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Southride(サウスライド)

マウンテンバイクとダックス125

サウスライド

暑いさなかの宮ヶ瀬ダムライド

2018年10月10日 | MTB

ちょっと前の暑い日のことです。プチロングライドがしたくなり宮ケ瀬湖あたりまで足を延ばしてみました。何やかんやで100kmくらいでしょうか。清川村あたりのドラッグストアで休憩します。ここに素晴らしい休憩スペースが併設されており、バイクラックもしっかりしたものが設置されています。ちなみに、一般自転車の駐輪スペースは別に設けられています。

暑さに弱い私としてはできる限り体を冷やしたい。という訳で補給してすっかり長居してしまいました。外に出ると軽く雨が降ってます。気温が下がってくれるので全く問題ございません。

宮ケ瀬湖までは淡々と。橋の手前にカフェがあって結構な混み具合でした。「カフェ・オギッソ」さんというらしいです。食事はコーヒーとかサンドウィッチがメインのお店のようです。橋の写真は撮ったけど、お店の写真は撮り忘れました。

宮ケ瀬湖です。デカいです。そして暑いです。ダム湖のいい所は雄大さと湖岸道路の平坦さ。良くないところは日陰が無いところ。

新しいダムだけに、綺麗に整備されています。でもこの場所の駐車場は車は有料との事。誰もいませんが・・・。

宮ケ瀬湖のバックウォータへ向かいます。いわゆる裏ヤビツですが、崖崩れがあって途中のキャンプ場までしか行けないようです。どんどん上流へ向かい、人の声がしたので下を覗きこんだところ、河原にぎっちりと車、車、車。そして人、人、人・・・。うじゃうじゃの混み混みです。「300台駐車できます」的な看板がありましたが、皆さん疲れないんでしょうか。私は人混みに行くと疲れる体質なので、ディズニーランドを心から楽しめません。あ、でも若者のスイカ割りは楽しそうでしたね。キャッキャ言いながら。頑張ってください。

さらに上流に向かうと行き止まりでした。そこの谷から冷蔵庫並みの冷気が山から下りて来ています。写真には映りませんが、白い靄が這うように広がっています。不気味ですが、涼しい。なのでしばらく涼んでました。冷えた地下水が湧き出しているんでしょうか。水はすごく冷たかったです。

帰り道の途中の橋で湖岸を眺めます。釣りの視点で縦ストラクチャーを攻めるにはここで、ここを、などと考えてしまいます。アルミボートを持ってた頃は、準備がめんどくさかったけど、楽しくもありました。あ、立木がある。

その後は淡々と帰り道を帰りながら、小鮎川あたりを散策して帰りました。公園でお祭りの準備をしていたり、通った事の無い道を選びながらのんびり帰りました、とさ。

 

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ふじてんMTB再び

2018年10月09日 | MTB

再びふじてんに遊びにやってきました。
前回は忘れ物多数、靴下さえも忘れるという失態にも関わらす、すごい楽しかったので都合の悪いことは忘れました。でも今回は忘れ物無しです。良かった良かった。

横浜から246号を通り、小山町を通過して現地着。スムーズです、高速不要です。しかしながら、このスキー場の気持ちよさよ。反則です。このパンプを子供達が楽しく走っています。俺も走りたい。でも勇気がない。


日頃の行いが良いので、晴天。クワッドリフトに向かいます。あ、ちなみに今回なタイヤを新品に変えてます。コンチネンタルのトレイルキングです。


ここのコースは何本もあるんですが、距離は1キロちょっとですね。お気に入りは、Roller Coaster
(ローラーコースター) からBashamichi(馬車道)への組み合わせ。フローな感じも左右に振られるのも楽しい。


途中、芝生の上で休憩。26インチのオールマウンテンのフルサスですが、楽しいです。ダウンヒルバイクじゃなくても大丈夫。親子で走っている方も、女性も何人かいました。今日はマウンテンバイクだけで少なくとも50~70人はいたように思いますが、リフト待ちもほとんどなく、ストレスフリーです。最初溜まってても、いずれバラけますからね。

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何本か下ったら、自分のスキルがまだまだという事を思い知らされますので(笑)、スキルパークに行ってジャンプの高さを求めたくなります。思い切って飛んで、これはイケてるやろと思って撮ったビデオを再生したら、全く飛べていない。余計ヘコみます。

ワイワイ遊びながら、ビデオを取りながら、ご飯食べながら、コケながら、青い空の下で笑いながら。ああマウンテンバイク好きだわ~。ダウンヒルコースって、自分で走れるジェットコースターだなあと。


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チューブレスレディタイヤの空気入れの混迷とコツ

2018年10月08日 | MTB

先日の東京ー大阪キャノンボール(豊橋で断念)で装着していた700×28Cから、ブロックタイヤに戻しました。フロントにミトスチューブレスレディを装着し、普通のフロアポンプで空気を入れたら、今回もあっさりとビードが上がりました。ところがここからが大変でした・・・。

その後シーラントを入れるためにいったん上がったビードを一部外して、(今回はバルブコアを外せるタイプではなかったので)隙間からシーラントを入れたら、何故か片側のビードが全て落ちてしまいました・・・。そこからどんなにポンピングしても、せっけん水を塗ってもビードが上がらず、シーラントは漏れてくるわ疲れるわで、全くダメです。最後の砦のガソリンスタンドのコンプレッサーを求めて、ガススタに行くもやっぱりビードが上がりません・・・。なぜだ。

嫌になってふて寝します。落ち着いてからタイヤを観察すると、片側のビードが上がっている為に、反対側のビードがリムから浮き気味になっている様子です。むしろ両方のビードを外した方がリムにタイヤが密着するのでは、と仮定し、せっけん水を塗ってポンピングすると「パン!、パパン!」と子気味良い音を立ててビードが上がりました。

両方のビードを落としておいた方が、タイヤとリムの隙間が(比較的)少なくなるのか・・・。タイヤにもよるとは思いますが。勉強になりました。そして疲れました。

まとめ
・ビードは両方落としておく。
・せっけん水を(たっぷり)ビードに塗る。
・普通のフロアポンプでも大丈夫。(私はトピークのジョーブロースポーツ)
・コアが外せるタイプのバルブが便利。(シーラントの注入が楽)
・IRCのタイヤはビードが上がりやすいと思う。
・ビードが上がらないと、すっげえ腹立つ。
・腹立ったら、一度寝る。

