Life in San Francisco

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サンフランシスコ在住のフローラルデザイナーです。
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「ぼくんちごはん」最新版。

2008-04-22 12:06:58 | たべもの
さて、今回のエントリーはひさびさに「ぼくんちごはん」。最近作ったマシュウ流テキトー我流料理の中から、いくつかをピックアップしてお送りしたいと思います。


ところで、僕の食生活ですが、気がつくと野菜中心、ということが多いですね。そんな僕が日頃から野菜やフルーツを調達するのが、サンフランシスコ随所で開かれるファーマーズ・マーケット。その朝採れたばかりの新鮮な野菜が豊富に揃う上に、スーパーマーケットなどと比べると値段もかなりお手頃。野菜好きとしては嬉しい限りです。色とりどりの野菜たちをエコ・バッグにつめて、「今日はこんなに新鮮な菜の花が手に入ったから、なにを作ろうっかな~」なんていろいろな思いを馳せながらの帰り道は、僕にとっては至福の時間です。

そんなわけで、今回の「ぼくんちごはん」は、野菜がメインの料理を選んだのですが、その前に、えりぼのさんのリクエストにお応えして、僕がよく買い物に行くサンフランシスコ市庁舎前の広場で開かれるファーマーズ・マーケットの様子を、ちょっぴりだけレポートしたいと思います。





このファーマーズ・マーケットですが、毎週水曜日と日曜日に開かれます。野菜や果物はもちろんのこと、卵、魚介類、焼きたてのパン、ジャムやナッツ類などなど、いろいろなものが豊富に店先に並びます。ちなみに、夕方の閉店間際などは叩き売り状態なのですが、そこは「オバサマ・キラー」の僕の出番! たとえ買い物客でごった返している朝に出掛けても、大抵はサービスしてもらえちゃうんですよ。へへへ。ラッキ-。

オ「お兄ちゃん、可愛いからオレンジふたつサービスしとくわよ~。でも、うちのだんなには内緒だからね」
M「おばちゃん、ありがと!」

で、隣にいる旦那サマ、僕に鋭い視線をギロッ!、みたいな。ははは。



でも・・・。

僕としては、オバサマじゃなくって、この調子でカッコイイおにーさんたちからモテたほうが嬉しかったりして・・・(独り言)、・・・な~んて、そんなことはともかく、

マーケットの模様を写真に収めましたので、何枚かアップしておきますね。







というわけで、今回の「ぼくんちごはん」は野菜メインのこちらの6品をレシピ付きで一挙公開。




まずは、1品目。

「リンゴのサラダ風前菜」


こどもの頃、ブラジルから遊びに来た父の友人が作ってくれたのが、リンゴのスライスとチーズをサンドにした前菜。それ以来、この組み合わせが大好きで、ちょっと小腹が空いたときなどにおやつ代わりに作る事が多いのですが、今回は、こんな風にアレンジしてみました。

(1)青リンゴ(グラニースミス種)を1~2ミリ程度に輪切りにし、芯の部分をナイフで切り取る。その際に、色止めのためにレモン汁を塗っておく。

(2)皮を剥いたかぼちゃを適当な大きさに切り、ラップをしてから、柔らかくなるまでレンジでチンする。

(3)柔らかくなったかぼちゃをボールに移し、生クリーム(牛乳で代用してもOK。)と塩を加えて、滑らかになるまで潰して混ぜ合わせる。

(4)別のボールに、コッテージ・チーズとグレープフルーツのむき身を混ぜておく。

(5) (1)に(2)と(3)を交互にサンドし、最後にエディブル(食用)の花を飾る。


食べる直前にオリーブオイル、塩、黒胡椒をふりかけて食します。かぼちゃのまったりとした甘みと青リンゴの酸味のある甘み、そして、グレープフルーツの苦みのある甘み。異なる3種類の甘みのハーモニーが絶妙ですョ。お試しください。



2品目はこちら。


「丸ごとオニオンのスープ」


(1)皮を剥いて根と芽の部分を切り落としたタマネギを鍋に並べる。(その際に、タマネギが動いて煮崩れしないようにぎっしりと並べるのがポイントです。)

(2)鍋に水と固形スープを入れ、中火~弱火でタマネギが完全に柔らかくなるまで煮込む。

(3)無塩の野菜ジュース(トマト・ジュースでもグー!)を加え、さらに煮込む。

(4)塩と胡椒で味を整える。

(5)器に盛りつけ、タマネギの上にパルメザン・チーズをのせる。

スプーンですくったタマネギが、口の中で甘~くとろけるスープです。こちらも簡単なので、是非!


3品目は、

「キノコのアソート 白ワイン蒸し」


(1)好みのキノコを数種類用意し、食べやすい大きさに切り分ける。

(2)フライパンにオリーブオイルを敷き、ニンニクを香りがつくまで炒める。

(3)キノコを加え、全体に火が通るまで炒める。

(4)(3)に白ワインを加え、蓋をして蒸す。

(5)(4)に塩、黒胡椒、醤油少々を加え、味を整える。

(6)最後にパセリのみじん切りを和えて完成。

ちなみに、赤唐辛子を加えても美味です。



4品目はこちら。

先日、スパイスやハーブ類をふんだんに使ったタイ風のワンタンのようなものを作ったのですが、その際に、ワンタンの皮を買いすぎちゃいまして・・・。そんなわけで、余った皮を使って即席で作ったのが、こちらのワンタン・ラビオリです。


「かぼちゃと豆腐のワンタン・ラビオリ」


(1)皮を剥いたかぼちゃを適当な大きさに切ったものにラップをし、柔らかくなるまでレンジで調理する。

(2)柔らかくなったかぼちゃをボールの中で潰し、水切りした木綿豆腐/モッツァレッラ・チーズ/イタリアン・パセリの微塵切りを加えて一緒に捏ね、塩と胡椒で味を整える。


タネ


(3)2枚のワンタンの皮で(2)のタネを包み、クッキーカッターで丸いラビオリを作る。


見た目はラビオリそのもの?


(4)ホワイト・ソースを用意する。

(5)鍋でバターを溶かし、小麦粉を加えて練り上げる。(焦がさないように注意)

(6)ルーが出来上がったら鍋を一旦火から下し、牛乳、ローリエ、固形スープの素、塩・胡椒を加える。

(7)(6)を中火にかけ、へらでゆっくり撹拌する。とろみがついたら出来上がり。

(8)たっぷりの湯に塩とオリーブオイルを入れ、(3)のラビオリを茹でる。

(9)その間に、スクワッシュを輪切りにして蒸したものを用意する。

(10)皿にホワイトソースを入れ、その上にラビオリとスクワッシュを並べる。食べる前に、パルメザン・チーズを振りかけて食します。

ところで、皿に残ったホワイトソースを、最後にパンで拭って食べるのって美味しいですよね。そんなわけで、今回は、クッキーカッターで切ったパンをオーブンで焼いたものも一緒に盛りつけてみました。いつもだったら、我が家のパスタマシーンで強力粉にいろいろなものを混ぜてパスタを作る事が多いのですが、今回は即席でワンタンの皮を代用。とは言え、これはこれで、本物のラビオリとは異なるつるっとしたテクスチャーがなかなか美味でした。




そして、5品目。

「地中海風ライス・サラダ」


(1)米を洗い、パスタを茹でる要領で、オリーブオイルと塩を入れた熱湯で固めに茹でる。

(2)茹で上がった米をざるに移し、冷水にさらしてぬめりを取る。

(3)水気を切った米にオリーブオイルをまぶしておく。

(4)ゆで卵を作る。

(5)オリーブ、アーティチョークの水煮、モッツァレッラ・チーズ、ゆで卵の白身を細かめに切る。

(6)ゆで卵の黄身をボールに入れ、オリーブオイル・バルサミコ・塩を加えて練る。

(7)(3)の米に、(5)と(6)、そして、コーンを加えて混ぜ、最後に塩と胡椒で味を整える。

(8)葉野菜(ラディッキオ、ロマーノ・レタス、エンダイブなど)に(7)を盛り完成。

今回は普通の白米を使いましたが、ワイルドライスを使っても美味です。白米だとリゾットに似た口当たりに、一方、ワイルドライスの場合はパラパラとしたテクスチャーに仕上がります。そして、食べる時は、手で豪快に! これに限ります!! ちなみに、これは同居人のDaleのお気に入りです。



and last but not least... 最後の6品目はこちら。先日、ハワイからLiliさんがここサンフランシスコへいらっしゃったのですが、その際に、マカデミアナッツでできたオイルをお土産にいただきました。僕も、初めて使うマカデミアナッツ・オイルに興味津々! そこで、こんなものを作ってみました。Liliさん、マハロ!美味しいお土産をありがとうございました!!(グアバのバターも美味しかったですョ)


