Life in San Francisco

Welcome!
サンフランシスコ在住のフローラルデザイナーです。
www.pbase.com/gatolisto

YouTube

2006-09-28 13:44:10 | MISCELLANEOUS
僕がここ最近ハマッているのが、YouTube。皆さんもご存知ですか?

YouTubeに関しての簡単な説明を加えておきますと、2005年2月、カリフォルニア州サンマテオ(僕の住むサンフランシスコから車で南に30分ほど)で設立されたYouTube社が運営するサイトで、世界中のユーザーが、自分の所有する動画をアップロードして、オンライン上で動画を共有・観閲できる仕組みになっています。

動画をアップロードする場合は、メンバー登録が必要ですが、観閲に関しては基本的に自由です。当然のことながら、著作権に関わるものに関してはアップロードしないように警告こそされますが、現実は、世界中のありとあらゆるテレビ番組やコマーシャル、ミュージッククリップ等がアップロードされ非限定で公開されています。

2006年4月21日時点で4000万の動画があり、ここ最近では、日に3万5千の動画がアップロードされているとのこと。その利便性から世界的に人気があり、個人で製作した映像を世界に向けて発表できる場としても、アーティストをはじめ、各方面からの注目を集めているようです。

上でも延べた通り、著作権問題はあるものの、視聴者の数が莫大なため、ここ最近では著作権を所有する側からの関心も高まる一方のようです。2006年6月28日にはアメリカの3大TVネットワークのひとつであるNBCと提携、NBCのコメディドラマ「The Office」のPVを配信したり、プロモーションページを設けたというのも、記憶に新しいところです。さらにレコード会社などが自前のページを立ち上げて配信を始めると言った例も見られ、新たな活用法が模索され続けているようです。

・・・と、前置きが長くなりましたが、僕が見つけた面白い動画をいくつかアップしておきます。今回は、「猫編」。


その1。「cat head theater」

猫たちが演じるハムレット。主演格の3人(3猫?)の熱演も光りますが、ところどころに出て来る蝶々を追いかける子猫たちに爆笑。全編英語ですが、英語がわからない方にも楽しめる内容です。
こちらから。


その2。「sleepy cat」

眠くて堪らないのはわかりますが、子猫ながらに眠気を我慢しなくてはならないわけがあるのでしょうか。可愛い!
こちらから。


その3。「cat fight」

子猫とオトナ猫の戦い! 挑発しまくる子猫が笑えます。(ちょっと可哀想だけど・・・)
こちらから。


このほかにも面白い動画が満載なのですが、皆さんも機会があれば是非! 楽しいですよ~!



そして、最後に、今回のフローラルデザインのコーナーを。

今回紹介するのもは、以前、クライアントのCHRISに頼まれた、彼女の孫のバースデー・パーティ用のテーブル・アレンジメントです。ちなみに7歳になる彼女のお孫さんは、「大」の上に「大」が20個くらい付くほどのスヌーピーの大大大大大ファン。CHRISがショップにオーダーに来た際に、彼女の手に握られていたのが高さ7,8cmほどのスヌーピーやチャーリー・ブラウンの陶器でできたフィギュアたちでした。そもそもの彼女の要望は、このフィギュアをアレンジメントの中に入れてほしい、と言うシンプルなものだったのですが、そこは僕の出番! 普通のアレンジメントを作るなんて野暮なことはできません!

これらのフィギュアを見ていて浮かんだイメージが、「野原で遊ぶスヌーピーたち」というももでした。そのイメージからデザインのアイデアを膨らましていってできたのがこちら。「カワイイ~ッ」というスタイルにはあまり興味のない僕ですが、まあ、7歳の女の子のパーティ用ですし、たまにこんなカワイイ感じのものを作るのも楽しくて良いですね。


このテーブルアレンジメントは2年前に作ったのですが、あれから2年経った今でも、このアレンジメントの話題が事ある毎に話題に上るそうです。作り手冥利につきますねぇ。

毎回思うのですが、みんなの笑顔が僕のクリエーション魂のエネルギー源。これからも、笑顔で喜んでもらえる作品をたくさん作っていきたいと思っています。










業務連絡。

たくさんのしおりのご応募、どうもありがとうございます。 まだ数にゆとりがありますので、興味のある方は、遠慮なくご連絡ください!

