メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

新潟ローカル鉄道乗車記:前編

2007-07-08 23:34:48 | 鉄道

もう1週間も前の話ですが、以前から機会があれば狙っていた、新潟周辺のローカル線を乗りまくれ!を6月30日・7月1日の2日間にサンフレッチェ広島戦の観戦をかねて、ついに実行しました。

6月30日はまず、東京駅8:08分発の山形新幹線つばさに乗車。10:23分着、米沢下車。続いて10:29発の米坂線坂町行きに乗り換える。地図を見ていて、以前から存在意義があるのか?と思っていた非電化の路線である。米沢で待っていたのは、予想外にも3両もある列車だった。当然車内はがらがらのまま出発。それでも、途中の今泉、小国といった米坂線の主要駅ではそこそこの乗降客がいるようだ。山形県の小国と新潟県の越後金丸の間では、線路脇にいたカモシカの親子を見ることが出来た。山間地を抜け田園地帯をしばらく走ると、羽越線と接続する終点、坂町には12:32に到着した。程なく新潟行きの羽越線、4両編成の電車がホームに入線し、サッカー観戦のために新潟を目指す。羽越線内では空いていた車内も、新発田を過ぎ、白新線内に入ると座席がほとんど埋まる。一駅ごとに乗客を増やしつつ、終点の新潟に到着した。

試合終了後、19:44発、磐越西線直通(新津までは信越線を走行)の会津若松行きに乗車し、本日の宿泊地である会津若松を目指す。列車は4両編成の気動車で、新潟を発車するときには多くの乗客を乗せている。どこまでこの列車は混んでいるのかと思っていたが、新潟から2駅目の亀田で3分の1程度の乗客が下車し、5駅目で信越本線、羽越本線と分岐する新津でさらに3分の1が下車、一気に車内はガラガラとなり、磐越西線に入って4駅目の五泉を過ぎた頃には、1両に4~5人の乗客を残すのみとなった。だが、私の目的地である、会津若松はまだまだ遠い。福島県に入る頃には、私の乗車している車両には、他に1人。別の車両にも人の気配はほとんどなくなっていた。そして終点会津若松の到着は22:39。新潟を出発して3時間近い時間が経過していた。ちなみに、このとき列車から降りた人は、6人だったと思う。夜間で車窓も見えない中、3時間も同じ列車に乗車するのは、なかなかに苦痛だった。でも、今度は昼間にもう一度乗ってみたい路線である。

会津若松の駅を出て、本日の宿であるホテルはすぐ目の前に見えた。だが、私はホテルの前にコンビニにいこうと考えていたのだが…。いかんせんコンビニが見つからない。「えーっ、10万都市の駅前にコンビ二も無いのかよー」と、半ばあきれつつ駅周辺を歩き回っているとセブンイレブンを見つけることが出来た。翌朝の朝食とペットボトルの飲料を購入し、ようやくホテルにチェックインすることが出来た。明日はいよいよ憧れの只見線に乗車するのだ。でも、その話は後編で。

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