先週の日曜日の夕方、
mikaさんの長男であるレオくんの1才のバースデー・パーティーに行って来ました。
実はこの日の午後、大きなウェディングのセットアップに出掛けていたのですが、予定のスケジュールが大幅にずれ込み、一時は「もしかしてレオくんのパーティに行けなくなるのではないか
」なんて危機感を募らしていたのですが、最後の最後で奇跡的に仕事が片付き、その足で車を飛ばしてMikaさん宅へ直行。僕が着いたときには、すでにパーティも大盛り上がり状態。現地で待ち合わせたケヴィンとケヴィン・パパも僕より10分ほど遅れて到着し、楽しいひと時を過ごして来ました。
初めてのバースデー・ケーキは、プロのベイカーでもあるママお手製!
"So delicious!"
ちなみに、この日のパーティーですが、Mikaさんからご招待を受けたときには、「多分、5人か6人くらいかな」と聞いていたのですが、当日は20人くらいはいらしていたのではないかなぁ。その中に、ここ最近ずっとすれ違いでしばらくお会いしていなかった、
のんしさんもいらしていました。久しぶりにいろいろとお話ができて、とても楽しかったです。>のんしさん。
のんしさんの他にも、いろいろな方とお会いすることができ、久しぶりに日本語を堪能! 一瞬、日本にいるのかと錯覚するほど、楽しいひと時を過ごしました。
そして、パーティも終盤に差しかかった頃、
K「あのさぁ、マシュウがレオくんに用意したバースデー・プレゼントの本あるでしょ? あれでレオくんと一緒に遊びたいんだけど、いいと思う?」
と言う訳で、恐る恐る、レオくんのバースデー・プレゼントが集められた一角を覗いてみたところ、ひとつとして開封された形跡のあるプレゼントは無し・・・。
Mikaさんにその旨を伝えたところ、是非是非プレゼントを開けてください、とのお許しをいただき、ケヴィンも大ハシャギ。
レオくんのために僕たちが用意したプレゼントは、指人形付きの可愛い絵本4冊がセットになったものだったのですが、あのパペット・ショーやセサミ・ストリートの生みの親である
Jim Hensonを神と仰ぐケヴィンとしては、指人形で遊びたくて遊びたくてしょうがない訳なのでした・・・
各ページに穴が開いていて、そこから指人形が飛び出す仕掛けになっています。
レオくんもとっても気に入ってくれた様子。めでたし、めでたし!
大ハリキリのケヴィンの図。声色まで使ってレオくんに絵本を読むケヴィンに、レオくんのパパ、Jayさんも大爆笑。
それにしても、本当に楽しいパーティでした。Mikaさん、Jayさん、ご招待くださり、ありがとう。レオくんの笑顔にすっかり癒やされ、仕事の疲れも一気に吹っ飛とんだ日曜日の晩でした。
Happy Birthday, Leo! May the year ahead be filled with full of love and lots of joy!!
次のトピックは、先週見た映画を二本ほど。
まずは先週、デールと観に行った「
1408」。
スティーブン・キングのショート・ストーリーが原作のサスペンスフルなホラー映画です。霊的な異常現象を執筆するのを最近の主な仕事としている冴えない作家が主人公。本人も霊的現象などを特に信じている訳ではないのですが、そんな彼のもとに届いた一通のはがき。そこには、とあるホテルの1408号室に泊まった客は必ず変死するという情報が。早速そのホテルに問い合わせをしてみたところ、今はその部屋は一般には解放されていないという回答。結局、法的な手段を使って、その部屋で一晩を過ごすことに成功するのですが、想像を絶する現象が待ち受けているのでした・・・。と言うのが、大まかなストーリー展開。そこそこ楽しめる内容ではあったのですが、ホテルの名前が「ドルフィン・ホテル」な上に、その部屋が異空間へ繋がっている、と言う辺り、どう見ても、村上春樹の「羊を巡る冒険」を彷彿させるものが・・・。まさかコピーじゃないよね?>スティーブン。 デールも村上作品を数冊読んでいるので、同じ感想を持ったようでした。とは言え、特撮などにもお金が掛かっていますし、そのあたりはさすがにハリウッド作品。出演者も演技には定評のある人が揃っていますし、見て損ということは無いと思います。興味のあるかたは、是非に。
そして、昨日の晩、ケヴィンと観に行ったのが、ディズニー/ピクサーのアニメーションの「
