地球上の小さな日記

繰り返す毎日の中に埋もれてゆく小さく些細な記憶達を、忘れないように書いてます。だから・・・

北関東旅行記3

2010年04月07日 20時20分22秒 | 旅行
 
 月夜野びーどろパークからロックハート城へ向かう道中にも、桜は見当たらない。桜と思しき木は有るけれど、花が咲いていないのだ。それどころか蕾も色付いていないではないか。神奈川では満開だというのに、こんなに違うものなのか。ガクゼンである。桜前線はどの辺で止まっているのだろうか?
 そんな事を考えながら運転していると、ある時、対向車線のダンプカーと一緒に1センチくらいの小石がこちらに飛んでくるのが見えた。オレはそれを避けようと反射的に体をひらりと動かしたが、車は避けられるはずもない。バチーン!!というかなりの衝撃音とともに、フロントガラスに当たってしまった。当然石の形の傷がついてしまったけれど、割れなくてよかった。本当にアレはビックリした。石が飛んできたことよりもその音に。

 13時、大理石村ロックハート城に到着。
そろそろ腹が減ってきたので、そのまま車の中で家から持ってきたゆで卵を二つ食べた。どうやら宿の近くにおいしいカレー屋があるらしいので、そこまでは我慢、我慢。



 入口で入場券を買って中に入ると、中世ヨーロッパの雰囲気でいっぱいだった。落ち着くというか何と言うか、実に心地が良い雰囲気。





 庭園にはここで撮ったと思われるたくさんの芸能人の写真が飾られていた。どうやらよくドラマのロケなどで使われるらしいのだ。へぇ。なるほどね。ちょっと納得。



 ハートロック城の中はいろいろな資料や物が展示されているスペースと、おみやげが売られているスペースに分かれていた。フムフムと展示物を見物して映画の中のような階段で二階に上がろうとしたら、何と、新郎新婦らしき格好をした二人が階段で写真を撮っていた。ここで式を挙げたばかりのカップルらしい。そう。ここで結婚式を挙げる人もいるのだ。



 さっき出た太陽はどこへ?震えながら車に戻る。さっき食べようと思っていたカレーの店にランドママが電話をしてみたら、今は季節的にテラス席が容易出来ていないのだと。テラス席がないということは、ランドは入れないということ。ウ~ム。残念。カレーは諦めるしかない。そこで白羽の矢を立てたのが「チェレステ」というドッグカフェ。電話をしてみるとやってますというので、そこを目指して出発したのだった。時計は、14時45分。

 カーナビに住所を入力して目的地を設定したのだが、近くに来ても全く見当たらない。ものすごく細い道に入って探してもダメ。大通り沿いにもナシ。コレは一体どういうことだと、コンビニに車を停めてもう一度住所を入力してみたけれど、同じ場所を示すだけ。う~ん。こんなことなら途中に有った「すき屋」にすればよかった。でも、ここまで来たらもう意地だ。見つけるしかないだろう。携帯のホームページから引っ張ってきたわかりにくい地図を頼りに、何も無さそうな細い路地に入って、グルグル回っていると、有った、有った!!コレはわからないよ。

 15時半~16時15分、チェレステでようやく昼飯。



 野菜だらけのヘルシーパスタを注文。苦労して見つけた甲斐が有った。とてもうまかった。さぁ、一日目の観光はこれにて終了だ。宿に向かうとしよう。
 ナビによると、高速道路を使えば30分で着くらしい。一般道では45分。そんなの一般道でいくしかないだろう。急いでも仕方が無い。こういう旅では一般道の方が味が有るとうそぶいて、チェレステを後にしたのだった。ところが、45分で着くというのは大嘘だった・・・。
 
 17時10分、まだまだ冬の雰囲気残る、みなかみ温泉「だいこく館」に到着。

つづく。