自転車買って最初に購入したフロアポンプのジョーブロースポーツは9年使用してますが全然問題なく元気に使用できています。トピーク製品の品質はホントに良いっす。 

ジョーブロー スポーツ III PPF07400
 
トピーク

 
上の記事のタイヤはIRCのミトスですが、ミブロはもっとビードが上がりやすいです。(あくまで経験上ですが)IRCのタイヤのゴムの質がしっとりしているおかげかも知れません。それでいて丈夫です。王滝の瓦礫をバンバン走っても、舗装路でも快適。

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どこかの記事で、ビードが上がらない時は、いったんチューブを入れて、ビードを上げてからチューブを抜いて、もう一度ビードを上げる・・・、ってな事が書いてあったんですが、自分的にはちょっと疑問で。タイヤによっては効果があるのかもしれません。新品だとビードが広がり気味になりますし。でも、自分はもうしないかなあ。めんどくさいし。上がらないし。

最終的にはこれらがあると最強ですかね。
今のフロアポンプを生かすならコレ。要は圧縮空気のタンクです。

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Schwalbe (シュワルベ)


新しくポンプを購入するなら、もう間違いなくコレ買います。いまのが壊れそうにないので先になりそうですが、ロード買ったあとも楽そうなので。ちょっと金額高いけど、あのビードが上がらないストレスが無くなるなら、ホント安いもんです。ちょっと時期が早いけど、サンタさんよろしく。

TOPEAK(トピーク) ジョーブローブースター
 
TOPEAK



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【北鎌倉・江の島】日曜の夜・自転車で走る

2018年10月03日 | MTB

日曜日の夜9時。ふと走りたくなって北鎌倉まで。
横須賀線が時折通るだけで、人通りはほとんどありません。真っ暗です。大船との明かりのギャップがすごい。

小町通りも昼間の混雑が信じられないくらい閑散としてます。チャリンコで端から端まで走ったのって初めてかも。映ってませんが、右後ろには美味しい豆を売ってる「まめや」さんがあります。試食したら買いたくなる美味しさです。

鶴岡八幡宮の参道に立って八幡宮方面を望みます。ここは灯籠が連なって、まるで滑走路の様。表現に侘び寂びがないですね。

由比ガ浜まで出てきました。鎌倉・逗子といえばキマグレン。懐かしい。LIFEは良いよ。良い。

LIFE
 
Universal Music LLC

塩分が風に乗ってべたべたした気持ち悪い。これが海辺の現実か。信号で横に止まったビッグスクーターのカップルが、「自転車ダサいね」って話してました。あ、テキトウなカッコで出てきたし、何よりTシャツが確かにダサい。でも、兄ちゃん、俺は100kmでも200kmでも今から走れるよって。お前に出来るか?って。・・・と、心の中で思いました。

海辺に住んだら大変だな、塩気で大変だな、と言いながら心の奥では憧れる七里ガ浜、鎌倉高校前ってところですかね。気が付いたら11時を回ってる・・・。江の島まで来ちゃったよ。明日は仕事なのに。でもこういうのがいいんですよ。こういうのが。
さ、帰ろう。

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ちょっと前の朝ライド

2018年10月02日 | MTB

家から割と近くの里山に来ました。道端に石碑がいっぱいあって、神社や公園や田んぼがある場所です。タケノコも申し込んだら掘れるらしいです。いいなあ。子供の頃は嫌だったけど。しんどいから。田舎じゃ春はタケノコ掘って、夏はゼンマイとか取って、秋はマツタケ取りに行って(一日2~3本しか採れなかったけど)、栗は腰に結んだ籠の紐が千切れるくらいに取れたっけ。その点では幸せな子供時代だったなあ。


梅の実も沢山採ったなあ。近所で和牛を育てているおじいさんが、牛の散歩にウチによく来て、家に続く道に牛のうんちがボトン、ボトンと落ちてて、嫌だった。冷静に考えたら迷惑ですね。いまここに住んで、昔の事だから色々綺麗な思い出に感じるんでしょうね、田舎の記憶って。

トレイルを進んで自転車は笹のベッドで一休み。


僕らかいなくなって何十年後か、そのうち人が少なくなって、植物だらけの日本になりそうな気もします。今は「自然にやさしく」な社会だけど、自然は人間には優しくないからね。道路はマウンテンがあれば大丈夫。かな?


誰かこの階段降りれる方いますか?


古民家で休憩。ホントは昼寝したいけどちょっと勇気が無いです。


火の見櫓って昔沢山あったけど、鳴っているのはほとんど聞いたことがないなあ。もちろん鳴らないほうがいいんだけど。あの音怖いから。

空が茜色に染まりかけたところで、そろそろ帰ろうかな。頭の中でフジファブリックの曲がリピート。ここは星が良く見えそうです。

 

SINGLES 2004-2009
 
Universal Music LLC

 

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東京→大阪キャノンボールにマウンテンバイクで挑戦してみた件(その2)

2018年09月30日 | MTB

その1より

由比から太平洋自転車道を進みます。時刻はすでに17:38。
24時間以内に大阪に到着という制限から言えば、すでに間に合わないことが明白。ここからは「完走」を目指して走ることになります。なにしろまだ静岡市にも到達していないですから。ここらで携帯の電池の残量が怪しくなってきたので、モバイルバッテリーに繋いで走ります。

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清水市を抜けてようやく静岡市へ。時刻は18:00を過ぎ、交通量も多い時間帯です。今日はあんまり自転車乗りと会いません。不思議だ。と思ったら、かっちょ良いロードバイクに乗った2人組みと交差点で一緒になりました。ずっと一人で走ってきたので、同じ方向というだけで親近感が勝手に沸いてきます。信号が青になりスタートしたらすぐに別の方向へ走り去ってしまいました。

静岡市街を抜けて、安部川を渡ると宇津ノ谷峠です。宇津ノ谷は道幅も広い緩やかな峠で気づいたら峠に差し掛かっていた感じで、大したことはありませんでした。交通量は多いものの、後ろにダブルのライトと反射ベストを着こんでいるのが心強いです。反射ベストは後ろポケットを活用するなら、ショートタイプがベスト。ワークマンで買うならショートベストの胴回りをフィットさせる為にちょっと加工する必要がありますが、もともと調整機能があるものは楽かも。

