今月15日にサイト内に「日本語によるオーダー解説」のページを増設する予定です。購入に興味のある方は、どうぞそちらをご覧になってみてください。


そして、開店祝いを兼ねて、ある企画を立てました。

Lulu.comでこの「フラワー・ボーイと折り紙の木」を購入する際に、ご希望の方には、僕たちのサイン付きのものを送らせていただきます。(10月15日から12月1日の期間にオーダーされた方に限定)

その方法ですが、購入の際に、送り先を「あなたの氏名と住所」ではなく、「Kevin's Bookshopの住所」で指定してください。こうすることで、あなたがオーダーした本が一旦僕たちの元へ送られ、それにサインをして、再度、僕たちからあなたの元へ郵送させていただきます。(この場合、Lulu.comにオーダーをした後、あなたの名前と住所を僕へメールしてください。また、僕たちからあなたへ送る際にかかる郵送料は、僕たちで負担しますのでご心配なく)。詳しくは、10月15日にkevin's Bookshop内に購入の日本語ページを設置しますので、そちらをご覧ください。また、ご不明な点等がございましたら、お気軽にメールをください。(matthewsfca@hotmail.コム ←コムをcomに変えてください。ジャンクメール対策)



最後になりましたが、とてもハートフルな作品に仕上がりました。きっと皆さんにも気に入っていただけるんじゃないかな。Kevinの描くイラストレーションも細部までディテールに凝っていて、読み返す度に新しい発見があります。そしてChipも2箇所で登場するんですよ!(思いっきり役得じゃん>チッピー)

是非、一人でも多くの方に読んでいただけたらなと、切に思います。



今後とも、LiSF同様、kevinwoodson.comもご贔屓のほどに!

お知らせ。

2006-10-09 12:05:19 | MISCELLANEOUS
みなさん、こんばんは!

先日、こちらで募集をしました「しおりプレゼント企画」ですが、予想以上に多くの方からメールをいただきました。(本日現在、79名)

どうもありがとう!


ただいま、宛名書きの最中なのですが、10月10日(火曜日)の朝に、ここサンフランシスコから皆さんのもとへ一斉に郵送する予定です。今しばらくお待ちください。


みなさんへお届け予定の、「しおりセット」。しおり3枚と、ケヴィンの特製グリーティング・カードです。


それから、この販促用のしおりですが、まだ数に余裕があります。興味のある方は、ぜひご連絡ください。

では!

サンフランシスコより愛を込めて。

マシュウ & Kevin

YouTube

2006-09-28 13:44:10 | MISCELLANEOUS
僕がここ最近ハマッているのが、YouTube。皆さんもご存知ですか?

YouTubeに関しての簡単な説明を加えておきますと、2005年2月、カリフォルニア州サンマテオ(僕の住むサンフランシスコから車で南に30分ほど)で設立されたYouTube社が運営するサイトで、世界中のユーザーが、自分の所有する動画をアップロードして、オンライン上で動画を共有・観閲できる仕組みになっています。

動画をアップロードする場合は、メンバー登録が必要ですが、観閲に関しては基本的に自由です。当然のことながら、著作権に関わるものに関してはアップロードしないように警告こそされますが、現実は、世界中のありとあらゆるテレビ番組やコマーシャル、ミュージッククリップ等がアップロードされ非限定で公開されています。

2006年4月21日時点で4000万の動画があり、ここ最近では、日に3万5千の動画がアップロードされているとのこと。その利便性から世界的に人気があり、個人で製作した映像を世界に向けて発表できる場としても、アーティストをはじめ、各方面からの注目を集めているようです。

上でも延べた通り、著作権問題はあるものの、視聴者の数が莫大なため、ここ最近では著作権を所有する側からの関心も高まる一方のようです。2006年6月28日にはアメリカの3大TVネットワークのひとつであるNBCと提携、NBCのコメディドラマ「The Office」のPVを配信したり、プロモーションページを設けたというのも、記憶に新しいところです。さらにレコード会社などが自前のページを立ち上げて配信を始めると言った例も見られ、新たな活用法が模索され続けているようです。

・・・と、前置きが長くなりましたが、僕が見つけた面白い動画をいくつかアップしておきます。今回は、「猫編」。


その1。「cat head theater」

猫たちが演じるハムレット。主演格の3人(3猫?)の熱演も光りますが、ところどころに出て来る蝶々を追いかける子猫たちに爆笑。全編英語ですが、英語がわからない方にも楽しめる内容です。
こちらから。


その2。「sleepy cat」

眠くて堪らないのはわかりますが、子猫ながらに眠気を我慢しなくてはならないわけがあるのでしょうか。可愛い!
こちらから。


その3。「cat fight」

子猫とオトナ猫の戦い! 挑発しまくる子猫が笑えます。(ちょっと可哀想だけど・・・)
こちらから。


このほかにも面白い動画が満載なのですが、皆さんも機会があれば是非! 楽しいですよ~!



そして、最後に、今回のフローラルデザインのコーナーを。

今回紹介するのもは、以前、クライアントのCHRISに頼まれた、彼女の孫のバースデー・パーティ用のテーブル・アレンジメントです。ちなみに7歳になる彼女のお孫さんは、「大」の上に「大」が20個くらい付くほどのスヌーピーの大大大大大ファン。CHRISがショップにオーダーに来た際に、彼女の手に握られていたのが高さ7,8cmほどのスヌーピーやチャーリー・ブラウンの陶器でできたフィギュアたちでした。そもそもの彼女の要望は、このフィギュアをアレンジメントの中に入れてほしい、と言うシンプルなものだったのですが、そこは僕の出番! 普通のアレンジメントを作るなんて野暮なことはできません!

これらのフィギュアを見ていて浮かんだイメージが、「野原で遊ぶスヌーピーたち」というももでした。そのイメージからデザインのアイデアを膨らましていってできたのがこちら。「カワイイ~ッ」というスタイルにはあまり興味のない僕ですが、まあ、7歳の女の子のパーティ用ですし、たまにこんなカワイイ感じのものを作るのも楽しくて良いですね。


このテーブルアレンジメントは2年前に作ったのですが、あれから2年経った今でも、このアレンジメントの話題が事ある毎に話題に上るそうです。作り手冥利につきますねぇ。

毎回思うのですが、みんなの笑顔が僕のクリエーション魂のエネルギー源。これからも、笑顔で喜んでもらえる作品をたくさん作っていきたいと思っています。










業務連絡。

たくさんのしおりのご応募、どうもありがとうございます。 まだ数にゆとりがありますので、興味のある方は、遠慮なくご連絡ください!