「生かぼちゃとささみのマカデミアナッツ・オイル風味」


(1)かぼちゃの皮を剥き、千切りにしたものに塩をふり、水気が出てしんなりするまで置く。

(2)ささみに塩と白ワイン(日本酒でもOK)をふり、ラップをかけてレンジでチンする。

(3)水気が出たかぼちゃを冷水で洗って良く水気を切ったものと、手でちぎったささみを混ぜる。

(4)(3)にマカデミアナッツ・オイルとすりごま、そしてバルサミコを加えて和える。その際に、塩気が足りないようであれば、塩で味を整える。

(5)器に盛り、最後に白ごまを振りかけて完成。

マカデミアナッツ・オイルは入手が難しそうなので、ピーナッツオイルなどのナッツ系のオイルを使ってもOKです。(それもない場合は、オリーブオイルでもグッド、です)


かぼちゃを生で食べるの?と思った方もいらっしゃると思いますが、これが美味しいんですよ~。一度食べたら、クセになること請け合い! きんぴらごぼうに似たテクスチャーです。是非お試しになってみてください。





以上、久しぶりの「ぼくんちごはん」ということで、一気に6品ほど紹介させていただきました。どれも簡単なものばかりなので、機会があったら、是非お試しになってみてください。

たまにはワインでも飲みながら、

2007-04-18 16:29:20 | たべもの
このLiSFに、過去に何度かお越しになった方ならご存知かとは思いますが、僕の趣味のひとつが料理です。

そもそも僕が料理をするきっかけとなったのは、東京の高校を経てアメリカへ留学した際に、自分で料理をしないと食べたいものが食べられない、という環境下だったことが一番大きな理由ですね。しかも、当時の円/ドルの為替は1ドル230円という時代。毎晩外食をするような余裕もありませんでしたし、今にしてみれば、それも自炊を迫られた大きな理由のひとつだったと思います。

とは言え、僕の育った家庭では、母以外にも父も事ある毎に料理を作っていましたし、弟も放課後、学校から帰って来てお腹が減っていると、自分で簡単なものをささっと作って食べるような、そんな環境で僕は育ったのです。なので、自炊を始めたときも特に何の抵抗もなく、当たり前のように作り始めました。

もっとも、僕の場合は、趣味程度の料理にしか発展しませんでしたが、僕の弟は料理の仕事に就くほどに。

せっかくなので、弟の話が出たついでに、ちょこっとだけ、家族自慢を・・・。

僕の弟ですが、彼はフレンチのシェフをしています。生まれながらにして料理の才能を持っていたらしく、大阪の某有名料理学校を首席で卒業した後、引く手数多の就職口の中から、東京の某ホテルを選び、そこで働き始めました。その間、業界のいろいろな方からの勧めもあり、国内外で開催されるいろいろなフランス料理のコンテストに参加。結果ですが、ほぼ毎回優勝という戦歴で、数年前には、毎年フランスで開かれる十数カ国対抗のコンテストに、日本代表として参加をし、そこでもめでたく優勝。シラクさんからメダルを直々に授与されて帰って来ました。そして、その直後には東京のホテルでの仕事を一時休職し、今年の3月までの4年間ほど、アメリカ駐在日本大使直属のフレンチシェフとして、ワシントンDCのアメリカ大使館で働いていました。その間には、頻繁に行われる夕食会で、歴代のアメリカ大統領を始め、多くの著名人相手に腕を奮っていたようです。

それにしても、高校時代は柔道一直線だった弟に、まさかこんな才能が隠されていたとは・・・。当時の僕には、今現在の彼の姿など、それこそ到底想像だに出来なかったのですが、今では、本当に自慢の弟なのです。



・・・と、家族自慢はこれくらいにしておいて、今回の僕のエントリーの主題に話を戻しまして。


我が家では友人を夕食に招くことも多いのですが、いかにも「ザ・夕食!」みたいなものをガッツリ食べるのではなく、時にはワインでも飲みながら、いろいろなものを少しずつたくさん、って言うのも良いじゃないですか? なので、そんなときには、和洋中に捕われず、いろいろな「おつまみメニュー」ものを作ってお出しすることが多いですが、今回のエントリーでは、最近作ったそれらのメニューの中からいくつかをピックアップして紹介したいと思います。


まずはこちら。

「アスパラの生ハム巻き」


コンソメで固めに茹でたアスパラに生ハムを巻き、スティックの先にチェリー・トマトを刺しています。シンプルだけど、美味しいですよ~


「とろろと梅の簡単お吸い物」

昆布茶の中にとろろと梅干しを入れ、白ごまを散らして完成。これも簡単美味。


「トマトの寒天 自家製ペスト・ソース添え」


作り方ですが、トマトジュースを鍋で沸騰させ、そこに粉寒天を入れます。(寒天を入れたあと、最低でも2分程度は沸騰させてください。そうしないと固まりません)

粗熱を取った後、型に流し、冷蔵庫で冷やして固めます。

自家製ペスト・ソースですが、生のバジルの葉20枚程度、松の実とクルミを少々、生のニンニク半かけ程度、エクストラ・バージン・オリーブ・オイル、塩/黒胡椒少々とミキサーに入れ、滑らかになるまで撹拌します。ちなみに、松の実とクルミは、予めフライパンで乾煎りしておくと、風味が格段に良くなります。

固まった寒天を型から外し、適当な大きさに切り、ペスト・ソースを添えて完成です。



「油揚げのピザ」


作り方ですが、油揚げを熱湯にさらし、余分な油を抜きます。

次に、油揚げを開いて耐熱板の上に置き、その際にペーパー・タオルなどで水分を吸い取ります。

油揚げに、酒と醤油(1:1)を指で適量塗り、その上に、シラス、エビ(冷凍のものを使う場合、予め、レンジでチンして水分を取ったものを使って下さい。冷凍のまま使うと、熱を加える過程で中から水分が出て来てしまい、ピザがベチョベチョになってしまいますので、注意)チェリー・トマト、ゆかり少々、モッツァレラ・チーズ(無ければ、ピザ用のもの)、最後に大葉の千切りの順に乗せ、オーブンで焼き上げて完成。いろいろな食材で代用も効きます。お試しあれ!!


これ以外にも、いろいろと豊富にメニューを取り揃えてあるのですが、それらについては、いずれまたぼちぼちと紹介して行こうと思っています。乞う、ご期待のほどを!


そして、お腹がいっぱいになった後の〆は、やはりデザートですよね。今回は、超簡単デザートを二品ほど。


「小豆とココナッツ・ミルクのアイスクリーム添え」


今回は小豆を煮て作りましたが、それが面倒な方は、お近くの和菓子屋さんで買って来て使うという手もあります。

バニラ・ビーンズがたくさん入ったアイスクリームにあんこを添え、上からココナッツ・ミルク(缶詰)をかけて完成です。




「自家製ジャムとアイスクリームのミルフィーユ風」

こちらも超簡単!

ジャムですが、お好きなフルーツを少量の水に入れ、砂糖と蜂蜜でジャム状になるまで煮込みます。
上で紹介したものは、イチゴ、リンゴ、マンゴー、キウィ、グレープ・フルーツを使ってあります。

そして、ワンタンの皮をアルミ・フォイルに並べ、オーブンでパリパリになるまで焼きます。

焼き上がって冷ましたワンタンの皮の間にジャムとアイスクリームを交互にはさみ、最後にパウダー・シュガーをふりかけて完成。

ジャムは冷やしても美味しいですし、暖かいまま使っても美味です。




こうして並べてみると、無国籍の居酒屋メニューみたいですよね。

よ~し、こうなったら、花屋を廃業して居酒屋でも始めますか。(そしたら、みんな、来てくれる?)

な~んてね。





最後に、マシュウの料理は美味しいという生き証人にご登場願いましょう!!