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19:56
藤枝市のセブンイレブン藤枝水守店で休憩。ここまで走ってくる間ずっと、コンビニのおにぎりか補給食のチョコバー・・・。もう飽きた、嫌だ、なんか暖かいご飯系が食べたい!と思ったものの、時間の節約を考えるとやはりコンビニか・・・。妥協案として中華丼をレンジでチンして食べる事に。あと炭酸が異常に飲みたくなり、三ツ矢サイダーを購入。麦茶も購入しボトルへ。この10分の休憩で中華丼を食べたことで元気が出ました。あと、体中に噴き出している塩分を含んだべたべたの汗を、ボディーシートでふき取る事で実に爽やかになり、これも気持ちがスッキリする効果がありました。

21:06
島田市の市街を抜け、県道381号線で大井川を渡ります。あまりにも広い川幅で、橋の終わりが見えません。

大井川を渡ると金谷峠が待ち構えます。ここが結構つらかった。足をつくほどではないけれど、200km以上走ってきての峠は、それなりの強敵となって向かってきます。ほとんど車の通行が無くなった暗い峠道を我慢しながら登ります。バイパスを駆け抜けていく車の音が微かに聞こえます。そしてようやく峠に到達。

日坂バイパスは自転車が通れないので、自転車通行可の歩道を下ります。この歩道は片側にしかないので道を横断します。そしてこの坂が街灯も無く真っ暗。途中イノシシらしき動物と遭遇してお互いにビックリ!焦りました。下っている途中で今度は逆側にしか歩道が無くなるので、道を横断します。下りだから楽な部分です。

掛川に入ったところで、大きな地図で自分の位置を確認。御前崎のとんがったところの内陸側にいる感じです。まだトンガリ位置までしか来ていない事に衝撃を受けます。静岡長すぎ。そしてここから浜松までが精神的に一番厳しいところになりました。菊川-掛川-袋井-磐田-浜松・・。よく似た風景、基本平坦で少しだけアップダウンのある道、そして向かい風・・・。飽きるとはこの事!

22:06
ファミリーマート掛川成滝東店で休憩。無性にガリガリ君ソーダ味が食べたくなった為。この後、胃の気持ち悪さが出てきて、吐き気を催すも、ごまかしながら走ります。浜松まで長いなあ・・・。

23:41
セブンイレブン磐田一言店でアイスボディーシートを購入。ちょっと体がすっきりして気持ち悪さが無くなりました。しばらく何も食べる気がせず、補給もしてなかったので何か食べなきゃと思い、クラムチャウダーを購入。だんだん気温が下がってきたのと、胃にやさしそうだったので。食べてる途中にクラムチャウダーを足にこぼしてしまう。熱っつ!なんか疲れてきてるのかなと実感します。

24:46
浜松の弁天島駅に到着。昔オートバイで渚園キャンプ場に泊まったなあ、と思い出しながら写真を撮ります。

浜名湖を渡る橋の上には綺麗な月が出ていました。数人の釣り人のランタンの明かりと、海に映った月あかり。車通りもほとんどなく、少しだけぼーっと見てました。

弁天島を過ぎると、やがて現れるのが汐見坂。ここも270km以上走ってきた足には辛かったです。真っ暗な峠を上り詰めると、やっと愛知県豊橋市。静岡の呪縛から逃れた感じです。

このあたりで空腹感を覚え始めました。胃がちょっと持ち直してきたのかも。達成には程遠い時間なので、牛丼屋が出てきたら入ろうと心に決めて漕ぎ続けます。コンビニ飯はもういらない。それとベンチで寝転んで休憩したい。改めて思うのが、ずっとここまで走ってきたコースの中で、道端に休憩できるベンチが少なかった事。普段なら公園も含めて、もっと発見できるはずなのに不思議です。

気温も下がってきたので少し暖を取りたくなってきました。頭の中は、牛丼、牛丼だけで思考回路は働いていません。ああ疲れてるな、と自分でも分かります。ツールドフランスの選手は毎日200km前後を走り続けるのかと思うと、改めて驚愕です。

どこでもある様に思えて、探すと現れないのが牛丼屋。代わりに「ラーメン横綱・朝5時まで営業!」の黄色い看板が見えました。ラーメンもいいなあ。そうしようかなあと思い、とにかくそこまでペダルを漕ぎます。と、ふと左側にベンチを発見。豊橋市大岩町本郷の交差点にある歩道橋横のベンチです。ラーメン屋も近いので先に進もうか一瞬迷いましたが、休憩することにしました。結果、これが良くなかったと思います。

27:30頃
ベンチで寝転んですぐ、気を失うように眠りに落ち、寒さで目が覚めました。寒い、寒い。20分ぐらいは寝ていたんだろうか・・・。自転車にまたがりラーメン屋に向かいました。

28:30
ラーメンはすごく美味しかった。ただ胃がやられていたので、こってり味は胃には重かったです。食べ終わったあと席で一瞬寝てしまいました。店を出て、自転車のチェーンロックを外し、風が寒いなと思ったとき、リタイヤしようと決めました。日本橋からちょうど300km地点でした。

 

<帰路>
ラーメン屋からすぐのJR二川駅で輪行の準備をしました。浜松で新幹線のこだまに乗り替えるところ、寝過ごして掛川まで行き、新幹線へ乗り換え。小田原からは東海道線で自宅まで帰りました。風呂に入り、ベッドで泥のように眠りました。二日間ダラダラと寝て過ごしました。

<振り返って>
まず、身体的にも機材的にも巡行速度の不足が一番。ロードなら可能かと言われれば今の自分では疑問ですが、マウンテンのフロントギアの数が足りない事が、巡行速度に対しては一番課題だったかもしれません。まだ足が回せるのに、フロントが回り切ってしまうんですね。身体的には日常的に200~300kmを走って慣れる事と、補給食の取り方を工夫しないといけないなあと思います。リタイヤ前は吐き気が続いたので。そしてやっぱり風向き。今回は最初は無風、やがて向かい風になる予報でしたが、その通りになりました。静岡のバイパス回避中の向かい風は、つらかった。天気予報は当たります。

