( leave things ) up in the air

30代後半・既婚・ゲイ。仕事も家庭も人生も全てが中途半端な僕のろくでなしな日々。

Kさんの悩み

2007-01-24 | Weblog
Mさんと話した内容。
それはKさんの悩みだった。

Kさんは僕が既婚者であることに
やはり抵抗があるらしい。
「好きなんだけれど、不毛」
なんだそうだ。
「とても好きだし、気も会うし、いい奴だからそばにいたいなって思うし。でも100%自分のものにならない。それがときどきすごく空しくなる。」
ああ・・。
「セックスしてるときなんかこれ以上の奴はいないって思えるくらい。ケツにぶちこんだまま死んでもいいってくらいなんだよって。」
そんなことも話してるの?
「でも帰るところは自分のとこじゃないし、ときどきメタくそにしてやりたくなって、縛り上げていたぶったりするんだけれどって。」
おいおい、余計なこと言い過ぎじゃないか・・。
「でもそのときの表情がまたそそるから、自分からやめるとも言えないしって。」
ああ、なんてこと・・・。
「まさるが既婚者じゃなければなぁって。」
・・・それはなぁ・・・
「別れさせ屋でも雇おうかって。」
え~!待ってよ。
「意外とあいつ依頼心強いし、さみしがりやだよ?ほっとくと他の奴にふらっと行っちゃうかもよ?」
・・・
「俺、引き受けてもいいよ。今でもあいつのこと好きだし。」
なんでKさんと別れちゃったの?
「他にすきなひとができたって。君のことだよ。」
えっ・・・。
「そんで泣く泣く分かれてやったってわけ。」
・・・うそでしょ・・?
「うん、嘘。セックスの相性が悪くって。お互いすごく好きなのにね。だからお互いもっといい相手を見つけようってね。」
じゃぁ・・・
「そう、きっと君と僕も相性いいかもね、フフ。」
フフじゃないよ、全く。
「まさるも家庭捨てるつもりないんだったらKにしっかり説明したほうがいいよ。手遅れにならないうちに。」
・・・そうだね。

やっぱり躓くところはそこだったか。
うすうす感じていた。
やっぱり既婚だと難しいのかな。
なんとなくKさんの気持ちを重く感じる。
いけないのは僕なのに・・・。