舌、異常に長いし。

ストレス解消法

2007-03-15 16:08:49 | たべもの
前回のエントリーにも書いたように、ここ最近、何かと忙しい毎日を送っていたのですが、やはり時間に追われる生活が続くと、知らず知らずのうちにストレスを抱え込んでしまうことって多いですよね。

幸いにして僕の場合、然程ストレスを感じやすい方ではないとは思うのですが、さすがにウェディングの仕事などが続くと、気がついたときには口内炎がポツッとできていたりして、思った以上にストレスを抱えていたんだなぁ、なんて改めて実感したり。

そんな中、日頃、僕のストレス解消に役立っているアクティビティが次に挙げる三つです。

  ひとつ目は、チップとまったり過ごす。

   ふたつ目は、ジムでカラダを動かす。

    そして、三つ目が、料理。


今回は、この三つ目の「料理」に焦点を当ててエントリーをアップしようと思います。



料理ですが、僕にとっては一種のメディテーションのようなもの。そもそも、料理というクリエイティブな作業自体が楽しくて大好きなのですが、なんと言っても、作っている最中は、余計なことを考えずにそれだけに集中できるのところが良いですね。まず、頭の中で何を作るかイメージをし、それに合う材料を集め、完成までの手順を考え、最後にプレゼンテーション(盛りつけ)。料理嫌いな人にとっては、これ自体がストレスの元凶となりそうですが、僕にとっては、これらのプロセスがストレス発散の最たる方法なのです。

そんな訳で、多忙に過ごしている最近も、時間を見つけては料理をしているのですが、せっかくなので、最近作ったもののいくつかをピックアップしてお送りしたいと思います。



一品目。

先日の僕の誕生日に、東京の友人から小包が届きました。中身は、日本の美味しい食材たち。嬉しいですねぇ、こういうの。その中にあった茶蕎麦を使って、こんなものを作ってみました。

「サラダ風茶蕎麦」



食欲の湧かない夏場にぴったりの一品です。

レシピですが、

1)プチトマトを熱湯で1分程茹で、皮をむく。(生のままでもOKですが、皮をむいた方が、口当たりが断然良くなります)

2)春菊を茹で、水を切って食べやすい大きさに切り分ける

3)しゃぶしゃぶ用(或は、薄切り)の豚肉を、ショウガをひとかけ入れて沸騰した熱湯で茹で、水にあげて冷やしてから一口大に切る

4)たれを用意する。

  たまねぎ(半分程度)、人参(1本程度)、リンゴ(半個分)、ショウガ(ひとかけ)、ニンニク(ひとかけ)をすりおろす。(タマネギは、皮をむいて半分に切ったものを水につけておくと、目にしみる成分が抜けてすりおろすときに楽です)。これらのすりおろした材料に、酒、塩、醤油、みりん、サラダオイルを加えてドレッシング状にする。(プチトマト、春菊、豚肉、及び、蕎麦には味付けをしていないので、このたれを少々濃い目に作るのがコツです)

5)蕎麦を茹で、茹で上がったら、氷水で締め、水気を切る。

6)上の材料を混ぜる。

7)盛りつけの際に、白ごまをふって完成。


ちなみに、豚肉の変わりにエビの切り身を使っても美味しいですし、自家製のたれを作るのが面倒の場合は、しゃぶしゃぶ用の市販のごまだれなどを使うという手もあります(思いっきり手抜きですけど、ね)。



next!

次に紹介するものですが、これは先日、僕の大好きなmahari1さん一家の帰国を惜しんでケヴィン宅で昼食会を開いた際に作った中からの2品です。

当初の予定では、近くの湖畔でピクニックをするというプランを練っていたのですが、生憎、前日までの雨のために、当日もまだ芝生がぬかるんでいた上に、かなりの強風。というわけで、急遽、ケヴィン宅での昼食会に変更となったのでした。

この昼食会には、ひろくん、mikaさんご一家にも来ていただき、mahari1さんご一家が帰国してしまうという悲しさをちょっとだけ忘れて、みんなで楽しく過ごすことができました。


みんなが持ち寄った料理が並んだ食卓の図。




ぼくの定番、ライス・コロッケ。

自家製のトマト・ソースで炒めたライスの真ん中に、モッツァレッラの大きな塊がゴロ~ンと入っています。

この自家製トマト・ソースの作り方ですが、

1)たまねぎ2個分を出来るだけ薄切りに切る。
2)セロリ1本を千切りにする。
3)鍋にオリーブ・オイルを入れ、たまねぎとセロリが透明になるまで炒める
4)3)の中に、トマトの水煮(大3缶分)を手で潰しながら入れる。トマトの水煮は、なかなか溶けにくいので、この手で潰すところがポイントです。トマトの中の水分が洋服に跳ねないように、気をつけて下さい!
5)4)にローリエと固形スープ(ビーフとチキンを二つずつ)入れ、お玉で掬ったときにポタッと落ちるくらいの密度になるまで中火で煮込む。
6)最後に塩で味を整えて、完成。

ちなみに我が家では、いつも多めに作り、一食分ずつ、フリーザー・バッグに入れて冷凍しています。これだと、使いたいときに解凍するだけなので、とても便利です。このトマト・ソースですが、シンプルにパスタに絡めるだけでも美味しいですし、炒め物や煮物などに応用してもグッドです。

そして、次は、スタッフド・マッシュルーム。

マーケットで美味しそうなブラウン・マッシュルームを見つけたので、そこに豚ひき肉とたまねぎ、卵、カレー粉、塩、黒胡椒で練った種を詰め、パセリの微塵切りをふりかけたものをオーブンで焼いてみました。天板にオリーブオイルを敷くのをお忘れなく!


隠し味のカレー粉がポイントですよ~


すでにmahiari1さんご一家は日本に帰られてしまいましたが、どこにいようとも、大切な友人であることには変わりありません。また近いうちにお会いしましょう!




ところで、今週末は、僕の手料理でケヴィンの誕生日を祝う予定。すでにメニューは決定しているのですが、その模様は、次回の『魚座同士~後編~」でアップしようと思っています。お楽しみに!!

僕の日課。(食べ物編)

2006-11-13 13:34:50 | たべもの
サンフランシスコでゲイとして生きて行く上で重要なのが、やはり「見た目」。まあほら、見た目に関しては個人差もありますし、限界もあるのでしょうが、やはり美しくないよりは美しい方が何かと便利に世の中は出来ているんですよね。「人間、見た目よりも中身が大切だ!!」という硬派な意見もあるのは承知していますが、でも、現実は、ね? どうでしょう? サンフランシスコ市は約65万人程度の人口を抱えているのですが、さすがゲイのメッカ。統計によると、男性の6人にひとりがゲイだそうです。ゲイの男性は、一般的に(そう、あくまでも「一般的」に、です。例外もありますから)、ヘテロセクシュアルな男性以上に見た目を気にするので、当然、自分に磨きをかけるのを怠りません。

僕の場合ですが、上でも述べたように「個人的な限界」があるとは言え、やはり、ある程度の「見た目」にも気を配るように心掛けています。その上で大切なのが、食生活とエクササイズ。この二つには常日頃から注意しています。

そこで、今回のエントリーですが、僕が健康のために毎日必ず欠かさずに食べている2品を紹介したいと思います。以前、このエントリーでも書いた通り、本当は食べたいものがたくさんあるのですが、そこは体型維持のためにも、ググ~っとひたすら我慢。

まずは、こちら。

ルビー・グレープフルーツです。

分かりやすいようにと、半分に切ったものを写真に納めましたが、日頃食べるときは、こんなに上品な食べ方はせず、皮を向いて中身を丸ごと食べてます。

グレープフルーツについて、みなさんはどれくらいご存知ですか。僕にとっては、健康的な生活を送る上で、かなり理想に近い食べ物ですね。せっかくなので、ちょこっとだけ、「グレープフルーツ講座」を。

まずは、名前の由来から。もともと葡萄ようのにたわわに実ることから、グレープフルーツという名前が生まれたそうです。

そして、肝心な栄養分。約半分で、一日に必要とされるビタミンCを摂取することができます。しかも、オレンジなどの柑橘類と比べると糖分が低いので、ダイエットにももってこいなのです。また、酸味のもとであるクエン酸も豊富で、これは、体内の疲労物質である乳酸の代謝を高める作用があり、疲労回復に役立ちます。

僕が日頃から食べているルビー種は、赤い果肉が特徴ですが、この赤い色は、トマトなどに含まれるリコピンによるもの。リコピンには抗酸化作用があり、これが一旦体内に入ると、ビタミンAに変わり、皮膚や目の粘膜を強化するなどのはたらきがあります。

そして、僕がグレープフルーツを丸ごと食べる理由の一つが、ペクチンをたくさん摂取したいから。ペクチンには血中のコレステロール値を大幅に下げる効果のほかに、抗酸化作用や消炎作用があり、老化の予防になるのです。整腸効果もあるので、便秘がちの人にも良いそうです。ちなみに、このペクチンは、果皮や袋、皮の裏側の白くてふわふわした部分などに含まれているので、摂取したいならば、僕のように丸ごと食べるのがベストです。果肉には含まれていないため、グレープフルーツ・ジュースを飲んでも、このペクチンは摂取できません。