ちなみに今回導入したサドルバッグはトピークのバッグローダー10Lです。6Lと迷いましたが、結果的にこちらで良かった。荷物はチューブ2本とタイヤレバー、ワイヤー錠、上下着替え(輪行時用)、輪行バッグ一式など。まだまだ入ります。容量が少ないときにはクルクルとコンパクトに巻けばOKです。

トピーク(トピーク) Back Loader バックローダー 10L 自転車バッグ カバン サイクルアクセサリー BAG36701
 
トピーク

 
タイヤはパナレーサーのリブモPTです。中央がとんがった三角頭で、路面の接地面積が小さく、中央の厚みにより耐パンク性能が高いです。今回も帰宅して気づいたんですが、小さな金属片を拾ってました。この厚みのお陰で、チューブには到達してませんでした。

パナレーサー タイヤ リブモPT [W/O 700x28] F728PS-RB-B
 
パナレーサー(Panaracer)

 
リアのライトの一つはトライスターでした。これは発光時間の長さも明るさも抜群!しかも軽い。という訳で普段から愛用しているんですが、そのUSB充電版が出てました。従来版は電池交換がネジ式で、ネジの受けがプラスチックなのでネジ穴を舐める恐れがあるんですが、これはその心配なし。次はこれを買ってみようと思います。

UNICO(ユニコ) トライスター充電式
 
UNICO(ユニコ)

 今回は残念ながら完走できませんでしたが、先人の皆さんの情報を元に自分でコースの要注意分岐点(特に静岡のバイパス!)をまとめておき、さらにはそれをベースにルートラボでコースを引いておきました。ルートラボのコースはiPhoneに入れたルートラボのビューワーの「ルータン」で確認しながら進みました。ルータンのコース追跡機能にどれだけ助けられたことか。これが無いとミスコースが多発したことと思います。

いずれにしても、ある程度の準備はしていたものの、自身の脚力についてはまだまだという事がはっきりしたので自分の実力を知る上では良かったのかなと。努力します。良くなかったのは、ロードバイクが欲しくてたまらなくなったことかも(笑)

 
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東京→大阪キャノンボールにマウンテンバイクで挑戦してみた件(その1)

2018年09月30日 | MTB

スタート地点である日本橋に着きました。
麒麟の前で撮影します。時刻は朝の7時前。日本橋の道路元標は歩道にはありません。

ここです。↓↓↓道路の真ん中。(トラックの手前、センターライン上に埋め込まれています)
撮りに行ったら確実に死にますね。

AM7:00丁度に日本橋をスタート!
ここから約550kmの長い道のりの始まりです。24時間という制限を付けたものの、アベレージはネットで(信号待ちや休憩時間なども含めて)23km/hで進まないと間に合わない計算です・・・。じゃあ、走行だけで言うと30km/hとか?よく分からんけどそういうことでしょうねぇ(汗)と、とにかく大阪へは辿りつきたい。友達家族も待ってくれているし。

8:40
横浜駅近くの青木橋到着。距離÷24時間の計算上では、早くも25分の遅れ。・・・でもさ、日本橋から1時間40分って、自分的には過去最速なんですけど。もうちょっとペースを上げないといけないんですね。

ちなみに今回の機材ですが、マウンテンバイクのTREKスーパーフライ9.6です。これにスリックのタイヤ(700×28C)を履かせてます。おかげで普段よりもスピードアップ。都内の1号線では35km/h巡行も可能でした。ただし乗り心地は良くないです。マウンテンバイクの2気圧のタイヤと比べたらそりゃ仕方ないですね。ロードの人たちって25cとか23cとかもっと振動来るのかな。大変だな。(未だに乗ったことが無いので分からない)

もちろんブロックタイヤで行ってみようかという案もあったんですが、ブロックタイヤを使うとなんだか最初っから遅さを言い訳にしてしまいそうなのと、この長距離、少しでも速く楽に進める要素があれば、安全面においても取り入れるべきだと思いまして。アップライトなポジションと重いフロントフォークはいかんともしがたいですが。

9:15
戸塚駅手前のローソン。補給食を買い込む。レシートをもらうのを忘れた・・・。

11:35
小田原ローソン浜町店で補給休憩。日差しは強くはないけれども、すでに全身汗だくでえらいことになってます。ダブルボトルに麦茶とスポーツドリンクを入れて出発。スポーツドリンクだけじゃ口の中が気持ち悪くなるしね。さあこれから箱根です。

12:24
箱根1号線で苦戦中。途中何度も休憩してしまいました・・・。原因はしんどさと暑さ。特に暑いのが苦手で、9月末とはいえまだまだ気温は高く、前日から降った雨で湿気がひどくて。この時点で24時間での達成がいかに難しいものであるかを実感してます。


14:08
なんとか、国道1号最高地点874m看板までたどり着きました。時間かかりすぎ。でも私は知っている。ここから芦ノ湖へ下り、そしてまた箱根峠への登りが待っていることを・・・。ああしんどい。やっぱり距離が伸びても標高が300m低い国道246号線のルートを取りゃよかったよ。

14:44
箱根峠に到着。芦ノ湖では外国人カップルに応援してもらって元気がでました。途中でオロナミンCが飲みたくなって、自販機で購入。オロC美味い!、美味いよオロC・・・。ちなみに芦ノ湖への下りからずっと雨に降られ続けてます。静岡は晴れてるだろうから大丈夫だと自分に言い聞かせて、ずぶ濡れのジャージのまま、三島市へ下ります。

三島までの下りは最高時速56kmほど出てました。雨降ってるしこれ以上は怖い。下り続けること十数分、三島の市街が見えてきました。でも眠い眠い。下りながら寝てしまいそうです・・・。三島は期待通り晴れていました。伊豆フルーツパークの近く、塚原新田交差点あたりの道の脇で休憩します。

箱根の登りと雨からの疲れで、急激に眠くなってしまいました。これは危険なレベルという事で、体育座りで5分だけ眠りました。すごい深い眠りで、ぱっと目が覚めたらすっごい楽になりました。よし、走り出そう。

沼津バイパスは自転車通行禁止なので、八幡交差点で県道380号線に合流し、千本松原の長い長い直線へ。微妙な向かい風ですが、信号も少なく、もし追い風だったら35km/h以上は楽に出せそうな快走路です。路肩の舗装の粒々は粗いですが。と、ここでロードバイクにバヒューンと抜かれます。ロードバイクが速いのか、私の脚力が足りないのか。

