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Life in San Francisco

Welcome!
サンフランシスコ在住のフローラルデザイナーです。
www.pbase.com/gatolisto

プレゼント企画

2006-09-25 15:49:16 | MISCELLANEOUS
前回のエントリーでも少しだけ触れましたが、まもなくKEVINのオンラインショップ(日本語と英語によるバイリンガル仕様)がオープンします。

開設当初は、一冊のみの取り扱いですが、順次新作を投入していく予定です。近日に予定している正式な開設の暁には、このLiSFでも詳細を発表するつもりですが、まずはその前祝い!

ということで、皆さんに、販促用に作成した特製のしおりをプレゼントしたいと思います。ご希望の方は、タイトルに「しおり希望」と記して、僕宛にメールをお送りください。(お送り先の記入をお忘れなく!)


matthewsfca@hotmail.コム(コムをcomに変えてください。←ジャンクメール予防のため)




文庫本にも使える大きさです。

しおりに付いているタッセルの色は、全部で8種類(グリーン、ゴールデン、イエロー、ピンク、ラベンダー、水色、オレンジ、グレープ)用意しました。色の指定がある場合、その旨もお知らせください。

数に限りがありますので、ご希望の方は、さあ、ご遠慮なく今すぐに! 善は急げ~!

みなさんからのメールを楽しみにお待ちしています。

では!









追記)

続々と僕のもとへ皆さんからのメールが届いています。どうもありがとう! 発送ですが、10月の一週目を予定しています。今しばらくお待ちください。

そして、今までこのLiSFにコメントを残したことがないので「しおり」は欲しいけどちょっと気が引けるなぁ・・・、なんて思っているそこのあなた! No problem! どうぞご遠慮なく! 

new collection!

2006-08-22 15:45:37 | MISCELLANEOUS
このLiSFを読んで下さっている方なら、薄々気がついているのではないでしょうか。そう、何を隠そう、僕は帽子が大好きなのです。


先週、チップの定期健診に行った際、帰りにちょっと寄り道。以前、このエントリーでも紹介した「ADS HATS」という僕の大好きな帽子専門店は、実はチップの行き着けの病院の5軒隣りという最高の立地条件なのです。なので(チップの了解を取ることもなく)秋・冬に向けての新作の下見を兼ねて覗きに行ってきました。

靴と帽子だけは、見たなら最後。絶対に買ってしまうという「病」を患っている僕なので、当然この日も買っちゃったわけですが、ちょうどKEVINから去年のクリスマスにもらったギフト・カードがあったので、それに上乗せして今回は秋冬用の帽子を奮発して購入!


こんな箱に入れてくれます。なんだかケーキみたいですね。

そして、↓が僕の帽子コレクションに加わった最新のもの。

イタリアのボルサリーノ社製。家に帰って早速いろいろと試してみたのですが、フォーマルな装いにはもちろん、長袖のTシャツなどにカジュアルな感じに合わせてもGOOD! この帽子を被った僕が、このLiSFに登場する日も近いかも。乞う、ご期待!


ところで、このエントリーをアップするに当たり、僕が持っている帽子の数を先ほど数えてみたところ、全部で34個ありました。折角ですので、その中でも比較的よく被るものをいくつか紹介したいと思います。


手前二つはハンチング。後ろの水色のものはキャスケット。ちなみに、右手前の黒いハンチングは、先日KEVINが出掛けたイタリアで、見つけてきてくれたYOHJI YAMAMOTOのもの。素材は麻。軽くて気に入っています。


こちらは、数あるベースボール・キャップの一部。クライアントとの打ち合わせがない日などは、野球帽を被ってショップに出ていることもあります。


こちらもベースボール・キャップ。左のものは、つばの部分が皮製。実は僕が持っている帽子の中でも高級品の部類に入るんですよ。


数ある帽子のスタイルの中でも、カウボーイ・ハットは特に大好き。


これは「ポークパイ」と呼ばれるスタイルのもの。白と黒のツートンカラーが気に入っています。


ニット系のもの。ここサンフランシスコは、夏でも日没後はかなり冷え込むことがあります。8月にウールの帽子を被るなんて、日本では考えられないですよね。



と、今回は僕の大好きな帽子をいくつか紹介しましたが、実は帽子のほかにもコレクションしているものがあります。マフラー/スカーフ、腕時計、そして靴なのですが、これらについては、また何かの折に!







そして、今回の「フローラル・デザイン」のコーナー。今回は欲張って二つを紹介。

一つ目ですが、先週末地元のホテルで行われた、ベイエリアの有名シェフが一堂に会してのディナー・パーティ用のケーキ・デコレーションです。このケーキを焼いたのは、「ウェディング・ケーキ・プロジェクト」で一緒に仕事をしたCLAUSE。彼の要請で、僕が花でデコレーションして彼とコラボレーションすることになったのです。パーティのカラー・スキームであるパステル調の花を使って、優しい感じに仕上げました。


僕が手掛けたほかのケーキの数々は、こちらでご覧いただけます。但し、空腹時には見ないほうがいいかもしれませんよ~!


そして、本日二つ目のデザイン。

こちらは、今日作った出来立てほやほやのリースです。夏の夜空に上がる花火をイメージして、こんなのを作ってみました。




直径50センチほどのリースです。いろいろな色にペイントしたパンリードで土台を立体的に作り、そこにモス、デザート・ローズ、ストロー・フラワーなどを使ってデコレーションしました。ポップな仕上がりに、我ながら満足!

イラストレーター selected by me!