また、グレープフルーツ独特のあの苦みはナリンジンという苦み成分を含むためで、皮に含まれるリモネンなどとの相乗効果で、ストレスの解消に役立つとのこと。


ね? どうです? まさに万能と言っても過言ではないフルーツ、それがグレープフルーツです。ただ、一つだけ注意が必要。というのは、グレープフルーツ果汁をある種の薬と合わせて飲むと、薬の作用を増強して思わぬ症状を引き起こすことがあるのだそうです。グレープフルーツ果汁との作用が確認されている薬品としては、カルシウム拮抗(きっこう)剤やトリアゾラム、テルフェナジン、シクロスポリンなど。中には、グレープフルーツとの相性が良くない成分を含む風邪薬もあるとのことなので、ご注意ください。


そして、もうひとつ必ず毎日欠かさずに食べているものが、ヨーグルト。いろいろなブランドのものを試しましたが、最近気に入っているのが、こちら。


アメリカの大手スーパーマーケット・チェーンのsafewayが展開するオーガニック製品の独自ブランド『O Organics』から出ているヨーグルトなのですが、safewayだからと侮ることなかれ。とても美味なのです。アメリカ産のヨーグルトにありがちな、トロ~っとしたテクスチャーではなく、ちょっとざらついたクリーミーさが特徴です。

毎日飲むグラス一杯のミルクと、このヨーグルト。僕の大切なカルシウム源です。


以上、上で紹介した二品目は、僕のヘルシー・ライフにおいて、欠かせないものです。ファッションで見た目を飾るのも良いですが、まずは中身から、ですよね。





そして、今回のフローラル・デザインのコーナー。

僕が日頃から好きな、トピアリーを取り入れた、秋っぽい作品です。


全体。



トピアリー部分の拡大写真。

チキンワイヤー(針金を編んだ網)で円錐形の土台を作り、そこにスパニッシュ・モスを貼り付けます。これを大きなアーン(花器)にセットし、あとは、花材でデコレーションしていくわけですが、円錐形のトピアリー部分は、アスパラガス・ファーンの葉を取り除いたものを巻き付け、そこにドライの秋色アジサイをグルーガンでつけてあります。次に、ウォーター・チューブに挿したシンビジウム(蘭)をバランスを見ながらトピアリーに挿して行きます。最後に、トピアリーの下方部分をほかの花材(今回使ったのは、フリーズ・ドライのオレンジ、ヴァンダ・オーキッド、麦など)でアレンジし、花器の足下に梨の葉を散らして完成です。

軽やかな色合いで構成した秋をイメージした作品。皆さんにも気に入っていただけるかな。

秋の味覚

2006-11-06 23:47:19 | たべもの
今ひとつ季節感に欠ける、ここサンフランシスコですが、暦の上では、もちろん、秋。そして、秋と言えば、秋の味覚! この季節、美味しいものが多く、ついつい食べ過ぎてしまうんですよねぇ。

先日も、KEVIN宅で夕食を作る際に、せっかくだから、旬のものを食べようよ、ということになったのです。栗に松茸、秋刀魚に蟹。思いつくままにリストアップしていき、最終候補に残ったのが、きのこ類と鮭。

M「じゃあ、サーモンときのこを使ったホワイトソース・ベースのフィットチーネにしようかー。美味しいよ。あ、シチューもいいかも」
K「うーむ、それも良いけど、今夜は和食を作ってよ。箸で食べるものがいいな。」
M(別に和食じゃなくても、いつも箸を使って食べてるじゃん・・・)

というわけで、この晩の献立に決まったのが「きのこたっぷり、鮭のホイル焼き」。自分で言うのもなんですが、なかなかの美味でしたよ!

いつもは、白身魚や鶏肉を使ってホイル焼きをすることが多いのですが、素材の味を楽しみたいので、大抵はシンプルに酒蒸しにし、食するときにポン酢、というのが我が家の定番なのです。でもほら、鮭って白味噌との相性が抜群に良いじゃないですか。なので、この晩は、白味噌を使って作ってみました。

出来上がりはこんな感じ。



レシピですが、超簡単。

アルミホイルに、水で戻した昆布を敷き、その上に鮭の切り身を乗せます。さらにたまねぎを薄くスライスしたもの、きのこ類(この晩は、しめじ、えのき、椎茸の3種類)を加え、そこにバターをひとかけ、そして塩をふり、最後に白味噌と酒を合わせたものを全体にふりかけます。煮汁がふきこぼれないように、アルミホイルをしっかり閉じ、オーブンで約15分程度焼いたら出来上がりです。

ちなみに、今回は皮付きの鮭の切り身を使ったのですが、皮付きを生のまま使うと、出来上がったときに、少々魚臭さが気になることがあります。なので、皮をつけたまま調理する際は、ホイルに入れる前に、熱湯で切り身を30秒ほどささっと茹でてから使うようにしています。これで、魚臭さはかなり防げます。

初めて食べる鮭のホイル焼きに、ケヴィンも満足した様子。良かった良かった。




そして、今回のフローラル・デザインのコーナーです。

今週は、こんなものを作ってみました。この活け込み先は、僕が一番力を入れているところなのですが、先週作ったのが、例のハロウィーン用の作品。ということで、今週はもう少しシリアルなものを、ということで作ったのが、こちらです。

高さ1メートル、幅1.2メートル、奥行き30センチほどのアシメトリー(左右非対称)な大きなバスケットを作成し、フォーカル・ポイントに花をデコレーションしたものです。

バスケットですが、リバーケーンを組み合わせて骨格を作り、骨格が隠れるように、ドライのワイヤプランツで表面をカバーします。

バスケットの中に花器をセットし、花をデコレーション。この日使ったものは、秋色アジサイ、ざくろ、バラ(レオナイデス)、そして大きなメープルの葉。最後に、作品の中で「動き」を出すために、クランベリーの実をワイヤでビーズのように繋いだものを加えて完成です。




かなり大きいので、近くで見ると結構迫力があります。この作品のディテールはこちらで。秋をテーマにした今回の作品ですが、皆さんにも秋の香りを届けることができたかな。



そして、この作品に使うために用意したクランベリーが余ってしまい、もったいないですし、ショップ用にアレンジメントをいくつか作ってみました。


まずはこちら。センターピース(食卓用のアレンジメント)です。


水にプカプカ浮かぶクランベリーの特性を活かしたデザインです。浅いガラスの花器に水を張り、そこにクランベリーを浮かべます。そして、色とりどりのガーベラをバランス良く浮かべて完成。どうです、簡単でしょう? 皆さんもお試しください。

そして、もうひとつ。


テラコッタのソーサーを使ったデザイン。オアシス(アレンジ用のスポンジ)に葉(ハラン)を巻き、バラとチョコレート・コスモス、そしてゲイラックスでデコレーション。隙間をクランベリーで埋め、ストリング・オブ・ハートを絡めて出来上がりです。美味しそうな見た目に、来客からの評判も上々でした。


ところで、11月と12月は、感謝祭やクリスマスといった大きなホリデーが目白押しで、花屋にとってはまさに地獄同然の日々・・・。がんばって乗り切りたいと思っています。みなさんも応援していてくださいね。では!

夢にまで見た・・・

2006-09-04 13:07:37 | たべもの
ここ一週間ほど仕事が忙しく、ちょっとご無沙汰してしまいました。その間にもこのLiSFを訪れてくださった皆さん、スミマセン!


さて、今回のエントリーですが、そもそも僕の見る夢の9割以上は、ヒッチャカメッチャカで現実には絶対に(そう、絶対に!)起こりえないようなものばかりなのです。そうだな、例えば、paul walkerと妻夫木くんに言い寄られて嬉しい悲鳴をあげているところに、さらにそこにjames marsdenが参戦して僕を巡っての争奪戦が勃発、みたいな。ずーずーしいな、あはは。あ、そうだ、このエントリーを見た日本語の分からないkevinから、この部分を後で突っ込まれることは必至なので、一応、kevin, you are the one! i love you! と言うことで(お茶を濁しておきマス・・・)。

ところが先日、珍しく現実的な夢を見たのでした。その内容を要約すると、今現在も東京に住んでいる僕の親友であるjoeyとshawnの三人で、表参道の「まい泉」で、「やっぱりここのに限るね~」なんて言いながら特製のカツサンドをパクついている・・・、と言う、東京にいた頃の僕たちの生活パターンをそのまま絵に描いたような内容。

そして、その夢から覚めた朝からの僕はというと、もう、寝ても覚めてもカツサンドのことしか考えられないような半ば取り憑かれたような状態に・・・。そんなに食べたければ、さっさと作って食べろ!という意見も聞こえてきそうですが、そう簡単に行かないのが海外在住組の辛いところです。和食関係においては、やはり日系のスーパーなどに行かないと揃わないものも多いですし、特にカツサンドに関しては、やはり日本の白い食パンで食べたいじゃないですか。しかし、冒頭でも述べた通り、ここずっと仕事が忙しく、なかなかサンフランシスコ市内にある日本町に買い物に行く機会に恵まれなかったのでが、カツサンドを夢見続けて数日が経った頃、ついに日本町まで行く時間が出来たのです。

日本町のベーカリーやスーパーで、厚切りの食パンやらパン粉やらをしこたま買い込み、その後、市内のwhole foodsで奮発して最高級の豚のフィレをゲット。これで夢に見続けたカツサンドを作る手筈は整いました!

