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血漿交換

2016-09-13 | 波情報

翌朝、生きていた。

 

血漿も間もなく届くらしい、ちなみに1本500ml5万円、これを1日5本1週間続けて血液を浄化する。

間もなく準備ができたので透析室へ歩いて向かう、死にそうな割には体力は残っているのだ。

前日に鼠蹊部につけた血液の循環ポンプに接続、アレルギー反応が出る可能性が有るのでゆっくり

進めてゆく、どうやらここの医者も看護師も初体験のようだ。

 

血がポンプを通り体から抜き出され、ろ過され血漿と混ざりまた体内に戻ってくる、痛みはないが暫くすると顔に

かゆみが出てきた、蕁麻疹らしい。やはり他人の物を使っているので拒否反応が出るようだ、交換の

スピードを弱める。やっと終わった一回目は3時間立っていた。

 

その後、すぐ血液検査。結果は少し快方に向かっていた!肝臓が動き出したのだ、山は越えたと先生は言ってくれた

もし病院に行かなかったり、町病院だったら今晩には亡くなっていただろうとの事、ひとまず良かった!

 

これを1週間続けたところ、血液の数値は大分良くなっていた、体のだるさもないし、食事もとれるようになった。

後は安静にして、数値が戻ったら、別の病院へ転院するらしい。

 

 


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