2006-08-01 16:10:39 | MISCELLANEOUS
僕の両親は共に美大卒で、つい最近までずっと絵画に携わる仕事をして来ました。つまりは「絵描き」ですね。僕も高校へ上がる頃までは、放課後ともなると、父のアトリエや彼が経営する予備校に立ち寄るのが日課になっていました。いつもそこで数ある画集を手にして見たり、デッサンや油絵、そしてデザインといったクラスを覗きに行っては、美大を目指す現役(高校生ですね)や浪人生が勉強するのを傍で眺めて過ごしました。今でも油絵の具の匂いを嗅ぐと、ふっとあの頃へタイムスリップします。

そんなふうにして、僕は絵画に囲まれたこども時代を送ったわけですが、どういうわけか「絵」の才能には恵まれず、両親の後を継ぐことはありませんでした。今も、絵とは関係の無い仕事に就いているわけですが、子供時代に見た多くのものが今の僕の仕事に大きな影響を与えているのは確かですね。構図の取り方、配色、バランス、などなど。知らず知らずのうちに身についたようです。

当然、今でも絵を鑑賞するのは大好きで、ことある毎に美術館などに足を運んでいます。それに偶然かな、今のパートナーも「絵描き」ですしね。これも一種の運命ですかね? な~んてね、あはは。

・・・と、冒頭から話が少々外れましたが、ここからが今回の本題です。

このLiSFを始めたことにより、本当にいろいろな方と出会う機会が増えました。今回は、このLiSFを通して知り合ったイラストレーターの方を数名ピックアップしてお届けしたいと思います。

まずは、東京にお住まいのYORIさん。先日、YORIさんから僕の手元へ素敵なプレゼントが届きました。 YORIさんは本職の傍ら、イラストも手掛けるアーティスト。彼女の描く作品は、どれも色彩豊かで暖かい作風のものばかりで、彼女の作品のファンが多いというのも頷けます。数々の依頼を受けては新しい作品の作成に取り掛かっていらっしゃるようです。そして今回送ってくださったものですが、彼女自作のイラストの数々を僕が気に入り、そこでその中の数枚をポストカードに印刷して送ってくださったのです。YORIさん、どうもありがとう! 早速フレームに入れて、部屋に飾りました。


楽しいイラストたち。

YORIさんの作品は、ディテールが凝っていて、見る者をグイグイ惹きこんでいくチカラがありますね。見ているだけで楽しい気分にさせてくれるのもグッド!ちなみにYORIさんのBLOGはこちらです。皆さんも是非ご覧になってみてください。


そして次なるイラストレーターの方はこちら。「霧生さなえのホームページ」のKIRIさん。KIRIさんは、現役バリバリのプロのイラストレーター。かの安西水丸氏のもとで学ばれたそうですが、KIRIさんの描くイラストの世界はオリジナリティーに溢れていてとても素晴らしいと思います。そして、ところどころに漂う、日本ならではの四季感。海外で長く暮らす者としては、見るたびに、こころの一番深いところにある「日本人ならではの」ノスタルジックでセンチメンタルなスポットがチクチクとするのです。こんなところも僕がKIRIさんの作品が大好きな理由のひとつです。

KIRIさん、これからもますますのご活躍をお祈りしています!


そしてお次はLA在住のなみさん。以前、僕とKEVINが企画した、例の「折り紙企画」に参加してくださったのですが、その際に折り紙と一緒に贈ってくださったのが、下のイラスト。以前にもこのLiSF内で公開したので覚えていらっしゃる方もいるかとは思いますが、このイラストを描いたのが、なみさんだったのです。


再度大公開! 僕とKEVINとCHIPです、ってわざわざ言わなくても分かるかぁ~

なみさん、次回SFへいらっしゃる際には、デートをすることになっているんですけど、覚えてますよね? 楽しみにしていますので!




以上、僕の大好きな3人のイラストレーターの方たちを紹介致しましたが、ここで忘れてはならないのが、我らがKEVIN。実は現在、彼のウェブサイトをリニューアルしている最中です。新しく生まれ変わったものは、かなりパワーアップされて登場する予定です。KEVINの作品を紹介するページだけでなく、4コママンガ、絵本(ちなみにオンラインでの購入も可能になる予定)、ブログなどなど、盛り沢山な内容となっています。


KEVINの4コママンガのキャラクター「キング・オブ・クーク」

来月には完成する予定ですが、その暁には改めてここで紹介したいと思っています。どうぞ、お楽しみに! Stay tuned!




で、せっかくなので、番外編! 僕の大好きな2大画伯を紹介しちゃいましょう!
さやか画伯とMIKA母画伯です。まずはさやかちゃん。子供ならではの自由な発想。線のはみ出し具合ひとつとっても、オトナには決して真似の出来ないパワーが子供の描く絵にはありますね。そして、MIKA母画伯。こちらは、違った意味での発想の自由さがウリですね。常識に囚われないユニークさが僕は大好きです。落ち込んでいるときに見るとすぐさま立ち直れます、あはは。

さやか画伯
MIKA母画伯

Enjoy!








最後にここでみなさんにひとつ提案が。今後エントリーをアップする際に、最後に「今回のフローラル・デザイン」のコーナーを設けようと思っているのですがいかがでしょう? 毎日、検索ワード(GOO搭載の、どんな言葉を検索してこのブログに辿りついたかを検索するツール)をチェックしても、毎回「フラワーアレンジメント」は上位にランクインされてますし、それになんといっても、僕の仕事を皆さんにも見ていただきたいですし。

というわけで、善は急げ!

