「やんばる学びの森」の正式名称は「沖縄県国頭村やんばる学びの森」といいます。
国頭村は沖縄県の一番北に位置しており、戦前は陸路が無く那覇市等の南部方面に行くには海路が唯一の交通手段であっそうです。
戦後は本土復帰まで現在でも、米軍のジャングル訓練が行われている地域で、最近まで開発が行われていませんでした。
そのような条件が幸いして、世界でも貴重な動植物が生息しています。
特に、30年前に発見された「やんばるクイナ」の存在は、世界を驚愕させました。
今回の視察は、これからの「環境保全と観光を」いかにしていくか、その取り組みについて学んできました。
特に、夜の「ヤンバルの森」の探索は非常に興味深いものでした。多くの昆虫・爬虫類・両生類、また、初めて聞くような鳥類の鳴き声等、生まれて初めての体験に感動しました。
おまけに大きな「サプライズ」として、天然記念物の野生の「ヤンバルクイナ」に遭遇したことです。
写真やテレビ等でいしか見ることが出来ない、また地元の人でも肉眼で見たことが少ない、その「ヤンバルクイナ」を肉眼で、しかも夜のジョングルの中で見ることが出来るなんて、運がいいとしか言いようがないチャンスに恵まれ、感動しました。