2017年5月3日 GW真っ只中 42年ぶりにマイ ファースト オーシャンに行ってきた。
親父は仕事人間の遊び人で家族サービスのような事はほとんどしない人だった、会社の社員を連れて遊びに行ったり
夜は遅くまで遊んで帰ってくるような人だった。
そんな親父が家族だけを初めて連れて行った海が沼津市の奥地にある戸田(へだ)の御浜海水浴場だった。
小学校5年の時だったと思う。
記憶に残ってないが、沼津駅からバスでかなりかかったと思う、親父は免許を持っていなかった。教習所に2回行って
2回とも教官と喧嘩して止めてしまったのだ。
親父はこのビーチに何度か来たことが有ったのだろう。良く知っていた。
素晴らしいビーチである、今でも伊豆半島の穴場的スポットの様だし、U字型の岬に守られ波も来ないし水も綺麗だ。
夏場になると今はこんな感じらしい
最初はこの辺で泳いだりシュノーケリング練習なんかしてたと思う。
そのうちどんどん左の岬の方まで連れて行ってくれて急に俺に聞いた「ここから岸まで一緒に泳ぐか?」
(今ならライフガードが絶対やらしてくれないだろう)
この頃にはスイミングを習っていたのでプールで500m位は泳げていたけど海は初めてだったが
やってみたかったので迷わず「うん」と言った。親父はどう思ったのかな?
今回ここに来たかったのは実際にどのくらい泳いだのか今の目で確認したかったのだ、それがこんな感じ
ここの海はどん深でここで水深4mは有る。
これは以前はなかった堤防の上から岸をとったもので泳ぎ始めたのはもっと後ろからである。
やはり500m近くはありそうだった。
あの時は一大決心で「うん」と言ったが小学校5年ではもっともっと遠くに見えてた。初めてのチャレンジだった。
そして2人で泳ぎだした 俺は必死で長い時間泳ぎ続けた。きっと親父は近くで見守っていてくれたのだろう。
何十分泳いだのだろうとにかく岸まで泳ぎ着いた。足はガクガクになっていたが何というか「やった」という
達成感と自信に満ち溢れてた。親父も褒めてくれた。この時に海が大好きになった。
この出来事が無ければこれほどサーフィンにのめり込む事はなかったろうし、世界各地に行くことも無かったろうな。
それからは親父も安心したのだろう、大きな隠れ岩の有るシュノーケリングポイントを教えてくれた。
嘘みたいな透明度の海の下には色とりどりの熱帯魚などが泳いでいて水族館のようだった。
裏の岩場で釣りも教えてくれた、結構な大きさのブダイを釣ったのを覚えている。
顔を上げるとでっかい富士山が見守ってくれてた
湾内は緑の大自然に囲まれてた
沼津市戸田御浜海水浴場 おすすめです! マイ ファースト オーシャン
白浜に寄ったのだが、ここは綺麗さは変わらないけど波が有った、そしてボディサーフィンやショアブレイクで巻かれる遊びをひたすらやってた、最後に海底に顔面を思いっ切りぶつけて巻かれる怖さも解らされた。
お父さんセンスよかったんだね。マサ4のサーフィンはこの時から始まったんだね。良い思い出だほんとに\(^o^)/。