イギリスゆめだより

日本の外に出ることは自分自身を見つめ直すこと

北欧の旅回顧録9

2007-11-23 09:43:55 | 北欧の旅
写真はエストニアの首都タリンを走る市電でありSOKOS VIRU ホテルの前のロータリーである。先にも書いたようにタリンの市電の停留所はもちろんそれらしきところもあるのだが、降りたらそこは車道だったというところもある。整備されていないと言いたいのではなく、それって何となく好きだ。危ないという見方もあるが、それは降りる方が注意すればいいだけのことである。車と人(歩行者)との共存というのはお互いが自分を主張しあうのではなく、お互いが相手の存在を確認しあうところから始まるのだろう。それから、私が見かけた市電では夕暮れで暗くなっているのに、車内に明かりがついていないというのもあった。防犯上よろしくないという向きのある一方で、無駄なエネルギーは極力使わないという意味では、とても進んだ考え方であると思う。(実際にはどういう理由なのかは不明であるが・・・)

北欧の旅回顧録8

2007-11-20 22:32:53 | 北欧の旅
写真はタリン旧市街の南西、トームペア地区にあるアレクサンドル・ネフスキー教会。ロシア教会で、中に入ってみると至る所にロシア語が・・・。私自身はまったく縁もないが、やはり教会というのはどのようなものであれ落ち着くものである。エストニアを始め、バルト3国は旧ソ連の一部。少なからずその影響を受けている。現在こそ北欧の一部というアイデンティティを築きつつあるようだが・・・何はともあれ外観が非常に美しい教会で、いろんな角度からその姿を楽しんだ。

北欧の旅回顧録7

2007-11-18 10:30:27 | 北欧の旅
タリンの街を歩いていると、いくつかアーモンド売りのスタンドを見ました。ちょうど冷気が肌を刺し、あま~いアーモンドの香ばしい香りが空腹を挑発したので、立ち寄ってみました。40EEK(=400円)で、小さい袋に入った煎ったアーモンドを買いました。味は、黒砂糖(かな?)とシナモンをまぶしてあるような感じで、日本でもよく売ってあるようなものに近かったですが、とてもおいしくいただきました。買ってから売り子のおねえさんに「写真をとるのはタダ?」と聞くと「もちろん!はいポーズとるからかわいく撮ってね!」などと言ったので、記念に1枚撮ってきました。愛嬌たっぷりのお姉さんたちでした。

北欧の旅回顧録6

2007-11-17 00:21:19 | 北欧の旅
写真はホテルのすぐそば、聖オラフ教会の塔から見た、タリン旧市街です。天気はよくなかったですが、同時に高すぎて、しかも展望できるところが狭く、高所恐怖症の私としてはビクビクものでした。ちなみに、塔のてっぺんに至る階段は231段だったと思います。いい運動になりました。教会へは(塔へも)タリンカードで入りました。北欧はこのようなカードが整っていて、とても便利ですね(というか他のヨーロッパの国にもあるかもしれないが・・・これまで知らずに使っていなかっただけかも??)長く見ていても飽きないタリンの旧市街の風景でした!!

北欧の旅回顧録5

2007-11-14 22:53:39 | 北欧の旅
フィンランドを後にして、エストニアの首都タリンへやってきたのは、北欧の旅4日目。フィンランド湾を船で渡った。当初は90分しかかからない高速船での移動の予定であったが、当日は風が強く欠航。結局、3時間かかるフェリーでやってきたのだ。しかし、まさか自分が旧ソ連の国に来るとは全く想像だににしていなかった。実際に訪問したタリンはソ連時代の面影らしきものを多少は残しているものの、雰囲気は北欧と同じようなものだった。経済的にも裕福な国だということだった。そしてタリン旧市街は世界遺産にも登録されているように、中世の町並みがそのままの状態で残っており、どこをカメラに納めても絵になるようなそんな美しい街だった。この町に3日間滞在したが、穏やかな人々と、中世的な雰囲気、そしてどことなく純朴さが残っているところなど、非常に滞在しやすい街であった。次に訪れるときは田舎の方に行ってみたいのと同時に、他のバルトの国々にも訪問してみたいと思った。言葉はまさかエストニア語ができるわけはなく、英語で通したが、十分に事足りた。ヨーロッパの人はやはり英語が上手である。

憂鬱な月曜日

2007-11-12 23:37:15 | その他
月曜日は憂鬱だ。特に楽しいことがあった後の月曜日は最悪だ。北欧旅行の余韻に浸っていると、月曜日に不登校症状が現れる。職場では頭痛が・・・。そんなときには旅の写真を見るのが一番。この写真は夏に行ったスイスのブリエンツ。妻と二人で自転車を借りてサイクリングしたときに撮ったブリエンツの教会とブリエンツ湖である。また行きたいなあスイス~!!

北欧の旅回顧録4

2007-11-12 23:02:30 | 北欧の旅
さて、北欧滞在中の食事についてだが、スーパーで買った惣菜とパンで夕食をすませてみたり、時には朝食をたっぷり食べて、昼は果物ですませるとか・・・旅の最中にはあまり食べ物にはこだわらないことが多いが、中には市場に進入し、そこでうまそうなものを見つけて食べたこともあった。写真のサーモンパン(実際には何といわれているか分からないが・・・)はヘルシンキのマーケット広場近くの屋内市場で売られていたものだ。記憶が正しければ、これ1個で5.5ユーロ。まあ、上にキャビアが乗っかっているから高いのであろう(?)。しかし、一見薄そうに見えるサーモンだが、これが結構厚い。1個ようやく食べきったという感じだった。このような食事も楽しいものだ!!

日曜午後のひととき

2007-11-11 13:30:14 | その他
さて、北欧の旅特集が続いたが、ちょっと一息。日曜午後。妻は仕事だ。なかなか休日があわない。私は家で留守番。こういうときは洗濯、掃除など少し家事をする。そして午後。あっという間に日曜午後は過ぎていく。今日は北欧で買ってきたコーヒーでも入れながら新聞でも読もうかな~?休みの日のコーヒーの香り。いいねえ~。あと楽しみはたまにある「旅番組」。もう少し格調高いものを求めてはいるものの、ないよりはまし。でも今日はなさそう・・・

しかたない。のんびり昼寝でもして過ごすか~。おっと!まだ昼飯食ってない!今日は豚キムチでも作ろうかな。

そんな日曜午後のひととき

北欧の旅回顧録3

2007-11-11 10:49:19 | 北欧の旅
ヘルシンキの市内観光の移動手段としては徒歩か路面電車が便利である。特に路面電車3号線は環状線であり、約1時間で市内を一周するので、いい時間つぶしにもなるし、何がどこにあるのかを観光の最初に知っておくためには便利な交通手段である。私もこれを使って市内を一周した。特にどこかに降りて・・・ということはしなかったが、人々の生活をかいま見ることができて、快適な時間を過ごすことができる。乗車チケットとしてはヘルシンキカード(路面電車、バス乗り放題、博物館などへのフリーパス)を買っていたので、いちいち買う必要がなかった。時に社内に検札員が来るようだが、私はついにぞ会わなかった(ということはチケット持たずにでも乗れたということ・・・しかし、そんなズルイことはしない)。どこの国に行っても路面電車が走っている場所というのは情緒あふれる場所である。この後行く、エストニアのタリンにも路面電車が走っていたし、スウェーデンのストックホルムも観光シーズンには走るようだ。写真はヘルシンキ大聖堂へ向かうかのように(実際は向かわないが)走る3T線(写っていないが右側がマーケット広場で、シーズンには市が立つ。このときは少なかったが・・・)。