「カツサンド♪~」

はやる気持ちを抑えつつ、kevin宅へ。そして、早速作ったのがこちら。「まい泉」のものと比べると見劣りはしますが、夢に見続けた「matthew特製カツサンド」の完成です。



材料は市販のものを使っていますが、ソースはちょっとだけ特製。トンカツソースに摺った黒ごまを混ぜました。香ばしくてなかなかの美味!

付け合わせは「カボチャ・サラダ」。ポテトサラダのジャガイモをカボチャで代用しただけの手抜き、じゃなかった、簡単な一品。


と、そんなこんなの「カツサンド騒動」は一件落着と相成ったのですが、考えてみたら、述べ14年に及ぶアメリカ生活の中でカツサンドを食べたのは今回が初めてでした。日頃からトンカツを作ることはあるんですけどね。

カツサンド以外で食べたいのが、日本の美味しい手打ち蕎麦。これこそ、ここサンフランシスコではなかなか手に入らないんですよねぇ。おっと、今度はmatthewクン、手打ち蕎麦熱が再発か?







そして、今回の「フローラル・デザイン」のコーナーですが、「夏から秋への季節の移り変わり」をイメージして作ってみました。夏を思わせる黄色から、秋のイメージのブラウンへのグラデーション。白樺の小枝を流れ落ちるように編み、グルーガンでモスやナッツ類、そしてヤローなどのドライフラワーを装飾。最後にひまわりを挿して完成です。ちなみに、足下の土台部分を隠しているのは、溶岩。オーガニックな感じに仕上げたかったので、溶岩を使い、冷たい金属の土台を隠して正解だったと思います。写真からだと分かりづらいですが、ひまわりのあたりの高さで2メートル以上あります。近くで見ると結構迫力のあるデザインが出来上がりました。皆さんにも気に入っていただけるとうれしいのですが。


今夜の夕食

2006-08-14 13:18:49 | たべもの
さて、久々の食べ物ネタです。

この晩に作ったのは、イタリアン。前菜の盛り合わせとパスタ、そしてデザートというメニュー。ちなみにメインとなる肉料理/魚料理は無しでした。

まずは、アンティパストの盛り合わせ。


モッツァレッラのトマトの器入れ、プロッシュート・コン・グリッシーニ、二色オリーブのマリネ、アーティチョークのマリネの4品。

まずは、1品目。「モッツァレッラのトマトの器入れ」

これはですね、小さく丸いモッツァレッラをオリーブ・オイルとワイン・ビネガーに一晩漬けこんだものですが、使っているハーブ類は、ドライのオレガノ、バジル、レッド・ペッパー、塩と粗挽きの黒胡椒を少々。これを中身をくり抜いたトマトに詰めて完成です。

2品目は「プロッシュート・コン・グリッシーニ」

グリッシーニは、細長い、かりかりとした食感のパン類なのですが、通常、スープに浸しながら食べたりします。今回は、そのグリッシーニにプロッシュート(ポークの生ハム)を巻いてみました。見た目にも楽しい一品。

3品目「2色のオリーブのマリネ」

これはですね、缶詰のオリーブをオリーブ・オイルとブラック・ペッパーに漬け込んであるのですが、今回、隠し味に使ったものはと言えば、オレンジとレモンの皮をすりおろしたもの、そして、フェンネル・シード。なかなかの珍味、オトナの味です。是非お試しください。

そして4品目の「アーティチョークのマリネ」

こちらは缶詰で出回っている水煮をつかっていすが、マリネする材料は、オリーブ・オイル、ワイン・ビネガー、粉状のパルメザン・チーズ、ニンニクのざく切り、イタリアン・パセリのみじん切り、そして、塩と白胡椒です。


次に本日のパスタはこちら。


「生ハムとブラウン・マッシュルームのバルサミコ風味」

バルサミコの酸味が効いた、さっぱりとしたパスタです。食欲の無い夏にぴったりの一品。

まずは材料ですが、

ペンネ
生ハム(10切れ程度)
ブラウン・マッシュルーム(通常のものでもOK)20個程度
エクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイル
バター(ふたかけ程度)
バルサミコ(1カップ)
生クリーム(1/2カップ)
パルメザン・チーズ(粉状にしたもの、1/3カップ程度)

黒胡椒
イタリアン・パセリ


作り方。

(1)たっぷりの湯でペンネを茹でる。

(2)ペンネを茹でている間に、フライパンにたっぷりのオリーブオイルを敷き、そこに生ハムをザク切りにしたものを入れてパリパリになるまで炒める。

(3)生ハムを取り出し、同じフライパンでマッシュルームを4等分に切ったものを炒める。

(4)次にマッシュルームを取り出し、バルサミコを入れて中火で煮詰める。量が約3分の1程度になったろころで、生クリームを入れる。

(5)(4)に茹で上がった(1)、(2)、(3)を入れて合わせる。

(6)(5)にバターとパルメザンを加えて全体に混ぜ合わせる。

(7)塩と胡椒で味を整える。(ただし、生ハムに塩分があるので、塩は少量でOK)

(8)最後にイタリアン・パセリのみじん切りを振りかけて完成。

ちなみに、今回は使いませんでしたが、アスパラガスを加えても美味です。お試しください。


そして、最後のデザート。これはですねぇ、完全な手抜き、あはは。友人のdonnyのお母さんが定期的にホームメイドのジャムを作ってくれるのですが、ちょうどこの日、できたてほやほやのイチゴのジャムをもらったのです。彼女の作るジャムは甘みが控えめで、とてもフルーティな風味。ということで、ヴァニラ・アイスクリームにのせて食しました。




と、こんな感じのディナーだったのですが、どれもこれも簡単なレシピばかり。機会があったらみなさんも作ってみてください。




そして、前々回予告した通り、「本日の花」のコーナー。

今回は、みなさんにでも簡単にできるものをピックアップしてみました。

花を買って来て、部屋に飾ったものの、数日後にはだんだんと花に元気がなくなって来た、なんことがありますよね。特に花持ちの悪い夏場には良くあることだと思います。そんなときにぴったりのアレンジメントです。

今回のアレンジメントに使ったものは、元気のなくなってきたシンビジウム(ラン)の花。茎を約1センチ程度のところで切り、それを水に浮かべてます。茎を短く切ることで水揚げも良くなり、しおれかかった花でも再び活力を取り戻すことがあります。そして、出来上がったのが、こちら。



僕ならではの「ひねり」も効かせています。ガラスの花器の表面に、ドライのアジサイとモスをグルーガンを使ってデコレーション。ちなみに、ガラス製の花器にグルーガンを使うのは僕のよくやるテクニックなのですが、グルーガン用のグルーは、後にガラスから簡単にはがすことができるのです。簡単なので、お試しあれ。

今回はランを使いましたが、クチナシはもちろん、ガーベラなどでの代用も可能です。但し、バラなどの花は、花びらが水に浸かるとそこから腐ってきますので、短く切った茎の部分のみが水に入っている状態を保つようにしてください。

ちなみに、作った後に、ディスプレイ用にとショップのカウンターに置いておいたのですが、同じものを作ってほしいというオーダーが早速入りました。

今夜のディナー

2006-06-14 13:56:59 | たべもの
ただいまサンフランシスコの時刻は6月13日、火曜日の夜9時近くです。

今日は僕のオフ日。今週末には大規模なウェディングにパーティと、仕事のスケジュールがびっしりなので(泣)、休みの今日は趣味の料理でもして、思いっきりのんびり過ごすことにしました。