今回のデザインはこんな感じです。



タイトルは、「unbalanced balance」。和訳すると、「不均衡な均衡」、ですか。

知り合いの庭に生えている大きな柳の枝をお裾分けしてもらったのですが、小さな枝の部分を切り分けて使っていくうちに最後に残ったのが、大きな枝の部分。普通だったら処分してしまう部分ですが、僕としては、どうしても使ってあげたかったのです。ずっと「どんな風にデザインの中に取り入れようかな」なんて考えていたのですが、三脚のような形をした枝を見ていて浮かんだのが「バランス」という言葉。このどっしりと安定感のある柳の上に、逆に安定感のないアンバランスなものを乗せて、ひとつの作品の中で二つの違った要素を対比させようと思いました。

柳の枝の上に、リバーケインとトグサを編んで一角が鋭い歪な立体三角形を作成して固定。ここに小さなビーカー系の花器を数箇所固定して、そこに花を挿しています。今回使った花材ですが、カラーとヴァンダ・オーキッドのみ。造形の面白さを前面に押し出したかったので、全体の造形を崩さないように、あえて大ぶりな花は使いませんでした。

ちょっと無機的で彫刻のようなデザインが完成しました。みなさんにも気に入っていただけたら僕としてもうれしいのですが。

おもちゃ for オトナ

2006-06-01 15:09:18 | MISCELLANEOUS
いや~、前回のエントリーからすでに10日ですかぁ・・・。こんなに間が空いたのは、おそらく今回が初めてですね。常に頭の隅で「BLOGを更新しなきゃ・・・」と思ってはいたのですが、何しろ忙しかったのです。本格的なウェディング・シーズンもいよいよ到来し、6月と7月には毎週末、立て続けに規模の大きなものが控えていますし、それに合わせて連日の打ち合わせも・・・。そんなこんなで、BLOGの更新がままならなかったわけでした。I'm sorry!


さて、ここで、今回のお題である「おもちゃ for オトナ」。本当はですね、タイトルを「オトナのおもちゃ」にしようかな、とも考えたのですが、これでは誤解を生みかねませんし、第一、天使のような(・・・だと、きっと皆さんは思っているはず、いや、思っているに違いないっ!)僕のイメージからはかなりかけ離れてしまうので、ちょっとひねって「おもちゃ for オトナ」に変更したのでした。

で、その肝心の「おもちゃ」ですが、ついに先週末に購入!

さあ、みなさん、何だと思います?(引っ張る、引っ張る!)

用意はいいですか?

ジャジャ~ン! そのおもちゃとは、こちら!!!



ここ最近、愛用のVAIOクンのご機嫌が斜めで、そろそろ引退をさせてあげようかな、なんて思っていた矢先に登場したのが、先日発売になったばかりのMacBook。 そもそも、VAIOの前はずっとiMacを使っていたので、次回買い替えの際には、初心に戻って、「絶対にMACを」と考えていたのですが。


というわけで、善は急げ! 早速、KEVINとサンフランシスコのダウンタウンにあるapple storeへ直行。今回のMacBookのラインナップは3機種なのですが、売り場のお兄さんに聞いたところ、最上機種のブラック・モデルと次のホワイト・モデルの違いはハードドライブが80GBか60GBという点のみ。価格の開きは200ドルあるのですが、ホワイト・モデルのハードドライブを80GBへグレードアップする際に掛かる費用はたったの50ドル。この150ドルの差って、どこから来るんでしょうね、一体・・・。まさか黒いから特別ってわけでもあるまいし・・・。

というわけで、僕は60GBのホワイト・モデルを購入することにしました。

家へ帰り、早速試してみたところ、マックならではの使い勝手の良さに加え、充実した機能も満載。これで、たったの1299ドル。お買い得ですよ、皆さん!

モニターは13インチのワイドスクリーンなのですが、特に小さいという印象はありませんでした。キーボードも指に馴染みやすく、とても良いですね。

そして、この価格にも関わらず、iSightなるカメラも内臓。WEB対応のビデオの撮影も可能です。ちなみに写真ですが、16種類の特殊効果も搭載していて、いろいろと遊べます。暗い部屋でも、撮影時にモニターがフラッシュ代わりに白く発光するので、かなり綺麗な画像を楽しむことができます。



いや~、これはまさしく「おとなのオモチャ」ですねー。小さいので持ち運びも楽ですし、クライアントとの打ち合わせの時などにもとても重宝しそうです。プライベートでも、仕事の場でも、かなり活躍してくれそうな予感です。





というわけで、皆さんお待ちかね!

iSight内臓の特殊効果を使って撮影した写真をいくつか大公開しちゃおうかな。



ジャッジャジャ~~~~~~ンッ!



僕のお気に入り「光のトンネル」という特殊効果。


超人ハルク、もとい、超人マシュウ。



そして、久しぶりのツーショット!!





ババーン!

ミラー・イメージ。
M「でも、こういう顔の人っているよねぇ?(KEVINさん、あなたのことです)」
K「いないよっ、こんな顔のひと!」
M「実家の近くの不動産屋さんのおじさん、こんな顔してたよ!」
K「そのおじさんって、本当は「ヒト」じゃなかったんじゃない?」

話が飛躍し過ぎです、KEVINさん。まあ、いつものことですがー




で、CHIPだって、ほら!




M「なんだか性格悪そうに写っちゃいましたねぇ、チップさん」
C「ほっといてくださいったら」





最後の〆は、やはりこの方なしには有り得ません・・・。






こ、怖いな・・・




追伸 次回はこんなに間を空けずにエントリーの更新をしますので・・・。ちなみに、次回は「鳥とKEVIN」が満載のエントリーを予定!! どうぞお楽しみに!!