ratatouille」。
シェフになりたい一匹のネズミと、料理の才能のない若者が織り成すハートフルな物語。これは僕からの絶対のお勧めです!! 是非ご覧になってみて下さいね。
そして、次のトピックですが、久々の料理ネタです。
最近作った「ぼくんちごはん」の中からいくつかをピックアップ。まずはこちら。
「林檎と人参のスープ 豆乳仕立て」
ほんのりと甘く、さっぱりした風味が特徴のスープです。
作り方ですが、
1) 人参の皮を剥いたものと玉ねぎを薄くスライスし、バターで焦がさないように丁寧に炒める。
2) 1)を深鍋に移し、自家製チキン・ブイヨン(
「アボカドの冷製スープ」を参照)、或いは水で溶いた市販のコンソメを加え、人参が柔らかくなるまで弱火で煮る。その際に、余計は灰汁は取り除く。
3)2)を火から下し、粗熱を取る。
4)大きめの林檎(今回はFujiを使用)の中身をくり抜く。その際に、器となる林檎の内側に、色止めのためにレモン汁を塗っておく。
5)中身の林檎の種の部分を取り除いたものと、粗熱が取れた3)をミキサーに入れて、撹拌する。
6)5)を鍋に移し、豆乳を加えながら弱火で温める。(ポタージュくらいの濃度が目安です)
7)塩で味の調整をし、くり抜いた林檎の器にスープを入れる。
8)最後に生クリームを表面に浮かべて、完成!
冷やしても美味しいスープです。どうぞお試しください!
そして、次の一品。
「具沢山焼きおにぎり」
これは我が家の定番料理のひとつ。お酒を飲んだ後に、ちょっと何か食べたいなぁ、なんて時に大活躍のメニュー。アメリカ人の友人にも大好評の料理です。
これはですね、キッチンの棚にある乾物をメインに、炊きたてのご飯と混ぜただけで簡単に作れるのですが,それらをコロッケのように形作り、ごま油を敷いたプライパンで両側に焦げ目が付くまで焼き、最後に醤油とみりんを混ぜたたれをはけで塗るだけの簡単料理です。
今回は2種類のフレーバーを用意しました。
向かって左側は、「ゆかり」「桜えび」「ひじき」「白ごま」「鰹節」バージョン。
右側は、「じゃこ」「山椒」「練り梅」を使いました。
キュウリの浅漬けを添えて完成です。
乾物だったら、大抵のものはOK。乾物の他にも、しば漬けや山菜、高菜などを混ぜて焼いても美味しいですね。こちらもお試しください!!
そして、最後は、超簡単スイーツ。
「抹茶風味の白玉」
市販の白玉粉に抹茶のパウダーを混ぜて作った白玉に、自家製の粒あんを添え、最後にきな粉と抹茶のパウダーをふって完成。
意外にもアメリカ~ンにも好評なスイーツ。アイスクリームを添えたり、黒蜜をかけたりと、その時の気分でいろいろと応用も効きますね。
この他にも、忙しい時間を縫っては結構いろいろと作ってはいるのですが、何分にもブログの更新がこれに追いつかない・・・(汗)。これからも頑張って更新して行きますので、「ぼくんちごはん」にご期待くださいませ!
そして、最後の最後。今回のフローラル・デザインのコーナーです。
今回は、上でも述べた先週末のウェディングの模様をアップしようと思ったのですが、こちらは思いっきり長くなりそうなので、後日、「ウェディング」についてのエントリーで改めて取り上げたいと思っています。
というわけで、今回のものは、生け込み作品の中からひとつ。
僕の作品をご覧になった方から、「マシュウのデザインはスカルプチュアル(彫刻的)」だとか、「アーキテクチュアル(建築的)」だと言われることが多いのですが、う~ん、多分、こういったスタイルのものが一番僕らしいのかもしれませんね。ナチュラルなものや、ロマンティックな感じのものも結構得意なのですが、ちょっと無機的で抽象的なもの方が、僕の作風だと思います。
前置きが長くなりましたが、今回のものは、こんな感じ。
メタル製の長い「コの字」型のペデスタルに、パンリードで作った「ティア・ドロップ」のような形のアーマチュア(立体的なオブジェ)を取り付け、そこに、チューブに挿したアンセリウムをバランスを見ながらデコレーションして行きます。最後に、パンリードのところどころに、スモークツリーを飾って完成です。
残念なことに、写真だと立体感にどうしても欠けますねぇ・・・。一応、分かりやすいように、斜めからとったショットも載せておきます。
さてさて、次回はウェディング関係のエントリーの予定です。乞う、ご期待!