そして、下の画像が、今夜作った夕食。「何を作ろうかー」という僕の問いに、ケヴィンの答えは「箸でたべるもの」。

まあ、ケヴィンの頭の中では、「箸で食べるもの、イコール、和食や中華」という訳ではなく、それがパスタであろうと、アイスクリームであろうと、箸で食べたがるので、結局は何でもオッケーということなんですけどね、あはは。でも、アイスを箸で食べるのはいくらなんでも無理があり過ぎだよ>ケヴィンー。





まずは一品め。

カボチャと豆乳のスープ。

これは、ブレンダー、またはミキサーさえあれば、簡単に出来るスープです。
カボチャを一口大に切り、ラップをかけて電子レンジへ。
柔らかくなったカボチャと豆乳をミキサーに入れ、滑らかになるまで撹拌します。
それを鍋に移し、固形スープ少々、そして、隠し味に白みそを加え、弱火で暖めたら出来上がりです。

味の方は、上品で優しい感じ。カボチャと豆乳の甘みを生かしたスープです。


そして、二品め。

これは、絹ごし豆腐とひじき、そして海藻のサラダです。

こちらも至って簡単。乾燥ひじきと、フリーズドライの海藻を水で戻し、それを絹ごし豆腐と一緒に和えます。
味付けは、白ごまを摺ったものに醤油少々、塩少々、砂糖少々、そして米酢。(ごま和えの要領ですね)
口の中でふわっと溶けるような食感です。お試しあれ。


そして、本日のメイン。

アスパラガスと人参の薄切り豚肉巻き。
味付けはごくごくシンプルに、しろ胡椒に塩、仕上げに醤油をふって出来上がりです。

付け合わせは、インゲンのソテー。
ニンニクが香りが出るまでオリーブオイルでソテーし、鷹の爪を足します。さらにインゲンを入れて炒め、仕上げは醤油で。


こんな感じのディナーだったのですが、調理時間は30分ほど。はい、手際の良さが自慢の僕です! えっへん!



あ、そうそう、せっかくなので、先週末に作ったディナーもアップしておきます。

近くにある高級スーパーの鮮魚コーナーで見つけたhalibutのフィレ。これはヒラメの一種なのですが、日本のヒラメよりも肉厚なのが特徴です。とても淡白でクセのない白身魚ですが、変に凝った味付けをして、魚本来の味を失いたくなかったので、こんなものを作ってみました。


クラスタ・ディ・サッレ。(イタリア語ですが、多分あっているはず・・・)

耐熱皿に、魚の白身を置き、その上に、イタリアン・パセリを乗せます。(ハーブ類は何でもOKです)
そして、その上から塩で包むのですが、粗塩、あるいは岩塩を卵白でこねたものを使います。(1キロの塩あたり、一個半の卵白)。これをオーブンに入れ、40分ほどで完成です。 ちなみに、今回は洋風でしたが、和風の味付けにする場合、魚の下に、水でもどした昆布を敷き、ハーブも、木の芽などを使えば、即、料亭風に仕上がります。

で、肝心の中身ですが、こんな感じ。

ジャジャーン!


塩の中で焼かれたヒラメは、しっとりと焼き上がり、適度な塩味で超美味!
塩ですが、オーブンの中で加熱される際に卵白でかちかちに固まるので、仮面を外すように、中の魚にこびりつくこともなく、きれいにはがれます。

これも簡単なレシピなので、機会がありましたら、お試しください!


これ、な~んだ? part 3

2006-05-17 03:45:54 | たべもの
こんにちは! みなさんの今年の母の日はいかがでしたか? 大切なお母様へ、日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈った方も多かったのではないでしょうか。

僕は当然仕事に追われる日々を過ごしていたのですが、今年の母の日は例年になく忙しかったですね。先週の前半は、「母の日」用のオーダーを取るのにひたすら追われ、金曜日と土曜日はその忙しさもピークに。連日17時間労働でした。「母の日」本番の日曜日は、昼過ぎくらいまではショップへの来客も多かったのですが、午後4時過ぎにはその波も過ぎ去り、この日は夕方には帰宅することができました。(とは言え、昨日の月曜日は、母に日に花を贈り忘れた人からのオーダーが沢山入り、またまた大忙しでしたが・・・)

そんな中、日曜日の昼にランチを買いに出かけたのが、ショップから歩いて30秒の、毎週日曜日ごとに開かれるファーマーズ・マーケット。そこで見つかたが、↑の写真のもの。

これ、なんだと思いますか? 

答えですが、英語ではsquash flower、つまりは花つきのズッキーニです。ズッキーニの実の部分は、そうですねぇ、小指くらいの大きさなのですが、10個で2ドル50セント。この花つきのズッキーニ、たまにスーパーなどでも見かけますが、さすがに今回見つけたようなフレッシュなものはなかなか手に入りません。これだけ新鮮なものがこれだけの低価格で入手できるのは、その朝採れたものが並ぶファーマーズ・マーケットならではですね。

僕がこの花つきのズッキーニをはじめて食べたのは、以前東京で勤めていたときに年に数回出張で出掛けたミラノででした。初めて食べた花つきのズッキーニのフライにすっかり虜になり、それ以来、この時期にイタリアに出掛ける際には、行く先々のレストランテで必ず食べていた思い出の食材です。

そして、この日曜日に、久しぶりに新鮮な花つきのズッキーニを見つけたわけですが、見つけたからには、新鮮な状態で食べたい! 当然のごとく、日曜日の夕方には「母の日」週間の疲れから身も心もボロボロだったのですが、仕事の後にKEVIN宅へ向かい、夕食を作ることにしたのです。(えらいなぁ>自分!)

本来なら、アンティパスタから順番に食卓に運んで食べるのですが、この晩は疲れていたので、すべての料理をまとめて食卓へ。

で、出来上がったものが、こちら。



手前が花つきのズッキーニのフライ。そして左奥がブルスケッタ、右奥はナスとトマトを使ったシチリア風フィットチーネです。

ちなみに、このフライですが、小麦粉を薄めに水で溶いた衣につけ、オリーブオイルで揚げてあります。食材を最大限に楽しみたいので、シンプルに調理するのがポイントですね。花の部分はさすがに揚りやすいため、油を吸いすぎないように、短時間でささっと揚げるのがコツです。そして、出来上がったのも、塩だけで食します。おいしいですよ、みなさん! どこかで、この花つきのズッキーニを見つけた際には、是非お試しください。

夕食時にKEVIN宅から見た綺麗な夕焼け。(色は修正していません)

KEVINのアパートは高台の斜面に建っているのですが、ここからの景色は本当に綺麗です。眼下に広がる湖の水面に映る夕方の空の色が幻想的ですね。

この夕焼けを見ながら夕食を楽しんだ後、デザートのタルトを食べ終わったと同時に、ほぼ気絶状態で朝まで爆睡。そんなこんなに終わった、今年の僕の「母の日」でした。ツカレタ・・・

たま~に食べたくなるものと言えば、

2006-04-30 15:33:36 | たべもの
日本風のハンバーグ・ステーキ。味つけは何だって良いのです、「日本風」でさえあれば。

というわけで、この間作ったのが「和風ハンバーグ」。初めて食べる「和風」に、KEVINもPAMELAも大喜びでした。

通常、僕がハンバーグを焼くときは、フライパンを使わずにオーブンを使います。オーブンで焼く場合、若干時間は長くかかりますが、使う油の量も少なめに済みますし、それになんといっても、ふっくら柔らかく仕上がるのです。オーブンをお持ちの方は一度試してみてください。

レシピを簡単に記しておきますと、豚挽き肉に、しいたけとたまねぎをみじん切りしたものをパン粉とたまごでつないでいます。塩と白胡椒で味つけをしたあと、この種を掌ハンバーグの形に仕上げ、これらを少量のサラダ油を敷いたオーブン用の金属のトレイの上に並べます。これをオーブンに入れて焼くわけですが、表面に焼き色がつく手前で、ごま油をほんの少々振りかけるのがポイント(香りが良いですからね~)。この際に、生しいたけもトレイの隅に並べて一緒に焼きます。(ちなみにハンバーグの中まで火が通っているかどうかは、竹串を刺し、中から肉汁が出てこなければOK。)

焼き上がったハンバーグを皿に乗せ、大根おろしとあさつき、そして焼いたしいたけを盛り付け、最後にしろゴマを散らして完成です。

そしてソースですが、しょうゆと米酢、そしてレモンを絞ったものを混ぜています。お好みによって、ラー油を少々、隠し味に入れても美味しいですね。

付け合せには、にんじんのグラッセを用意しました。 通常、にんじんのグラッセは、バター・砂糖・塩で煮るのが一般的ですが、僕が作る場合はバターは一切使いません。僕風は、固形スープと蜂蜜のみ。美味しいですよ! お試しあれ!