プレゼント企画

2006-09-25 15:49:16 | MISCELLANEOUS
前回のエントリーでも少しだけ触れましたが、まもなくKEVINのオンラインショップ(日本語と英語によるバイリンガル仕様)がオープンします。

開設当初は、一冊のみの取り扱いですが、順次新作を投入していく予定です。近日に予定している正式な開設の暁には、このLiSFでも詳細を発表するつもりですが、まずはその前祝い!

ということで、皆さんに、販促用に作成した特製のしおりをプレゼントしたいと思います。ご希望の方は、タイトルに「しおり希望」と記して、僕宛にメールをお送りください。(お送り先の記入をお忘れなく!)


matthewsfca@hotmail.コム(コムをcomに変えてください。←ジャンクメール予防のため)




文庫本にも使える大きさです。

しおりに付いているタッセルの色は、全部で8種類(グリーン、ゴールデン、イエロー、ピンク、ラベンダー、水色、オレンジ、グレープ)用意しました。色の指定がある場合、その旨もお知らせください。

数に限りがありますので、ご希望の方は、さあ、ご遠慮なく今すぐに! 善は急げ~!

みなさんからのメールを楽しみにお待ちしています。

では!









追記)

続々と僕のもとへ皆さんからのメールが届いています。どうもありがとう! 発送ですが、10月の一週目を予定しています。今しばらくお待ちください。

そして、今までこのLiSFにコメントを残したことがないので「しおり」は欲しいけどちょっと気が引けるなぁ・・・、なんて思っているそこのあなた! No problem! どうぞご遠慮なく! 

ひまわり、向日葵、ヒマワリ!

2006-09-18 15:18:29 | フローラルデザイン
よくいろいろな方から、「一番好きな花は何ですか」という質問を受けるのですが、う~ん、これって、簡単なようで難しい・・・。どの花にもそれぞれに思い入れがあり、そう簡単には絞り込めないのですが、強いて言うなら、季節を感じる花が好きですか。最近では年間を通して手に入る花が増えてきましたが(例えば、バラやゆりなど。今では、春の訪れを象徴していたチューリップですら年間通して手に入ります)、毎年その季節にしか出会えない花は、風情もあって良いですね。毎年再会する度に、「一年が過ぎたんだなぁ」なんて感慨に耽ったり。

そこで、今回紹介するのが、「ひまわり」。夏から秋へかけてがひまわりの季節ですが、実はこのひわまりも、最近ではグリーンハウスなどでの栽培が盛んになり、季節以外での入手も徐々に可能になってきています。欲しいときに手に入るというのは、まあ、便利には便利なのでしょうが、その反面、ちょっと寂しい気もしますね・・・。




ところで、「ひまわり」と聞いて、みなさんが真っ先に頭に思い浮かべる姿は、きっとこんな感じですよね?


こんな感じ。

ところが、ここ数年、市場にでまわるひまわりにもいろいろな種類が増えてきました。デザインをする側から言わせてもらうと、種類が豊富なのはデザインに「幅」が増えてうれしい限りです。

ここ数年人気の、ツートーン・カラー。黄色一色だと「能天気」で「子供っぽい」印象にも成りかねないひまわりですが、ブラウンが加わるだけで、グーンとオトナっぽい感じになりますね。


そして、こちらは、「テディ・ベア」と呼ばれる品種。中央の種の部分が小さく、フワフワとした花びらが特徴です。「テディ・ベア」のぬいぐるみさながらの風貌。


今年のトレンドカラーである「茶色」人気に乗って人気上昇の「黒いひまわり」。その名も「ココア」。黒に限りなく近い深い茶色のひまわりです。ここまでくると、かなりシックな印象ですね。



ちなみにひまわりですが、通常、ひとつの茎に複数のつぼみがつきます。そのまま全部を咲かせても綺麗ですが、この場合、比較的小さな花に育ちます。大きな花を咲かせたい場合、真ん中のもののみを残し、ほかのつぼみを摘んでしまうと、大輪のひまわりを咲かせることが出来ます。花が咲くまでは、太陽に向かって茎が伸びていく傾向がありますが、一旦花が咲いてしまうと顔を東に向けて固定します。ひまわり畑などで見るひまわりが、みんな同じ方向に顔を向けているのはそのためですね。

ひまわりの原産地は、僕の住むアメリカ。コロンブスが新大陸を発見した後、ヨーロッパへ持ち込まれました。そこで、観賞用だけではなく食用としても改良され、その後17世紀に入り、中国を経て日本へ伝来。元禄時代に、ひまわりという名前が生まれたようです。





と、こ、ろ、で!