CHIPも参加している黒猫振興会はこちらから。


ありきたりですが・・・、趣味は「読書」です。

2006-05-22 15:25:22 | MISCELLANEOUS
僕とKEVINですが、面白い本を見つけては、読み終わった後に交換して読んだりしています。KEVINの3大アイドルは、AMY TAN、SALAMAN RUSHDIE、そして村上春樹。村上春樹に関しては、以前、食事の後に立ち寄ったカストロの本屋で、僕が薦めた「dance dance dance」を読んで以来すっかりはまってしまったようです。

僕も村上春樹が大好きで、日本語で発表された作品は、全作品読みました。ちなみに、彼はここアメリカでの人気も高く(事実、ムラカミ・フォロワーと呼ばれる彼に影響を受けた作家が多く登場しています)、多くの作品が翻訳されているのですが、その中で僕が読んだものは、「A wild sheep chase」「The Elephant Vanishes」「 Kafka on the Shore」「 After the Quake」「Hard-Boiled Wonderland and the End of the World」「Underground」の6作品。多くの村上作品の翻訳を手掛けているのはAlfred Birnbaum。彼はとても良い翻訳をしますね。原作と読み比べても、遜色の無い仕上がりです。ただ、原作の持つニュアンスみたいなものが「外国語」に翻訳される段階で曖昧になってしまうことがあるのも確かですね。たとえば、「海辺のカフカ」の中の、星野青年とカーネル・サンダースのやりとりなど、日本語で原作を読んだときとは少々違う印象を受けました。



と、前置きが長くなりましたが、今回のエントリーのタイトルの通り、僕の趣味は読書です。常にかばんの中に本を持ち歩いていて、時間を見つけてはかばんから本を取り出し読書タイムに充てています。日々生活をしていると、結構無駄な時間って多いですよね。郵便局の長い列での待ち時間、地下鉄での移動時間、などなど。僕にとっては、読書のための貴重な時間です。

ところで、今年に入って読んだ本を順を追って並べてみますと、

the world accorcing to Garp」John Irving
嫌われ松子の一生」山田宗樹
死語にしたくない美しい日本語」日本語倶楽部
禁色」三島由紀夫
Speaking with the angel」Nick Hornby
tokyo cancelled」Rana Dasgupta
恐怖」筒井康隆

ここまでが3月末までに読んだ作品たち。


そして、4月に入り、なにか面白そうな作品はないかなぁ、と、日本町にある紀伊国屋書店に行って何気に手に取ったのが、「タンノイのエジンバラ」という作品。恥ずかしいながらも、作者の長嶋有に関しては何の知識も持ち合わせておらず、センスの良いカバー表紙(リンクしたアマゾンに出ている表紙とは別ものです)になんとなく惹かれて買ってみただけの作品だったのですが、これがなかなか面白い作品でした。(そしてにしても、単行本の表紙って、なんであんなにセンスの無いものが多いのでしょうねぇ・・・。)そして、この小説の最後にあった同出版社から出ているほかの作品の紹介欄で興味を持ったのが、吉田修一の「最後の息子」。早速、入手して読んでみたのですが、この作家の書く繊細な心理描写と世界観にとても好感が持てました。

そんなわけで、4月は「吉田修一強化月間」に決定! 立て続けに
パレード」「日曜日たち」「パーク・ライフ」「熱帯魚」を読破。




彼の書くこれらの作品に登場する人物に共感が持てるか、というと必ずしもそういうわけではなのですが、ストーリーがすんなりと体の中に入ってくるって言うのかな、それはもしかすると、彼の作品の中で頻繁に出てくる「東京」も関係する部分があるかもしれません。ところどころに出てくる「日比谷公園」や「幡ヶ谷」、「甲州街道」に「恵比寿」といった具体的な地名は、渋谷で生まれ育った僕にとってはどれも馴染みが深く、読んでいるとまるで自分がそのシーンへワープしたかのような錯覚すら感じます。これはおそらく、長い間サンフランシスコに住んでいた人が、何かの事情でこの土地を離れることになり、Armistead Maupinの「tales of the city」シリーズを読んで遠いサンフランシスコへ想いを馳せる、と言うのに通じるところがあるかもしれませんね。

ここでは各作品の内容等の詳細には触れませんでしたが、久々に出会った面白い作家、それが吉田修一でした。


こうして海外で暮らしていると、なかなか日本の面白い本の情報が入ってこないんですよね・・・。

で、ここでみなさんへ質問。

お勧めの作家などがいましたら、ぜひ教えてください。ちなみに、それほど好き嫌いが激しい方ではないとは思いますが、唯一苦手なのが、「お涙頂戴」もの・・・。「さあ、泣け~。これでもかー!」みたいな作風は、逆にしらけちゃってだめなのです。まあ、これは一重に僕がひねくれているだけかもしれませんが。それと基本的に、一時だけブームになったようなものや、思いっきりメインストリームといった類もあまり興味が持てません。(って、これじゃますますひねくれているという印象を持たれちゃうな、きっと。←でも、結構素直な性格です。ホントダヨ!)

緑狂

2006-02-27 15:18:04 | MISCELLANEOUS
今回は、ここ最近個人的に気に入っているものをいくつかピックアップしてエントリーにまとめてみました。


まずは、「その1」

たとえば、同じストリートにコーヒー・ショップが何軒か軒を連ねているとしますよね? そう言った場合、僕のプライオリティは、「Peet's Coffee」、「個人経営のコーヒー・ショップ」と続いて、最後に「スター・バックス」。もともと巨大チェーン店が好きではないので、ほかに選択肢がある場合、「スター・バックス」以外の店を選ぶことが多いのです。  ところが先日、仕事帰りにコーヒーが飲みたくなったのですが、見渡すところオープンしていたのは「スター・バックス」のみ。そもそも「スター・バックス」に何か特別な恨みがあるわけでもないので、唯一開いていたそのスター・バックスにコーヒーを買いに行ったわけですが、その際にちょうど新商品の試飲をしてたのです。  その新商品とは、「グリーン・ティ・ラッテ」。店内に貼られた販促用のポスターによると、「グリーン・ティにメロンのフレーバーを加えた新しいラッテ」とのこと。試食や試飲は滅多にしない僕ですが、今回はその綺麗な緑色に心を奪われ、勧められるがままに試飲をしてみました。 で、感想ですが、「う~ん、旨いっ!」   それ以来、毎日のように、「グリーン・ティー・ラッテ」を求めてスター・バックスに通っている僕です、あはは。 ところで、アメリカのスター・バックスでは、ミルクの種類を選べるのですが(日本でも同じかな?)、僕はいつも「ソイミルク(豆乳)」をリクエストしています。ソイミルクにはほんのりとした自然な甘みがあるので、砂糖や人工甘味料などを使わずに済み、とてもヘルシー。その辺も気に入っています。