で、食べ物ついでに、今週の活けこみ作品の一つを紹介。

今週は、面白い造形をメインにした、少々無機的な感じのものを前もってイメージしていたのですが、いつものようにまずはスケッチに描き、実際に制作を進めて行くと・・・、


これってどこかで見た覚えが・・・。・・・な、納豆だぁ! 僕が子供のときには、納豆はプラスティックの容器ではなく、わらに包装されて売っていたのです。(こんなこと書いても、今のワカイヒトたちは知らないかな・・・・)。↑で作ったものはわらではなくパンリードを使用していますが、なんとなく納豆に似ていると思いませんか?


そして完成品ですが、なかなか面白いものが出来上がったと思います。・・・ただ残念なことに、写真にしてしまうと、この作品の面白さが伝わりきらないんですよね・・・。今回作った作品のように、立体的な空間を作品の一部として取り入れている場合、二次元(平面ですね)にしか表せない写真の中では、その面白さが半減してしまうのです。

というわけで、その辺を踏まえてご覧ください。




作品の一部を斜めから見るとこんな感じ。このアングルからの方が、立体感がありますね。


最後に、今回の作品の解説を少々。

パンリードで作った「納豆」部分の中には試験管が入っています。それをリバーケーンで作ったフレームにワイヤを使って吊り下げてあります。使った花材ですが、パンリードとリバーケーンのほかは、アンスリウムとビリーボール、そしてレインディア・モスのみです。

活けこみの最中に、そこで働くスタッフのひとりに、「毎週、毎週、どうしたらこうも新しいアイデアが出てくるの?」と聞かれたのですが、う~む、どうしてだろう? 強いて言えば、その答えは、「I talk to flowers and listen to them」かなぁ・・・。

本日の一品

2005-10-26 14:26:05 | たべもの
先日イタリア旅行から帰ってきた友人から、お土産にと、にんにくを漬け込んだオリーブオイルをもらいました。

そして、さっそくこのオリーブオイルを試したところ、本当に美味。火を通した料理に使っても良いのですが、良質なエクストラ・バージンのオリーブオイル。やはりここは火を通さずに食すほうが、本来のオリーブの風味が楽しめると言うものです。

というわけで、今夜作った夕食の中の一品が↑の画像のもの。先週末、近くのイタリアン・デリで買ったフレッシュのモッツアレッラを使った簡単なマリネです。

作り方ですが、まずはこのモッツアレッラを、このにんにく風味のオリーブオイルに、ドライのハーブ各種(オレガノ、バジリコ、サフラン)と一緒に一晩漬け込みます。

そのほかに用意するのは、トマト、ブラック・オリーブ、アーティチョーク・ハート(中心の一番柔らかいところ)の水煮の缶詰。これらの材料を食べやすい大きさにぶつ切りにし、上のモッツアレッラとオリーブオイルで和えます。

そして、そこにバルサミコを加え、最後に塩と粗挽きのブラック・ペッパーで味を整えて完成です。


簡単で美味! お試しあれ!

カボチャ、かぼちゃ、KABOCHA、南瓜!

2005-09-24 14:12:13 | たべもの
僕の好物のひとつといえば、間違いなくカボチャです。ここアメリカでも、最近はその辺のスーパーでも簡単にカボチャが手に入るようになりました。(ちなみに、表示は「KABOCHA」です)    とはいうものの、カボチャを食べたことがあると言うアメリカ人はまだまだ少なく、その存在すら知らない人も結構多いのではないでしょうか。

僕の影響もあってか、僕の友人(アメリカン)の間ではすっかりKABOCHAは人気者で、うちでディナー・パーティを開く際などは、先方から「カボチャを使った料理を作ってよ」というリクエストも多いですね。

というわけで、先週もカボチャ料理を作りました。

この晩に作ったのは、ダイナミックにカボチャを丸ごと使った料理。

まずは、カボチャの上1/4を切り落とし、中身の種をくりぬいて取り出します。その中に具を詰める訳ですが、今回用意したものは、鶏のひき肉、きのこ類数種、たまねぎ、にんじん。これらの材料を塩、粗引き胡椒、パプリカ、カレー粉、タマゴ、そして小麦粉少々で混ぜた後に、カボチャの中に詰め込みます。ちなみに、この小麦粉を使うのがポイントです。小麦粉を使うことで具の部分が固まり、最後にカボチャを切り分けたときにポロポロと崩れずに済むのです。

次にスープですが、セロリ、トマト、にんじん、ピーマンをぶつ切りにしたものをブイヨンとベイリーフで煮込みます。この際に、チキンとビーフのブイヨンを合わせて使うのがミソ。味に深みが出るんですよ。  そして、野菜が柔らかくなってきた頃合いを見計らって、先ほど準備しておいたカボチャを丸ごと鍋に入れます。

次に、カボチャに火が通ってきはじめた段階で、無塩のトマトジュース、パプリカ、カレー粉、塩、クミンシード、レモンジュースを入れてさらに煮込みます。




弱火で煮込むこと約90分。 さあ、出来上がりです。 あとは、食べやすい大きさにスライスして、スープをかけて食べるだけ。

夕食に友人を招いたときなどは、テーブルの上でみんなの目の前でカボチャを切り分けるのも楽しいですね。




これからの寒い日(って、日本はまだまだ暑いかな・・・)にぴったりの一品です。お試しあれ!  ちなみに、この晩は、ピタ・ブレッドと一緒にいただきました。 う~ん、美味!



ところで、ここで突然話が変わりますが、先日、KELEEさんより「恋愛バトン」なるものがまわってきました。それにしても、このバトン物、いろいろとあるんですねぇ。僕はこれでいくつ目だろう?

というわけで、早速、GO!


Q1 お名前・性別

 MATTHEW ♂

     
Q2 現在、恋人・好きな人はいますか?

 います。


Q3 今まで一目ぼれしたことありますか?あれば詳しく教えて教えてください。

 あります。僕の場合、お互いに一目ぼれで恋に落ちた場合、そのあと大恋愛に発展するパターンですね。・・・とは言うものの、そうそう頻繁にあるわけではないですけど、あはは。ちなみにKEVINが3人目。


Q4 恋人に求める条件を3つ上げてください。

 だれにも負けない秀でた部分を持っている。
 感性が似ている。
 偏見を持たない。 の3点。


Q5 今まで付き合った人、好きなタイプは一致しますか?

 していません。キミに薔薇薔薇BY田原俊彦(おや、すべったか・・・それも思いっきり)


Q6 自分から告白しますか?それとも待ちますか?
     
 一期一会を信じて自分から告白します。何もしないであとから後悔するのは絶対に嫌ですから。


Q7 結婚願望はありますか?

 お互いに自立した関係を保てるのなら結婚もいいかなぁ。どちらかが相手に頼り切るような関係ならパス、です。


Q8 失恋したらどう対処しますか?

 身体を動かす。 泣く。 の2点。 友人には事後報告はしますが、相談はしません。 友人には楽しい話をしたいから。


Q9 今、現在の自分の恋愛を表す曲は?

 思いつきませんねぇ。なんだろう? 亜美ちゃんの「奇蹟」かな。


以上、「恋愛バトン」でしたが、僕がアンカーってことでも良いかなぁ。なにしろ、次にどなたにまわしていいのかわからないので・・・。スミマセン! これを読んで興味のある方は、どうか是非たすきを受け取ってくださいませ。



最後に、この「恋愛バトン」にちなんで、僕の愛するこのお二方のツーショットを本邦大公開!  MATTHEWの取り合いバトルが原因で、CHIPとKEVINの不仲説が囁かれる昨今ですが、これで誤解が解けたでしょうか。






・・・って、ダメじゃん、チッピー、言ってるそばから! 両方の写真ともKEVINの膝から逃げようとしているみたいなポーズじゃないっすかぁ・・・。顔だって思いっきり背けているしぃー!これじゃますます疑惑が深まっちゃうよー




chipも参加している黒猫振興会はこちらから!







 


これ、な~んだ?

2005-09-07 07:51:16 | たべもの
上の画像のこの物体、なんだかおわかりですか?

