イギリスゆめだより

日本の外に出ることは自分自身を見つめ直すこと

シャンソン・マイラブ!

2006-04-05 22:54:46 | その他
今日はひさびさにカラオケに行ってきた。妻と二人で。何の気兼ねもなく歌えるので、スッキリする。実は先日、出張先でかつての同僚に会ったのだが、その人が「どう?最近シャンソン歌ってるの?」と聞いてきた。「何?シャンソン?」久方ぶりに聞いたその「ことば」の響きが何とも新鮮で、私の中にしばらくの間封印されていたあの情熱を再びよみがえらせてしまったのであった。そう、人生の愛と日々の喜怒哀楽を、美しいメロディと「明晰な」フランス語(有名なフランス語の言葉に「明晰でないものはフランス語(的)ではない(Ce qui n'est pas clair n'est pas francais)」というのがある。・・・余談)で歌い上げるシャンソンは私の青春そのものなのだ。しかし、ここ数年その魅力をすっかり忘れてしまっていた。しかし、偶然の出会いが再び、私をシャンソンと出会わせてくれたのだ!やはりシャンソンは我が人生なのだ!!・・・なんてね・・・で、カラオケの話に戻るが、歌いましたよ、シャンソンを。でも、多くが日本語の歌詞のもので、あまり歌えるものがなかったのですが。それでも「サクランボの実る頃」「愛の讃歌」「ブルージーンズと革ジャンパー」「L'aquoiboniste」(=アクワボンってやつ)などを歌い上げました。特に「愛の讃歌」は私の十八番であり、歌い終わる頃には涙が出るほど情熱的な歌です。(越路吹雪の日本語バージョンの好きですが、ピアフのフランス語バージョンの方がもっと熱烈な内容なのです。)よし今年度は再びシャンソンを復活させよう・・・と快感に浸りながらそう思ったのでした。

春は心機一転

2006-04-04 00:06:00 | その他
あっという間に4月である。日本では4月といえば、「新しい何かの始まり」を予感させる、何かわくわくした季節。とともに新しい環境が生まれることでストレスになったりする時期でもある。かつては暗くて寒い冬が結構好きだったが、今年の冬は「鬱」が頻繁に訪れ、しかもおそらく肩こりから来る偏頭痛に襲われ大変な数ヶ月であった。気分が滅入ったのだ。今考えると、その最大の原因は「冷え」なのかもしれない。冬が好きなころは、結構寒い気候も平気だったのだが、近年「冷え性」とまで行かないまでも、「冷え」を感じるようになったのだ。年のせいか?で、4月。その「冷え」の季節がようやく終わった。最近は結構気分がよい。青空は最高である。何か新たなことに挑戦したいと少しずつだが思えるようになってきた。それからもうひとつ、最近の関心ごとは、ファッションセンス。若いころは、まあ何を着てても、「中身が無いとね・・・フン」と思っていたのだが、最近やはりこれも年のせいか?ファッションを考えるようになった。とりあえずは仕事着であるスーツ。ロンドンであるブランドもののスーツを買って以来、そのブランドに結構魅力を感じるようになった。(贅沢は贅沢を生みますよ、みなさん、贅沢しないようにね!)それはAQUASCUTUMだ。これは、体型がややぽっちゃりしてきた私を何と「スマート」に見せてくれるのだ。で、一着じゃ何だから、先日妻に勧められ、高価だがもう一着買おうということになった。とある高級デパートに行き、AQUASCUTUMのスーツをもう一着購入したのだ。BURBERRYやPAUL SMITH(これは若者向き!)も試着してみたのだが、やはり私にはAQUASCUTUMがぴったりだった。まさに「水(=AQUA)」のように・・・というわけで、もはや国産のスーツを買えなくなってしまった。次回は本場ロンドンでまたAQUASCUTUMに手を出していることだろう。というわけで、4月。しばらくはAQUASCUTUMに身を包まれて、仕事にやる気をだしてみるかあと思う今日この頃である。