これが僕の太鼓判、「グリーン・ティー・ラッテ with ソイミルク」。機会のある方は一度お試しを。



そして、お気に入り「その2」

ここ最近気に入っているのが、緑色の花です。これを読んだ方の中には、「ミドリイロノハナ?」なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、結構多いんですよ、緑色の花って。

例えば・・・、


ケイトウ


バラ。これは「スーパー・グリーン」という品種。


ビバーナム。英語では、「スノー・ボール」なんていう呼び名もあります。


モルセラ。


カーネーション。「プラド」というイタリア産の品種。

このほかにもいろいろな緑色の花があります。

緑色の花が好きな理由ですが、まずはなんといっても、そのスタイリッシュで洗練された色合い。デザインに取り入れると作品全体がクリーンな印象に仕上がり、そのあたりもとても気に入っています。アメリカでは、「カーネーション」や「菊」といった花たちは「安っぽい」だの「ダサい」だのといった印象が強く、所謂トップクラスのデザイナーたちは滅多に使いたがらない花材なのですが、でも、緑色のカーネーションや菊も使い方によってはかなりスタイリッシュで面白い作品に仕上げることができるんですよ。大体、珍しい花や高価な花材を作品の中で使えば、それだけで人の目を惹くのは簡単なことですし、僕の場合、「フツー」の花をいかに面白く作品に生かせるか、というのに興味があるのです。なので、敢えてカーネーションや菊といった花材を作品にさりげなく取り入れることも多いですね。例えば、緑色のボタン・マム(菊)を使ったこんなデザインなんかはいかがでしょう?



そして最後「その3」

このBLOGでも何度か取り上げましたが、僕の尊敬するアーティストの一人が「尾崎亜美」。日頃はジャズを聴くことが多いのですが、「尾崎亜美」と「大貫妙子」のふたりに関しては中学生のとき以来の大ファン! 新作が出るごとに、必ず日本から取り寄せて聴いています。ふたりとも、浮き沈みの激しい今の日本の音楽界で、30年経った今もコンスタントに新作を発表できる希少な存在。ここまでくると、「音楽家」という風情ですね。

そんな中、2月22日に亜美ちゃんの新作「三重マル」が発売になりました。この「三重マル」ですが、彼女のデビュー30周年を記念したアルバムになっています。ここサンフランシスコにも一日遅れで届きましたが、毎日自宅で、KEVIN宅で、通勤時に、ジムで、とヘビー・ローテーションで聴きまくっています。


亜美ちゃんの赤ちゃん時代の写真をフィーチャーしたジャケット。内ジャケットには現在の「大人版」の亜美ちゃん写真も。

今回も全曲彼女による書き下ろし。編曲・プロデュース・演奏(ピアノ、キーボード)もいつも通り彼女自身で仕切っていますが、クレジットを見てみると、今回は「レコーディング」と「シンセサイザー・プログラミング」にも彼女の名前が。ここまでなんでもこなせるアーティストは、世界広しと言えどもそうそういるものではありません。バック・ミュージシャンには小原礼、山木秀夫、小倉博和、沼澤尚などなど、一流ミュージシャンが結集。いつもながらにバラエティに富んだ楽曲とサウンドで楽しい作品に仕上がっています。全11曲中、ドラマやテレビ番組の主題歌などのタイアップ作品が5曲、ほかのアーティストへの提供作品が3曲と、どこかで一度は耳にしている曲も多いんじゃないでしょうか。

お勧めの「エバー・グリーン」な一枚です!






・・・と、以上、ここ最近気に入っているものをエントリーに書き連ねて見ましたが、偶然にも、「グリーン・ティー」「緑色の花」「エバー・グリーンなPOPS」という『緑つながり』。そもそも緑が好きなので、これは単なる偶然ではないかもしれません。洋服は何色でも好きな僕ですが、それでも一時期は緑系一辺倒な時もありましたし、いまでもインテリア小物などは、気が付くと緑色のものを手に取っていることが多いですね。そういえば、以前このBLOGでも取り上げましたが、僕の寝室もこんなですしね、あはは。限りなく「緑色・フェチ」な僕なのでした・・・。

検索ワード PART2

2006-01-30 11:25:44 | MISCELLANEOUS
以前書いたエントリーでも述べた通り、僕が使っているGOOには「検索ワード」という機能があります。(*但し、GOOアドバンス・メンバーのみ)

つまりは、どんな言葉を検索してこの僕のBLOGへ辿いりついたのかを知るためのものツールなのですが、これが本当に面白い! 皆さん、いろいろなことに興味がおありなんですねぇ。

相変わらず、「黒猫」「フローラル・デザイン」「尾崎亜美」「サンフランシスコ」などが上位を占めますが、ここ連日の上位1~3位は、「ヌーディスト」関係のもの。「ヌーディスト・ビーチ」「ヌーディスト 日本人」「海外ヌーディストビーチ」「ヌーディストビーチでのマナー」「全裸」などなど、ヌーディスト・ビーチに対する関心ってこんなに高いんですね。これは間違いなく、先日書いたこのエントリーに検索ワードがヒットするためでしょう。


このほかにも、「競パン」関係のものもほぼ毎日あります。でも、僕が覚えている限り、「競パン」について書くどころか、「競パン」という単語をエントリー内で使ったことすらないはずなのですが・・・。なのに、何故かこの検索ワードで僕のBLOGを訪れる方が後を絶たないんですよね。何故でしょう? ちなみに、「競パン」関係にはいろいろなパターンがあって、「妻夫木 競パン」(そんなの、僕が見たいぞ!)、「競パン先生」(意味不明)「初めての競パン」などなど・・・


定期的にリストに載るものでは、

1.「杉良太郎 画像」
2.「女同士の取っ組み合い 画像」
3.「マXコ」(Xは、「ン」です)
4.「昼下がりの海外赴任妻 不倫」
5.「セックスでイクとき 英語では?」
6.「キューピーのヘアスタイル」
7・「森男と谷男」

などですか。ちなみに、2、3、5、6はこれらのエントリーをヒットしてのことだと思います。



そして、7は、このエントリーを覚えていた方がまた見たくなって検索したってことでしょうかね、きっと?

