幹事さんのひとりごと

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笹の葉さらさら

2010年07月07日 | 歌は世につれ
”たなばたさま”

ささの葉さらさら
のきばにゆれる
お星さまきらきら
きんぎんすなご

五しきのたんざく
わたしがかいた
お星さまきらきら
空からみてる


7月7日は七夕。
東北地方じゃ8月だけどね。
7月は梅雨の時期で星が見えないことが多いから8月に行われるってことらしいけど。

中国の伝説。
牽牛という牛飼いの若者と織姫というはたおりの娘が恋に落ち結婚。
仕事もしなくなったことに怒った天の神様がふたりを天の川の東と西に分けてしまった。
そして1年に1度、7月7日に会うことを許した。
それが織姫と彦星の伝説。

そしてこの「たなばたさま」という歌。
歌詞の意味がよくわからなくて。

「笹の葉さらさら」とは。
お茶漬けさらさらはずるずるお茶漬けをすする様子だろうけど・・・
川を流れる笹舟を想像してたんだけど、「のきばにゆれる」となってる。
「のきば」とは「軒端」で軒下のことなんだね。
笹の葉に願い事を書いて軒下につるすという様子なんだな。

そもそも、その風習。
昔は梶の葉に句をしたため、恋文として贈ったという。
梶の葉が一般的じゃなかったので、笹の葉に書くようになったと。
それが中国の風習と一緒になって、「5色の短冊」となったと。
赤、白、黒、黄、青が5色として用いられるんだそうな。

「きんぎんすなご」とは、「金銀砂子」。
蒔絵などに施される金箔や銀箔の粉のこと。
お星様がきらきら輝いて金銀の粉のようだってことだね。

笹舟に乗って天の川から幸せがやってくるというロマン。
いろんな風習が組み合わさって。
夢となってそれもまたよし。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっぱり (るーと356)
2010-07-07 09:46:42
旧暦でやるのがいいのでしょう。
関東は今日も涙雨です
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旧暦ね (幹事)
2010-07-08 08:31:49
東北だから旧暦というのもおかしいけどね。
そんな決まりがあるわけでもないだろうけど。
そんじゃ福島が境目ってことだろうか。
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