16:32
富士市に入り、檜交差点で県道170号線へ入ります。そして、田子の浦港に到着。「富士山に一番近い港 田子の浦港」の大きな青い看板を見た時、なんだかすごく遠くまで来てしまったような気持ちになりました。おっと、ここは旭旭化成の工場脇の歩道/自転車道を通らないといけない場所だった。

富士川を渡り、蒲原へ。そして由比。キリンがカタナで海に落ちた場所です。

17:38
由比のファミリーマートで補給後、太平洋自転車道へ進みます。分かりにくい看板に従い歩道橋を渡って、太平洋自転車道に入ります。ここで日没。夕日が美しい。


ここからは夜間走行なので、反射板のついたベスト、前ライト、後方ライト2個の装備で進みます。太平洋自転車道はところどころ本線に一瞬入ったり、港の広場にぶつかったりしますが、何となくこちらかなと感覚で進んでもなんとか行けます。でも、全く事前知識が無ければ、ここを含め静岡のバイパス地獄を抜けるのは難しいです。

その2へ続く

 

トピーク(トピーク) Back Loader バックローダー 10L 自転車バッグ カバン サイクルアクセサリー BAG36701
 
トピーク

 

UNICO(ユニコ) トライスター充電式
 
UNICO(ユニコ)

 

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熱海ミュールと十国デュエズ、あと道志みちはオリンピックで熱いな

2018年08月09日 | MTB

先日走りに行った熱海。
熱海といえば温泉、海水浴、花火大会(砂浜に寝転んで真上で上がる花火は最高です)。とまあ海側が完全にメインではあるんですが、今回裏側といいますか、山側の熱海に初めて行きまして、これってアリなんじゃね?と思ったのが、ヒルクライムやレースもこの裏山の道を通ったらいいんじゃないか、という事。(MOA美術館方面の事ですね)

駅前からぐいぐい登る激しい九十九折れはラルプ・デュエズ(L'Alpe-d'Huez)かカペルミュールかといった具合で、軽トラがシフトダウンしながらエンジンを唸らせて登っていくという具合です。ワタクシも駅から数分ですっかり汗だくになってしまい、野球の練習帰りの中学生に「しんどそ~」と同情される有様。おっちゃんまだ漕げるんやで、力を温存してるんやで。

山側から見ると海がほとんど見えず、熱海感は全くございません。ていうか、あのデカいビル何?あんなのあったっけ?

スタート地点を江の島にして、モン=サン=ミシェル的に背後に映しながら、134号線から小田原~石橋山(一夜城)の激坂を超えて根府川に下り、湯河原、熱海の海岸から山側へ入り、この熱海駅裏の激坂である熱海ミュールから20号線の十国デュエズを超えて頂上の湯河原峠ゴールでどうだ!・・・などと妄想していたら、20号線を使うレースはいくつかあるみたいですね。でも、この駅からの裏道のほうが細くクネクネとしているので、観客は選手との距離が近くて盛り上がりそうです。で、ゴールの緑の山々を眺めながら、日本はええなあ、としみじみ思うわけですね。

あと、熱海とは関係ないんですが、オリンピックのロードレースのコースが、あの道志みち経由で富士山までに決まったそうですね。実際に走った事のある道を各国の代表選手が走るとなると、見ててより楽しめそうです。オリンピック前後はたくさんのローディーが走るんだろうなあと思います。湯川屋や両国屋の前から笹久根トンネルあたりまではなかなかハードですので、山伏峠同様見どころになりそうです。ガーミンで走行ログを取って世界のトップとの圧倒的な差を実感するのも楽しみの一つかも。ああ、サガンの走り見たい。

ローディーの皆様に混じって、ひとりマウンテンがいたら生暖かい目で見守ってください。
道志みちは帰り(相模原方面)が下り基調になるので、後半の道のりが最っ高に気持ちいいんですよね。

 

 

 
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山が無くなっていく話

2018年08月08日 | MTB

家から自転車で15分程の距離にポツポツと残る里山。
忘れ去られた様な細い道の先には、自然のままのトレイルが続いています・・・と思ったら重機と工事看板とフェンス。ありゃりゃ。



工事看板の内容は簡単に言うと「墓地作ります、宜しく。6,000墓くらいね。」と書いてありました。そして、「工事やってたら遺跡出ちゃったので発掘するね。」とも。

なるほど。住居跡らしき遺跡が広がってます。


残念ながら、来年にはもうこの森は無くなってしまうんですね。工事看板には「横浜市長が許可したよ。」との内容が書かれていますが、その横には横浜市の「森を守ろう!」という看板が並んで立っています。皮肉なものです。

工事現場から離れて、森の奥へ進んでいくと、今度はさっきと違うフェンスが立っていて、それ以上進めなくなっていました。実はこの先にも墓地があって、私有地だから入らないでね。という意志なんでしょうね。

なんだかこの山はお墓だらけになってしまう様です。残念ですが、山は個人や行政の持ち物。お邪魔している訳なので勝手な理屈で文句は言えません。が、モヤモヤします。

そこから移動して、M公園の古民家で休憩します。


ぼんやりとした時間が流れていきます。


ああ、昼寝したい。 

 

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熱海まで輪行して十国峠をのぼった先には

2018年08月07日 | MTB

日本全国猛暑です。
灼熱の国道を延々と走り続ける地獄から逃れて、今日は電車で熱海まで。クーラーがガンガン効いている天国で、寝ぼけながら気づいたら熱海です。電車ってすげえな。



輪行バッグはオーストリッチの29er用E-11(EMU)です。ホントに29erが入るんかいなと疑問に思いながら購入したこの輪行バッグですが、ちゃんと入りました。前後ホイールを外して、エンド金具とサドルを下にして移動するタイプです。縦型ってやつですね。

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熱海は灼熱です。南国といっても良かろうと思います。手前にある根府川駅はいい感じで寂れた感じでしたが、熱海は観光地で人がごった返しています。

早速自転車を組み立てます。組み立てている間に汗がダラダラ流れてきます。携帯には防災情報から「運動は原則禁止」の情報が流れてきます。電車で移動するのは楽だが、組み立てはめんどくさい。でも移動はすごい楽。でも組み立ては・・・(以下繰り返し)