最後に僕の「ひまわり・コンビ」を。









ひまわり一号。


ひまわり2号。


・・・って、思いっきりベタじゃんっ!! スミマセン








業務報告。

近日中に、ケヴィンの絵本が購入できるオンラインストアが開店する予定です。詳細が決まり次第、ここで発表させていただきます。乞う、ご期待!

best in show

2006-09-12 15:17:09 | ねこ
以前、このエントリーでも紹介した僕のお気に入りのペットショップ「best in show」。大手のペット・ショップでは手に入らないような、ユニークなペット用品を多く取り扱っていて、覗きに行くだけでも楽しいショップです。

そんな「best in show」ですが、先月カストロ・ストリート(between 18th and 19th)に2号店がOPENしました。1号店は、地元の人でもない限り、ちょっとわかりづらいとことにあるのですが、この2号店はカストロのど真ん中。とても便利なロケーションです。ペット好きな皆さん、サンフランシスコへお越しの際には是非! 僕のイチオシのペットショップです。



せっかくなので、僕のセレクトしたお勧めアイテムをちょこっと紹介。



さすがゲイのメッカ、カストロのど真ん中に位置するだけあって、ゲイのおにいさんたちのハートを鷲づかみするかのような商品の数々! ちなみに、これチュー・トイです。ティファニー風とシャネル風。


そして、リベラルな土地柄のサンフランシスコでは、共和党の支持率は全米でも最低値。当然、同姓婚に反対するこの二人の人気も「まったく」ありません。せめて、日頃の恨みをペットに晴らしてもらおうというわけで、こんな商品も人気!


ブッシュのチュー・トイは犬用。シュワはキャットニップを入れるポケットがついていて、こちらは猫用。


こちらは普通のチュー・トイ。でも、とぼけた表情がGOODでしょう?



首輪につけるアクセサリーも豊富。見ているだけで楽しいです。


僕のお気に入りの猫用のおもちゃ。
一見普通の紙袋に見えますが、特殊な素材で出来ているため、猫がつめを立てたり噛んでも壊れない頑丈な作り。中にはモーターが内臓されていて、変な音を発しながら、ガサゴソを動く仕掛けになっています。これにはどんな猫だって夢中になること請け合い!


こんなに可愛いキャリアーを発見! 散歩嫌いの猫を連れて街に出たくなりますね~(でも、猫にとったら、あくまでも迷惑な話でしょうけど、ははは)


ちなみに、この日、チップに買ったキャットニップ用のおもちゃはこの3点。




我を忘れて、さくらんぼ、パクっ! バナナ、ペロペロ~!



店内中、可愛い商品がオンパレードなのですが、お値段は少々高め。でも、行く度についつい買っちゃうんですよね・・・。ペットのオーナーの心理を巧みに突いてます。




CHIPも参加している黒猫振興会はこちらから。




そして、今回の「フローラル・デザイン」のコーナー。

今回のデザインは、「秋の雨」からインスパイアされて作った作品です。これも写真だと、この作品の持つ面白さが半減してしまうのですが、まずは作品をご覧ください。


数々の金糸を垂らし、そこに秋色のあじさいとペッパー・ベリーをひとつずつ根気良くをグルーガンで留めました。空調や前を通る人の空気の動きを察して、あじさいがくるくると回る仕掛けになっています。写真はあくまでも静止画像なので、動いているとことをご覧いただけないのが残念! とても幻想的で綺麗なんですけどね・・・。ちなみに、金糸の先端には、重りように小石をつけています。こうすることで、金糸同士が絡まるのを防いでいます。


クローズ・アップ。

これからも、面白い作品を作っていきますので、乞う、ご期待!