4に関しては、???です・・・。




ところで、トップはチップの最新画像です。友人のダニエルとレスリングをしていて、最後は寝技に持ち込まれて負かされた瞬間。それにしても、肉球、真っ黒ですね>チッピーさん。


chipも参加している黒猫振興会はこちらから。

Kevinの絵本

2005-09-04 12:23:21 | MISCELLANEOUS
僕のパートナー(って、今更言わなくても分かりますね、あはは)はサンフランシスコ市内で彼のビジネス・パートナーと一緒にデザイン事務所を経営しているのですが、そちらとは別に、個人でイラストレーションやデザインの仕事もしています。

そして、今現在取り掛かっているのが、子供向けの絵本製作。そもそも絵本作家になるのがKEVINのかねてからの夢だったので、いよいよ本格的に動き出したという感じです。

今回このエントリーで紹介するのが、その絵本の一部。タイトルは「Aunt Imelda's Dinoaur Soup」。「イメルダおばさんの恐竜スープ」ですか。これは子供向け用にエイズを題材にした絵本です。ちなみに、この英語のタイトルを見て、はは~、って思った方もいるかもしれませんが、英語のタイトルの頭文字を並べると「AIDS」になります。

意外なことに、アメリカ広しと言えども、エイズを題材に取り上げた子供用の本というのはとても少なく、特に、絵本を読むような幼少期の子供をターゲットにしたものとなると、おそらく皆無なんじゃないでしょうか。そんな現状から、KEVIN(絵)と彼の友人のJOHN LIPP(ストーリー)で、この絵本の製作に取り掛かることになったのです。

この「イメルダおばさんの恐竜スープ」ですが、AIDSを題材に取り上げていると言うと、一見難しい内容に思われがちですが、子供たちが楽しみながらAIDSについて学べる内容に仕上がっています。

今は複数の出版社と交渉の段階ですが、かなりリアクションも良く、上手くいけば年内には契約が結べそうです。僕も早く出版されることを楽しみにしています。



ところで、最後に、この絵をご覧になった皆さん、もしよろしかったら、ここにKEVIN宛に感想などを残してあげてください。本人もとても楽しみにしているようなので。もし英語でコメントを残していただけたらそれに越したことはありませんが、日本語でもOK! 僕が責任を持って本人に伝えますので。というわけで、よろしくお願いいたします!!


kevinのオフィシャルサイト


PS 画像の左手に描かれている花屋で働く「少年」(そう、『少年』っと思いっきり強調してみる)は僕だそうです。・・・おもいっきり丸顔じゃん・・・。




手作り石鹸

2005-07-27 12:33:36 | MISCELLANEOUS
数日前に、僕にとっての「心のオアシス」BLOG、breath of greenのGIEさんから、手作り石鹸が届きました! 綺麗にラッピングされた4種類の石鹸(画像参照)、プラス、それぞれの石鹸に使われた材料のリストとその効用についての説明書き付きです。その説明によると、口にしても大丈夫な材料ばかりを使用していて、とても身体に優しい石鹸だそうです。本当にどうもありがとう、GIEさん!  KEVINと二つずつ分け合いました。(とは言っても、最近はほぼ毎日、どちらかの家で過ごすことがほとんどなので、結局はふたりで使うわけですが)

ところで、今朝のKEVINとの会話から・・・。

KEVIN 「いいことを思いついた!」
MATTHEW 「またまた何すか~、朝っぱらから(疑)?」
KEVIN 「せっかくだから、この石鹸を実際にシャワーで使っているところを写真に撮りあいっこしてBLOGに載せようよ」

ま、まじっすか~>KEVINさん。<これ以上僕のファンが増えたらどうしちゃお?(←自惚れ過ぎ)(あ、でもリクエスト次第では考慮も、・・・・ってウソウソ!)


ところでGIEさんですが、石鹸のみならず、料理に裁縫にガーデニングにフローラルアレンジメントにと、何にでも精通していらっしゃいます。僕がストレートでGIEさんがシングルだったら、絶対にプロポーズするんだけどなぁ、ってくらい僕のタイプ。 GIEさんのだんな様は本当に幸せものですね。末永くお幸せに!

Happy 1st Anniversary!

2005-07-14 14:42:58 | MISCELLANEOUS
おかげさまで、僕のBLOGも1周年! あっという間の一年間でした。その間、本当にいろいろなことがありました。こうして幸せな一年を過ごせた事を、なによりも嬉しく思っています。

そ、し、て! 僕のこのつたないBLOGに何度も足を運んでくださった皆さん、いつも暖かいコメントを残してくださるレギュラー陣(?)の皆さん、本当にありがとうございます! こうした皆さんのサポートがあったからこそ、こうして続けてくることが出来たと言っても過言ではありません(と、思い切り日本人ぽい謙虚な発言をしてみたりして、あはは。でも、素直な気持ちですョ!)

これからも、徒然なるままに、サンフランシスコでの生活についてのエントリーをアップしていきたいと思っていますので、みなさん、今後ともどうぞご贔屓に!