熱海駅はなんだか立派になっていました。駅前の通りも以前より整備された感じです。

十国峠へは県道20号線で行くのが定番だと思いますが、下るのが面倒くさいので熱海駅の下をくぐり、MOA美術館方面へ坂を登っていきます。この坂が結構な斜度で、10分後には早くも日光とアスファルトからの照り返しで頭が沸騰しそうです。足も心肺も大丈夫ですが、暑さに参って力がでません・・・。

途中、姫の沢公園の駐車場のベンチで休憩します。冷えたペットボトルを脇の下に挟んで身体を冷やしまたらめっちゃ気持ちいいです。あと、服の上から吹いて体を冷やすスプレー(シロクマのイラストが描いているもの)がめっちゃ効きます。ジャージもレーパンも靴下もみんな涼しい。てか冷たいくらい。ちなみにシロクマのスプレーボトルは携帯用で、家に置いてるのはもうちょっと大きいボトルです。このメーカーの全身用の冷感汗拭きシートもおすすめです。よくあるものと違って、一枚がデカいんですね。


そんなこんなで熱海峠までやってきました。ここまで登ってきてもまだ暑いです。伊豆は暑さからは逃れられないみたいです・・・。風がもうちょっとあるといいんですが。


そこから十国峠までは緩やかないい感じの登りが続きます。登り基調だけれど快調に飛ばせる爽快な高原の尾根道です。暑さも多少やわらぎました。十国峠のドライブインで休憩して、店員のおばちゃん同士が口げんかしてる中、美味しくないそばを食べてから湯河原峠に向けて出発します。

十国峠からも緩やかな上り調子で快適に飛ばします。やがて遠くに大きな建物が見えてきました。箱根に抜けるか熱海に戻るかを悩みながら、進みます。とにかくあの建物まで行って休憩しながら考えようと漕ぎ続けて到着したのが、ドライブイン湯河原峠。

ところが残念ながら、廃業していたようです。

場所は、湯河原パークウェイの目の前。


その先には、ターンパイクの入口が見えます。

昭和から平成の最初のころは、家族やデートでドライブなんかで賑わっていたんだろうなあと思いますが、平日のせいか夏休みとはいえ交通量はさほど無くて、車離れって進んでるのかなーって思います。でも近所はめっちゃ渋滞するんですが。

熱海へ下る途中で脇道に入り鉄塔の管理道らしき尾根道に登ってみます。

一見、草地で気持ちよさそうなトレイルですが、実際は笹を刈り取った道なので、地面に笹の茎が残りボコボコとタイヤに当たって不快です。パンクしそうで気を使います。

ここから一気に熱海駅まで15kmを下り、輪行バッグに詰めて電車に乗ります。ガラガラの東海道線の一番端の車両に乗り、自転車を置こうと思ったら車両の角にピッタリと沿って立っている男性がいます。「ここ置いていいですか?」と聞いてもぼそぼそと何を言っているのかわかりません。とりあえず自転車を固定して席に座ります。車掌席を見たい鉄道マニアなのかと最初思いましたが、そこから1時間程外を見るわけでもなく、ただ立って自分の指を見つめていらっしゃいました。

帰りもクーラーの効いた車内でウトウトしていたら、自宅最寄りの駅の手前でした。車両を降りる時、輪行バッグを抱えたサイクリストとすれ違いました。お互いに微笑んで会釈します。さて、次はどこに行きましょうか。

 

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チューブのバルブ根元が裂けるパンク

2018年08月05日 | MTB

先日ふじてんに行った時に多発した、バルブ根元裂けパンクですが、原因が判明しました。
問題があったのは、チューブではなくタイヤです。古くなったタイヤがリムとズレることにより、チューブを引っ張る力が発生し、結果、チューブが固定されているバルブの根元が裂けるという理由でした。

まずは裂け方の例としてその1


その2


その3

見事に同じ裂け方です。

ふじてんから帰り、ホイールを観察していたら気付いたんですが、何とタイヤが半周もずれていました。画面下のバルブの位置にKENDAのロゴを合わせていたんですが、ご覧の通りの半周ズレです。


フロントタイヤもバルブが引っ張られて傾いています。


とりあえずの対応としては、バルブ根元の保護のため、穴を開けたパンク用パッチをバルブに通す様に貼り付けて補強します。


ただしこれでは根本の解決にはならないので、原因であるタイヤ交換の為、新品のタイヤを発注します。チューブレス化も考えましたが、予算の都合でクリンチャー継続です。

Continental(コンチネンタル) TrailKing PT AP FB 26 x 2.2 0101116
 
Continental(コンチネンタル)



パフォーマンスラインの二本セットで格安だったので品質が心配でしたが、全然問題無しです。それどころかすごく良いです。ゴムもしっとりしていて、今付けているタイヤのカスッカスな感じとは雲泥の差です。


やっぱりタイヤには鮮度があるんですね。よく分かりました。今のタイヤは完成車に付いてきたKENDAのネベガルで、何と8年前の物。1年使ってから室内保管はしていたものの、特にケアすることも無く、ビード部分は白い繊維が見えていました。これじゃあリムへの食い付きが悪いはずです。というわけで、いま持っている中古タイヤはこの際全部廃棄しておきました。

組み込みの際には、チューブのバルブ付近に、古チューブをカットしてポンチで穴を開けたものを用意し、セットします。




タイヤに関しては今までクロスカントリー系が多かったんですが、今回はオールマウンテンと多少のダウンヒルを意識してトレイルキングにしました。初コンチネンタルです。良い感じです。気に入りました。


サイズも2.1から2.2にアップしたので、ブロックパターンと合わせて前より迫力が増しました。近いうちに再びふじてんに行く計画です。


今回のパンクは、劣化したタイヤがズレることでチューブを引っ張り、バルブ根元が裂けた事によるものでしたが、2.0BAR以下の低圧にした事も一因です。やはり低圧にするにはチューブレス化が一番ですね。

イーストン HAVOC MTB チューブレス/クリンチャーホイール 27.5インチ(650B) 後のみ 12×135/142(5202B00013)
 
 