夢にまで見た・・・

2006-09-04 13:07:37 | たべもの
ここ一週間ほど仕事が忙しく、ちょっとご無沙汰してしまいました。その間にもこのLiSFを訪れてくださった皆さん、スミマセン!


さて、今回のエントリーですが、そもそも僕の見る夢の9割以上は、ヒッチャカメッチャカで現実には絶対に(そう、絶対に!)起こりえないようなものばかりなのです。そうだな、例えば、paul walkerと妻夫木くんに言い寄られて嬉しい悲鳴をあげているところに、さらにそこにjames marsdenが参戦して僕を巡っての争奪戦が勃発、みたいな。ずーずーしいな、あはは。あ、そうだ、このエントリーを見た日本語の分からないkevinから、この部分を後で突っ込まれることは必至なので、一応、kevin, you are the one! i love you! と言うことで(お茶を濁しておきマス・・・)。

ところが先日、珍しく現実的な夢を見たのでした。その内容を要約すると、今現在も東京に住んでいる僕の親友であるjoeyとshawnの三人で、表参道の「まい泉」で、「やっぱりここのに限るね~」なんて言いながら特製のカツサンドをパクついている・・・、と言う、東京にいた頃の僕たちの生活パターンをそのまま絵に描いたような内容。

そして、その夢から覚めた朝からの僕はというと、もう、寝ても覚めてもカツサンドのことしか考えられないような半ば取り憑かれたような状態に・・・。そんなに食べたければ、さっさと作って食べろ!という意見も聞こえてきそうですが、そう簡単に行かないのが海外在住組の辛いところです。和食関係においては、やはり日系のスーパーなどに行かないと揃わないものも多いですし、特にカツサンドに関しては、やはり日本の白い食パンで食べたいじゃないですか。しかし、冒頭でも述べた通り、ここずっと仕事が忙しく、なかなかサンフランシスコ市内にある日本町に買い物に行く機会に恵まれなかったのでが、カツサンドを夢見続けて数日が経った頃、ついに日本町まで行く時間が出来たのです。

日本町のベーカリーやスーパーで、厚切りの食パンやらパン粉やらをしこたま買い込み、その後、市内のwhole foodsで奮発して最高級の豚のフィレをゲット。これで夢に見続けたカツサンドを作る手筈は整いました!

「カツサンド♪~」

はやる気持ちを抑えつつ、kevin宅へ。そして、早速作ったのがこちら。「まい泉」のものと比べると見劣りはしますが、夢に見続けた「matthew特製カツサンド」の完成です。



材料は市販のものを使っていますが、ソースはちょっとだけ特製。トンカツソースに摺った黒ごまを混ぜました。香ばしくてなかなかの美味!

付け合わせは「カボチャ・サラダ」。ポテトサラダのジャガイモをカボチャで代用しただけの手抜き、じゃなかった、簡単な一品。


と、そんなこんなの「カツサンド騒動」は一件落着と相成ったのですが、考えてみたら、述べ14年に及ぶアメリカ生活の中でカツサンドを食べたのは今回が初めてでした。日頃からトンカツを作ることはあるんですけどね。

カツサンド以外で食べたいのが、日本の美味しい手打ち蕎麦。これこそ、ここサンフランシスコではなかなか手に入らないんですよねぇ。おっと、今度はmatthewクン、手打ち蕎麦熱が再発か?







そして、今回の「フローラル・デザイン」のコーナーですが、「夏から秋への季節の移り変わり」をイメージして作ってみました。夏を思わせる黄色から、秋のイメージのブラウンへのグラデーション。白樺の小枝を流れ落ちるように編み、グルーガンでモスやナッツ類、そしてヤローなどのドライフラワーを装飾。最後にひまわりを挿して完成です。ちなみに、足下の土台部分を隠しているのは、溶岩。オーガニックな感じに仕上げたかったので、溶岩を使い、冷たい金属の土台を隠して正解だったと思います。写真からだと分かりづらいですが、ひまわりのあたりの高さで2メートル以上あります。近くで見ると結構迫力のあるデザインが出来上がりました。皆さんにも気に入っていただけるとうれしいのですが。