<始めに余談>
今日、仕事から帰って洗濯物を干した後、更新用に写真を集めて、
あまりの眠さに少し昼寝しよう~と思って寝たのが16時前。
いま、夜中の1時です・・・。あれ・・・(笑)
頭痛い~

最近、祗園祭のピークと反比例して自分のことが疎かになってました。
そのひとつ、「睡眠」を変な風に解消してしまいました;
明日も仕事。帰ったら明日こそ部屋を片付けなければ。
* * *
さて、本題に入ります。遅れてしまったけど、17日の行事の記事です。
17日は山鉾巡行だけで終わりません。また、祗園祭は巡行だけにあらず、です。
祗園祭が始まる7月になると、八坂神社の舞殿に神輿が安置されます。




(お神輿の写真はクリックすると拡大します)
左から、【西御座】【中御座】【東御座】。東御座には子供神輿もあります。
祗園祭は八坂神社の祭神が四条の御旅所へ渡御して留まり、
氏子区域を巡行して本社に戻るという疫病退散の神事。
つまりこのお神輿こそ、本当の祗園祭の姿なのです。
八坂神社は鴨川の東で平安京の域外。そのため、域内に御旅所が設けられています。
7/15の宵宮祭の神事で、本殿から3基のお神輿に神霊が遷されました。
素戔嗚尊(スサノヲノミコト)は中御座へ、櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)は東御座へ、
八柱御子神(ヤハシラノミコガミ)は西御座へ、八坂神社の祭神が宿ります。
そのお神輿を、四条寺町の御旅所へ運ぶのが7/17の神幸祭(おいで)です。

午後6時、八坂神社の石段下に3基のお神輿が揃い踏み。
差し上げをして宮司のお祓いを受けたあと、それぞれ氏子区域を巡り始めます。
私は花見小路と東大路の間くらいで見ることにしました。
ここは【中御座】と【西御座】が通ります。

まずは先導の方たちが厳かな雰囲気で歩いていきます。
そして、久世稚児の登場です。

13日の「久世稚児社参」であどけない表情を見せた8歳の堀川大輔君。

立派な表情です!少し緊張感を帯びた、引き締まった面立ち。
久世稚児は、首から馬の首=駒形を下げているので「駒形稚児」とも言われます。

お稚児さんが行くと、いよいよお神輿が渡ります。ステキな担ぎ手さん。

まず、中御座を担ぐ【三若神輿会(さんわかしんよかい)】の姿が!
この三若さんは、神泉苑の南、三条通の若衆さんで構成されています。
よく行く「てらまち」さんで、関係者さんに会ったりしたので馴染みがあります。

「ホイットホイット!」の掛け声に、神輿がシャンシャンと揺れます!
すごい熱気!すごい情熱!すごい迫力!

男たちの情熱を間近で感じました。

続いて西御座が渡ります。先導の馬が興奮し、一瞬騒然となりました。

来ました、西御座!
スサノヲノミコトとクシイナダヒメノミコトの子、ヤハシラノミコガミを担ぐのは【錦神輿会】!

錦市場の若衆さんで構成。背中の文字がカッコ良過ぎます~~~


お神輿はそれぞれの氏子区域を約3時間かけて廻り、四条の御旅所へ到達します。
24日まで留まり、【還幸祭(おかえり)】で本殿へと還ります。
10日から1週間に渡って日々の行事を追ってきました。やっとひと段落です。
明日から、山鉾巡行の写真集を載せていきたいと思います。