まあ、次買うなら27.5の完成車でチューブレス対応ホイールは必須ですね。boost規格で。

 

 

 

 

 

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お地蔵さんライドと夕焼け

2018年07月31日 | MTB

暑いですね。
もう暑いって言ってるだけでも暑苦しい。朝から暑いし、夜も暑い。当然昼も暑いです。地蔵尊で休憩しますが、湿気が半端ないです。お参りをして、そそくさと移動しますが、赤い屋根と緑のコントラストがいい感じです。ああ信州行きてぇ。


今日は信号に引っかからないトレーニングコースを開拓しに来ました。この公園を中心に8の字を描くように走る約10kmのコースです。なかなかにハードなコース設定です。


今日は夕焼けが綺麗でした。川面まで夕焼け色ですね。ここまでオレンジ色が濃い夕焼けは久しぶりです。近所のスーパーからの帰り道で、買い物袋を抱えたまま見入っちゃいました。

夕焼けをバックに鳥が数羽飛んでいきました。なんか雰囲気ありますねえ。

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夜ライドからのパンク

2018年07月29日 | MTB

何となく走りに行きたくなって、夜にMTBで出かけました。夜風が気持ちよくて、気が付いたらみなとみらいに到着しました。日本丸の写真を撮っていたら周りが急に暗くなりました。どうやらライトアップは夜の10時に終わってしまうようです。観覧車も終了してますが、イルミネーションはまだ輝いています。


カップヌードルミュージアム前です。「人生に遅すぎることはない」という日清食品創業者 安藤百福さんの言葉が彫られています。それにしても、横浜の夜は明るいですね。

日清といえば最近の個人的ヒットは、「カレーメシ」です。良くかき混ぜるのが美味しく食べるコツです。

日清食品 日清カレーメシ ビーフ 107g×6個
 
日清食品


ちょっと走って赤レンガ倉庫へ。この時間の赤レンガ倉庫は雰囲気があっていいですね。昼間は人混みでえらいことになってますけど。


昔、横浜に住んでいた方に言わせると、「赤レンガなんて昔はボロボロで、魚釣りぐらいにしか来なかったよ」って言ってました。ジェット天秤投げまくってたらしいです。おまけに全く釣れなかったそうです。



その後、京急線沿いに走り、日ノ出町~黄金町と昔は怪しかった街並みを抜けて、井土ヶ谷を抜けたところでフロントがスローパンクをおこしているのに気づきました。自宅まで何とかもってくれとの祈りも虚しく、フロントタイヤはペッタンコになってしまいました・・・。押して帰ろうかと歩き始めましたが、さすがに残りの距離とSPDシューズという状況では深夜になってしまいそうなので、嫁にSOSして迎えに来てもらいました。すまんかった。

家に帰ってタイヤを調べてみたところ、なんとサイドカットでした。どうやら、レースで微細なサイドカットができていたらしく、徐々に空気がもれていたようです。最近空気圧が減りやすかった理由はこれだったのかと。レース中に起こらなくてよかったです。

今はフロントがミトスでリアがミブロです。IRCタイヤが最近のお気に入りです。コンチネンタルやシュワルベも検討しましたが、スーパーフライは王滝がメインだし、前後でメーカーが違うのも変なので、結局ミブロにしました。サイドカットにも強いですしね。


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IRC tire MIBRO for Marathon [TUBELESS READY] ミブロマラソンチューブレスレディ 29×2.0
 
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ふじてんのマウンテンバイクコースに行ってきました!

2018年07月26日 | MTB

チームメンバーのMさんと「ふじてん」のマウンテンバイクコースを走りに行ってきました。ふじてんは皆さんご存知の富士山のふもとにあるMTBパークでござんす。数年前トレイルジャムでレースに出たり、スバルXVに試乗したりとかで来た事があるんですが、ゴンドラに乗ってダウンヒルは今回が初めてです。という訳で初めてならではの視点で書いてみようと思いますので、よろしくお願いします。

行ったのは土曜日。7月21日です。天候は晴れ、横浜は35℃を超える気温ですが、ふじてんはどうでしょうか?

さて、横浜からふじてんまでのルートですが、何個かありまして、(1)圏央道から中央道を通るルート、(2)東名高速から御殿場経由で行くルート、(3)下道の道志みちで行くルートなどが検索でヒットします。我々が選択したのは、下道ルートです。ローコストオペレーションですね。偉いです。朝6時に出発したら9時ごろには着くんじゃなかろうかという、ざっくりした感じで出発しました。

厚木までは多少車の走る量もありましたが、道志みちはガラガラです。山伏トンネルを抜けるとあっという間に山中湖へ到着しました。途中、反対車線で事故が起きており、交互通行の渋滞に巻き込まれましたが、気持ちを引き締めながら走ること3時間ちょっと、10時前にふじてんに到着しました。コンビニにも寄ったりしてたのでこんなもんでしょう。

駐車料金はうれしい事に、サマーシーズンは無料です。いいですねえ。駐車場ですが、思った以上に車が停まってました。60~70台くらいは停まっていたんじゃないでしょうか。その後も車がどんどんやって来ましたし、想像していたより盛況な感じです。

まあ、ほぼ予定通りに到着したわけですが、ここで忘れ物に気づきます。なんと先日買ったばかりのレースフェイスのニーガードを忘れてきてしまいました。ディパックと別に用意したのがいけなかったのか・・・。おまけに靴下や着替えもその中にあったので、着の身着のまま野郎になってしまいました。着替えはまだしも、素足にアウトドアサンダルで運転してきた身としては、素足なのが痛い。ファイブテンのスニーカを素足で履くわけにもいかず、祈るような気持ちで売店に向かいます。靴下、売っててくれ!