サンフランシスコより、ありがとうと感謝の気持ちを込めて大きなHUGとKISSをみなさんに・・・

Thank you! > All

most welcome comeback.......floral shirts

2005-05-13 14:05:00 | MISCELLANEOUS
今期のメンズの春夏物のトレンドと言えば、ズバリ「花柄」ですね。70年代風のちょっとレトロな感じのフラワー・プリントから、刺繍などが施されたかなりスタイリッシュなものまで。たとえば、こんな感じや、こんな感じや、こんな感じや、こんな感じや、こんな感じですね。

僕も今年に入って買ったシャツのうち4枚がフローラル・シャツです。その中の一枚が画像のもの。これは結構レトロなテイストですね。プリントも結構大胆ですが、そもそも着るものに関しては何にでも勇敢にチャレンジする方なので、こういったものでも特に抵抗なく着ています。


・・・でも、どうなんでしょう? やっぱり僕くらいの年齢の(特にヘテロの)男性陣はやっぱりこの手のものには抵抗があるのかなぁ?

GIEさんもNOIR会長もマルコさんもCHICKPEAさんもくろねこ・ママさんもDAIDAIさんWONDAさんも、みなさん旦那さん持ちですよね? どうです、今年の夏は皆さんのハニーにも花柄を一枚? だめ? (まここっつぁんのベイビーはフレンチだから抵抗なく着てそうですねー。図星?)


不思議な話、3本まとめてドーン。

2005-04-08 15:46:26 | MISCELLANEOUS
数日前に、僕の大好きなGIEさんちでたまたた読んだGIEさんのお子さんのエントリー。それにコメントを残したところ、GIEさんから「BLOGネタに思いっきりなるじゃないの~!」というお言葉を頂きまして、調子に乗って早速、ということで・・・。

僕の友人のTODDですが、彼はビジネスパートナーとふたりでクリーニングの会社を経営しています。サンフラン市内のお金持ちや会社が主なクライアントで、家やオフィスなどの清掃を行っています。ちなみにビジネスは好調で、友人の僕としても嬉しい限りです。で、本題ですが、先日彼のビジネスパートナーが2週間ほどバケーションを取ったので、その彼の担当の家の清掃をTODDが引き受けることに。その家はそこそこ大きなお屋敷で、昼間は夫婦ともに仕事に出ているので、勝手に行って清掃をして帰ってくることになってるのだそうです。そしてTDDDが初めて行ったその家ですが、玄関の鍵を開けドアを開けると、ホールに可愛い白い中型犬が。ただ、人見知りをする犬で、声をかけても用心をして全然そばに寄ってこないんだそうです。その後も4回ほど清掃に行き、その度にその犬に声をかけるのですが、全然懐いてくれなくて、動物好きのTODDとしては、少しばかりハート・ブロークンだったんだそうです。そして、5回目にその家を訪れたとにに、たまたまその家の住人がいて、何かの拍子に、「あれ、今日はあの白い犬クンはいないんですね」と言ったところ、「今は犬を飼っていないんだけど・・・」という返答。話を進めていくうちに、その住人が「もしかして・・・」と、奥の部屋から持ってきたアルバムをひらいたところ、そこにはTODDが見たその犬の思い出の写真。その住人によると、その犬は7年前に病気で死んでしまったんだそうです・・・。 こんなことってあるんですねぇ。


で、次!

僕の行きつけのヘアサロンは日本人の夫婦が経営しているのですが、毎年春先に、こちらでは手に入らないヘアプロダクトの仕入れとプライベートを兼ねて日本へ帰国するのですが、今年帰ったときのこと。少し時間に余裕があったので、二人で京都に観光に行ったのだそうです。お寺めぐりの最中に、ひょうんなことから一人旅の中年女性と知り合い、そのあと一緒にいくつかのお寺や神社を巡ったのだそうです。デジカメを持ち合わせていなかったので、ディスポーザルのカメラを買い、写真も数十枚と撮り、サンフランに戻ってきてから現像してみたところ、どこにもその女性の姿が映っていなかったんだそうです・・・。一枚だけだったら思い違いで済むのでしょうが、全部ですよ、全部。一緒に並んで撮った写真も、写っているのは彼らだけで、彼女の姿は当然無し・・・。怖い・・・。


で、3本目。

僕は霊感のようなものが全くないのですが、ひとつだけ不思議な経験があるんですよ。 僕が(まだピチピチの、って関係ないか、すまん)高校生のころ、母が新宿のヤマハのエレクトーン・ピアノ教室で働いていたことがあるのですが、そこに通っていた生徒さんのお姉さんがある日病気で亡くなってしまったのです。その生徒さんの亡くなったお姉さんは染色を仕事にしていた方で、自分の作ったテキスタイルで洋服などを作っていたのです。生徒さんは体の大きなひとでサイズがあわなかったらしく、その亡くなったお姉さんとちうちの母がちょうど同じくらいの背丈だったということもあり、母が彼女が生前大切にしていた自作の衣類を何枚か譲り受けてきたのです。そしてその衣類を自分の箪笥の中段の引き出しにしまったそうなのですが、ある朝、母が僕を弟を半分パニック状態で呼ぶではないですか。二人で彼女の寝室に行ってみると、「ねぇ、これ見てよ」とのこと。彼女の前には引き出しが開けられており、そこを覗いてみると、中の衣類がびっしょり絞れるくらいに濡れているんですよ・・・。匂いも色もなく、言ってみれば普通の水道水みたいな感じですか。でも、不思議なことに濡れているのはその段の引き出しだけで、上や下の段は全然濡れてないんですよ。   多分、この譲り受けてきた衣類なのでは、という結論が居合わせた3人からだれともなく出され、結局この衣類はお返しすることになったのでした。  まあ、よくはわかりませんが、生前大切にしていたものをあかの他人にもらわれたことが、きっと亡くなった本人としては悲しかったのかもしれませんね。

