メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

北アルプス 折立から新穂高縦走③ 三俣山荘~双六岳~鏡平山荘

2022-08-31 22:52:00 | 山行
8月26日、登山3日目の朝を迎えました。
夜の間降っていた雨は朝には止んで少し遠くの山も見えています。

上の写真は位置的に大天井岳。前に常念岳から歩いた時には目立たない山という印象だったけど、こっちから見ると印象変わりますね。

こちらはこの後通る三俣蓮華岳。

昨日はガスの中だった鷲羽岳も見えています。
とはいえこの日の天気も曇りで午後から一時雨という冴えないもの。
本日は鏡平山荘までの短い行程、普通に歩くと午前中に到着してしまうので7:00に出発しゆっくり歩きます。


黒部川の源流部。
昨日は雲の中だったので全く分からなかったけど、祖父岳はこんな平べったい山でした。

鷲羽岳の山頂部分には早くも雲が。。。

こっち側はまだセーフ。

大天井と右のぴょこっと飛び出ているのが常念かな。

槍もちょっとだけ。


三俣蓮華岳は三俣山荘からコースタイム40分、すぐ着きます。

三俣峠を通過したら、

山頂到着~(標高2841m)、もうガスよ。何も見えん。
何も見えないけど久しぶりにケータイの電波が入る場所に来たのでメールチェックなどゆっくりした。


イワヒバリかな。
さて、次は双六岳へ向かいます。
その途中でライチョウ。

親子で3羽いたかな。


この後道に落ちているスマホ拾って、5分前にすれ違った人に違いないと思って三俣蓮華岳山頂まで戻って無事に所有者へ渡してとかして、、、

双六岳到着~(標高2860m)。
このころになるとガスだけじゃなく、風も強くなってます。
雨がないだけ前日よりましだけどね。

双六小屋に向けて出発。

ここは双六台地と呼ばれる双六岳の写真でよく見るところ。
奥に槍ヶ岳が聳えるこの場所の写真は山好きな人なら見たことある人は多いはず(今はなんも見えねーけど!)。


ここのウサギギクはきれいだった。

そんでもって双六小屋到着。

トイレだけ借りて出発(利用料は¥200だけど、100円玉がなかったので500円玉投入。。。)。

小屋の脇にある双六池。

池が写っているんですよ、ガスでほとんど見えねーけど。

このライチョウは登山道を自分の進む方向にしばらく逃げていました。

でもそのうち向かい側からも登山者が来たので挟み撃ち状態となり、ちょっと脇に避けてどうしようか困っている場面のライチョウです。


途中のくろゆりベンチという場所、ここは風が弱かったのでランチにします。
3日目にしてようやくガスを使えるシチュエーションに出会うという。
(1日目はおにぎりがある、2日目は強風と雨で外でガス使えず)
危うく持ってきたメシそのまま持ち帰らざるを得なくなるところでしたよ。
ちなみにお湯を注ぐだけのカルボナーラは熱湯3分と書いてあるけど5分待っても芯残ります。。。
沸点が低い高地では10分くらい待った方がいいのかな。
味はまあカルボナーラっぽいすかね。


ずんずん進みます。
左から2枚目の池はえぐれた登山道より水面が上で、双六小屋方面から来ると最初目線の高さに水面があるのでちょっとびっくりします。


弓折乗越通過、尾根上の道へ行けば昨年登った笠ヶ岳ですね。
今日は下の鏡平へ。

本日のお宿、鏡平山荘到着~。

今日も13時くらいに宿泊地へ到着、余裕があるって素晴らしい。

この山小屋はかき氷とか出しているんです、レモン味を¥600で購入。

小屋前でゆっくりしていたらちょっとだけ晴れてきました。

小屋から少し進んだところからは一時笠ヶ岳も見えました。


晴れていればこの池の向こうに槍ヶ岳から大キレットあたりまでの稜線が間近に見られるのですが、今回はダメでした。

さて、今回の山旅最後の夜ですね。
鏡平山荘はまるで旅館かというような山小屋でした。
翌日は新穂高まで下るだけですが、長くなったのでここで切ります。

それではまた次回。
コメント
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