売店はレストランの「ケルン」の中にありました。靴下も売ってました。おおジーザス。えっと値段が、¥2,100って!今までの人生でサッカーのストッキングに次ぐ高い靴下を購入しました。まあ、スコットのいいやつではあるんですが。

SCOTT(スコット) バイクソックス Trail long 2514281007048 ブラック、ホワイト L/26.5-28cm
 
SCOTT(スコット)

ちなみに、売店にはヘルメットやシューズ、プロテクターが売ってありました。数はそんなにないです。ブランドはスコットが多かったですね。 

まずはゴンドラのチケットを買いに行きます。
1日券 ¥4,000
半日券 ¥3,000
1回券 ¥500
というわけで、1日券を購入しました。ちなみにふじてんのサイトには¥500割引きのクーポンがあります。1日券と半日券が割引になります。携帯の画面を見せるだけでいいので、ぜひ活用しましょう。受付はレンタル受付の窓口で行います。我々の次に来た男子グループはマウンテンバイクをレンタルしてました。ちなみにプロテクターは無料で借りることができました。

周りを見るとザ・ダウンヒルなフルフェイス派から、初心者っぽい方までさまざまです。我々は中途半端なポジションでしょうか。でもしっかりしたプロテクターを付けた方が多いですね。

左側のゲレンデはサマーボード、サマースキーのコースです。こちらにも結構な数のお客さんがいました。それにしても夏のゲレンデは爽やかすぎます。最高のロケーションです。早くもテンションマックスです。

マウンテンバイクは右手のクワッドリフトで登ります。早速向かいましょう。



リフト乗り場の中にマウンテンバイクを2台置ける場所があります。バイクを停めたらリフトに乗ってバーを下げたら、こんな感じ↓↓↓↓↓でリフトの後ろに1台バイクを載せてくれます。

降りる時も、係の人がバイクを下ろしてくれます。バイクを下ろしてもらってから、バーを上げてリフトを降ります。楽ちんな事この上ないです。それにリフトに揺られるこの浮遊感がいいですね。20代まではさんざんゲレンデに通ってましたが、久しぶりのリフトは楽しい!

まずは足慣らしの為、芝生のゲレンデを駆け下ります。朝露があるのでちょっとタイヤが滑りやすいですが、広々としたゲレンデを走る爽快感がいいですね。でも時々穴ぽこや、うねりがあるので吹っ飛ばない様に要注意です。

次に向かったのは、中級コースの馬車道です。ゲレンデを横切りクイっと登ったらすぐに下りに入ります。タイトな林間のコースを抜けて時々木にぶつかりそうになりながら下ると、後半に気持ちいいバームが登場します。途中でラダーのドロップオフがあったり変化もあります。コース出口のキッカーを超えたらゲレンデへ。そのまま走ってリフトへINします。すっごい楽しいです。そりゃみんな通いますわ。

ところがここでアクシデント発生。馬車道の後半でMさんが前転。腕に無数の擦り傷ができてしまいました。めっちゃ痛そうです。幸い持ってきていた救急グッズの中から、液体ばんそうこうを使い、消毒と傷口の保護をします。

次に向かったコースはローラーコースター。ここは出だしから滑らかなバームの連続でめっちゃ気持ちいです。浮遊感を味わえる楽しいコースを抜けると、ゲレンデを横切って馬車道の後半へ繋いでいきます。このローラーコースターから馬車道のコンビが一番面白かったです。何度も何度も繰り返し走りました。

調子に乗って走っていたら、後輪に違和感が・・・。なんとパンクです。先日、法事で実家に戻った時も知らないうちに前輪がパンクしていたんですが、またパンクです。しょうがないので予備のチューブを入れて、サクッとパンク修理完了です。時間がお昼過ぎだったので、昼食にしました。

昼ごはんはケルンの中でラーメンを食べました。普通です。混んでないのでゆっくり座れます。二階のレストランは営業していませんでした。

昼ごはんを食べたあとは、さっきパンクして行けなかったローラーコースターからの馬車道へ向かいます。やっぱりここが楽しいですね。その後はいよいよ上級コースのリトルウィスラーに向かいます。もちろんジャンプは舐めるように、低く低くやり過ごす予定。

上級コースは左右のバーム付きのコーナーや滑らかなウォッシュボードが楽しい前半と、ジャンプが連続する中盤からの組み合わせで、こんなん飛べたらたのしいやろな~と言う感じです。ついついスピードが出てしまうので、一番低いジャンプを通りましたが、前転しそうになりました。本気で焦りました。

やっぱり、ローラーコースターやな、と走り始めたら、なんとまたパンク。幸い、チューブは2個持ってきていたので、即交換しました。Mさんを待たせるのも悪いので、先に行ってもらい、今回はCO2ボンベを使用します。ちなみに携帯ポンプですが、トピークの手動もボンベも使える2WAYのやつです。ボンベが冷えて真っ白になってしまいました。素手で触ると皮膚が張り付いて危険ですね。



それからまた1本下って、再びローラーコースターを快適に駆け下りて、Mさんを待ちます。合流し、さあ走ろうと思ったその時、Mさんから後輪のパンクを指摘されました。おいおいまたパンクでございますですよ・・・。

結局、もう替えのチューブが底をついてしまったので、今日の所はここで終了です。パンクの原因ですが、全てチューブのバルブの根本が裂けるという症状です。これについては原因の調査と対策をしましたので、近日中にアップします。

まあ、いろいろとありましたが、初めてのふじてんのマウンテンバイクコースは、めっちゃ楽しいという事が分かりました。通ってしまいそうです。ちょっと遠いんで、忘れ物と転倒には要注意ですね。ちなみに替えのチューブは26インチのは売ってませんでした。全て27.5インチのでした。時代ですね。

ちなみにプロテクターですが、皆さん厚手のしっかりしたものを装着してる方が多かったです。レースフェイスならアンブッシュとかですね。安心して走れます。普段走るところが里山や、クロスカントリーのレースが多いと、ちょっと躊躇してしまうかもしれません。値段も高いし。でも走ってみたら必要だなと実感しますね。

RACEFACE(レースフェイス) プロテクター AMBUSH ELBOW STEALTH M Mサイズ
 
RaceFace


登りもあるエンデューロの場合は、薄手でゲル入りのパッドがいいかもしれません。 チャージシリーズは薄手ですが付けていないとでは大違いだと思います。特に薮の切り傷や、べダルの引っ掛けで膝が削られるのを防止できます。

RACE FACE(レースフェイス) CHARGE LEG M AA405003 STEALTH M
 
RACE FACE(レースフェイス)

ふじてんはプロテクターが無料で借りれるので、まずは借りてみて安心感を実感してみるのがいいんじゃないでしょうか。コースを走るなら、何も付けないという選択肢は無いかなと個人的には感じてます。Mさんも怪我が擦り傷で済みましたし。 よかったよかった。

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