と、こんな感じですが、あんまり怖くはないかな? でも、こういう不思議なことってあるんですよね。




ところで、画像はですねぇ、このエントリーとはな~んの関係もないKEVINです。僕のお気に入りのショットなので、ちょっと貼ってみただけでして・・・、あはは。失礼しました~。(デレデレ)

検索ワード

2005-03-16 01:48:01 | MISCELLANEOUS
僕が使っているGOOブログのサービス機能の一つに「検索ワード」というものがあります。つまりは、どんな検索を経て僕のBLOGへ辿り着いたかを知るための機能なのですが、これがね、なかなか面白いんですよ! 「え? なぜこんな検索ワードから、僕のBLOGへ?」なんていうのも結構あったりして。

やはり多いのは「花」「フローラル・デザイン」「サンフランシスコ」「ゲイ」「黒猫」「尾崎亜美」「大貫妙子」あたりですね。これらは毎日必ずリストに入っていますから。



で、「なんじゃこりゃ?」っていうのは、例えば、こんなものです。

「女同士取っ組み合い」
「サンディエゴ 不倫」 (会長にマルコさん、なにか心当たりはありますか?あはは)
「水前寺清子」 (なぜに・・・)
「感電」 (僕のエントリーにどんな関係が・・・)
「貝柱」 
「18禁」 (僕のBLOGはPG13なのに)
「蟹の画像」  
「初めての女装」 (お~い!)
「IKEA 詐欺」  (何があったんでしょう?、気になる)

などなどなど。 いや~、それにしても、皆さん、いろんなことに興味があるんですねぇ。面白い!




ところで、画像は「ミステリアス・チッピー」。なんだか、怖いな。


chipも参加している黒猫振興会はこちらから!



オンナの戦い。

2005-02-08 17:21:27 | MISCELLANEOUS
先日、リビングで本を読んでいたら、ベッドルームの窓の外から複数の女性の罵り合う声が聞こえてきました。「なんだ、なんだ~?」ということで、ソファの上に本を置いてベッドルームの窓辺へすぐさま移動。窓辺にはすでにチップがいて、ただならぬ外の様子を伺っていました。(なんだ、チップさんも野次馬ですかー)

カーテンを開けた途端に目に入ってきたのは、路上での黒人と白人の女性ふたり(多分30歳前後か?)がとっつかみ合う大喧嘩の光景。髪の毛を引っ張り合い(とは言え、黒人の女性の方はカツラだったので、白人女性の手にカツラが握られていた)、汚い言葉で互いを罵り合う姿は、結構エンタテイニングだったのですが(おいおい!)、3分後にはパトカーが乗り付けて喧嘩の仲裁に入り、どうにか収まったのでした。始めから見ていたわけではないので、なにが原因だったのかはわかりませんが、それにしても凄まじかったなぁ・・・。でも、傍目で見る分には、絶対男性同士より女性同士の喧嘩のほうが面白いですねー、あはは。

オンナの戦いといえば、こちらの日本語放送で先日までやっていた「大奥 第一章」も面白かったなぁ。局様のビッチぶりがなかなか素敵な秀作でした。終わってしまって残念!

ところで、こんなの見つけましたよん。




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ハエオトコ、ハエオンナ

2005-01-25 15:06:55 | MISCELLANEOUS
うちのショップの隣は界隈でも有名なタケリア(メキシコ料理のファストフード店)なのですが、裏口に置かれた生ごみ用のゴミ入れにたかるハエが、裏口からうちのショップにも飛んでくるのです。キモチワルイナ。暖かい日などは特に多くて閉口していたのですが、その矢先に見つけたのが画像のBug Zapper。テニスラケット型の電気式ハエたたきです。柄の部分に乾電池がセットされており、握るとちょうど掌でスイッチがONになりラケットのネットの部分に電流が流れる仕組みです。このネットで捉えたハエは即座に感電死。効き目は抜群です。   このラケットを買って来た当時は、みんなすっかりそのゲーム感覚にハマりまくり、あんなに嫌っていたハエが飛んでこないことを愚痴る始末・・・。「今日はなんでハエが少ないんだぁ!ヽ(`Д´)ノ」


・・・・と、前置きが少し長くなりましたが、ここで本日のタイトルについて。

まあ、このBLOGにお越しくださる大半は女性なので、きっとその多くを敵にまわす覚悟で申しますと、そもそも事の発端は、このバグ・ザッパーでハエの捕獲作戦に出る際に言う一言。 僕、ドニー、ロザリオ、エミルの男性組は、いつも"I'll get HER!"とハエをHERに例えるのに対し、リア、シェリー、スー、トニの女性組は"let me get HIM!"とHIMを使うのです。・・・そんなのどっちでもいいじゃん!というオトナな意見もありましょうが、でも、こういうくだらないことに限って譲れなかったりするわけですよ、ハイ。(オトナゲナイデスネ) 英語の単語の場合、スペイン語やフランス語のようなラテン系の言語のように女性名詞・男性名詞のように分かれてはいないわけですが、モノや虫のような性別のはっきりしないものに対してit以外にsheやheを使うこともあります。例えば車などの乗り物だったらSHEを使う人が多いですね。特に決まりはないのでしょうが。

そんな傍から見れば限りなく低レベルな「ハエ論争」に、イタリア生まれのロザリオが一言。「イタリア語では、なぜか汚いもののほとんどは女性名詞なんだよね。たとえば、虫はもちろん、うん(以下自粛)・・・(このあと延々と続く)・・・もそうだし、・・・・とかさぁ。」

(ちょっと女性が可哀相だなぁ・・・)


でも、ということはですよ、やっぱりハエは女性の扱いで決定ということでOKですね?(おっと、matthewくん、さらに敵を増やした模様・・・(+。+)アチャー)




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