声量が大事？

ひさしぶりにミュージカルを見てきました。
「ミスサイゴン」です。
いやあ、内容が重かったです。
私たちのようなアジア人と
アメリカ人とでは感じかたが違うだろうなあ。

残念ながら一番聞きたかった配役では
なかったんですが、演出のすばらしさや
出演者のみなさんの熱意を感じることができました。

でもＣ念さんは、高音を頑張って出している感じがして
ちょっぴり残念でした。
もともと線が細い声なので、繊細な表現が得意みたい。

帰りに近くのおじさんが
「声量がないなあ」といってましたが、
「声が大きければいいってもんでもないでしょ！！」
と思わず突っ込みたくなりました。

セリフの合間に歌うというのではなく
劇全体を音楽にのせて演じるという舞台でした。

Ｉ村さんはおどけながら自由自在に歌って演じてました。
さすがです。
元劇団Ｓ季のＫ村さんの声がやわらかくて素敵でした。

日本のミュージカルも次々に新しい人材が登場している
ようで、すそ野が広がっている感じがします。

テレビ塔をみながら余韻に浸ってました。