メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

扇沢から扇沢まで歩いてきた(2日目)

2021-07-20 21:28:57 | 山行
おはようございます。

7/18、扇沢からスタートして扇沢を目指す山歩き2日目のスタートです。

鳴沢岳→赤沢岳→スバリ岳→針ノ木岳の順に稜線上を歩いていきます。
針ノ木峠の奥に槍ヶ岳が。


鳴沢岳到着、まだ余裕。

針ノ木峠の奥に見える山が穂高岳に変わった。

立山方面の五色ヶ原、このへんとか薬師岳とかも歩いてみたいかな。


次の赤沢岳到着。ここまではまだ足慣らしね。
このあたりから針ノ木小屋泊の人とすれ違うようになる。

黒部湖と薬師岳方面。

薬師岳ってでかいよね。
鷲羽とかその左はよくわからんとかの方面。

そしてこれから向かうスバリ岳方面。

ここからが今日の縦走の本番すね。細かいアップダウンと崖沿いの道が続きます。
それほど距離はないのにスバリ岳までのコースタイムは1時間45分。

これまでとは違う花も。
 
チシマギキョウ(?わからん)、ミヤマシオガマ(?断定できん)とか。
コマクサなんかも。


岩。

そしてスバリ岳直下へ。

写真だと伝わりにくいけど、すごい見上げる感じで心を折ってくる登りに見えるんですわ。

登り切りました。スバリ岳(標高2752m)到着~。赤沢岳からほぼコースタイム通り1時間40分かかった。。。
今日はまだそんなに疲れていないのにこのタイム、、、疲れているときならどうなることやら。

振り返ってみるとそんなに大変そうに見えないんだけど、実際歩いてみると違うよ。。。

次はいよいよ今回の山歩きで最高峰の針ノ木岳です。

ここも近いのに大きく下って登り返すのでコースタイムは1時間。

この区間もコマクサあり。

カール地形だね。

ここを登るのじゃー。

ミヤマオダマキかな、針ノ木岳の山頂周辺にのみ咲いていました。

到着。。。

針ノ木岳(標高2820m)、2度目ですね。

こっちは黒部湖側。

こっちは高瀬ダム側。

ちょっと早めの昼を食べて針ノ木峠へ向かいます。

そう、あの蓮華岳にも行きたいからさぁ。

針ノ木岳からの下山途中、広い谷だなー。


今日もライチョウを見れました、少し遠かったけど。
 

針ノ木峠まで降りてきたぁ、時間は11時。
 
針ノ木小屋でペットボトル1本購入して空身で蓮華岳へ向かっていくぅ。

空身だからガンガン登っていくぜ。

まあ時には立ち止まって遠くの山を見るのもいいでしょう。


ここまで来るとあとはたいした登りはない。そして登山道の両脇にはコマクサ。

あえてコマクサじゃないのいってみる?
 
やっぱコマクサでしょ。
  

蓮華岳山頂到着~(標高2798m)。針ノ木峠から50分でした。
 

見えている山を順にクリアしていくとそのうち槍ヶ岳に到達できます(裏銀座)。

2~3個山越えただけで嫌になりそう。。。

よーし帰りますかぁ。
爺ヶ岳もバイバイね。


針ノ木峠からの下りは針ノ木雪渓を歩きますが、最初は夏道を。

やっぱり何か所か雪渓が切れているんすよ。

それでも相当長い雪渓歩きになりますけどね。
  
ちょっと嫌になったころに雪渓終了。夏道歩くよりも早いんだけど、軽アイゼンとストック装備で下るとはいえ
普通に歩くのとはちょっと違う歩きになるので結構疲れる。

疲れたから雪渓を離れた後のだらだらした下りは写真無し。
トンネル手前で車道に飛び出します。

そこからもう少し歩いて。
 
帰ってきたぁー。

扇沢到着が15時半、新越山荘を出発したのが5時半だったので休憩含めですが本日は10時間ほどの行程でした。
今回歩いたコースは北アルプスでありながら100名山があるわけでもない地味なルートです。
それだけに静かな山歩きが楽しめますし、多くの種類の花が見られるコースでした。
ただ、けっこう疲れます(扇沢から1泊2日なら鹿島槍ヶ岳ピストンのほうが楽だと思います、行ったことないけど)。
北アルプスで静かな山歩きがしたい人にはお勧めできるコースの1つではないでしょうか、
100名山は踏まないけど周辺にはいくつもあるんで景色も最高ですよ。

2日間とも快晴でいい山歩きとなりました。
問題は天気が良すぎて暑いし日焼けがきついってところでしたね。

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2 コメント

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Unknown (大白鳥)
2021-07-23 15:44:56
百名山じゃなくとも天候に恵まれ遠望の効いた最高の縦走でしたね。
読むに付け、自分も稜線を歩いてる気分になりました!ありがとうございます。
まだ、山に対応できる足腰に回復していませんが、治療続けながらソロキャンプで自然を楽しんでいます。
でも、山テン担いでの山歩きは無理だろうから、小屋泊まりでもいいから耐えられる足腰まで復活したい。
メタアルさんのブログを楽しみながらがんばります!
また、歩いて私にバーチャル登山を楽しませてください!
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Unknown (かんりにん)
2021-07-24 23:43:02
大白鳥さん、こんばんは。
今回は最高の天気の中、静かな山歩きを楽しめました。
コロナでどこの山小屋も宿泊者数を大きく絞っているため、小屋泊の快適性はとても上がっています。ある意味今が小屋泊にはいい時かもしれません。
一方テント泊の人は増えているので、テント場は混雑しているようですね。(テント場も要予約というのが増えているようです)
大白鳥さんも急がず直していただいて。山への復帰を待っております。
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