( leave things ) up in the air

30代後半・既婚・ゲイ。仕事も家庭も人生も全てが中途半端な僕のろくでなしな日々。

高校生の時

2005-04-27 | Weblog
高校は男子校だった。
いかにもなにか起きそうな気がするが、これといってなかった。
一度だけそれっぽい雰囲気の状況になったが、自分にとってはなんてことないものだったので触れない。
この頃、すごく自分の身体がコンプレックスになっていた。
まわりはみんなどんどんたくましく、男らしくなっていくのに自分は相変わらず華奢なままで、スネ毛が生えたり、背が伸びたりってことはあったけど、運動も苦手だったのでぱっと見、女の子と間違えられることも多かったのもいやだった。
同級生で端正な顔立ちのC君とスポーツ万能のD君がいた。2人とも僕には持ち得ない資質を持っているのでうらやましくて仕方がなかった。授業中、よく2人を見ては、なんで同じ男なのにこんなに違うんだろうと考えることが多かった。
で、水泳の授業のときにC君の身体を見て、びっくりした。特に運動部に入ってるわけでもないC君は筋骨隆々だったからだ。その日からC君は僕のアイドル(のようなもの)になった(と思う、今にしてみれば)。C君みたいになりたいなぁと思うようになった。
と言っても受験勉強で忙しい高校時代、特にアクションを起こすこともなく、C君ともごく普通のクラスメートとして過ごした。

大学になって就職間際に一度だけ同窓会があり、C君にも会ったが、なんか高校時代に感じていたものはすっかりなくなってしまい、すこし拍子抜けだったという思い出がある。