答えは「トマト」です。

僕のジムの近くで毎週2回開かれるファーマーズ・マーケットでは、最近この手のちょっと変わったトマトが手に入るのです。この画像の緑色のもの(でも、熟れてます)や、かぼちゃくらいの大きさもあるものなどなど。しかもその朝採れたてのものがマーケットに並ぶので、どれも新鮮。しかもオーガニック。トマト好きの僕としては、嬉しいですね。


というわけで、今回は久しぶりに「たべもの」ネタ。

先日の日曜日のKEVIN宅での朝食です。




まずは一品目。このトマトを使ったサラダです。2種類のトマトとモッツァレッラを一口大にザク切りにし、それをエクストラ・バージン・オリーブオイルとバルサミコ、ドライのオレガノ、塩、そして粗挽きの黒胡椒で和えたものです。まずはトマトをオリーブオイル「だけ」で和えるのがポイント。こうすることで野菜の表面に薄い油の膜が出来て、バルサミコや塩など、強い味が染み込まずにすむのです。なので、野菜本来の味が楽しめるわけです。ちょっとした工夫ですが、これはイタリア人の友人のお母さんから伝授したアイデア。断然この方法の方が美味しいですよ!

そして2品目。これもファーマーズ・マーケットで仕入れた肉厚のピーマンを使った料理です。2色のピーマンを、まずは半分に切り、種を取り除いてからオーブンで表面に焼き色がつくまで焼きます。焼くことで甘みが出て美味しくなるんですよ。そしてその後、食べやすい大きさに切り分け、それとスライスしたブラックオリーブを緑色のスタッフド・オリーブの微塵切りしたものを混ぜたオリーブオイルに一晩漬け込みます。最後に黒コショウで味を調えれば出来上がり。グリーン・オリーブは塩分が強いので、塩はほとんど使わなくてOKです。

最後の3品目は、オムレツ。今回は、トマトのスライスと、モッツァレッラ、薄切りのハム、そして、隠し味に微量の日本産のマヨネーズを使っています。

このほかに、フルーツサラダ、蜂蜜のトースト、オレンジジュース、そしてコーヒーがこの朝のメニューでした。


みなさんがサンフランへいらした際には、僕が美味しい朝食でおもてなしするんだけどな。ね、どうです? 来たくなったでしょう? 

今度は「調味料バトン」だ~!

2005-08-10 13:41:20 | たべもの
神戸在住の猫クンたちの女神様、piyoさんから、今度は「調味料バトン」なるものが回ってきました。それにしてもいろんなバトンがあるんですねぇ。「ミュージック」、「料理」に次いで、僕にとってはこれが三つ目のバトンですね。

というわけで、早速GO!




1.次のメニューにどんな調味料をかけますか? 薬味は含みません。

・目玉焼き   砂糖    
・納豆     わさび      
・冷奴     中濃ソース     
・餃子     ウスターソース      
・カレーライス グラニュー糖  
・ナポリタン  醤油   
・ピザ     フレンチ・ドレッシング      
・生キャベツ  ナンプラー    
・トマト    砂糖  
・サラダ    なにもかけない   
・カキフライ  塩  
・メンチカツ  マヨネーズ   
・コロッケ   醤油   
・天ぷら    酢     
・とんかつ   醤油    
・ご飯     醤油

・・・・って、ウソウソ、スミマセ~ン!  

ほら、真面目に答えすぎてもつまらないかなぁ、と思ったものですから・・・。だってですねぇ、言っておきますが、たいして面白い答えなんて期待できないですよ。上記のアイテムに使う調味料なんて、大体皆さん同じなのではないかと・・・。ですよね?

というわけで、今度は真面目に・・・。

・目玉焼き   塩、粗挽き黒胡椒   
・納豆     一緒に付いてくるタレ、カラシ     
・冷奴     醤油     
・餃子     醤油、ラー油、酢      
・カレーライス 何もかけません  
・ナポリタン  パルメジャーノ   
・ピザ     何もかけない (あればタバスコを使うことも)     
・生キャベツ  とんかつソース(生キャベツを食べるのって、とんかつを作ったときくらいなので)   
・トマト    なにもかけない  
・サラダ    バルサミコ、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル、塩、粗挽き胡椒   
・カキフライ  中濃ソース   
・メンチカツ  ウスターソース、チリソース   
・コロッケ   中濃ソース、チリソース      
・天ぷら    てんぷらのたれ、または塩     
・とんかつ   とんかつソース、カラシ    
・ご飯     ふりかけや白ゴマなど    


上記のチリソースですが、これはベトナム料理では欠かせない調味料ですね。でも、これが意外といろいろなものにマッチするんですよ。から揚げなどの揚げ物はもちろん、チャーハンなどに使っても美味! このチリソースに関しては以前エントリーにあげていますので、こちらをご覧ください。
   

2.周囲に意外だと驚かれる、好きな組み合わせはありますか?

う~ん、なんだろ?ちょっと思いつきませんね・・・。あ、そうそう、カスタード・プリンに醤油をかけると「うに」の味になるって聞いたことがあります。これを読んだ方、是非チャレンジしてレポートをよろしく~!(僕はしたくないので、あはは。でも、結果は知りたい
 

3.それが一般的なのだとは知っているが、苦手な組み合わせはありますか?

よくタイ料理などで出てくる「ココナッツ・ライス」(ココナッツミルクで炊いた白米)が苦手です。何度かチャレンジしたんですが、毎回吐きそうに・・・、って、お食事中の皆さん、スミマセン・・・。
 

4.バトンをまわしたい5名は誰ですか?

世界各地から、ということでどうでしょう?

台湾からは裏Kの食卓@台湾のけいすけさん。台湾ならではの面白い食材満載のサイトです。


フィンランドからは北へ行く猫のchickpeaさん。いつもおいしそうな手料理がわんさか!


おフランスからはココんちの猫3匹と1匹のたわごとのま・ここっとさん。フランスならではの調味料に期待!


イタリアからはミラノな日々のGONさん。料理の腕は超一流のGONさんに是非!(でも、この手の企画モノにはあまり興味がなかったりして・・・。スミマセン!!)


NYからはニューヨークでのヨガ生活の僕のこころの恋人、雅子さま。あ、でも料理しましたっけ~?>雅子さま。でも、よろしく~。


バトンを渡された上記の五名様・・・。お手数をお掛け致しますが、よろしくお願いいたします。 気楽~に、気軽~に、ね? 



最後にTOPの画像ですが、最近ハマリまくっている「オレンジ・キャロット・ジュース」です。美味しいんだな~、これが! うちの花屋の隣がジュースバーなので、毎日のように飲んでいます。目の前でささっと作ってくれるのですが、先日何気に見ていると、この一杯にオレンジ3個、にんじん6本! うわぁ、ヘルシーだ!



バレンシア・ストリート探訪 その3

2005-08-09 15:12:42 | たべもの
バレンシア・ストリート探訪「第3弾」は、僕とKEVINのお気に入りのアイスクリームSHOPを紹介します。

その名も「Bombay Ice Creamery」(525 Valencia Street between 16th and 17th)。名前を見てのとおり、インド系のお店です。扱っているアイスクリームは自家製だそうで、インド系のスパイスなどを使った珍しいフレーバーのオンパレード。名前を見ただけでは、一体全体どんな味なのか想像もつかないものばかりです。なので、まずは味見をされてもらってからオーダーをするのが無難ですね。中には日本人の口には合わないものをたまにありますから。

ちなみに、僕のお勧めは、画像のもの。上のスクープは「ローズ」、その下からのぞいているベージュ系の色のものが「マサラ・ティー」です。「ローズ」はその名前のとおり、ばらから抽出したエッセンスがふんだんに使われていて、アイスクリームを口に含むたびに、口いっぱいにバラの香りがふわ~っと広がります。そして「マサラ・ティー」はスパイスが効いたインドのお茶のアイスクリームです。こちらもスパイスの独特なフレーバーがクセになる美味しさです。

ちなみに、店構えなんて全然色気無し。働いている店員も愛想無し・・・。でもね、見かけによらずに美味しいんですよ。サンフランへいらっしゃる際にはみなさんも是非! たまにはこんなアイスクリームもいいですよ!





ところで、画像のアイスクリームのバックにぼんやり写っているのは、自家製のサモサ。カレー風味のポテトと野菜を小麦粉で作った皮に包んで揚げたもの。ひとつあたり、ゲンコツくらいの大きさ。$1.25なり。チリソースと一緒にいただきます。う~ん、これも美味!







そ、れ、か、ら、先週末の出来事を少々。

金曜日は活けこみ。土曜日はウェディングとパーティの仕事がひとつずつ。そして日曜日はkevinのおじさんが最近買った家で、入居祝いのパーティがあり、そこへ行ってきました。kevinの両親も来ていて、楽しい時間を過ごしました。そして、kevinですが、その晩に出張へ。サンフランへは水曜日に帰ってきますが、この水曜日、実は僕たちのアニバーサリーなんですよ。その模様はまたエントリーに上げますので、お楽しみに~!