イギリスゆめだより

日本の外に出ることは自分自身を見つめ直すこと

北欧の旅回顧録5

2007-11-14 22:53:39 | 北欧の旅
フィンランドを後にして、エストニアの首都タリンへやってきたのは、北欧の旅4日目。フィンランド湾を船で渡った。当初は90分しかかからない高速船での移動の予定であったが、当日は風が強く欠航。結局、3時間かかるフェリーでやってきたのだ。しかし、まさか自分が旧ソ連の国に来るとは全く想像だににしていなかった。実際に訪問したタリンはソ連時代の面影らしきものを多少は残しているものの、雰囲気は北欧と同じようなものだった。経済的にも裕福な国だということだった。そしてタリン旧市街は世界遺産にも登録されているように、中世の町並みがそのままの状態で残っており、どこをカメラに納めても絵になるようなそんな美しい街だった。この町に3日間滞在したが、穏やかな人々と、中世的な雰囲気、そしてどことなく純朴さが残っているところなど、非常に滞在しやすい街であった。次に訪れるときは田舎の方に行ってみたいのと同時に、他のバルトの国々にも訪問してみたいと思った。言葉はまさかエストニア語ができるわけはなく、英語で通したが、十分に事足りた。ヨーロッパの人はやはり英語が上手である。