ナースコール

病院のベッドの枕元にブザーのスイッチが置かれる。
「なにか変わったことがあったら呼んでください」
最初は点滴が終わりそうなとき、押そうかやめようか迷う。
看護婦さんが時間計ってるはずだからもうすぐ来るんじゃねぇかと。
こっちに向かってるのに押しちゃまずんじゃねぇかと。

それでも点滴が空になって空気が降りてくると心配になる。
血管に空気入ったらまずいんじゃねぇかと。
でも、空気は入らないようになってるのかもしれないしと。

そんで恐る恐る勇気を振り絞ってボタンを押す。
「どうしました？」
とスピーカーから声が聞こえれば良し。
「点滴終わったでしょ、今行きます」
と言われた日にゃ・・・「知ってたのにいらねぇことしやがって」と聞こえる。

ってそんな話じゃなくて。
「ナースコール」って、看護婦＝ナース　でしょ？
最近は男性もいるんで「看護師」だよね？
看護師もナースなの？
「看護師」で翻訳してみると「ナーシングマスター」となるところと「ナース」と
なるところがある。
まぁいずれ看護婦も看護師も「ナース」と呼ぶということなら「ナースコール」
でも問題ないんだろうけど。

看護学校で卒業のときに「戴帽式」ってやるんでしょ？
これから社会のために立派に看護勤めますって。
よくTVのニュースでやってるよね？
あれは看護婦さんが頭に乗っけてる三角巾の四角いやつ（言い方おかしいなｗ）
をもらう儀式？ロウソク持って。
あれを男性もやるの？

どうも男性看護師に普通体系って少ない気がして。
ずんぐりむっくりだったり、異常に小柄か異常に背が高かったり。
あの帽子が似合いそうなやつ見たことないし。

いずれ本来女性の職場だったところへ進出した男性。
かなりかわいがられてるやつと、ぼろくそに言われてるやつが極端で。
俺がナースコールしたときはがんばってる君が来いよと。
ぼろくそに言われててもがんばってる姿を俺は見てるよと。